カテゴリ:コーヒー
アフリカ大陸ではほとんどの国でコーヒーを栽培していますが、エチオピア・タンザニア・ケニア以外の国ではロブスタ種が中心となっています。
エチオピアは、コーヒー発祥の地と言われており、栽培も盛んで、カーファ地方はコーヒーの名前の由来になったと言われています。 独特の香りと、酸味が強いのが特徴。 「エチオピア イルガチェフェ」 「エチオピア シダモ」 「モカ・ハラー」 タンザニアは、アフリカを代表する銘柄、「キリマンジャロ」の生産地。 強い香りと濃厚なコクを持つ「キリマンジャロ」は、ミルクや砂糖を入れても風味を損なわれないので、炒り方、淹れ方次第で幅広く楽しむことができます。 「キリマンジャロ スペシャル AA」 「キリマンジャロ キボー スリンガエステート」 ケニアは、赤道直下にある、1000~2500mの地帯。 良質で独特の香りとコクがあると定評がある。 「ケニア」 イエメン共和国は、アラビア半島南西端の国。世界的に有名な「モカ」の産地としても知られています。 独特な香りと、甘味を含むコクがモカファンを魅了しています。 「モカ・マタリ」 「モカ・ハラー」と「モカ・マタリ」二つの「モカ」が出てきましたが、先にも書いたとおり、「モカ・ハラー」がエチオピアで、「モカ・マタリ」がイエメン共和国で生産されています。 これには訳があって、紅海を挟んで向かい合う両国で栽培されていたコーヒーを出荷する際に、イエメン共和国にある「モカ港」という港から出荷されていたために、この名前が付きました。 エチオピアの豆もイエメン共和国のモカ港から出荷されていたんですね。 厳密に言うと、エチオピア東部のハラー近郊で生産されたものを「モカ・ハラー」 イエメン共和国のバニー・マタル地方で生産されたものを「モカ・マタリ」と言います。 しかし、歴史上有名な「モカ」はエチオピア産のものを指します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/10/12 07:39:49 AM
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