満腹亭おかわり

[[外食：洋食]] カテゴリの記事

全90件 (90件中 51-90件目)

< 1 2

• 

  バー・レストランで日曜の夜をのんびりと・・・

  日曜の夜は食べに出るところが割合と限定されてくる。街場のレストランはもちろん営業しておるのやが、飲み屋街周りのお店は軒並みお休み。特に魚関係は市場も閉まっておるので、なかなか思うよ～には食べられない。今日の店は、飲み屋街のそばでありながら、日曜営業なのがウレシイ。昔々、知り合いのビストロでホール（客席係）をやっておった女の子がおりました。まじめなくせにポコッと抜けたところが愛嬌で、みんなに可愛がられておったとさ。で、そのコが、この町を出ていくつか店を移り、あんなに勉強キライやったのにソムリエールになり、再びこの町でパブ・レストランのコックをやり始めました。修行の甲斐あって料理の腕もレパートリーも充分。いずれは自分で店をやりたい・・と常々言うておった彼女は、パブ・レストランの２階のバーテンダー氏と恋に落ち、目出度く結婚と自分の店・・っちゅ～２つのユメをいっぺんにかなえるコトができたのでした・・となん語り伝えたるとや．．．^ ^；) 温野菜：ただの野菜の盛り合わせに見えるでしょ？（事実そうなんやけど．．．^ ^；)これが意外と美味しいのよ。塩加減のウデ上げたな～～、彼女。ここのお店は、いわばバー・レストランでね。ソムリエール兼任で彼女がコック。４テーブルあります。ダンナの受け持ちはバーカウンター。25時くらいまではいつも開けておるんで、ちょっと食べたい＆飲みたい・・とゆ～客にウケちょる模様。大根のステーキ：こんなんが出てくるとは思わんかった。海老とね、なんかの餡かけ。美味しかったよ。カキフライ：夜中の１時に、こ～ゆ～ご飯モノが食えるトコあると結構重宝するのよ。ステーキ：カリッと揚げたガルニに埋まって出てきたよ。イカの麹漬と千枚漬。まるでピクルスを挟み込むよ～な出し方で漬物が出てくるよ。楽しい。剣先イカの麹漬け：久々に相当酸っぱい千枚漬け食べたわ。口を変えるにはちょ～ど良かった。ペペロンチーナ：ね、こゆの夜食で食べたなる時あるでしょ？これまでは大抵ラーメンかうどんかお茶漬けしかなかった。リエット：ま、ペーストやね。途中見せてもろ～た黄色ニンジン：有機栽培の農家と年間契約していろいろ作ってもろ～とるんやって・・・。

  2006.01.29

  コメント(2)

• 

  ホテルの宴会場で食べれば、こんなモンかな・・・

  さる団体の年初の寄り合いがあった。300名弱集まっておる会やし、そないにふんだんに予算使えるワケでもないので、まぁ料理に期待するのはヤメとこう・・・前菜なんかは、品種減らしても少し素材に金かけてみた方が、ポテルの営業効果も見込めるんちゃうかなぁ？う～～ん。要は、サワークリームとソースの味で食べさせてしまおう・・っちゅ～皿やな．．．^ ^；)予算が無い時に、ボリューム持たせて一応食事は済ませた・・とゆ～格好をつけるにはバラ寿司は効果的。お造りに金かける余裕無いやろし・・・アニョ（仔羊肉）の香草焼き：ジンギスカンでバリバリ焼ききってしまうのならともかくとして、仔羊肉は、独特の風味をプラス方向に活かすためには、微妙な火加減と香辛料・塩の加減が要ります。しかも、席に出すタイミングもキッチリ管理してないと、温度で肉の風味が相当変わる。あまり300人の宴会向けのメニューやないと思うねやがなぁ。教科書に書いてあるよ～なロゼ色には仕上がってますが、食べてみれば、 こちらのアニョ とは相当の違いが出てしまう。　　※ちなみに、「こちらのアニョ」を食べたのは ココ 　　　身びいきをさっぴいても、料理のウデはエエよ。　　　他のメニューも見てみてみてみ．．．^ ^；)　　　・・さて、課題であったホールはどんな具合にな　　　ったかな？　　　ボチボチ再訪してみよかな。天婦羅そば：結局コレが一番まだマシやったよなぁ・・とか言われるハメになってしまうのよ。それとても、エビと山菜の豪華さのおかげで、上に乗せるネタが同じなら、スグそこの 駅の名物立ち食いソバ の方が美味いよ～に思えるのはワタシだけ？

  2006.01.11

  コメント(0)

• 

  鴨コンフィ、牡蠣のエスカルゴバター焼き、牛バラ肉煮込み、ポトフ（テール）、鴨ロースト・・

  知人が一人でご飯食べるハメになったらしく、お誘いの声がかかる。待ち合わせは例によってのビストロで・・アミューズ（付きだし）代わりに出してくれたのが、クリームコロッケ。小ぶりやし、塩も強めで充分役割は果たしちょるね。ポトフ（洋風、牛肉と野菜の煮込み）：テールも充分煮込んでポロッと肉がはがれてきちょる。見た目は肉の入った「おでん」みたにも見えるかな？実はここのビストロではポトフを出す季節になると、こ～ゆ～のを引っ張り出してきて使うちょる。これこれ。ほれほれ。洒落たワインセラーの前に鎮座ましましとるでしょ？へへへ。ど～見ても「おでん」でしょ。そらそ～や、これまさしく「おでん器」やもん．．．^ ^；)スープも濁らせずに温かぁ～にして店に出すには、コレが一番なんやて。サスガ日本人の智恵やね。ひょっとしたらパリへ持ち込んだらフレンチ・シェフの連中も面白がって使うかもしれんな．．．^ ^；)牛バラ肉のワイン煮込み：元々は「牛バラ肉とタンのワイン煮込み」っちゅ～メニューやったんやけどね、BSE騒ぎでUSAビーフ禁輸に伴い、オージーも和牛も、タンが軒並み高騰しとるのよ。ほんで、同じ値段ではとうてい出せんのでバラ肉だけのメニューとなりました。牡蠣のブルゴーニュ風：これね、おんなじよ～な仕上げでエスカルゴはよ～やるのよ。結構クセの強い貝類には応用効くで。鴨のコンフィ：いわば油煮やからなぁ、コンフィは。上手いこといくと、皮がバリッとして身ぃが骨からポロッとはがれてくんねん。鴨のロースト：この日のワインはね、グラスで白もろ～たあとは、この３本。美味しかったよ。これは、この日は飲まんかったけど、日本酒の燗酒を出せるよ～に特別に焼いてもろ～たワイン瓶仕立ての特製お銚子。DRCやらペトリュース風なのが楽しいなぁ。（いつもは日本酒置いてないよ。ちょとスペシャルのお客さん　が来店した時に面白がって作ったんやって。）

  2006.01.09

  コメント(0)

• 

  フロマージュたっぷり持ち込んでイタリア料理店で宴会。

  例の年末15日にオープンしたイタリア料理店。開店祝いも兼ねて、仲間うちの忘年会をやらせてもろ～た。そこそこの人数になるんやったら貸切でエエよ・・とゆ～コトやったんで、メニューも予算に合わせてスペシャルで組んでもらう。わがままついでに、Fromage（チーズ）もこちらでセレクトして持ち込みすることに・・（常備のチーズでは面白ないし、かとゆ～て、別注で取り寄　せさせてロスが出ては申し訳ない。　生モンやし結構値が張るからな～フレッシュチーズは。近　隣のレストランでチーズ好きのシェフもおるんやけれど、安　定してハケる目処が立たんと、なかなか仕入れられへん。　せめてこ～ゆ～機会に皆にチーズに接してもろ～て、近隣　のチーズ好き人口を上げていくよ～にせんとね・・）東京の知り合いの店で久々の大量発注。こ～ゆ～大人数の時の買い物ゆ～て楽しいなぁ。あれもこれも買えるわぁ。マンステールのフェルミエ：以前にマンステール・グラタン作ったり、知り合いのビストロに持ち込んで食べたりしておったのがこれ。これもマンステールなんやけど、こちらは熟成前にチーズを洗う際に、塩水やなしにゲベルツっちゅ～地元産白ワインで洗うとる。そ～ゆ～トコで風味に差が出るのよね。丸い木皮のケースに入っておるのが、左：エポワス、右：ヴァシュラン・モン・ドール。ウォッシュ系としては代表格の２品。手前に３角に切ってあるのは、さっきのマンステール２種。 こっちはブルーチーズよ。フルムダンベール、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ、スティルトン。さぁ、宴会開始！マグロのカルパッチョ：海鮮のマリネ：海老のフリットとトマト：スパゲティ・カルボナーラ：鯛のソテー：三元豚のサラダ仕立て：ウォッシュチーズ４品。ブルーチーズ４品。多分、以前の残りのロックフォール・カルルも加えたと思う。

  2005.12.26

  コメント(0)

• 

  ビストロ・フレンチでのんびりご飯。

  Ｘｍａｓメニューやの～てもエエで・・と言われたこともあって、ウチにしては珍しくこの時季にビストロへ・・（Ｘｍａｓ固定メニュー嫌さに、毎年この前後は和食か中華　ばっかり食うてるねん） 店内は、こんな感じ。肩の凝らへんオープンキッチンの店よ。ポトフ：味がよ～沁みてなかなか美味しいのよ。スープを濁らさずに作り置きしとくのにベストな器っちゅ～のがあってね。それがなんと、みんなお馴染み「おでん用のステンレス・バット」唯一の難点は、フレンチ・ビストロのお店やのに、　「お！おでんも始めたんか。温まりそ～やの～～。　　チクワと大根もらおか・・」・・ゆ～て言われてしまうこと．．．^ ^；)ベーコン：このメニュー、実は播州ハムの美味しいベーコンが手に入ったところから生まれてきたのよ。タラ：綺麗に臭みを消して、身ぃがコロッとして美味しかった。牛バラ肉の赤ワイン煮込み：ちょと前までは「バラ肉とタンの赤ワイン煮込み」っちゅ～メニューやったんやけどね、ＵＳＡビーフの輸入が止まってから、和牛も含めてタンの値段が高騰。とても合わんコストになってしも～ちょるのよ。時々入荷しておった黒田之庄黒毛和牛の美味しいタンがあったんやけどな～～。クレピネット：網脂でくるんだハンバーグ。そろえておるワインの多様性、飲み頃のヴィンテージ選択からゆ～て、近隣では文句なくズ抜けたレベルなのがこの店。ここに迫るのは Vin-Ya くらいかな？Vin-Ya のマスターも以前ここの店におったしね。 もちろん、ビッグネーム・ワインも空いてるよ。しかし、それを競うだけの店やったら、そこいらへんにナンボでもあるし、金のあるもん勝ちになるだけや。楽しみ方っちゅ～のは、そこだけとちょとちゃう、もっとセンス勝負みたいなトコあるやん？

  2005.12.21

  コメント(0)

• 

  ローストポーク、鴨ズリ、三元豚ソテー、ワタリ蟹パスタ、パスタ・カルボナーラ、地鶏、アニョ（仔羊）・・

  オープンしたてのイタリア料理店に知り合いを案内して３人で食べに行ってきた。店の中を覗くと、黒板が左側の壁上部にかかって折るのが見えるでしょ？これがその黒板。メニューボードなんです。もうちょっと上げといたら？とゆ～周囲の忠告も聞かず、結構お安いお値段を設定してしも～ちょりますねん．．．^ ^；)ローストポークのサラダ：￥８００－結構なボリュームのサラダやなぁ・・こんなよ～け出しよったら、みんなお腹が張ってしもて、注文する皿がひとつ減ってまいそ～や。客単価を上げる工夫もしとけよ．．．^ ^；)フランス産鴨ずりのソテー、フォアグラとオレンジ添え：￥１，２００－ホタテのソテー、フレッシュトマトソース：￥８００－野菜たっぷりのミネストローネ：￥５００－しっかり野菜の味が出たミネストローネでした。美味しい。「パン」とパンにつける「オリーブオイル＋パルミジャーノ・チーズ」。かちゅららのトコのたたぁくんが、よ～け食べたのはコイツやろ。こ～ゆ～出し方では、オリーブオイルと岩塩の組合せをよ～見るけどね。塩やなしにチーズがからむと、これまたお腹が張るんちゃあうんか？そないに客を満腹にさせたいんか？．．．^ ^；)渡り蟹のスパゲティ：￥１，３００－おぉ～い！これやったらアサリのパスタをトマトソースで仕上げたみたいに見えるぞぉ。渡り蟹の甲羅とか爪とかどないしたんや？・・と尋ねると、下ごしらえの子が捨ててまいよりましてん・・とのこと。まぁ、おとといオープンしたトコやからしゃ～ないけれども、早よスタッフにも慣れてもらわなアカンで。食べればちゃんと渡り蟹の子も入って、そ～ゆ～味にはなっとんやけれど、客に値段を納得させるためには見た目も大事やでぇ。カルボナーラスパゲティ：￥９００－家庭でもできるメニューなんやけど、プロの腕を見せるには格好のパスタ。客の前に皿が出たタイミングで、ちゃんと温かく、かつ固まっていない状態になっとるかど～か、鍋の中での火入れ加減がムツカシイのよ。当然、この時も美味しく出来上がってました。客が立て込んだきた時に、このメニューを、どないしてタイミング外さずサービスするか、厨房とホールの連携プレーがポイントになるでぇ。頑張りぃや。三元豚のソテー、ピザ職人風：￥９００－これは９００円やなしに、もちょと取ってもエエやろ？昔から豚肉への微妙な火入れが得意なシェフやったけど、こ～ゆ～火の通し方で豚の肉のジューシーさを味合わせてくれる料理人は意外と少ないのよね。美味しい。地鶏のグリル、レモンとルッコラ添え：￥９００－仔羊のロースト、じゃがいもグラタン添え：￥１，２００－そ～よ、この状態。アニョ（仔羊）をこの火加減で出してくれるトコロがまた、なかなか無いのよ。最近のラム肉ブームにも乗っかって、羊肉に対して抵抗がなくなってきよるから、この機会に羊の旨さを知ってもらわにゃね。下に敷いとるジャガイモのグラタンも good ！火加減と塩加減が、いかに料理の出来不出来を左右するのか見せ付けてくれるよ～な一品でした。お見事！旨い！デザート盛り合わせ：￥７００－特筆すべきは、グラスに入っておる「リンゴのコンポート」。ちゃんと酸っぱい「紅玉」を使うてある。あの酸味があるからこそ美味しいのよね～。パティシエの中にも紅玉なかなか使うヒト減ってしもとるから、このメニューはウレシイ。

  2005.12.18

  コメント(4)

• 

  イタリアンをカジュアルで。ちゃんと美味しく楽しく：新店オープン！

  旧知の若い料理人がついに自分の店を持つことになりました！ こないだ紹介したケーキ屋さん のお隣。以前おった店で、ウデのほどはかねて承知。いつ自分でやり始めるのか楽しみにしちょりました。ここ数年、彼の料理を食べてないのが困りものなんやが、幸いプレオープンに呼ばれたので、ちょと食べてきましてん。まずは第一報．．．^ ^；)結果は・・美味しかったよ。12/15のオープンが楽しみ楽しみ。店の名は「サグラ(Sagla)：収穫祭の意？」。場所は 玉手 。オードブル：ブロッコリーのアンチョビ風味：ペペロナータ／２種ピーマンのマリネ：このピーマン美味いよ～～。肉厚なんやけど、その旨みがよ～出ちょる。フォアグラのテリーヌ：スクランブル・エッグ／フルーツトマトのソース：平目のカルパッチョ：このテリーヌ、フォアグラにしっかり塩打っとるし、フルーツの甘みと酸味が入っとる。面白い面白い。ところで、それ以上にスクランブル・エッグが美味い！ふんわりとした仕上がりが絶妙やしトマトの酸味がよ～効いとるわ。このオードブルを見ると、昔よりもさらにウデを上げたみたいやな。ひひひひ、こいつはあとの料理が楽しみ楽しみ。キャベツ、ベーコン、ドライトマトのフェディリーニ：前獲れ天然カワハギのアクアパッツア：美味い！魚への火の入れ方が上手いなぁ。身へ打った塩、アサリのジュのバランスもエエしなぁ。で、メインの肉料理は２種類のうちから選ぶよ～になっておった。アニョ（仔羊）か三元豚か。仔羊の赤ワインソース　ポアロジェンヌのグリエ添え：火の通し方は good 。仔羊肉は通し過ぎたら固いだけ、生っ気が強かったら生臭～て皆よ～食わんやろ。脂までしっかり付けて出てくるなぁ。塩がしっかりしとるので脂といえど臭みもなく充分食えて美味しい。三元豚のカツレツ バルサミコのソース　サラダ仕立て：ここまで肉厚の豚肉を出してくれるところも少ない。外側の衣を軽くコンガリさせたあとオーブンで火を入れていかな、中の方まで狙うたよ～な火通しにならんからなぁ。あ、そ～そ～、この衣自体もチーズかなんか混ぜ込んであるな、きっと。そ～ゆ～仕掛けのひとつひとつが美味しいし楽しい。この豚肉、なかなか身が美味しい。いつもは豚肉は脂の旨みで食うんやがなぁ。ソースをつけると、ちょとバルサミの甘みが肉の甘みより前にくるよ～でもったいないくらい。ワタシはバルサミソースをつけんよ～にして食べたで。デザート：この中でも出色の出来は真ん中のパイの上に乗せておるリンゴ。紅玉や、これ。紅玉を煮とるんや。あちこちのケーキ屋・パン屋で見るアップルパイも紅玉使うてくれれば、こんな風に美味いのにな～～。この酸味が無かったらアカンで、やっぱし。今日はプレオープンやけど、15日のグランドオープン以降、大体今日の料理の感じで 3～4,000円あたりに収めたい・・とか言うとった。う～～ん、もちょっと取った方がエエことないか？本人は安めの価格設定のコースをベースにおいて、オードブルをアレに変えて・・とか、肉料理の皿をコッチに変えて・・とかで、いろんな価格帯をチョイスできるよ～にしたいみたい。ま、それも面白いかも。いずれにせよ、ガムバッテ欲しい意欲的な若い料理人の店が増えるのは大歓迎やで。ぐっどらっく＞シェフ

  2005.12.13

  コメント(2)

• 

  スペイン料理を尼崎武庫之荘で・・

  この日は夜遅めの時間に大阪で食事する予定になってました。ワタシャ仕事終えてから大阪へ向かうたんですが、それ以外のメンバーは午前中からあちこちウロウロしてたみたいで、これはお昼ご飯とデザートの画像やそ～です。まずはスペイン料理屋さん。ピザ：茄子とほうれん草のパスタ：これはスープ・パスタっぽいペペロンチーノか？イカ墨のパエリア：デザートとコーヒー：途中で寄った甘味処のわらび餅：

  2005.12.08

  コメント(0)

• 

  ちょと辛口評価の日記になりますが・・。う～～ん、書く方もツライ。

  かねてから薦められておったフレンチのお店へ４人でおでかけ。１階は喫茶店なんやけど、たっぷりと広めの駐車場併設で、見た目メゾン・ド・オーベルジュみたいでカッコええよ。カジュアルなお店やから、値段は心配いらんで・・のお言葉通り、プリフィクスのメニューで前菜＋メインで選べば3,000円台～5,000円台のディナーを出してくれるみたい。生ハム：え～～っと、アミューズみたいに４人全員に最初に出てきたのがこれです。え～～～っと。生ハムの塩辛さにフルーツの甘みを合わせるのは確かにステキなマリアージュなのですが、やはり、こ～ゆ～席では自然な果糖の甘みが美味しく感じられるよ～に思うのです。缶詰の桃・・っちゅ～のは、ちょと問題アリやと思うんやが・・．．．^ ^；)このあたりで既に皆の目つきが三角っぽくなってくる。トップバッターのアミューズが魅力的やと、あとの２番打者も動きやすいし、３・４番に控えるメインのクリーンアップも迫力が出てくるんやケドな～～～。なにも高級食材でビックリさせんでもエエのよ。ちょっと小洒落たヒネリがあれば。海の幸のサラダ：う～～ん。これでは海の幸のブツ切りにオリーブオイルかけただけになってまうで。え～～っと、これね、何のジュレやったかいなぁ？これは美味しそ～やったよ。トリュフの入ったグラタン、野菜入りのクリームスープ。鴨：まぁ合鴨やったらこれくらいになるんやと思う。肉の味・脂の味、双方ともに弱いので、ソース作りがかえってムツカシイかもしれんね．．．^ ^；)鹿肉のロースト：舌ビラメのトルネード：白身の魚は、アルデンテみたいに半生で身の味を食わせるか、バリッと焼いて皮目の美味さ、香ばしさを出すか・・のどっちかのよ～な気がするなぁ。中途半端な火入れやとパサパサした食感だけが残りそ～ななんやが・・アニョ（仔羊）のパイ包み：これはね、失敗。塩も香草も弱いままパイで包んでしも～たので、羊特有の臭いが相当出てしもた。大概臭いモン好きのこの日のメンバーが言うんやからナカナカの状態やで、これは。しかも身ぃ火ぃ入りすぎてバスバスやし・・・デザート：プティフォール：コーヒーの時に出してくれた焼き菓子。え～～～っと。一生懸命店やってはるとこへ押しかけて、好き放題言いまくって帰ろ～っちゅな気持ちでメシ食うておるのではありません。今回、結構ボロクソ書きましたが、それは、言うてるところが我々の好みに変わってくれさえすれば、どんどん通って、お店を応援したいと思うとるんです。（しかも食事は好みの差が激しいから、ワタシの言うとるコト　が正しい！と強言する気もないのです。単にワタシの好みで　言うたらこ～やったというだけで・・）

  2005.12.04

  コメント(0)

• 

  ラ・ピエール・ジパング（神戸）：今現在、フレンチではココが一番好き。

  なんか看板はじめ、全般に若作りになったよ～な気がするよな～、今度の店は。まぁ、よりカジュアルなロケーションに店を移し、その方向の店作りなんやろ～から当たり前なんやけどね。 前の店 でシェフのウデに魅せられて掴まってしも～た常連客は、どんなロケーションやろ～が付いてくるよ、どっちゃにせぇ。マジョリティーにはならへんけれど、今の時代でも、素材力のある食材を、しっかりしたソースとか、ちゃんと打った塩とか、火通しの微妙な加減とか、表面バリッと仕上げた食感とか・・そんな風に食いたい！・・っちゅ～人種はおるのよ。そして、そ～ゆ～連中は食い応えのあるモン出してくれる店に飢えとんのよ。ほんで、そんな店がなかなかないコトは、そゆ連中が一番切実に知っておるのよ。せやから、このシェフからは離れへんて。アミューズ：加えて、そ～ゆ～剛腕投手でありながら、アミューズとかデセールに見せるヒジョ～に繊細な感覚はどうよ！大体、 ウェルカムプレート のデザインにしてからが、フェミニンな感覚なくしては出てこんハズなのよ。一見、武闘派・・っちゅな見た目のコワモテさとはウラハラに。その二面性があればこそ、剛球待望のマニアックなハード系常連だけやなく、軽くお洒落に食事ができる店としてメジャーになっていけるんやろなぁ。フォアグラ２種盛り：奥は、洋梨のコンポートを台にフォアグラのポアレ。さらにトップに洋梨のチップスをあしらって・・ソースは甘酸っぱいフルーツ・ソース。手前はマデラorポルト・ベースのソースでモリーユ茸（和名：編み笠茸）と。台はジャガイモのセルクル。どっちも美味い美味い。フォアグラも、ここのシェフのお得意食材。元々のモノが良いはモチロンのこと、塩をしっかり打ってあるさかいに甘みが生きちょる。かぼちゃのポタージュとコンソメスープ。特にコンソメは２度挽きしてあるから飲んでハッとするくらい美味い。濃厚でクリア。800～1,000円くらいで出すコンソメスープを、ちゃんと２度挽きしとる店、神戸･大阪でいったい何軒ある？ホウボウのグリル：この皮目のバリッとした焼き方がエエね。塩もエエ。なんでもかでも塩をいっぱい打っとけゆ～のんとちゃぁうのよ。昔、市内某レストランで、皮目も裏も、やたらめったら塩まみれみたいな魚料理を出すレストランあったわ。シェフになにか変調があったとしか思えんけど、なんで店の他の者が言わんかったんかなぁ？さぁ出た！本日のメイン、鳩。輸入モンやけど、血もたっぷり入っとるし、内臓も使えるよ～になっとる。これこれ。この火の通り具合よ。見た目は生っ気が強いよ～に見えるかもしれんが、ちゃんと中まで火が入っちょる。血の旨みが鳩料理の真骨頂やなぁ。洋梨のコンポートとアイスクリーム：デザート：トライフルとフルーツ

  2005.11.26

  コメント(4)

• 

  チーズ屋フェルミエさんのお土産を知り合いのWineBarで・・・

  久しぶりのチーズ・ナイト。ブルー、赤かびウォッシュ、ヴァシュラン・・・ラインナップとしてはウチの定番ラインですが、今回は仕入れてきたチーズ屋さんが違うので、やはり店それぞれの個性が出てます。東京出張の際によく寄るレクリューズさんに行こうと思い電話したら、　「営業担当がこれから皆出払って留守になるので、　　来てもろても伝票切れへんで」・・・とのこと。あそこの店も、もう小売ヤメて久しいから、現金渡すだけでは売上げに上げられんよ～になっとんのよね。ナルホド。（別途、大田区の方で新しい 小売専用の店 は出している。　楽天でショップ出しておるのも、そこ。）ほんでは・・っちゅ～コトで愛宕のフェルミエさんへ出かける。愛宕山東急インの脇にある急な坂道上がって行くと、途中のマンションみたいなオフィスビルみたいなのが忽然と現れる。その１階。ヴァシュラン・モン・ドール：いつもの、あの熟成が進むと葉っぱの形が浮き出てくるメーカーのとは違います。このヴァシュランはワタシは初めて。もう１種類、パッケージに緑・赤の文字が入っているヤツもあったが、あれはいつも少し軽く薄い感じなので、こっちを試してみることにする。ロックフォール・カルル：自宅用と、店でみんなで食べる用とにポーションを分けて包んでもらう。大昔、レクリューズでカルルの９０日熟成の無茶苦茶クリーミーで美味いヤツに当たったコトがある。あれは凄かったよな～～。試食させてもらった感じでは、こいつも結構舌触りがスムーズな仕上がり。プティ・クルー：赤ウォッシュは、エポワスもシャンベルタンも若かったので、　「一番熟成が進んどる赤ウォッシュは何？」・・と尋ねたら出してくれたのがこれ。上から押してみると、締まりが強めのエポワスみたいな感じやったのでコイツに決定。フェルミエさんも、もちろん業務用にいっぱい出してはんねやけども、比較的みなチーズの状態は若いね。東京でチーズ買うてきたで・・。今日出してもろて食べる分以外はオミヤゲに置いて帰るさかいに持ち込みさせて・・と頼んで押しかける．．．^ ^；)シャンパンとテリーヌから入ります。このテリーヌ、ジャガイモなんやけど、粉っぽさを感じさせない仕上がりで美味しいよ。サラダ：ジャガイモのグラタン：カルボナーラ：ヴァシュラン・モン・ドール：なんかリバロでも食べとるよ～な気になるヴァシュランやったわ。濃いさは充分あるよ。一緒に持ち込んできた鳴門金時をホイル焼きしてもろたんやったかいなぁ？ヴァシュランの塩味と結構うまいこと合うたよ。プティ・クルー匂いは相当出ておったからなぁ・・他のお客さんがおる時は開けにくい。好きなヒトは大好きなんやけど、あかんヒトには不快かもしれんからなぁ～。チーズと赤ワインで楽しんだあとは、マールとドライフルーツで、ゆったりと酔いを楽しむ。やっぱ、酒呑むんやったら酔うまで呑んで、その酔いを堪能させてもらわななぁ。（酔いすぎるのは禁物禁物）

  2005.10.20

  コメント(4)

• 

  ネパール料理：タンドリーチキン絶品！チキン・ジャルファラジ、キーマ、なんせナンが美味いのよ！

  さぁて何食べよかな～～・・と考えて思いついたのが、いつものネパール料理屋さん。蒸し暑い夏にヨシ！寒くなったらお腹から温めるためにもヨシ！（要は、いつでもヨシ！なのね．．．^ ^；)カリッとした「豆せんべい」は胡椒が効いておって美味いよ。合わせるビールはフィリピンのサン・ミゲル。右の皿の焼きソバみたいなのは「チョウ・メン」。つまりはチャイニーズ・ヌードルのことで、結局焼きソバなのね。中華料理の世界制覇野望は進む一方で、ドコへ行っても出会うけれど、なんせネパールは、ヒマラヤの峠越えればチベットやから、シェルパ族なんかは元々そっち方面系食文化なのよね。現に、街道筋のバッティ（ネパールの茶店）には大概「チョウ・メン」がメニューにあるよ。ここのタンドリーチキンは美味しいよ。そこいらへんのインド料理専門店より美味い。地政学的にも食文化的にも、インドと中国っちゅ～２大国にはさまれた山国、それがネパールやね。（世界トップクラスの山国やけどね．．．^ ^；)わたし、ネパール人でもインド人でもないねやけれど、こ～ゆ～食卓見ると、気持ちがゆったり落ち着くなぁ。（何国料理であれ、食料がいっぱいあるのを見ると落ち着い　　ている・・とゆ～声もある．．．^ ^；)チキン・ジャルファラジ：チキンと野菜を煮込んだカレー。辛さ度合いは「大辛」で頼んでおるが、野菜の甘みが出ているので、そないには強烈な辛さではない。旨みの方が勝っとるよ。この店はナンが美味いよ！釜が良いのか小麦粉か油か、理由は知らねど、他で食べるナンよりも相当美味しいんよ。キーマ・カレー：挽き肉のカレー。同じ「大辛」やけど、こっちの方が辛さが沁みる感じ。

  2005.09.25

  コメント(0)

• 

  スローフード：豊かな食卓と発酵の会２nd：播磨スローフード協会

  昨年 に引き続いての開催。右側画像のインフォメーション・ボードに貼り付けてあるのは、 今回のチラシ に使ったイラストレータのデータを知人のプリンターで何枚かアウトプットしてもらったもの。（ちなみに、製作者はウチの調理人ドノ...^ ^；)この会の案内状は こちら 。受付風景：後ろに２色並んでいるフラッグも、開催直前にイラストレータのデータを放り込んだ特急製作品。ね、会場内にも使うと映えるでしょ？・・っちゅ～コトで２種３枚ずつ計６枚作りましたがな。これをご覧の各地コンヴィヴィウム（スローフード協会支部）の方、ご希望でしたら安ぅに製作請負いまっせ！...^ ^；)今回のテーマは「仏・独・伊」３国それぞれのワイン・チーズ・パン。各国ブースの準備が始まりました。これは、各ブースでワイン・サービスをやってもらうボランティア・メンバーの直前ミーティング風景。まったく素人のスローフード会員からプロのソムリエまでの混成部隊ですが、ホスピタリティーにかけては一級品よ。スタンバイＯＫ！さぁ、もういつでもエエよ。いらっしゃいませ！ドイツ・オーストリア圏のワインとパン：フランス圏のワインとパン：スローフード協会のシンボル、カタツムリのパンも焼いてもらいました。チーズコーナーです。イタリア圏ワイン：う～～ん。イタリア・ブースは撮影時間帯の関係で、スタンバイ・モードの状態の画像しか無い。豚を飼うてるハム屋さんも出展してくれました。さて、こちらは「 さくらぐみ 」から出展のイタリア食材。会場のお客様の中には、相当ワイン好きの方もいらっしゃるので、家庭の普段使い用のワイン以外にも、スペシャル企画として、各国の一線級ワインを別途料金のショット売りでご用意。さぁ、開けるで開けるでぇ～～。（このドイツワインは旨かったよ、実に。）

  2005.08.28

  コメント(4)

• 

  ビストロ・ランチ：地鶏グリル、ハンバーグ。スープ・サラダ・デザート付き。

  近所のビストロでランチ：日中の外観画像がなかなかなくて、これは昨冬のヤツやからＸ'masツリーが写ってたりしますがご容赦を．．．^ ^；)左に写っちょる自転車はワタシらのヤツ。最近は、財政事情と健康増進のために自転車(5~10分)か歩き(15~20分)で行くことがもっぱらやね。（今日は、買い物ついでなんで、クルマ。）ランチには、セット（サラダ・スープ・メイン１皿・デザート・コーヒー）コース（前菜・サラダ・スープ・メイン２皿・デザート・コーヒー）・・とあんにゃけど、それぞれ、＠1,500-、＠2,500-かな。お昼は大体セットで済ますコトが多い。（お昼くらいはセットにしとかんと、ワタシらがカルトで頼　　みだしたら、結局夜と同じだけ食べてまう。すると平　　気で２～３時間は食べておるので、店にも迷惑やし、　　下手すると晩御飯の時間になってまう．．^ ^；)ハンバーグ：いっとき、週に２～３回この店で晩御飯食べとる時期があって、その頃はクレピネット包みのハンバーグ、よ～食べたわ。地鶏のグリル：このメニューはいつもキノコや野菜が多く付いてくるのがウレシイ。塩コショウとバルサミコ酢がベースの味。デザート：ブランマンジェとアイスクリームとショコラのムース。ショコラのムースは結構タップリお酒が入っておったので美味しかった。

  2005.08.21

  コメント(2)

• 

  まぐろタルタル、穴子と茄子、生ハムと桃、牛ツラ身ワイン煮込、じゅんさいパスタ、ブルーチーズ蜂蜜・・

  知人が誕生日やとゆ～のにかこつけて、皆でワインを飲みに出る。ワイン・バーにきっちりした料理がついてくるよ～な、こ～ゆ～タイプのお店があると、コース料理主体で堅苦しいレストランなんかよりも使い勝手がエエし楽しめるわ。店の方も心得たもので、前菜の種類を多くしてある。メインはカルトでお腹の空き具合に合わせてチョイス。前菜の盛り合わせ：マグロと長芋のタルタル：美味しかった。オクラも刻んで入れてあるのでネバネバよ。粘りモノをサクッとした食感のモノに乗せて食べるのは、食事の導入部としては面白いと思う。なんとなく咀嚼することにリズム感が出てくるのよね。ベーコンのサラダ：生ハムと桃のサラダ：たまたまやけど、白っぽい生ハムと白い桃の組合せになってしも～たんで、お皿全体がのっぺりした印象に見える。どっちかに赤い色が入っておればもっと締まった感じで、より美味しそうな皿になりそ～な気がすんにゃけど・・穴子と茄子の温サラダ：美味しい。食べた雰囲気は煮穴子やねん。フワッとしとる。リゾット：牛ほほ肉の赤ワイン煮込み：そうそう。こ～ゆ～シッカリめのソースの料理もないとね。特に、ここはボディーの強い赤ワインを飲むお客さんも多いから、お腹にずっしりくるメニューもないとバランスが取れん。他のお店でご飯食べてきてもろて、ちょっと引っ掛けに来ました・・っちゅ～お客さんばっかりでは客単価が稼げへんがな。ブルーチーズと蜂蜜：定番の組合せ。自宅でも時々こ～やって食べるけど、サスガに我が家でも状態の良いチーズを常備するトコまでは行かんからな～～。ここのお店は結構チーズがハケるんで、安定して仕入れてくれちょる。もっともっと流通してほしいな～。そのためには、知人に声かけてでもチーズ好きの人口増やさんとね。じゅんさいとコンソメ・ジュレの冷製パスタ：面白い。カッペリーニよりは、やや太めかな？このパスタ。こころもち、も少し固めに仕上げてもろ～た方が、全体の粘りによるモッチャリ感を消せたのでは？ジュレ（ゼリー）になっとるから、よ～麺に絡んどる。ビネガーとじゅんさいのバランスが、なんとの～和風に思えるのはワタシだけ？ピザ２種：片方はラタトゥイユのピザ。もう一方は何やったっけ？お抹茶：食後にはコーヒーもあるのやけれど、マダムがたててくれる抹茶ちゆ～チョイスもあって、楽しみのひとつ。和むね、こ～ゆ～の。

  2005.08.17

  コメント(2)

• 

  パーティー試食会：結婚式場お得意の和洋折衷コースの出来如何に？

  秋口に300人程度のお客さんを招いたパーティーを設営することになった。会議のあとの懇親会なんやけど、なんせ会場がウエディングホールなもんで、如何にしてありふれた結婚式場料理から脱却するか・・がポイント。で、今日はその試食会。ね、見るからにウエディングホールでしょ？先付：淡路・鳴門雲丹の洋風冷やし豆腐 キャビア添え。下の洋風冷やし豆腐(？)にも出汁とウニで味が付けてあるモンやから、それぞれの味がこんがらがって、かえってワカラン。キャビアの塩味・ウニの甘みを活かすためにも、味に段差を付けてもろ～た方がエエのでは？前菜：しず柚奄焼き・才巻芋ずし・もろ味大根・しゃこ海老砧・黒豆豆腐・渋皮栗蜜煮。才巻の車海老に芋きんとんを抱かせて「握り寿司仕立て」にしてあるが、芋の甘みが出て、海老自体の甘みを見えなくしておる。元々海老に甘みが無いケド見た目に赤い色欲しいし・・とゆ～狙いでもあるのか？よ～ワカラン。地場の食材重視・・とゆ～コトであれば、見た目悪く高級感も無いけど「小太（こぶと）海老」を使うた料理で考えてもろ～た方がエエのでは？才巻で勝負したのでは宮崎とかの九州産に比べて始めから分が悪い。ケド、小太やったら味の濃厚さでヨソで食べる海老と勝負できるはず。しず柚奄焼き・しゃこ海老砧：「しず」に目をつけたのは面白いが、も少し香りか何か主張した方がヨロシイような・・シャコは、秋口ならもっと大きいのが出るし、地元ではポピュラーな食材なので、もっと大きく扱うて欲しいなぁ・・できれば・・・取肴・造里：瀬戸内の平貝・明石鯛・鰆焼霜。高級魚を入れてないとプライドが許さんのか営業上マズイのか・・大概の和食屋さんが陥っているジレンマですが、鯛がそんなに美味しいない時期は、無理に入れる必要ないで。高級魚が造りに入ってないと客から文句が出るんやろか？誰しもお客にウケたい・・と料理を作る。そのウケ具合の代価としてお金を払うてもらうワケや。客が何を求めるか・・が店の指向性を左右することは間違いない。客側も責任重大なのよ。たとえ雑魚でも、その時季に美味しい魚を出せ！たとえ安っぽい雑魚でも、美味ければ、それに見合う銭は出すでぇ！・・ゆ～姿勢が要るのよ絶対。そやなかったら、結局、高級魚・・と呼ばれる魚を旬でもない、美味くもない・・といった状態で食べさせられるハメになる。この鯛、相当美味しいないで。平貝もしかり。鰆も焼霜になってない。予算が問題なのであれば、なおのこと、安い雑魚で美味い料理出して、腕を見せて欲しいところ・・・煮物：茄子田舎煮・レンコン・蛸柔らか煮・水菜・紅葉人参。田舎風の甘い味付けにしたのはかまわないが、全部似たよ～な味にしてしまったので、なんか同じダシをかけて食べておるよ～な気になる。せっかく別々に煮て、別々に味付けしたんやから、もっと甘さ加減に段差を付けてもらわんと、ひとつ鍋でいっぺんに煮た煮物みたいに思われるで。このあと「蒸し物」で茶碗蒸しが出たんやが画像ナシ。地玉子を使うて、地鶏と三つ葉だけ・・とゆ～シンプルな茶碗蒸しやったけど、これは美味しい。すんなりと素材の味がわかる料理やった。メインの魚と肉。料理の和風・洋風にとらわれず、白を基調にした器使い。皿の形で変化を楽しんでもらお～・・っちゅ～趣向やね。これはこれで面白い演出やと思う。洋皿・魚料理：瀬戸内マナガツオ、地ハマグリ。軽いバターソースで、もっと皮目をバリッと焼いてもろ～て塩も強めに打ってもろ～た方が、身の味も引き立つと思う。強肴・肉料理：兵庫産牛フィレステーキ。限られた予算で無理をお願いしちょるから、肉質については、これで充分やと思う。ソースも同様。このあと、ご飯もので穴子蒸し寿司が茶碗に入って出た。画像ナシ。この出し方の穴子やったら出さん方がエエように思う。300人とゆ～人数を考えると、茶碗に盛った穴子蒸しご飯にしたい気持ちはわかるが、焼き穴子をご飯に乗せて蒸したのでは煮穴子のよ～なフンワリ感もない。タレの焼き穴子で白ご飯食べさせた方が正解ではないか？甘み・デザート：ケーキとか、変に甘いお菓子を使わずに、天然の果糖で締めくくろ～っちゅ～のはエエと思う。イチジクにしても何にしても、少し熟したフルーツを使うて柿の方ににかけるクアントローの量も増やしてもろ～た方がウレシイ。振り返ってみると、特に和食系に点を辛くつけた結果になったなぁ。予算を絞られているのは承知なので、（とゆ～より、キビシイ予算でお願いしちょるのはこちらやもんね．．．^ ^；)高級食材を使わずに、地元食材ですねん・・とゆ～コトを前面に出して、開き直って安い食材で如何に美味く食わせるか・・とゆ～あたりをポイントにしてもらえんかなぁ？

  2005.08.09

  コメント(2)

• 

  洋食屋：ビフカツ・ポークチャップ・チキングリル・チキンカツ

  街場の旧い旧い洋食屋さん：元々、この店ではイチュー等の煮込み料理を食べることが多いねやけど、サスガにこの暑さで煮込みはよ～食わんわ。ポークチャップ：こいつだけ妙に塩が強かったなぁ。ビーフカツレツ：チキングリルとベーコン：チキンカツレツ：

  2005.07.24

  コメント(0)

• 

  近所のビストロで晩御飯：さばマリネ、生ハムとトマト、ベーコン、・・ワインはトラシーとセラファン

  淡路を一日走り回って帰ってきました。晩御飯は、ちょと雰囲気変えて、近所の気楽なビストロへ。サバのマリネ：へへへ。淡路だけが「魚どころ」やないのよね～。ウチらの近隣でもサバのエエのが揚がるのよ。生ハムとトマト：う～～ん。どないしても光量が足らんわ、この店。とはいえ、他のお客さんも入ってきたさかい、フラッシュ焚きまくるのも雰囲気悪いしなぁ。ちょと暗いですが、シンボして見てくださいませ。サラダ：東京Xのベーコン：前から思うとったんやが、東京Xゆ～てだいぶ軽い感じやなぁ肉も脂も。白ワインはトラシー2002：久しぶりのトラシー。このワインはスッキリとした酸味が美味しいんで、昔よ～飲んだ。コストパフォーマンスの良いワインよ。赤ワインは、クリスチャン・セラファンのACブルゴーニュ：セラファンは好き。その昔、セラファンが初めて輸入されだした頃、まだ全然無名やったんやけど、この店のオーナーソムリエと仕入れの酒屋さんが惚れ込んで、日本に入ってきた分をゴッソリ引き取って使い始めた。しばらくの間はマニアックに噂される造り手やったんやケド、エエもんはいずれ世に出るわ。今や多くのファンを獲得しちょる。で、このワイン。ただのACブルゴーニュやから、フツーであれば10年も置いとけるワインちゃうな。しかし、そこがセラファン。抜栓すると、華やかでフレッシュなアロマが溢れ出してくる。さすがに分厚いボディーとまでは行かんけど、キレイな美味しいワインやった。ACブルゴーニュの値段で、ここまで楽しませてくれるんやから、やっぱしタダもんやないな。こいつばっかりはフラッシュ焚かんと何が何やらワカランので、１枚フラッシュで撮らせてもらう。牛バラ肉の赤ワイン煮込み：黒豚のソテー：

  2005.07.18

  コメント(2)

• 

  ネパール料理：ホルモン串焼屋から転戦連チャン

  新装開店のホルモン串焼き屋があると聞き、さっそく４人で急襲。 う～～～ん。のっけの「生センマイ」が、もひとつやったのでテンション下がる。ど～せ生セン食うなら、 こ～ゆ～の が食いたいのよ。アキレスの煮こごり：こいつは美味かった。コレが一番目を引いたかな？ 串焼きはあれこれ頼んでみたが・・・う～～ん、通常の焼き鳥屋の鳥がホルモン系になった・・・とゆ～段階の話かな。焼肉屋でホルモン焼いて、その脂の質の違いがど～こ～言うよ～な、質感の差を論じるのとは違うなぁ。とかなんとかあったもんで、ネパール料理屋さんへと河岸を変える。ここへ来れば、やっぱり必ず頼んでしまうタンドリーチキン：美味いのよ、これ。この煎餅の塩味がナゼか懐かしく感じられるのよね。チキン・ジャルファラジ（一応、大辛＝レベル10）：鶏肉と野菜のカレーなんやけど、 以前 より汁気が減った気がする。また料理人が変わったか？豆のダルカレー（あまり辛くない＝レベル２～３）：見るからに食べるからに体に良さそ～なカレーよ。ここのナンは美味しいよ。釜がエエんかなぁ～？ここのナン、前の店の頃から美味いのよ。

  2005.06.27

  コメント(2)

• 

  東京駅HiroPrimo：駅ソバの感覚で、このパスタが食えるとは！クセになりそやわ～。

  江戸前の和食ばっかりやったなぁ・・今回の弾丸ツアー・・・と思いきや、最後の最後にイッタリアンです．．．^ ^；)帰りの新幹線乗る前に飛び込みましたわいなぁ。東京駅八重洲北口にある「HiroPrimo」。上京した友人達から話には聞いておった。八重洲北口にグルメストリートみたいなんがでけとるよ。ほんで、そこに「Hiro」がパスタ屋出しとるよ。　（なんやそれ！駅の立ち食いソバかぇ？　　　　　　　　　　・・・違う違う．．．^ ^；)今回の弾丸ツアーは江戸前がテーマやったんで、「Hiro」には行けてません・・とゆ～より、長い間行ってないよなぁ・・で、その面影を偲ぶだけでも寄らせてもらうことに・・ 並んでまっせぇ～。まぁ改札にこんだけ近ければ、新幹線に乗る前に、ちょと小マシなパスタでも・・・とイタリア人なら誰でも考える・・・誰がイタリア人やねん！．．^ ^；)これ店内。実はワタシ達は一番乗りやったので、このあと続々と全部の席は埋まるのよ。メタリックな内装にしたんやな～。まぁ回転早い店やろし、落ち着く雰囲気では駅ソバの定義から外れてまう。（駅ソバ違うっちゅ～に）カトラリーは本店なんかと同じライン。こっちはニッケルシルバーやけどね。これもまぁ駅ソバの定義からして割り箸になってもオカシイないところ、よく頑張っていただいている。雰囲気出とるで。（だから駅ソバ違うっ！）メニューを睨みこんで、２人でパスタ３種類頼むことにしました。３皿までやったら、たとえ同時に来ても、ワタシら２人ならばアルデンテが弛む前に食いきれる。　（ホールの人間が客の食事の進行状態見ながら厨房　　　に伝えて・・ちゅなワザを使えるよ～な店やないねん。）ただ、気になるコトひとつ。スプマンテ美味ないで。メニューを見て、　　　「お！スプマンテ、本店より安いやんけ！」・・と勇んで頼んだが、なんか中学生の頃Ｘ'masパーティーで飲んだスパークリングワイン思い出したわ。そらそやわ。このロケーションで安ぅに出しとるんやもん。それくらいはウラ読んで、素直にワインでも飲むべきやったな。スカンピ鍋ごと：わはははは。この出し方オモロイ。実はこの皿（？）以外にも「鍋ごと」があって、画像のフライパンより２回りくらい大きいヤツに、ロブスター・ワタリ蟹・スカンピ・・と甲殻類のアラシ．．．^ ^；)なんじゃ？あの料理わぁ・・と思うたけれど、同行のウチの調理人によると、２日ほど前のＴＶ番組で、３～４人用のスペシャル料理として登場したシロモノらしい。番組中に、この料理、しばらくの間「HiroPrimo」で先着何組かにお出しします・・とやっておったとのこと。道理でみんな頼みよるわ。オマケに、店長がいちいち客のところにまで、よ～見えるよ～に浅いバットに乗せた活けのオマールを持ってきて、　　「このオマールを使わせていただきます。」・・とやるもんやさかい、番組見てないらしいお客さんまで、バンバン注文出よったわ。・・・ヤルなぁ、店長．．．^ ^；)ワタシらが入った１stクール目のランチでは、その「鍋ごと」と、「Hiro」のスペシャリテ、冷たいトマトのカッペリーニを、ほとんどの客が注文しておった。大繁盛。　　　※そ～いや昔、「Hiro」で食べた「冷たいフルーツ　　　　　　トマトのカッペリーニに触発されてウチでも何　　　　　　度か作っちょりました。　　　　　　マンステールのグラタンと合わせたりして・・　　　　　　参照：「 よ～ろぴあん・ないと 」　　　　　　参照：「 冷たい徳谷トマトのカッペリーニ 」肝心のこちらのスカンピは、ちょとだけ麺も具も火ぃ入りすぎ。もうちょっとのトコなんやけどなぁ。まぁ厨房の平均年齢20才そこそこみたいやから、今後に期待・・っちゅ～トコか。こんだけ客入って毎日鍋振っとったらスグに腕上げるやろ。それと、このメニュー、元々はリングイネで出しとったんちゃうかなぁ？小ハマグリのパスタ：美味しい。このハマグリ、なりは小まいけれど、ぷっくりしとって、ジューの味もよ～でとる。オモロイ食材探してくるなぁ。これは、ミートスパゆ～よりは、肉のハギレを集めて炒めた、いわばラグーの「中落ち」みたいなモンやな。６種類の肉を別々に炒めてアレンジしとるよ～な話やった。美味しい。エスプレッソのダブルとショコラ・デセール：なかなかネットリとした粘度の高い濃厚なショコラ。トトキのデセールをちょと思い出したわ。コーヒーとマンゴープリン：これはプリンではないな。とゆ～てムースでもない。液状のマンゴーピューレみたいなモンの中に、細かいフレッシュマンゴーの賽の目切りが入っとぉ。昨今はやりのマンゴープリンと一線を画したメニューを出したかったんやろな。

  2005.06.26

  コメント(4)

• 

  ラピエール移転：神戸大丸そば。Ｃａｆｅも隣接。

  県庁南にあった「 レストラン ラ・ピエール 」が神戸大丸のそばに移転。「千代」へ行った帰り道に場所確認に行ってみた。 正面に見えておる灰色のビルが神戸大丸（元町店）の西面。元町通りと南京町の真ん中にある東西方向の路地。大丸側の路地入り口のトコにはＵＦＬ銀行の立看板があったわ。店の対面、画面で言うと右側には白醤油ラーメンの店があったので、その提灯が目印。 路地に面して大きな窓がある。まだカーテンが未納入らしい。そらそやろ。連休に場所確認に来た時は、ここまだビルの壁をハツっとったで。よ～間に合わせたこっちゃ。 横長の店やから、入り口は看板とビルの開口部だけ。 入り口から奥のカウンター方向を見る。席数は20席くらいかな？前の店とあまり増減はない。店名で「Zipangu」言われると、よ～ある洋風創作料理の店に思えるかもしれん。あのテのやつで美味かったコト１回もないからな～～。しかし、ここは違うと思うで。この日はラストオーダーの21:00過ぎとったし、コーヒーだけで帰ったんやけど、メニューの端々にチカラ入っとるのが見える。コンソメも２度引きしとるゆ～とったしな。値段設定、もっと上げとかんと合わへんのちゃうん？料理のレベルは前と何ら変わらへん・・とのことなんで、より入りやすいカジュアルな雰囲気にして、場所的にも行きやすなったとゆ～ことか。ふふふ。食べにくるのが楽しみ。奥のカウンターにはベル・エポックが並んでおったわ。そ～いやアレのマグナムがセラーに眠ったままやなぁ。いつ飲も？ 「Zipangu」の真横に隣接して新装した「La tripe」。路地に面して、横長～～の店が２軒並んどることになる。 要は、カフェかバール・・ゆ～感覚みたいね。テーブル席と、スタンディングスペースと分けてあって、スタンディングの方はチャージも無しやし、ビール１杯＠350～400くらいで出すとか言うとったで。こらホンマにバールやわ。フードは同じく21:00ラストオーダーやけど、ドリンクはもちょと後までイケルみたい。

  2005.06.11

  コメント(2)

• 

  イタリアンレストラン引越したのでランチ食べに・・

  店を広げるための引越しやったので、移った先もスグそば。 前菜の３種盛り合わせ：生ハム（確かスペイン？）とサラミ（これはパルマらしい）と鯛のカルパッチョ。ランチには贅沢なくらいの前菜やが、新装開店やし、ガムバッテはるんちゃう？

  2005.06.11

  コメント(0)

• 

  インド料理屋はあちこち移転して元焼肉屋の後へ

  時々行っとるネパール料理屋の場所は、元々長年韓国料理の店があった場所で、そこがインド料理屋になり、その後ネパール料理屋になって今に至る。で、インド料理屋は、その場所を出た後、某フードマーケットみたいなトコへ移り、諸処の事情により、今回の焼肉屋跡へ再引越ししてきた。せやから、この店の料理食べるんは２～３年ぶりかな？ タンドリーチキン： ひよこ豆のカレー： マトンのカレー：なかなかしっかり臭いあったよ。確かに羊食べたな～・・っちゅ～気になるわ．．．^ ^；) チャパティ：ネパールやパキスタンでさんざん食べたヤツとはまた印象が違う。綺麗なチャパティ。 店内の様子とメニュー：

  2005.05.15

  コメント(2)

• 

  食後のチーズはフレンチのお約束

  旧知のレストランでワインと食事の会があった。大体いつも15～20人くらいが集まってワイワイやっちょる。この人数やし、店のオーナーも参加するし・・っちゅ～ことで、貸切でやらせてもらえるとゆ～贅沢さ。ここのお店、バブルが弾けて以降、ちょと可愛めのピンクのテントなんぞ張り出したりしてはおるが、昔はもっとイカツイ構えで、結構敷居の高いお店やったのよ．．．^ ^；)※今はリーズナブルなランチを始めとして、気軽に入れる　フレンチのお店になっちょる。ちなみに、前に止まっておるチャリンコは、今日の会のメンバーの一人が乗ってきたもの。普段は、こ～ゆ～雰囲気の店舗前ではありませぬ．．．^ ^；) ほれほれ、こ～やってエントランス・スペースもちゃんと取ってあるしね。奥のホールのしつらえも、「あ～～バブリ～な時代ゆ～て、あったよな～～。」と思わせるに充分なもの。街に１軒は、こ～ゆ～店が無けなアカンのよね。 前菜はオマール：サラダの下に隠してある．．．^ ^；)　　ちょと水っぽいのが気になるが。 岩牡蠣：美味しい岩牡蠣やった。ミルキーな甘みも礒の香りも合わせて持っておったから、キャビアの塩気は要らんかったよ～な気もするが、それなりの客単価にするためには、やっぱキャビアも使うてます・・と言わんならんかな？中華料理のコースでよ～あるパターンやが、アワビもフカヒレも伊勢海老も入ってまっせ！・・っちゅな、なんでも一応そろうてます・・とゆ～出し方は、店も客もエエ加減ヤメにした方がエエことないか？料理の狙いが散漫になって、同じ原価かけるんやったら、どれか一発、唸るくらいの食材で出してよ・・と思うことが多い。う～～ん。やっぱ客の問題やろな、それは。基本的には店は客の（＝銭の．．．^ ^；)　望むよ～に変っていくモンやからね　 メバルのポアレ：このあたりは美味い魚が揚がるからな～。特に、皮の美味いのんが多いさかい、白身魚のポアレなんぞはウデの見せどころやで。この日は、ちょと火ぃ通しすぎ。表も裏も火ぃ通ってしも～とった。（その代わり香ばしいヒレをバリバリ食べれたけど．．^ ^；)塩強めに打ってバリッとした皮目と、ふわっ・コロンとした白い身ぃを期待したいところやね。 RemoissenetのCorton1985：これが今日のメインのお酒。エエお酒やったよ。20年の歳月を感じさせるだけの熟成感あったで。サスガに抜栓１時間するとシンドそ～やったので、ワタシのテーブルでは、開けたはじからドンドン飲む。元々２人で１本近く飲める本数あんねやから、こら１人１本は確実に飲めるで。らっき～～．．．^ ^；)なんと全部で１ケース開け。どないしたんやろ。ドコゾの潰れた店の在庫でも入ったかな？こんなん１ケース空けられるほどの会費は払うてないねやけども．．．^ ^；) ステーキ：これもメバルと一緒で、外側バリバリに火ぃ入っとる。このポーションで、ここまで入れる必要あったんかなぁ？ほんで、なおかつ中をロゼに残さんならんっちゅ～のはアタマに残っておるよ～で、結果、強火でバリッとしました！・・っちゅ～仕上がりになった。 う～～ん。このフォアグラは、ちょと難あり。これも例の、フォアグラも使うてます・・っちゅ～パターンかなぁ？そんなに大した会費払うてないヤツに言われて腹立つか知らんけど、値段縛られてしも～とんやったら、オマールかフォアグラどっちか減らして、その分ネタに金かけてもろ～た方が、店にとっても客にとってもエエよ～な気がするのはワタシだけ？ 食後のチーズは２種。幸いワインはどっさりあるので、ゆっくりとチーズを楽しめる。 ラミ・ド・シャンベルタン：ちょと若かったな。やっぱしチーズは触ってみて買わんと判らんわ。（触っても大してワカランけど．．．^ ^；) ブリ・ド・モー： こっちは素晴らしい熟成具合。もっちゃりと口の中をまとわりついてくる。香りが鼻腔を埋める。あ～～美味いなぁ～チーズゆ～て。

  2005.05.12

  コメント(4)

• 

  マンステールっちゅ～チーズは、状態が良いと独特の香り

  こないだ東京へ行った時に、昔よ～通うた曙橋のチーズ屋さんを久々に訪ねてみた。今はもう小売はここではやってない。大田区南蒲田に別店を出して 楽天のNet販売 もそちら。古い方の店は業務用とNet販売の発送業務が主かな。離京するまで日があったので、期日指定で発送してもろ～た。社長が言うたと～り、 マンステール の熟成度合いがバツグン。いつもながら、ここの店の熟成管理は大したモンやでぇ。もっとも、店側が言うには、　　「チーズなんか、牛でも山羊でも、お乳が出た　　　トコで勝負決まってますよ・・・。」・・とのこと。そ～なるとな～～。無殺菌乳のチーズを食えん日本っちゅ～のがツライが、それでも、ここのチーズなら安定した品質で楽しめる。あ、今気づいたケド、ここアフィリエイトもあるわ。マンステール（AOC)この日のマンステールは、同じ赤カビ・ウォッシュでも、エポワスとかシャンベルタンとは、まったく異質の香り。フツーの小さいポーションのマンステールは、べったら漬けに近い香りが出るんやが、こいつの香りは違う。なんちゅ～か、その～～・・不快感を表すのでない表現を探すのに苦労するよ～な香り。不快やないのよ、絶対に。ものすごく、シャ～ワセな気持ちになる香りと味なんやケド、一番単純に表現すると・・「臭いっ！」っちゅ～単語になる・・せやけど、美味しいのよ、ホンマに！どないゆ～たら判ってもらえるかなぁ？まぁ、食べてみな判らん・・っちゅ～のは確かなんやが・・ で、さっきの焼肉屋から、さらに25分歩いて知り合いのビストロへ。ここんトコ、カロリー高めの外食へは歩いて行くっちゅ～のをトライ中。いつまで続くかな～～．．．^ ^；)オレらが食べる分以外は、店のみんなで試してくれたらエエから、持ち込みさせてね・・とお願いする。熟成の進んだチーズは、店で常時出すにはロスが多すぎるので、時々こ～やって持ち込みチーズをみんなで楽しむねん。昔は結構な頻度でそんなコトやっとったモンで、上記の曙橋のお店では、しばらくの間、関西の料飲関係の業者さん・・やと思われとった．．！まぁ元々業務用中心の店やし、最初の時が知り合いのシェフに紹介されて行ったさかいに無理はない。ど～りで「これ、ちょっと試してみてよ。」とかゆ～てサンプル品を余分に包んでくれたりしとったワケや。いっぺん自宅へ発送してもらう時に「お店の方じゃなくてイイんですか？」と聞かれ、「なんで。店なんかやってないで。」とゆ～てしもたのが運のツキ。それ以来サンプル品のオマケは付いて来なくなってしまいましたとさ．．．^ ^；) フトコロ具合とシェフ・ソムリエに相談しつつワインをセレクト。 ええワインやったわ。飲み頃で、値段以上の値打ちあり。 くくくくく。なんとも言えん、エエ熟成具合。とりあえず食べ始めてしまい、売っておる包装の状態の画像を取り忘れた！（いつものコトやが．．．^ ^；)で、検索かけておったら、おんなじヤツの画像があったんでご紹介しときます。■元ネタ：楽天日記「 逍遥自適 」さんこのポーション（大きさ）のマンステールゆ～てあんまし入って来てないねん。小さい方のヤツがほとんど。けど、熟成の度合いからゆ～と、大きい方がはるかに有利なんで、大きいポーションの美味いヤツを食うと、小さいのんが可哀想になるで。

  2005.05.07

  コメント(4)

• 

  吉田牧場チーズをブラ下げて近所のビストロへ・・

  岡山の吉田牧場。名前は良く聞くが行ったことがない。こないだ知人がドライブがてらに探しに行ってみたとのこと。なんか、ゴッツイへんぴなとこやったみたいよ。（そらそやろ、牧場やもんなぁ）そんな大掛かりにお客さん受け入れられる体制はとってない模様。で、お土産に貰うたチーズをブラ下げて、近所のビストロへ晩ご飯食べに出かけた次第。 キスのフリッター：この店んおソムリエールのお父さんが釣ってきたキス。届いたトコと聞いたんで、躊躇無くフリッターを所望。 帆立とオクラをジュレでつないだテリーヌ：お皿も冷やしてくれたので、オクラや春キャベツの中の微かな苦味とあいまって、食べると涼感を呼ぶ。蒸し暑い日にはうってつけやね。（量感ちゃうで．．．^ ^；)昔神戸のジャン・ムーランで、初夏に出すアミューズに涼し気なんがあったなぁ。海老のカクテルかなんかに、結構苦味の勝った野菜をジュレに入れてかけとんねん。美味しかったわ。日本の夏には、あ～ゆ～のんがエエよな～。あの時は、そこで「おっ！」と喜んでおったのに、あの店のウリであったハズの魚料理がもひとつやった。魚は扱い慣れておるのに、なんで皮目にもっと塩打ってバリッと焼かんかなぁ？白身魚の皮をブヨブヨさせて出されてもな～。加えて初夏やのにメインの皿が鹿やった。なんでや？さらに加えて、エゾ鹿のバサバサしたヤツやった。鹿肉で肝心の血の味がわからんくらい黒胡椒ブチ込んであったわ。元々状態が良～なかったからソース濃いして突っ走ったんかなぁ？ ベーコン： この日飲んだラインナップ：白はハーフを開けてもろ～た。これやったら２人でグラスの白を２杯ずつ飲むより安上がり。ギガル社のローヌは赤を家で普段飲みにしちょる。味のほうは保障付きやし、１本1300～1600円くらいっちゅ～のがウレシイ。（もちろんフルボトルの値段よ。）右側のブルゴーニュ・ルージュは面白い赤やった。たんまにこ～ゆ～面白い酒に会うと楽しいなあ。 地鶏のグリル： 黒豚：火の通しを浅めにして。 問題の吉田牧場のチーズ：セミハードとカマンベール。このカマンベール良かったよ～。熟成感が出てき始めちょる。これまで食べた国産チーズの中では一番美味しい。

  2005.05.03

  コメント(2)

• 

  ワインバー２晩連荘

  同じお店に連夜出動したので１回にまとめて・・ 蒸し暑かったのでとりあえず泡。う～～ん。この店の光量やと手持ちで撮るとこんなモンか。 サラダ：他にお客さんもいないので、断りいれてフラッシュを焚かせてもらう。しかし、単純にカメラ付きのフラッシュで撮る写真ゆ～のんは、基本的にアタシには向いてないみたい。無表情な画しかよ～撮らん。 白魚：良い白魚が入ってますよ・・とのこと。おお、Champagneにはちょ～どエエやないかいな・・と、さっそくフリットしてもらう。美味しかったよ、これ。 ２日目：前日話の出た東京仕入れのチーズを渡しに再訪問。またしても他にお客さんがいないので（おいおい、ダイジョブか？．．^ ^；)１杯目からフラッシュ焚かせてもらう。付き出しのドライトマトが美味しそうやったので、こいつは焚かずに撮ってみようとして・・やっぱり無理。 サラダ： こいつもサラダ：鯨ベーコンと水菜。鯨独特の脂の香りが面白い。下手すると臭みが残るところやが、うまく仕上げてある。素直とは言えん香りなんやが、テンプラニーニョとか、ガメイ、シラーあたりと合わせると、なかなか楽しいマリアージュ。和食モノに出てくる臭みとゆ～と、貝類の潮の生臭さとか、ワインには苦手なモノが結構多いんやけど、火を入れてやるとクリアできるケースが多いみたいね。"> 呑んでいくうちに、いろんな酒や店の話になり、昔勧められて呑んだコニャック（at渋谷/黒い月）で面白いのがあってな～・・とかゆ～とると、ウチにもちょと変り種があって・・と引っ張り出してきてくれたのがコレ。 ラフィットのコニャックやね。いつになったら呑み頃になるんか見当もつかんが、相当先の話になりそ～なのは間違いなさそやわ。なんぞのアニバーサリーの時にでも、皆で開けるんが正解やろな。それまでに素性を調べて呑み頃をさぐってみるとしませう。

  2005.04.28

  コメント(0)

• 

  必殺の神戸フレンチ：ブレス鳩のロースト、自家燻製サーモンのサラダ、筍のフリカッセに帆立のポアレを添えて

  4/9がずっと空白のままやったでしょ？ちゃんと書く時間が取れるまで温存してたのよ．．．^ ^；)で、温存してたネタはこれ。 夕闇迫るラ・ピエール。この店での営業は５月８日まで。その後は、南京町の１本北側、元町商店街との間の路地でやるそ～です。今日は４人で出張ってきました。 相変わらずセンシティヴなWelcomePlate。どっちかっちゅ～と、見た目は武闘派系なんやケドな～～ここのシェフ．．^ ^；) アミューズ：黒オリーブのペーストとニンジンとクリームのムース。黒オリーブも料理の導入部としてはアクセントがハッキリしとってオモシロかったですが、ドッヒャ～～！・・とビックリしたのがニンジンのクリームムース。美味いで～～、このムース。こんな綺麗なクリームの味初めて食べた。 前菜は自家製スモークサーモンのサラダ。合わせるのはロデレール。 このサーモンが美味しいのよ。ウチの調理人ドノによると、　　「みんな！これの温かいヤツを　　　いっぺん食うてみ！ごっつ美味しいんやから！」・・とのこと。 野菜も美味いよ～～～。 ぼちぼちとシャンパンから白ワインへ・・この白ワインはニュージーランドのシャルドネらしい。辛めの重め。2000年なんやけど、この前後の料理にはちょ～ど良い感じ・・とゆ～より、ここで出てくる皿がスゴかったのよ。ところで、このワイン。遠目で見ると・・なんかミツカンポン酢みたいに見えるな～～．．．^ ^；) 筍のフリカッセ帆立ポワレ添え:シェフ断言しました。　　「これはタケノコ料理や！　　　上に乗っとるし大きいから．．．^ ^；)、帆　　　立がメインに見えるかもしらんが、こいつは　　　あくまでタケノコのために作った皿！」・・確かに美味い！篠山産タケノコの、固からず柔らかく粘らず、パリンと割れる食感、クリームの綺麗な重さ。美味いわ、これ。はいはい。出ましたよ。本日のメイン。 ブレス産鳩のロースト：元々鳩は石井シェフの大得意ネタ。加えてウチら２人の大好物。 絶妙の仕上げ。モチロン、これちゃんと火ぃ通っとるよ。今日の４人のうち１人（女性）は、これが鳩初体験。初めて食べる鳩やったら、もちょっと火が入ってないと食べにくいないかな～・・と少し心配したが、美味しい美味しいと完食されちょりました。画像では生っ気が強いよ～に見えるかもしれんが、しっかり火の入った血の味がして、実に美味しいのよ。 レバーも美味い。ほんでまた、この鳩に合わせるワインは・・シェフに総予算伝えておまかせしたら、　　「ほんなら、こいつでいきましょか。」・・と出してくれたのがルーチェ1996。 フロマージュ４種。ドライフルーツを添えて。 デセール４人４様：ケーキ３種とアイスクリームブランマンジェアールグレイのクリームブリュレショコラケーキとアイスクリーム

  2005.04.09

  コメント(2)

• 

  第一夕食：グレイス（参鶏湯）、第二夕食：カメレオン（イタリアン）

  築地市場からほんの10分歩けば、そこは銀座。 これは面白いジュエリー屋さんやったよ。オーソドクス・デザインではない良い品がある。・・とゆ～て、安め狙いのモノばかりでもなければ、奇をてろ～たパチもん店では到底ない。象牙や鼈甲モノ、あるいは蒔絵に面白いモノがある。コウモリなんかのデザインは良かった。奇抜突飛系にお金使うのに抵抗あるならば、樹脂の上に漆を乗せたよ～なのもあってリーズナブル。 さて、こ～ゆ～銀座のお店の家賃っちゅ～のは、いかほどなんでせうか？・・不動産屋さんのウィンドウをちょと覗き込んでみました。そうこうしつつも日が翳ってくるとお腹が空いてまいります．．．^ ^；)で、ちょと早いめの夕食は麻布十番の参鶏湯のお店「 グレイス 」。 器の中の白いのはマッコリ。 チジミと豆腐チゲ。 お粥と参鶏湯。このあとホテルへ帰って食休み。で、ゆっくりしたあと遅めの方の晩御飯に．．．^ ^；)東麻布（このへんはもう狸穴ちゃあうんかなぁ？）のイタリアン・レストラン「 カメレオン 」。フツーは迷うで、この入り口。

  2005.03.12

  コメント(2)

• 

  接待フレンチはこうなってしまうんかな～？

  昔から名前は聞いておった老舗のフレンチ・レストランへ４人でおでかけ。アミューズギュール（付き出し）は３品。ほほ～～～。カトラリーは全部クリストフル！（ステンレスかな？．．^ ^；)オードブルは、オマールと野菜のテリーヌ。（オマールは色は綺麗ねんけど香りがなかった。．．．T_T)　かえって、炙ってでも使うた方が良かったんちゃうかなぁ？ 鯛のポアレ：ええ鯛やったで、なかなか。皮目もバリッとしとったし。 サラダ：中を探すと鴨肉が入っていたりする。スープ：ブロッコリーときのこのカプチーノ仕立て。舌びらめと車エビのポアレ？アワビのステーキ 舌びらめとエビは綺麗にまとまってました。 異様に柔らかいアワビ。なにをど～処理したら、ここまで柔らかなるんか不思議。それはそれとして、味までユルイのはいただけん。 フォアグラのソテー：これがまぁユルイのよ。形も味も。ナイフを入れると流れ出してベタッと平面になってしまうよ～なフォアグラやった。もちょっとなんとかならんかなぁ～？　塩も全然足らん．．T_T) 肉料理のナイフはラギオール！アニョ（仔羊肉）のロースト。（この日のメイン皿の中では一番美味しいお皿やった。火の通　し方も上品で、大変綺麗な仕上がり。美味しい美味しい。　よりにもよって、その美味しいヤツの画像が小さいのは、上　手くピントの合うた写真をよ～撮らんかったから．．．m(_ _)mデセールは４品。（中でもキャラメルのアイスクリームは秀逸。苦味がちゃんと　出て旨みになってる。）食後のコーヒーカップは４人４種。（ワタシのやつはジノリのローズブルー？）全般的に見て、確かにお金をかけたお店ではあるが、値段との釣り合いがとれているかはクエスチョン。近隣の大企業さんのご接待が多いとは聞いておったが、それがシンドイ方向へ出たか？永らく、食とか食文化の庇護者の役割を果たしておった富裕層みたいなモンは、日本からほとんどおらなくなり、そのテの店の売上を支えるのが企業の接待交際費になって久しい。確かに大手企業の中にはいろいろな食事を食べなれたヒトも多くおってなんやが、ホンマに美味いか不味いか・・とか、値段と釣り合いがとれているかど～か・・っちゅ～基本的な評価のモノサシを離れて、○万円クラスの接待・・とか、中身二の次で接待ランクを示すためのお店・・として企業が使う店になってしまうと、なんか道を誤りそ～やな～。ステーキが一番のウリのメニューになっておったり・・ワインの残量があってもチーズを勧める声もなかったり・・一応セラーにビッグネームワインも入れておるんやが、セラーを見せていただいておるマダムのコロンが強烈なのに引いてしまったり．．．T_T)・・そのあたりも気になったな～。

  2005.03.05

  コメント(4)

• 

  ネパール料理：タンドリーチキン、チキンジャルファルディ、キーマカリー、ナン、サフランライス

  カレーが食べたくなったので近所のネパール料理屋へ。マスターは現在母国帰国中。ビザの書き換えか？コックは残っておるので味の方は問題ナシ。この店の場所は、永らく韓国料理屋やったのやが、そのあとインド料理屋。その店が再開発ビルへ引っ越したあと、今のネパール料理屋となった。 インド料理とネパール料理ゆ～たら兄弟みたいなモンやからね。ほぼ変わらん。ネパールの方が中国とヒマラヤ挟んで隣の分だけ幾分影響が見られるくらい。たとえば、チョウ・メン（＝焼きソバ）とか。ほんでも、この店に変わってタンドリーチキンとナンは抜群に美味なった。インド料理店時代のタンドリーは、まるで冷凍モンを電子レンジで温めて、表面だけ焦げをつけた・・みたいなんが出てきとったモン。味が鶏の中まで沁みてきてへんねん。今の店のタンドリーチキンは美味いよ。 ここへ来ると、必ず一人１本ずつ頼む。ほんまは２本ずつでも食べたいくらいなんやが、カレーと合わせるナンがまた美味いので、タンドリーで欲張るとそちらが食べられんよ～になってまう・・我慢．．．^ ^；) これがその美味しいナン。どこが違うんやろなぁ？市内の大型ショッピングモールにもナン屋（！）があって、インド人が釜使うて焼いとる・・ゆ～て評判なっとったケド、全然味が違う。まぁ、ハワイで日本人が握る寿司屋やゆ～て、バイトの日本人学生が寿司握るんと一緒か・・○○人やからゆ～て、ちゃんとしたその国の料理出せるかど～かは別問題やもんなぁ．．^ ^；) チキン・ジャル・ファラジ：鶏肉と野菜ブツ切りのカレー。今日は「辛さ２０」で頼んでみた。いつもは「辛さ１０」。このジャル・ファラジにしてもマサラカレーにしても、野菜の味がカレー・ルーの中によく出ていて美味い。食べた感じでゆ～と、「辛さ３０」以上になったら、何食べとんのか味がワカランよ～になるんちゃうか？下まぶたの下あたりに汗かくわ。使う香辛料によって、それぞれ汗かく場所が違うのよね～。オモロイわぁ。鍼灸のツボみたい。 サフランライスとカレー：辛目のカレーの時は、舌休めにちょ～どエエのよ、サフランライス。 キーマカレー：挽き肉のカレー。こっちは「辛さ１０」。どっちも２０にしたのでは逃げ場がなさそ～やったので、辛さを分けた。正解。 これがテーブルに貼ってある問題の「辛さ」表。 メニュー：

  2005.03.01

  コメント(0)

• 

  ラ・ナプール：ありし日の小田原早川港のレストラン

  今をときめく 「 レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ 」が2003年東京進出の前に小田原市早川で港の正面に開いておったのが「ラ・ナプール」。2002年秋、鎌倉へ行った。その際１回だけ昼食を食べに出るチャンスがあった。さて、何を食うべぇか？調べましたがな、あちこち。フツーにレストラン・ガイドやグルメ紀行を鵜呑みにして裏切られたコト再々やし、そ～ゆ～時の怒りは単にマズいメシ食うたのよりはるかに大きい。紹介している情報の発信者の好みが我々の好みに合うかど～か・・そこからちゃんと入らんと、まっとうな情報は手に入らんね。（断言）結局、雑誌Ｐｅｎか何かに載っておったこの店の料理画像をウチの調理人が発見！これ、なんちゅ～店や？ゆ～ところからネットで検索かけまくって、紹介記事書いてるヒトがどんな店をどんな評価しておるのか追いかけまくって・・・決定！ ＪＲ東海道線で小田原のひとつ西、早川駅。ごっついちっちゃい駅やで、これ。 駅のスグ横がもう港。 さっきの港のドまん前。マンションの１階がその店でした。実は予約とるのん大変やったのよ。連休中やったので、相当前に電話入れたんやけど、お昼はほぼ満席。加えて、夜のメニューをお願いしたい・・ゆ～たモンで余計に。ど～にかこ～にか13:45頃ランチタイムの最後の時間に滑り込ませてもらいました。らっき～。結果的には、お店は空き空き。ナゼかっちゅ～と、連休ド真ん中のこの日、事故かなんか知らんけど、高速道路が混み混みで、予約のお客さん（ほとんど東京方面から）が全然たどりつけへん。何組かは頼み込んで夜の部に入れてもろ～とったみたい・・（夜の部も満席やったんやけど特例やろね）おかげで既に評判となっていた成澤シェフの料理を２組だけのゆっくりした客数で楽しむコトができました。高速道路の上でアキラメたお客さんには悪いけど・・らっき～。 小さな張り出しテラスの横のドアが入り口。今はなきラ・ナプールの看板がかかってます。清潔で静かな店内。そらそやわな、なんせお客はワタシら入れて２組だけやモン。 とりあえずアペリティフにシャンパンをいただきながらメニューの相談。ここでウチの調理人ドノが、　「ちょっと！このテーブルにかかっとるリネンも　　タダモンちゃうでぇ。　　食べる前からしっかりしたお店やゆ～のんが判　　るわ。　ひひひ。楽しみ楽しみ。」 アミューズブーシュ：右上はね、蕎麦のクレープやったと思う。左上のトールグラス（画像は飲んでしも～た後）に、ナニが入っておったのか、今となっては記憶のかなた．．．m(_ _)m アワビの前菜：非常に適度な歯応えを残してあるアワビ。肝のソースも美味しかった。 ラングスティーヌと舞茸： 手前にあるのは何やったかな～？コチかなんか白身の魚やったか？ ウズラと銀杏と栗とキノコ： 上下に挟み込んでおったのは、たぶん栗の葉。山の幸があふれたお皿やったね。 仔鳩のロースト： 鳩は２人とも好き。行ったレストランがメニューに載せておれば大抵頼む。もちろんアテが外れることも。東京某有名リストランテで食べた時、テーブルについてくれたメートルとさんざんメニュー選びで話した挙句にマズイ鳩が出てきたことがある。キュイスの半分食べただけで後は全部残して帰った。あれだけ鳩好きそ～に頼んだ客が残して帰った皿を、あの店のホールや厨房の人間は、ど～受け取ってくれたやろ～か？判ってるか？マズかったんやで！客の立場でできるのは、そ～やって残すのと２度と行かへん！・・と心に誓うのと、それくらいしかあらへん。客は、そんなに裕福でもない中でも、なんとかお金算段して食べに行っとんやで。最低、値段と釣り合うだけの仕事はしてくれ！＞某有名店ここの鳩は、皮もバリッと仕上がって肉も赤い色の鳥らしい血の味の残った美味しい鳩でした。下に敷いてあるのはワイルドライスとか五穀もの。 フロマージュ： ソルベ・・やったかな？ううう。記憶が・・ デセール： 食後にタバコを吸ってもよいか尋ねて、テラスの方で食後のコーヒーを・・・外気が気持ちエエ。目の前は、２車線の道路とガードレールと港とその向こうの太平洋。一応アタシは礒の香りは気にならん漁師町育ちなんで、なんか落ち着くわぁ。 店の鼻先には古式豊かなスバルが１台．．．^ ^；)

  2005.02.19

  コメント(6)

• 

  ビッグネームワインの夕べ：エリンギ・うに・エスカルゴ・鴨・子羊肩ロース・フロマージュ

  ワリカンでWineを飲む会があった。急に参加メンバーが一人欠けたので入ってくれないかとのこと。ど～したってヴィンテージ（年代）が若くなるのは必然やし、悩んだのだがビッグネームにつられて参加．．．^ ^；) 問題のWineの名前は・・・畏れ多くて書けません．．．^ ^；) 右上がエリンギの炒め。左上はチーズ。左下はウニ。 エスカルゴとサラダとパン： 鴨のロースト： アニョagneau（子羊）の肩ロース：周囲が黒く見えるのは、ポルチーニ茸を叩いて刻んで、クレピネットcrepinette（網脂）で包んであるから。 チーズ：ナイフは御馴染みのアヴァンギャルド。

  2005.01.28

  コメント(6)

• 

  ワインBarでエスカベッシュ、パスタ、炒飯、チーズ

  鹿肉と干しマンゴーを抱えて知り合いのワインBarへ。元々はミネストローネと鹿肉ローストの予定やったんやが、ちょとヤボ用で外へ出た。ま、ミネストローネは明日まで寝かした方が味が沁みるしな～。店へ行ってみるとツリーも出てX'masムード。 店内は、懐の深い落ち着いたカウンターが８席と、奥に６人掛けのテーブルがひとつ。 メニュー黒板： ここはショット（１杯売り）のシャンパンもあるので、それと、カニとブロッコリーリコッタチーズを合わせた練りモノ。 わかさぎのエスカベッシュ（南蛮漬け）：フランボワーズ（木苺）のビネガーを使うてあるとのことで、柔らかい香り。 サラダ： 桜海老のテリーヌ：このあたりから白のグラスワインに切替える。 塩こぶのペペロンチーノ：昆布の旨みが絡み、なんとの～和風の雰囲気が漂うペペロンチーノ。 チャーハン： 赤ワインとチーズ： チーズ：右から、１）ポン・レベックのポアール・ウィリアムス・ウォッシュ２）ロックフォール３）アンジのカルバドス・ウォッシュ左端は、ロックフォールと合わせるための蜂蜜。ロックフォールの状態が良かったのと、合わせた蜂蜜も軽く酸味が立つタイプやったので、非常に印象的で美味しかった。 この秋から店を手伝いに出ている、マスターの奥さんが点ててくれる抹茶を上がりに・・

  2004.12.22

  コメント(0)

• 

  気楽なビストロ：ランチ３種、地鶏・スズキ・ステーキ

  お昼は自転車２台で近所のビストロへ・・。これまでにも何回か登場しちょるお店なんやケド、生憎と店舗外観の画像がなかったので、あらためてご紹介。ストック画像も含めて、３品ともランチセットのメインディッシュ。これにサラダ・スープ・パンorライス、デザート・コーヒーがついて、1,500円。 地鶏のロースト： これに合わすんやったら、やっぱしパンやなしにご飯やろ。 スズキのソテー： これはまぁ、パンでもエエわな。 ステーキ：こいつも間違いなくご飯やな。ナイフ・フォークで切ったあと、茶碗の白ご飯に乗せて箸で食べるんが一番美味いと思うわ。　（実際、他のお客さんがおらへん時には、賄い用の丼　　で食べさせてもろ～たコトもある。実はお茶漬けを頼　　んだコトもある．．．^ ^；)　　他に客がおると、サスガに店の雰囲気としてお願い　　しにくいし、マスターも「こらえて」と言う．．^ ^；)

  2004.12.05

  コメント(4)

• 

  追記：久々の本格フレンチ：ラ・ピエール(神戸)

  しっかりと作られた晩ご飯でした。プロの仕事でっせ、これは。大阪Loftへ出かけた帰り、途中下車して久々に寄ってきました。乏しいワタシの経験の中で、フレンチではここのシェフの料理が一番好きです。旨い！十二分に食べた気にさせてくれるお店。 店内は充分明るいんやケドね、ワタシのデジカメからすると、やや光量不足か？ちょと画像的には不安になる。 ウェルカム・プレートは花柄が多いです、ここのお店。 鴨のハム、ブルーベリーを巻いて：燻製は自分トコでかけたそ～です。塩もしっかり入っている。 ナイフで切った断面を撮るべきやったが、つい旨い旨いと食うてしも～た。かろ～じて相方の皿のブルーベリーを撮影。 もち豚のフォアグラ入りパテ、レモンのコンフィチュールフランボワーズのサラダを添えて：ここのシェフが変形皿を使うてくるのは珍しい。やはりカフェのプロデュースとかもやり始めた影響かな？．．^ ^；) このパテの下にはレモンをピューレ仕立てにしたモノがあって、酸味が鮮やか。上に乗せたレモンピールの香りもヴィヴィッドに効いちょる。旨い。 しらさ海老、大根とキャベツのマリネのサラダ： 大根とキャベツは、ドイツ料理のザウワークラウトより酸味が強い感じ、和食のなますの方に近いかな？ しらさ海老の頭もバリンバリンと齧れる。結構固い殻のハズなんやケド、気持ちよく割れる。一方、海老の身は、芯に生っ気と甘みを残した絶妙の火具合。 カボチャのポタージュ：甘みが美味しくて、軽い酸味が締めるスープ。粉っぽさなんぞカケラもない。 シャトー・ディッサン2000：そんなビッグネームのワインではないけれど、2000年の出来の良さをはっきりと示すワイン。デキャンタしてもらえば充分起きてくる。将来が楽しみやで、この出来は。まだ今やったら手が出る範囲の値段で手に入るやろ～から、2000のディッサン探してみよかなぁ？ ヤマウズラのロースト ローズマリーソース： 相方の頼んだ豚の方にトリュフをブチ込むことにしたので、こちらは塩がポイントになる仕上げ。皮目がバリッとして美味しい。 もち豚の煮込み トリュフソース：今年はトリュフの出来が良いそ～で、値も高くはなったが使い甲斐がある・・とのこと。 まるでトリュフに埋められてますが．．．^ ^；)決してバブリーな景気付けだけに大量使用しているのではありませぬ。次の画像でそれが明らかに・・ この脂。もち豚の脂がね～～旨いのよぉ。甘いのよぉ～．．^ ^；)トリュフと相性が良いのよぉ～～。 チーズ： 洋ナシのコンポート 同じく洋ナシシャーベットを乗せて：このシャーベットが凄かった。あれ？アイスクリームやったか？と思うほどキメが細か～てエアが噛んどる。酒もたっぷり入っとるわぁ。 甘みと酸味のバランスがとれた非常に美味しいデザートやった。 ショコラのトルテ、ガトーショコラ、ムース・オ・ショコラ：最近ニューヨークの店でも食べに行ってきたんか？．．^ ^；)えっれ～カラフルに出て来たなぁ～。しかし、ここのシェフは、さっきのよ～なコンポートとか、まさしくアントルメ・ド・キュイジーヌ(料理人が出すデザート)が旨い！しっかり食べた後に出すデザートやからね、酒もたっぷり入っとるし、バッチリ重い味になっとるしね。こ～ゆ～の大好き！ このタルトは衝撃的やった。旨い！チョコレートのビターな旨味っちゅ～のは食べたコトあったが、濃度の高い美味しいチョコレートには「酸味の旨味」！があるんや・・と初めて教えられた。そ～か～。カカオの実には、元々こ～ゆ～酸味が含まれておったんや。 デセール食べる時のディジェステフ（食後酒）は、これまで甘い酒なら大抵ポルトとかマデラを飲んでおったのやが、この日は甘手のクレーム・シェリー。シェリーっちゅ～とティオペペみたいなドライなのしか飲んだコトなかったケド、こ～ゆ～のもエエなぁ。ポルトやマデラに比べるとキリッとしたトコがある。 ブリュレ：あれ？表面焼いてこ～へんかったんやな？・・と思っておると・・ アールグレイのブリュレ：そ～か～～。下に入れてあるアールグレイの香りを活かすために表面に焦げの香りを入れへんかったんや。なるほど～。シェフの狙い通り、香りが美味しいブリュレでした。※数少ない、ウチの２人がベタ誉めの店ですんで、　以前に書いたお昼ご飯のコメント転記しときます。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－■レストラン・ラ・ピエール（仏料理／石井之悠シェフ）神戸市中央区下山手通 4-6-6（県庁の近所、農業会館南入ル）／Tel 078-392-6885／水曜休。96年暮れに当地開業。その前にいた店「サン・ヴェルジュ」では、時々重目のメニューも出しており、例えば、「バベットの赤ワインソース」なんぞは、ソースに血がタップリ入って、フレンチで食べた牛肉の中では最も食いでがあって美味しいシロモンやった。（ちなみにバベットっちゅ～のんは牛の腰の下あたりの肉・・・やったっけ？）また、彼がよく作った、「フォアグラのガトー仕立て」（よ～するに、三角形のケーキのよ～なカッコのしてあるヤツ）は、ムースケーキに見立てたフォアグラの重い味と、ブルーベリーソースに見せて上にかけたマデラ酒のゼリーがよく合う。さて、この神戸のお店では・・お昼のメニュー（\1,500～）は軽いモノで揃えているが、夜はちゃんと重いモノまでセレクトの幅をもたせてやっている(\3,500～）。それと、彼のデセール（デザート）は毎回気になるところ。季節のフルーツを使って、しっかりした味のモノが多く、相当重い料理を食べたあとでも頼り甲斐あり。デザートっちゅ～となんとなく女性向きで・・・とお考えの男性にオススメしたい。　◆４月ある日の昼食（実は夜のメニュー）■アミューズ：フォアグラと鴨肉のテリーヌ鴨の胸肉の味がしっかり。フォアグラさえ入っとれば高級なテリーヌよっちゅなモノとは明確に一線を画す。 ■１皿目：フレッシュアスパラ・フォアグラ・鴨ハムのミルフィーユ冷たくておいしい。鴨ハムは塩がバッチリ利いていていかにも石井シェフらしい仕上がり。 ■２皿目：仔羊のロースト＆腎臓なんと、この腎臓料理は夜の通常メニューに入っている。ここはモツ屋か？ ■フロマージュ：持ち込みのヴァシュラン／カマンベール・カルバドス／アンジーの３品。一口ずつ食べて、あとは賄いに置いて帰る。パンチェッタも半分お土産。ここで出たマデラ酒もうまかった。 ■デセール：アールグレーのムース＆チーズケーキここのデセールは腹にこたえる。結局12:30～15:30まで昼ご飯を食べていた。ああ、18:30には夕食の予約を入れているとゆ～のに。 　お値段：上記にグラスワイン白×１、赤×１、マデラ酒１杯、コーヒー、 お茶菓子の生チョコレートで、しめて\5,800－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

  2004.11.27

  コメント(20)

• 

  鴨ロースト、パスタ、洋ナシのコンポート：イタリア料理店

  久しぶりの鴨ローストが食える、それも青首が獲れたっちゅ～ことで、集まった10人は打合せもソコソコに食事へ・・ シャコと自家製カラスミ： サラミと生ハム： 出た！青首鴨のロースト：洋ナシを添えて。 さばくのは、まず足（キュイス）から・・ 皮目もバリッと仕上がっとるし、赤身肉の鳥独特の風味と、ガルニの洋ナシがバッチリのマッチング。この日空けてもらった軽めのバローロがちょうど良い。 サザエをエスカルゴバターで・・ ハリイカの墨炒め： カサゴをアクアパッツア風に・・ カレイをホワイトソースで・・ ペペロンチーナ： ワタリガニのパスタ： デザートその１：洋ナシのコンポート。 デザートその２：店のカウンターの上に、結構熟れたラ・フランスがあったので、そのまま切って、クアントローをかけて出してもらう。ちょうど良かったんちゃうかなぁ？あまり熟れすぎたヤツはコンポートにはしにくいし、コンポートの煮込んだ味とフレッシュの味と対比させると、どっちも美味しさが引き立つ。

  2004.11.22

  コメント(4)

• 

  新郎新婦画像追加：ウェディング料理

  大安吉日の文化の日、友人の結婚式に行ってきました。花嫁さんは、白のウェデイングからピンクのドレス、そして、白地に大きな黒いドットのドレスでしたが、綺麗でしたね～。 ※新郎新婦画像追加しました。エンディング近く、高砂の席　からフロアへ降りてきているところの shot です。　美男美女のステキなカップルでしたよ。

  2004.11.03

  コメント(4)

• 

  Acqua：若夫婦の洋食Bar：ビストロ・バーか？

  こないだ開店した(7/7)お店に再訪。初日に行った時はサスガに、たて込んでいたので、軽く１杯だけ飲んで他の店に食べに出た．．^ ^；)で、まだ食べてない、ソムリエール兼シェフの彼女の料理を食べに行きました。 ソーセージのマッシュ盛りとギネス： まぐろのカルパッチョ： オイルサーデンのオーブン焼き：プチ・トマトとイタリアン・パセリを合わせて ポーク・カツサンド：キャベツもたっぷり入れて ペペロンチーノ： 山菜の佃煮盛り合わせ：意外なツマミが出てきたな。最後に白ご飯が欲しくなってしまう。 山ブキ、山椒、らっきょう、ししとう、もろみ・・・

  2004.08.01

  コメント(0)

• 

  ネパール料理：野菜カレー：変形皿の由来

  ナンが美味しいネパール料理屋さんへ行きました。（以前の日記に讃岐ツアー前日編で紹介したことあります）掲示板情報の「変形皿の由来判明：山モノ」も消すワケにもイカンので、画像紹介のあとにくっつけたまま残します。 このセットメニューで \1,200-。ボリュームは充分です。 薬味：右奥のグリーンチリーが一番辛い。だいぶマイルドにはしてあるが・・－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－掲示板の方で、6月21日に、maharumahamahaさんへのRESの中で、ウチで使っている白の角皿とか「変形皿」についてお話しましたが、同級生の食器屋(実は白角皿を買ったのは彼の店)から業界事情ネタを聞きましたのでご報告しときます。掲示板にＲＥＳしよ～としたのですが、例によって長文すぎて書ききれんみたいですので、こちらに書いておきます。> > （あの３００円の白皿ってどちらで手に入れたのでしょう、> > 気になってたまりません）> メーカーが流行にのって変形皿を作ってみたは良い> けれど、そんなに数が出なくて失敗。結局処分品> ・・とゆ～パターンではないかと睨んでます。あの皿は、業界で言うところの「山モノ」の「B級品」やそ～です。「山モノ」：瀬戸あたりでは、陶器に適した土の出る小山があると、その山の脇に陶器工場を建て、どんどん山を削っていきながら陶器を作っていくそ～です。で、山の土を削りきったら、跡地は宅地にでもして売り払い、次の山へと引っ越して行く・・・そ～ゆ～メーカーから出る品のことを「山モノ」と呼びならわしているとのこと。「B級品」：あの角皿は完品であれば\2,800-。土の中の鉄分除去が完璧にはできず、裏側にでも鉄分の焼けた黒い点が出れば、「B級品」。全体の２～３割はB級が出てしまうそ～です。もちろん、表側にハッキリと黒点が出てしまっていたら、C,D級品として割ってしまうとのこと。彼の店は、そ～ゆ～B級品をまとめて仕入れ、自分ところで改めて検品し、売り物になりそ～なモノだけを格安で出しているワケですね。(１枚\300-)ちなみに、ノリタケあたりのメーカー品なら\6,000～8,000-の値になるそ～です。> こないだ、多分同じメーカーの皿で、正三角形の白黒> ２種類がワゴンセールに出てました（＠300-）。> 次はそれを狙ってます。今、一番売れているのが、このB級品の三角皿やそ～です。業務用で100枚単位で買っていく客も珍しくないとのこと。ただし、上記に書いたよ～な「山モノ」ゆえに、ある分だけの売り切りで、次にいつ入荷するかは全然ワカランらしいですから、やはり見かけたら買うておかんとアカンですね。ご近所の食器屋さんでも、ちょっと大きめの店ならば、「山モノ」の「Ｂ級品」と言えば判ってくれるのでは？-----

  2004.07.04

  コメント(0)

全90件 (90件中 51-90件目)

< 1 2