ローズマリーに
昨日からまた、冬らしさが戻ってきています。県内でも昨日の午後は、日光行きのJRが雪のため運休してしまったそうです。お買い物の帰りに見た日光と那須方面の山々、もうすっかり雪で白く上には雪雲も見えました。来年4月頃までは、お散歩してもお花を見ることも出来なくなってしまいました。これは家の中の鉢植え、ローズマリーです。ローズマリーといって思い出す曲は、サイモン&ガーファンクルの歌った「スカボロ・フェア」です。「コンドルが飛んでいく」と同じく民謡を元にしたサイモンとガーファンクルの名作のひとつ。イングランドの古い民謡だそうです。スカボローの市へ行くのかい?パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、そこに住むある人によろしく言ってくれ、彼女はかつての恋人だったから。歌詞で一番、難解なのが「Parsley, sage, rosemary and thyme」すべて香辛料の名前です。香辛料というよりも、ハーブに近い。薬として使われていたので一種のまじない言葉ではないのでしょうか。常緑で淡いブルーの花が咲くローズマリーにはキリスト教、特にマリア様と結びつけられることが多いとか。この曲は、ダスティ・ホフマンのデビューを飾ったあの名画「卒業」の中でも効果的に使われていました。60年代の反戦歌でもあるのです。40年の時が流れても思い出される、現在聞いてみても全く古さを感じさせない名曲です。青春期よりももっと以前、一番多感だった頃が思い出されました。時にはこのように地味な鉢植えを楽しむことも面白いでしょうか。。。。