化粧水と乳液のあいだ
今日ロルフィングの10回目を終えたクライアントさんから、とてもよいヒントをもらいました。毎回、日常生活でできるエクササイズやからだの使い方についていろいろと質問してくださった方で、私もいろいろと考えてアドバイスしていました。たとえば、立っているときに体重移動をしてみる、座っているときに骨盤をゆらゆらする、寝る前にふとんのなかで尾てい骨をうごかしてみるなど、ほんとうに小さなことなのですが、派手なエクササイズを月に2、3回やるより、毎日ちょっとしたことをしていったほうが、確実にからだが変わっていくし、セッションの効果も持続します。そうしたエクササイズやからだの使い方は、はじめのうちは意識的にしなければならないけど、いったん習慣になってしまえば、「もうそうしていないと気持ちが悪い」というふうになってきます。そうなってしまえばしめたもの。からだはどんどん勝手に整っていってくれます。でも忙しかったりすると、この「毎日ちょっと」があんがいむずかしい。今日のクライアントさんも忙しい毎日のなかでいろいろと模索してくれていました。夜、顔のお手入れをするとき、ほとんどの女性はまず化粧水をつけてから乳液をつけますよね(私はずぼらなので1種類のクリームしかつけてないのですが(^^;))。それも、化粧水をつけたあと、すぐに乳液をつけるより、しばらく時間をおいてなじませたほうがよい、といわれています。このしばらくの時間を利用して、毎晩、尾てい骨のエクササイズをつづけているそうなのです。時間にしてほんの5分ほど。これだけで、背中がやわらかくなるのを感じるそうです。この感じになれていけば、もうやらずにはいられなくなってきます。こんなふうに日常生活にうまくとりこむ仕掛けをつくっておくと、上手に習慣がつくられていきますね。(^^)