クレニオ・レベル3
ジム・アッシャー氏によるクレニオセイクラル・ワーク、レベル3の3日間ワークショップに参加しています。アメリカのアプレジャー・インスティテュートでトレーニングを受けたときは、骨のモティリティ(骨に内在する微細な動き)に焦点をあてていましたが、ジムのクレニオでは、より膜のほうに焦点が当てられるようです。ジムに手を添えてもらって鼻の奥にある「篩骨(しこつ)」という骨にワークしているとき、ふっと骨の固体感がなくなって、うにーっとやわらかい膜が感じられました。そこにある顔は同じなのに、突然、質的に別のものに変化したかのよう。篩骨(しこつ)の近くには嗅神経がとおっています。また、眼窩(目玉のおさまっている穴)の一部を形作ってもいるので、この骨を自由にすることによって、嗅覚や視覚に効果が期待できます。その後、頭の中で右脳と左脳、大脳と小脳を分けている鎌とテントの膜にもワークしました。いつもとはまた少しちがうフォーカスでワークしたりされたりすることで、自分の頭に対してもまた新しい感覚が得られて、楽しい初日でした。