四川大学に留学する前の自分は・・・
今日は蘇州とも中国とも関係のない昔話を。高校の頃から何故か「大学は哲学科」と心に決めていた若かりし頃の自分。大学に入って、迷わず体育会の弓道部に入部。体育会といっても実際は半体育会のようなところで、部内には自分も含めて「社会不適合者」がいっぱい。何とも言えない、最高の青春の場所です。哲学科で第1外国語は…「ラテン語」です。ラテン語専攻は自分を含め同学年で4人のみ。2,3年はラテン語で原書講読。西洋の「中世哲学」を満喫、3,4年はゼミで京都学派の「西田哲学」に没頭。自分なりに充実した哲学科生活。でも、比重は明らかに弓道。週3回の合同練習以外も授業以外は常に道場で弓を引き…袴のままキャンパスを歩き…今日はその頃の写真が出てきたので、ご紹介。当時の学生証です。こんな頭をよくしていました。別にバンドは組んでません。誰もが認める音痴ですから。毎朝30~45分かけて、スプレーとドライヤーでセット。自転車で吉祥寺内を滑走、中央線に普通の顔で乗ってました。そして、この頭で哲学の講義を受け、袴を着て、高下駄を鳴らし、キャンパスを闊歩。ただの変人ですね…ちなみに1年ほど茶道も兼部。こんな頭で茶を点てたりして。(さすがに先生が来る時はしてませんでしたが)一度内モンゴルで譲り受けた青いモンゴル衣装を着て、中央線に乗ったときは、さすがに周りの視線が痛かったです…風の強い日にこの頭で自転車を走らせても没問題。カチカチに固めてますから。むしろ風の風圧で毛根が痛いくらい…満員電車で電車が大きく揺れて、知らない方の顔に突き刺さったこともありました…一応世間一般の常識はあるつもりなので、その際は本当に心苦しく謝りましたが。今考えるとこんな頭でよく友人たちは一緒に歩いてくれたものです。この頭以外はほとんど坊主。衝動的に坊主になりたくなるのです…気が付けば、この5年はずっと坊主です。(当時よりかなり頬の肉がつきましたが…)学生たちから陰で「卵」などと言われたりして…今の自分には坊主以外は想像できませんが。明日は部内の食事会。会場のレストランの名前は…「金玉良縁」です…中国語ではとっても縁起の良い言葉なんでしょうけどね…人気blogランキング