虹橋空港で見かけた日本語
今週の17,18日の火曜水曜で1泊2日の深セン出張でした。行きは時間の関係で虹橋空港を使用、帰りは無錫便です。無錫便は空港目の前まで高速が延びて、蘇州新区まで車で30分強、非常に便利になりました。上海に出るよりも遥かに楽で、無錫というマイナーな便ながら、深セン-無錫便はいつ乗っても結構な混雑振りで、人気の高さが伺えます。とはいっても、もちろんマイナーな国内線、機内は狭いし、機内食もイマイチですが・・・今日は行きの虹橋空港で見かけた写真をご紹介。自分が留学した当時は虹橋空港が上海の国際窓口、成都への日本からの直通もなく、スーツケースをもって、言葉もわからない中、虹橋空港で乗り継ぎをした記憶がぼんやり今でもあります。薄汚れた空港で、これっぽっちも国際空港の面影もなく・・・今では一部羽田便などを除いて、国内線専用といって言い、この虹橋空港。国内線空港と思えば、薄暗く汚れた空港でも何の違和感も感じないのが不思議なものです。この虹橋空港を利用したときのささやかな楽しみのひとつが・・・マクドナルドなのです。蘇州にももちろんマクドナルドはあるのですが、日ごろ生活している蘇州新区にはKFCはあっても、マクドナルドがなく・・・かと言って、わざわざ食べに行くものでもないので、普段はまず食べるチャンスのないマクドナルド。搭乗までに30分強あったので、迷わずマックへ。窓際の席に座ってビッグマックを堪能していると・・・ふと目に入りました。「手打ラ一メニ」という看板です。中国で生活している人であれば、よく見かける日本語の誤字、自分も感覚が麻痺していて、誤字を見ても何にも感じないのですが、そこは久しくネタの乏しいこのブログ、せっかくなので写真撮影です。それにしても、「ン」を「ソ」に間違える誤字は良く見かけますが、「ン」が「ニ」になってしまっているのはお初です。さらに「-」も他のカタカナに比べ明らかに太めで、おそらく漢数字の「一」と思われます。それも縦書きでの「ラーメニ」なだけに、不自然さが一層際立ちます。まぁ、ここは国際線ではなく国内線の虹橋空港、この空港を利用する日本人は、観光客よりもビジネス絡みの人のほうが多いでしょうから、こういう誤字にも慣れていて、取り立てて話題にも上がらないでしょうが・・・中国で見かける誤字をブログでいろいろ収集するのも面白いかもしれません。ただ、他人の振り見て我が振り直せ、ということも忘れてはいけないのでしょう。英語圏の人から見たら笑っちゃうような英語表記、英語文字が並んでいるだけでデザインとして成立してしまうが故に、意味のわかる英語圏の人からすると、それこそ笑ってしまう・・・など。きっと日本で見かける中国語も、微妙におかしいものが探せばいろいろあるのでしょう。そもそも、自分の使っている中国語自体、非常にめちゃくちゃなので、看板を見て面白いと思っても嘲るわけにはいかないと自己反省です。出張のおかげで読書がはかどります。先週の日本出張時に書店で平積みになっていた・・・海堂尊氏の『ジェネラル・ルージュの凱旋』(上下巻)です。「バチスタ」「ナイチンゲール」に続く第3弾、個人的には一番面白く読めた気がします。第4弾も既に新刊で出ているようなので、楽しみです。人気blogランキング