機械のご機嫌
私の仕事は、機械と切っても切れない関係にあります。どういった仕事をしてるかはご想像におまかせしますが。常時2~4台の異なる機械を使って、それぞれ仕事をするんですがどうも私が使っているときに調子が悪くなることが多いです。同じ機械を他の人も使うのですが、ある特定の人はトラブルらしいトラブルに巻き込まれたことが無いみたい。同僚のTさんと私は、けっこう似たような頻度でトラブルに見舞われます。先月も、理由がまったくわからないのにいきなりの大きなトラブル。自分たちでは直すことができなくて、結局メーカー送りに。仕事を滞らすことは出来ないので、別の人が普段使っている似たような機械で代用。すぐに直ってきたので良かったのですが、冷や汗ものでした。昨日も、別の機械が調子悪くなりました。そろそろかな~という兆候はあったのですが、ここまで続くと「また私~?」と愚痴の一つも出ようというもの。だけど、ここは考え方一つ。メンテナンスの仕方を学んでいると思えば腹も立ちません。昨日は半日その機械にかかりっきり。しかも私がその機械の担当になってからまだ半年しか経っていないのでほとんど素人同然。前任者に教えてもらいながらの作業でした。そして今日。昨日の続き。メンテナンスを終えて、機械の調子をみるためのチューニングをしました。1回教えてもらったことがあるのですが、時間が経っているのですっかり忘れてました。今回は自分でやりながらなので、少しは覚えたかな~。もしかしたらこのために機械がトラブってくれるのかも?なんて思いながらの仕事でした。実際、自分で動かしたり、いじったりしてみないとわからないことが多いのでこういうトラブルはものすごく勉強になります。こんな経験を積みながら、1年、また1年と熟練していくんですね。私の場合は、経験上、人に教えられるレベルになるには3年かかると思っています。1年目はとにかく機械に慣れる。仕事は支障なくこなせる程度。2年目は余裕が出来るので、少しレベルアップしたこともできる。3年目は応用も利くほどレベルアップ。ここまで来ないと、人にものを教えることができません。自分でもあやふやなうちは、とてもじゃないけど教えられないです。伝えることは出来ても。今回のメンテナンスが仕事上の自信になります。いくつになっても新しいことを覚えるのは楽しいです。トラブルは大変だけど(笑)