イタリア美術とナポレオン展
今、京都文化博物館で開催されているイタリア美術とナポレオン展 に行ってきた。 ボッティチェリの《聖母子と天使》が見たくて行きたいと 和○着物講師養成講座で親しくなった友に言うと、 たまたま彼女が招待券を持っていた。 しかも森口華弘・邦彦展の招待券も… 展覧会のはしごはシンドクないかなと思ったが、 5月は色々と忙しいので強行スケジュールで行くことにした。 志村ふくみさんと鶴見和子さんの対談集を読んでから もう一度、志村ふくみさんの常設されている着物を見たいと 思っていた。 意外な話の展開で希望が実現できた。 今日、ご一緒させていただいた着物友は滋賀の方で、 養成講座が始まった当初から親しくなりたいと思っていた 知的な人である。 10時半前に烏丸御池駅で会い、京都文化博物館に行った。 絵の中の布地につい眼がいく^^;; 貴婦人の纏っている絹、ビロード、オーガジーetc. ナポレオンの戴冠式の画像のなかの白豹の毛皮のついた ビロードのマント、マントというのかな^^;; 柔らかそうな髪の質感etc.etc. どれもこれも油絵で書いたとは思えない… 着物好きにとっても見ごたえのある展覧会だった。 ランチしてから滋賀の瀬田へ… 滋賀在住の彼女が道案内してくれるので、おんぶにだっこ^^;; もともとあまり森口華弘さんには興味はないが、 志村ふくみさんの初期の作品をじっくり見たいと思っていた。 【今日の組み合わせ NO.39】 本塩沢 ベージュ地に蚊絣 対馬麻 紺地に縞 きねや 刺繍川 絽帯揚 冠組 帯〆 ※ 今日の最高気温は30度と言われていた。 透けない夏物を着たい気持ちをグッと抑えて 今年初の本塩沢。 半襟、帯揚は絽を解禁。5月連休明けは自分ではOK! 帯は、レアな対馬麻のこれまたレアな紺。 縞に黄緑色のニュアンスがあるので、 帯揚も帯〆もこの組み合わせをすることが多い。 これは、だいやすさんで、かなりお得にゲットしている^^; この対馬麻はもともと着物だった。 対馬麻は茶色地が有名だが、この紺地というのは 競り市で誰も対馬麻とは気がつかなかったらしい。 だいやすさんの目利きの社長さんが格安にゲット。 それを帯にしたいと言うと半分分けてくれた。 もう一方の片割れもすぐに売れたということであった。