陶芸窯の火守
16日の試合の後、海草郡紀美野町にある医療生協の陶芸窯まで 火守に行った。 紀三井寺球場から紀三井寺駅まで自転車で10分行き、 紀三井寺駅から和歌山駅まで電車。10分。 和歌山駅から 《たま駅長》で 有名な貴志駅まで約30分。 たま電車。縮小したので見えなくなったが 車内に木の本箱が設置されています。 猫の形をしている《貴志駅 駅舎》 駅前で《たま駅長》がお出迎え 実物の《たま駅長》は残念ながら この日は欠勤でした。 ここで 後発隊の仲間にピックアップしてもらう。 意外と早く着き、所要時間17分。車だとやはり早い。 お~やってる、やってる この黒い煙のあと窯の温度が上昇するらしい。 ただいま温度上昇中。 いよいよ暗くなってきた。 私の番。うまく温度を上げられるかな? 長靴を履いているのは、周辺の草むらにマムシの いる可能性があるから。 野球の応援のあと駆けつけた火守、 モウ~、汗まみれです わ~い。夜食の差し入れ 寒天の黒豆きなこ&黒蜜かけ、 二色泡雪かん、グレープフルーツetc.etc. 夕食は画像を撮るのを忘れた。 メニューは そうめん、甘エビ&刺身の盛り合わせ、 冷ややっこ、各種サラダ ビール、チューハイetc. 1000度を超えました。 医療生協のT先生によると、 初めての火守で、1000度を超えられるのは珍しい、とのこと。 T先生は、この日は、ある程度任せても大丈夫と思ったのか、 要所、要所の見廻り以外、大好きな日本酒を相手に窯の隣の 休憩室でお休み 。ヤッター T先生のこと: 個人の診療所から医療生協を立ち上げて, 現在 医療生協理事長。 医学生のときから学生運動で頑張る。 やんちゃなエピソード多数。 日本酒とタバコが大好きで、 タバコをやめる気いっさいなし! まったく《医者の不養生》を地でいっている御仁です。 《呆け老人をかかえる家族の会》をず~と主宰。 和歌山の赤ひげ的存在です。 4年前に亡くなった私の母も、ずっとお世話に なっていました。 私は、先生の妻のM子さんとは、お互いに小さな子連れで 《紀伊半島に原発は要らない女たちの会》や、 《生協》で行動を共にしていたので、 「Nさんが来るぞ~」ということで、M子さんも来てくれていて 20年ぶりくらいで旧交を温められ、とても嬉しかった。 20年の間に、すっかり子供たちも大きくなり、 お互いの廻りを取り巻く環境も変わったが、 「紀伊半島の原発建設を阻止できたのはよかったね~ 」 と… 当時、周辺の漁師仲間でただひとり「原発反対!」で 四面楚歌だった漁師さんも、今は廻りの人たちに 「原発ができなくて本当に良かったなぁ~ 」と言ってもらえて いるそう。 原発を抱えて、非常に困っている方々がいらっしゃるのに、 こういう話をアップするのは不謹慎なようですが、 一朝一夕で自分たちの生活は守れないし、 利権を大事にする勢力に立ち向かうのは至難です。 それを訴えたいです。 そういう意味で、当時の運動をけん引してくださった方々に 今さらながらに敬意を表したいです。 話を戻します。 火を見ていると心が和みます。 原始からのDNAが組み込まれているからかなぁ。 着物と同じですね 夜中も交代で、どんどん薪を燃やし続ける… 午前4時くらいに1100度を超えた。 明るくなり… 窯の余熱でトースト作り。 トーストのできあがり 1200度の火! まだ この辺では紫陽花が… いよいよ窯の火守も終わりで、T先生に〆てもらい、 ひと休憩して、近くの温泉に行き、大量の汗を流し、 和歌山市内に入ってから ランチ。 紀三井寺駅に放置していた自転車に乗り、 居眠り運転で帰った