一寸不思議な気持ち
昨日畑の師匠の畑は私の8倍と書きましたが、今日畑を見渡すと、8倍どころではなくて、10倍以上でした。75歳の気の強い婆ちゃんだが、一人でやっているのだから先ずは凄い。今年もカレンダーは後2枚、今年は色んな事がこのままなら中途半端で終わりそう。でも面積は小さいながらも畑を借りる事が出来て、私ながら小さな楽しみは出来た。パートを体調不良で退職。書道は今一力が入らなかったが、今年最後の追い込みで4種の内2種師範準師範に挑戦中。結果は来年発表。でも今年はヤッター!気分は今のところ無い、後2ヶ月の内何か嬉しいサプライズが無いかしら、といい年して夢見る夢子。昨日旅番組で天然物の自然薯を麦ご飯で食べているTVを見て、「あ~美味しそう、しかし、なかなか天然物は手に入らない」と生唾をのんでいた。すると今夜、古くからの友人が「今日、家の山に入って椎茸収穫と自然薯掘ったから持って行く」と電話が入った。電話から20分後に届けてくださった。ま~ァ立派な自然薯二本に肉厚の椎茸。この頂き物を見て、フ~ン!! これは一体何と言う事か・・・我が家と言うか私は普通の主婦で、一日の食費も節約、節約と思って普通に暮らしているが、手元に無くて「あれ食べたいな~、あれ有ったら良いな」と思うと、手に入る事がかなりの確率である。宝くじは別物で、大金はそう言う事は無い。以前も新米の頃、「魚沼こしひかりの新米食べたいな~」と思った事が有った、すると数日後、知人から魚沼コシヒカリと味噌が届いた。食べ物だけではなく、書道も長く習っていると、嫌になる事がしばしばで、何度か書道道具をかたずけてしまって、書かなくなった。すると、ある雑誌の最初のページを開けると、女流書道家の写真がでている。次の日、ただTVのスイッチを入れると、その女流書道家がインタビュー受けている。そこまでなら偶然と思う、ところが夜眠れなくて深夜TVを付けると又その女流書道家が出ている。3日間毎日女流書道家を見ることになり、「これって私に書道を続けなさい」と言っているのかも・・・と思った事があった。今回も、以前東京の古書店で買うとも無く手に取った本が、妙な題なので見ると書に関する本で「楽毅論」と言うので訳も分からず買ってみた。5,6年前奈良の正倉院展に行ったが、その後全く行く機会が無かった。でも書の先生から正倉院展が開催中と聞いてから何故か思い出した様に、今年の正倉院展に行きたいと思った。ネットで調べると、天皇在位20年記念とある。それすら知らずにただ正倉院展へ行こうと。又ネットでは凄い事が乗っていた「楽毅論」の公開講座が開かれる。聖武天皇の后、光明皇后の有名な臨書。実は以前書道の先生から、「貴方の字は光明皇后の楽毅論の字に似ている、男字の様に力強い」と言われた事があった。念は通じると言うが、あまり強く何でも念じてはいないが、私としては調子良く通じ過ぎでないか。何か奈良に呼び寄せられている様に思えてならないが、何かあるのか?自然薯一本はお世話になっているお爺さんへおすそ分け