「Kyrie」
昨日(16日)義理父の勤めるメガネ屋にて人生初めてメガネを買いました。とは言っても、両目0.6なんで車の運転にはギリギリ差し支えないらしいし別に日常生活においても問題はないんですが色彩的に赤が強く見えすぎて(特にTVなど)少し困ったチャンなんで、じゃあ買ってみようかと相成りました。私は正直3万円のレイバンが欲しかったんですが私が自前で買うと言うのに「こんなものは、流行じゃない」と、なんだかんだ理由を付けられ拒む事も出来ず、カルバンクラインの安物(1万円相当)のフレームを選ぶハメに。如何せん気に食わない。でも、文句言えない。だって、メガネ掛けたらウルトラセブンの変身前にそっくりなんだもん。いっその事、セブンになってアイスラッガーを義理父にぶつけてやりたいリーダーです。こんばんわ。今回は、この日記初のリクエストによる曲紹介です。AKOさんどうも。で、この曲はMr.Misterと言うバンドが'86年に放った全米No,1の大ヒット曲です。彼ら自身、通算2作目のアルバムの中の収録曲でこの曲の前に「BROKEN WINGS」が初陣でバンド初の全米No,1ヒットとなり俄然注目を浴びるようになって、この「KYRIE」で一気にスターダムにのし上がり、アルバムも'86年の年間チャートで7位に入ると言う快挙を成し遂げました。しかし、このアルバムが物凄く出来が良かったんで次のアルバムはそれほど売れませんでした。まぁ、戦略ミスと言う見方もありますが。で、程なく解散と言う、実に惜しいバンドでありました。何が惜しいかって、このアルバムを聴けば良ーく分かりますよ。彼らは元々スタジオ・ミュージシャンでかなりの実力の持ち主であったのでデビュー2作目と言えど、曲の構成力、展開力などずば抜けたセンスの塊でした。その中のVo兼Bsのリチャード・ペイジなんかは相当の人物でバンド解散後も数々のアーティストに楽曲を提供したり(代表はマドンナなど)、自身も参加したりと多方面で活躍しました。まぁ、この「KYRIE」の話に戻しますととにかく、全体のバランスとして起承転結、静と動がハッキリしていてとてもダイナミックな曲に仕上がってます。まぁ、このアルバムどの曲にも当てはまりますけど完成度は言うまでもないですね。で、この曲との思い出を書きますとやっぱし「夜のヒットスタジオ」でしょうねぇ。当時、この番組は海外のその時の一番ホットなアーティストを衛星中継でゲストとして出演させると言う今では珍しい番組でした。ギャラも相当弾んだ事でしょう。服部まこが懐かしゅうございます。で、ちょうどその頃は私も洋楽に目覚めていた頃なんで毎週楽しみに観てました。私はこの「KYRIE」と言う意味が何なのかを知りたくてたまたまこのバンドが出ると言う事で観たら、KYRIE=主よ と言う意味でギリシャ語らしくどうやらイエスキリストに関係している言葉みたいです。へぇーと思いながら、観てたのを思い出しますが当時、「口パク」と言うのを知らなくて演奏が終わってるのにまだ弾いてると言う不思議な映像を観て後にその事実を知る事となり大人の都合を一つ覚えました。ちなみに先の「BROKEN WINGS」は最近、ブラック系HIPHOPアカペラグループの「Naturally Seven(7)」がカヴァーしてます。