時事 あれこれ!
時事ーあれこれ! <阪神買収・今国会・造反処分> 町には「金木犀」の香りが漂い、あちこちのグランドからは、運動会の練習風景が伺える「天高く・・・」の季節到来と云うのに、一方では、「金」はたまた他方では、改革の展望に「右往左往」の日本列島である。 さて、10/5付の配信で、阪神(株)の話題・「敵対買収」を取り上げたが、MACアセットマネジメント(村上ファンド)からの「第一弾 要求」として、阪神球団の株式上場が伝えられ、それを「拒否」した旨の報道もあった。 とにかく、前例教訓すら生かせず、タイガースフアンに様々な憶測を抱かせる阪神経営陣は来春「総入れ替え」となり、少なからず、球団運営にも影響を及ぼすであろう。 しかし、阪神(株)も、非情に杜撰な会社である。なぜなら、次の「帳簿価額」を見て欲しい。1、阪神甲子園球場 =7,100平方m=総額 800万円2、阪神百貨店(大阪神ビル)=7,000平方m=総額 900万円外にも「梅田阪神第一ビル」「同第二ビル」等、現実との「かけ離れ」が酷い「資産報告」であり、経営者の「怠慢」以外なにものでもないと云える。 今後の成り行きは、大和SMBCの対策にもよるが、「ポイズンピルは、時遅しであり、不透明でしかない。 だが、第163「特別国会」の論戦は、久しぶりに活況である。民主党の攻撃は、従前と変わらず「誰がやっても・・」の感が否めないが、とにかく、改革推進は、「全国民の意」とする所だけに、間髪をいれず、邁進して欲しいと思う。例えば、「郵政」法案にしても、民間参入条件の緩和など「見直し」のできる部分など、ある一定の「はどめ」以上のものは、必要ないと考える。 後日報告する積りの「三位一体」の中身に関しても、同様であって欲しいものである。 ところで、「造反者」。先の「総選挙」での「法案反対議員」と「都道府県連幹部」の「処分」の落とし所が、巷を賑わせている。小泉首相の「内閣改造」と「党役員人事」が、今国会終了後の予定とされている関係上、今月下旬の「処分発表」と成りそうである。 いかなる「処分」が下されるか、今後の「新生自民党」の変身度が伺えるものと期待している。 ☆十月の仏人語・・「欲をかくと、恥をかく」 <困った時、思い出して下さい。>