日帰りナポリ+写真
ナポリの実家には、・今月19日90歳を迎える義祖母・義母・先日まで、呼吸困難のため病院にいた義理母の妹・義母達が生まれた頃からのお手伝いさん85歳ぐらいは、約15年ほど前から半身麻痺になってしまっい、また未婚、無論子供もいないので、彼女の親戚も彼女の面倒を見てくれないので、家族のように一緒にこの家に住んでいる・ウクライナ人のお手伝いさんの5人が一緒に暮らしている。久々に会った義母は、精神安定剤を飲んで、思いっきりハイテンションになっている妹に疲れきっていた。おばさんは、普段は非常におとなしい人だが、肺が悪く、タバコもドクターストップになったこと、もともとうつ病があったため、精神安定剤を服用しだしたのだが、これが彼らを疲れさせる原因になっている。おばさんは、私たちとも久々に会ったのだが、マシンガンのごとくしゃべるしゃべる!!昔のことが主だけど、話していても話の内容がいまいちつかめなく、電話でお友達と話していて、いきなり電話が切れたようで、「ちょっと!!誰よ、電話を切ったのは!!」とみんなに向かって、怒鳴りにきた。。。義母は、「は~~~~。。。」っと思いっきり、ため息をついた後、「誰も、切ってないわよ!!皆ここに座って、話してたわよ!!」と言うと「私は、正常よ!裏で、頭が狂ったとか言ってるんでしょう!」と、被害妄想も相当激しくなっていた。こんな感じで毎日、義母、義祖母が一緒に過ごしていれば、確かに皆の気が滅止ってしまうに決まっている。皆で、なるべく早くリハビリセンターの予約が取れ、普通の生活が出来るようになってほしいと願っているのだ。義母の孫との再会では、面白いことがあった。というのも、義母は、ちょっとした失敗を孫にしてしまった。昼食の時間、私は息子に離乳食を与えていた。義母は、「じゃあ、ちょっとおばあちゃんが、あげてみるとどうかしら~?」と、孫にスープをスプーンであげてみることに。1口目は良かったのだが、2口目に息子は思いっきり、むせて、食べた物を吐き出し、泣きながらなかなか咳きもとまらなくなってしまったのだ!!「やばい!!まずい!!」という空気が、一気にあたりを包み込み、何もなかったかのように、義母は息子のスープ皿を私の前に置き、無言で彼女は食事を始めた。2,3分後、息子も落ち着き、私も「ちょっと気管に入っちゃったんじゃない?」とフォローの言葉を入れると、「あ~、よかった。私の息子に怒鳴られなくて~。」と緊張して言っていた。頑張り屋の義母は、色々試したがるのだが、失敗することがたびたびあり、そのたびに夫に「俺の息子に、何をしたんだーーー!!!」と怒鳴られるのだが、今回はこの疲れきった義母を大目に見たのであろう。何より何より。3人で夕方海辺を散歩をして、ジェラートを食べて、夕食前にナポリを出発し、こちら海の家に帰ってきた。義母は、「もう無理よ。。。」と何度も言っていたのが、本当に気の毒だった。次回は、おばあちゃんのお誕生日の時に、お祝いをしに行こうと思う。