過保護社会
今日は銀行に行ってきた。帰りに別の不動産屋に行ったが、 あまり面白い物件は無かった。よって、現在の案件である3軒目に全力である。 来週中には結果が出る。 さて、先日、珍しく「某ニュース」(普段は見ない。たとえ小林麻央が出ているとしても(笑))を見ていたら、最近の新入社員がすぐに会社を辞める対策として、「里親制度」なるものがあるらしい。 新入社員に対して、1年、2年先輩が、兄・姉・親とかいう擬似家族を構成し、悩みを聞いたり仕事をフォローしたりする。 「原則として新入社員2人を「子」とし、2年目の社員を「兄」や「姉」、3年目以上を「親」とする“里家族”を構成。月に一度、「里家族会」と称する食事会やバーベキュー、旅行などを行い、コミュニケーションを深める」(ニュースより抜粋) 世の中どうかしている。 新入社員って、「オトナ」だろう。ほっときなさい。 ゲストコメンテーターの星野仙一「大監督」(→皮肉)もあきれ返っていた。 あんたの采配にもあきれ返ったが、その比ではない。 そんなウザイ「家族」制度がある会社が、すでに4割以上あるらしい。 人間には相性がある。「家族」と割り当てられた先輩後輩が虫好かない人間だったらどうする? ストーカーになったらどうする? 上司のスパイかもしれない。 いつ、敵になるかもしれない。 旅行で男女(または男男、女女(笑))間にフンフンがあったらどうする?(→ 男女間の問題は修学旅行ですらあるんだぞ!) 会社内だからこそなおのこと密すぎる人間関係は危険である。 僕は「気ままなネコ。」なので、そんな会社、絶対入らない。そんな制度が導入されたら、絶対辞めるだろう(笑)。 なにか、社会全体が過保護になっている気がする。(マザコンのお前に言われたくないというツッコミが聞こえるようだ(笑))。 それにしても、見ていて眩暈を起こしたのは、僕が年をとった証拠だろうか? 「すべて手取り足取りか...... 時代は変わったな」(レビル将軍)。 不動産と一見関係ない話題だが、新入社員が辞めると独身向けアパートが変な時期に空いてしまうという関連性はある。 いっそのこと「里家族」ごとファミリータイプ物件に入居願いたいものだ(笑)。