釣果好調たが課題残る
昨晩も先週と同じ鴨川磯に出かけた。15時半現地到着。天気予報では南の風2~3mだったが、予想に反して北の風微風。南に面したその場所は北風が断然有利だ。やはり「行ってみないと判らない」がよい方向に向いた。15時ソコリのため磯はガラガラ。上げに入ったらしくややうねりが出ている。一応いつものところにチャラン棒をセットしたが、もう1カ所気になっていたポイントがあって、「そちらを今日は攻めてみようか」と思い場所を移動した。大一服しながらまったりとした時間を過ごし、17時から釣り開始。ややして、1発目のアタリ。来たのはそこでは小型の部類の23cmアジ。次が標準の26cm。いつものようにアタリはポツリポツリで一向に数が伸びない。20時を回って潮がいくらか回復し始めたころからアタリが頻繁に出るようになった。しかし、ウキがスパッと消えても針掛かりしないことがたびたびあった。また、モゾモゾっとしたアタリはあるが餌だけ取られることが何回も。おそらくアジが口先で餌を横取りし、引き込んだ瞬間の仕掛けの重さによる口切れと、仕掛けの抵抗感が出て餌を食い込まないのだろう。それでも満潮が近づく21時頃から連荘もあって面白い釣りができた。まだまだ出そうな気配はあったが、年寄りの暇釣り。いつでも来れるから次のために残しておいた(笑)。釣果 マアジ 23cm~30cm 17匹好調の裏で課題も発見した。厳冬期の食い渋り時には、特に仕掛けのバランスが釣果を大きく左右するということ。下の写真が昨日使用した仕掛け。ウキと天秤は自作だが、カゴはタナが深いのでタナ取りできてからコマセと餌が出るタイプのカゴを使った。前回ハリス絡みで苦労したが、この仕掛けでそれは解消できた。問題はウキ。カゴとウキのバランスは10号だが、このウキ、多少の波では沈まないバランスで作ってある。それがどうもまずいらしい。浮力があり過ぎて、魚が餌を咥えた時の違和感で餌を吐き出してしまう現象が起きるのである。「モゾモゾ、スー~」で食わせるにはゼロバランスに近い浮力が求められる。波には負けるようなバランスだが、そこはヘラブナと違って海のがっついた魚である。数秒間ウキが浮いてこなければ竿を立てれば良いので目をつぶろう。こういう仕掛けて昨晩やってたら30匹はいけた気がする。それほど昨晩の後半はアタリが頻繁に出た。早速今日このウキを作ってみよう。それと、今回スピニングを新調しデビューさせた。機種はダイワ ブラスト4000H(ハイスピード)前回までは13ステラ6000HGを使っていたが、たかがアジ釣りにステラのようなシビアなドラッグ機能は要求しないので、夏魚のために温存して安物リールにした。このリールにはネットでフルベアリングキット(2,980円)が販売されているので、早速購入して取り付けてある。これで10ベアリングのワンランク上のリールになった。ステラほどのスムーズ感はないが、カゴアジ釣りには十分である。昨晩の仕掛け竿 ダイワ 波濤 3号5.3mSタイプリール ダイワ ブラスト4000H道糸 3号200m(5号リーダー10m付)ウキ ウレタン発砲自作ウキ 10号天秤 自作(1.5ミリクッションゴム付)カゴ V・I・P スリムカゴ 10号ハリス 2号 1,5m針 アジ針10号