一喜一憂するから可愛いんだよ
「この道より 我を生かす道なし この道を歩く」(武者小路実篤)この言葉が大好きだ。昨日の続きをすこし。カッコをつけてみたって、目の前にはいろいろなことが起こる。人前で強いところばかり見せたがる人もいるが、世の中そんな人ばかりじゃない。私はむしろ、喜怒哀楽は表に出したい人間だから、笑いたいときは笑うし、泣きたいときは泣く。落ち込んでいるときは、ひたすら落ち込む。さまざなことに一喜一憂するのが人間だと思っているのでその通りにしている。会社員の頃はこうはできなかったから、いまが自分らしいと思っている。よく「良い歳をして……」という方もおられるが、あっはは!言いたい方はどうぞお好きに。これは私の人生なので、良い歳なのかどうかは、自分で決める。言っている人の心が良い歳なだけだ(笑)。人間は弱いところがあるからこそ可愛らしいんだ。その弱さと正面から向き合えばいい。向き合っているうちに、もう一人の強い自分が現れる。そしたらまた立てばいい。歩きはじめればいい。どんなに無様だって、選んだ道だろ、その道をゆっくりでも進むことだよ。