ちょっくらお出かけ
とっても久しぶりにZさんとお昼を食べた。実に半年以上ぶりだ。Zさんは高1、小5、小1の男の子のお母さんで、仕事もしているので忙しい。今日も本当は「飲みに行こう!」と行っていたのだけど、長男君がお友達を連れてくると言うことで、急きょランチとなった。 男の子と女の子とでは、問題の質も悩みの質も違うのだが、共通していたのは「子供をとりまく環境が変わっている」だった。Zさんや私の間では「お互い様じゃん」ってことが、そうでなかったりするのだ。どちらかというと、「自分の子供がつられて悪いことをするから、相手を排除しよう」というのが強いのだ。私なら「一緒にやったあんたが悪い。悪いと思うことを友達がしているなら、止めないあんたも同罪」と言う。が「あの子がいるから、うちの子がつられてしまう」と言われてしまうのだ。長男君のころはそうでもなかったのに、とZさんはため息をつきながら言った。 Zさんも卒業生でご主人も卒業生だ。私よりも「全部出来てあたりまえ」の人だ。思わず「卒業生がはじかれてるよね、話しの輪にはいれない自分がいるよ」と言った私に「ま、そんなこともあるわよ」と苦笑いが帰ってきた。 結局のところ、私は私を貫くしかないのだ。今学校へいっているのはお嬢だしね。 予定時間よりも早く帰れたので、電話をせずに帰ってインターフォンをならすとお嬢の声が…絶対に私かだんなか解っている時でないと、玄関に出ては行けないことになっている。(ちなみに電話もディスプレイに名前がでないとでてはいけない)電話をしてないから、私ではない確立も高い。なのに玄関にでてくるか?と思ったら、なんとだんなは寝ていた。 私が出かけている間、だんなはお嬢の歯医者さんのつきそいに行っている。その後お昼を食べて帰ってきたらいつの間にか寝ていたとお嬢は言う。今週、仕事で帰りがおそく、お嬢に会えなかったとずっと言っていたのに、へーー、寝るかい、と思ってしまった。会えない会えないと愚痴るなら、自転車の練習でもしてやればいいのに。顔が見たいだけなら、写真でいいじゃん、といじわるモード全開。 結局、インフルエンザの予防接種のために出かけたお嬢と私が買い物を済ませて帰ってきてもまだ寝てた。お嬢は「チチがいるのに電気けすの?」と聞いたが「だって寝てるもん」といった私に納得し、帰宅して真っ暗な家を見て「消して行って良かったね、電気無駄にしなかったよ」うん、その通りだね。女の子が父親を相手にしてくれるのなんて、そうそうないのにねぇ。もったいないことしちゃって。しーらないっと。