でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

[一人っ子のこと] カテゴリの記事

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  さてさて

  一人っ子のお嬢、先日結婚式を挙げた。うちを出て、もう３年ほどになるし、籍を入れたのは去年の５月だし、準備等は「お金も口もださない。自分たちでできることをやれば」で相談には乗るけど、ノータッチでこの日を迎えた。両家共に親戚が少ないし（それぞれ問題あり）同じ大学なので、共通のお友達が多く、大学の友達２テーブル、それぞれの中高の友達２テーブル、親族２テーブルのこじんまりとした披露宴だった。とくに余興もなく、その分たくさんおしゃべりできる時間が多くそれぞれが楽しそうで、良かったなぁと思う。私自身は、いわゆる挙式をしていないので、へ～ということばかりだったけれど、諸事情で父親には結婚したことを言っていないこともあり、なんとバージンロードを付き添いで歩く、というハメに陥ってしまった。そこで出てくる「え？歩けんの？」問題。１月の時点では寒暖差の影響を受けて、歩けなくなったりいかにも「足が悪いです」という歩き方になったりしていたので、警戒Ｍａｘ。しかも、挙式前の数日は夏日になったかと思うと、真冬日になり当日は積雪の予報まで…ところが、夏日からの真冬日に急降下した際、あまり影響を受けなかった。こちらが「うっそ～～～～～ん」ってなるぐらい、影響なし。足の状態を温存するために、前日に式場近くに泊ったのだけど、遊びに歩く余裕あり…当日も、やたらと寒かったけれど、「走れないけど、歩けるよ」「いや、走らなくていいから」といつも通りの会話をする余裕あり。靴もヒールはないものの、スニーカーではなくパンプス。下手したら、花嫁の介添えというより、花嫁が介護だよなと思ったけれど、一応、介添えっぽく歩けた。お料理も堪能して、デザートビュッフェもあり、「花嫁の母親への手紙、なんてやったら逃げるからな」と言ってあったのでそれもなく終了。帰りは、車で来ていた叔母や従姉弟たちが乗せてくれたのでかなり楽に帰ってこられた。電車で一本とはいえね、「生まれた時の重さのスヌーピー」なんてものを渡されたので、これ担いで歩けないわ～と思ったから非常に助かった。とりあえず、一件落着。一人っ子だし、親族も少ないから、頼れる友達がいてくれたらと学園に入れたけど、たくさんの友達に囲まれていて、うん、良かったな、と思う。小学生までは手を引いて、中学からは手を離すけど、肩を並べて、高校からは、一歩下がって、肩越しに同じ方をみて、大学からは、更に下がって、お嬢を通して前を見て、社会人になってからは、基本的に遠くから見ている。あとは、二人でがんばってね～～～～～となるべく介護されるのは後に、そして短期間になるようにと筋トレに励もうと思っている（足腰が弱ったらダメだ！）

  2024年02月28日

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• 生真面目の弊害？

  すでに家を出ているし、入籍もしたお嬢なので、基本、勝手にやってくれなのだけど、そうもいかない。転職して、職場そのものは快適なようだ。目標にしたい尊敬する人もいて、出勤と在宅のバランスもとりやすいよう。女性も多いので、とかく過ごしやすいらしい。ま～、よくもまぁそんなにいい処とご縁あったわね、なんだけど緊張もとれてくると、むくむくと不安に駆られるのがお嬢。根底にあるのは「使えない人と思われたくない」「嫌われたくない」なのだけど、それ、今考えることか？と私は思ってしまう。ここが私のよくないとこらしいのだが、私に対する評価ってのは、どうしようもないことだから、どうとでも評価してよね、と思う。もちろん、注意されたら直すように努力するけれど、悪い評価されたら、その時はその時かな、と思ってしまう。お嬢は、期待外れと思われてるんじゃないかとか呆れられているんじゃないかとか、そういうことが気になる。何度も何度もいろんな言葉で言うているが、その時納得しても、ちょっと時間がたてばうじうじとしている。そんなこと考えてる時間あるなら、他の事しろよ、と思うけど、それができないから、うじうじと考えるんだろうな。毎回、お嬢に刺さりそうなたとえ話をするのだけど、今回は「富士山をダッシュで登山しようとしている」というのが切り口だった。職場の人たちは、仕事と家庭の両立をしっかりとしている人たちなのだが…といっても、バタバタだと思うけどね、子供が小さいうちの方が仕事はしやすかったりもするしさ…その部署でのキャリアもある。その中で新人の自分が、使えないと思われているのではないか、とびくびくしているのだ。いや、業種から言って、即戦力になるものでもないと私は思うのだが、恐らくお嬢の中で、「即戦力」というのが、今すぐにでも、キャリアのある人たちと同じに仕事をこなせる、なんだろうと思う。いやそれ、思い上がりだし、相手に失礼、と私は思うけどね！そういっても、耳は開かないので、キャリアのある人たちを、「すでに富士山頂にいる」として、新卒ではなく、中途採用だから、まぁ五合目の登山口からの登山だとしよう。登山はしたことのあるお嬢だから、経験とも結びつく。今すぐ、登頂ということは、弾丸登山、足元サンダル、半袖、半ズボン状態でノンストップダッシュで行こうとしているようなもんだが、本当にその装備で、いけるのか？富士山はノンストップダッシュで登れんのか？というと「いやそれは無理」だよね。うん、そこはわかっておるな。お嬢のもつ経験値で、装備が不十分なことはわかるし、無謀な登山は事故の元、というのもわかる。では、装備をチェックしてもらえるのか、と聞くと「足りないものは教えてくれる」というので、「そこは甘える。ちゃんと教えてくれるということは、無事に登頂させたい＝戦力に育てたい、なのだから」そうなのか？と思ったようなので、装備不十分な弾丸登山させといて、事故になったら、自己責任というのが前職（失礼）と返したら、納得してた。生真面目の弊害もあると思うが「一人っ子だから、甘えてばかりで育っている」と言われていたのも大きいかなと思う。だから、人に甘えればいいところで甘えられない。つーかね？一人っ子だから自立できないとか、甘えてばかりとか言われるようには育ててませんのことよ？実際に私が「お嬢は何人目？」と言われることが多かったしお嬢も「何番目？」と言われることが多かった。確かに、物の取り合いの場数が少ないのはあるけど、それぐらい。私は末っ子だけど、親や姉たちが勝手に甘やかしておいて、それで「だから末っ子は～」とか言われるの、腹立つわ～～～～だから、お嬢は常に「もう一人子供がいたら」できないことはやってない。と、同時に「これは一人っ子であるメリット」というのは、教えてきた。誕生日にディズニーのホテルに泊まるとかね。ま、そもそも、一人っ子だからこう、とか、末っ子だからこう、と決めつけて物言うような人の言うことはマジメに聞くに値しないと思っているが、お嬢がそこまで割り切れるのは、まだ先だろうな。

  2023年11月08日

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  お守り

  今年の始め、足が治る気が全くせず、下降するメンタルとの戦いになっていた頃、初詣に行ったお嬢が「こんなのあった」と持ってきたのが、川崎大師の健脚守り。小さな小瓶に砂が入っていて根付のように紐がついていたので杖につけていた。「年内に杖一本になるといいね」と理学療法士さんに言われていたのが、３月に杖一本に、そして８月には杖なしで歩けるようになった。これには、関係者揃ってびっくり。杖を持っていても使わない、が続いたある日、いつも通り杖を持って玄関をでて施錠して、ふと「このままだといつまでも杖をもってでる」と思い、開錠し、玄関の中にある傘立てに杖をいれ、改めて杖なしで出かけてみたら、なんと駅前まで行き、買い物をし、帰ってくる、という30分強の工程を杖なしで行けた。そして、その日の夜。立てかけてあった杖が倒れ（よくあること）何の拍子かお守りの瓶が割れた。杖なしで歩けたことに、ものづごく手ごたえがあった日で、まさかのその日に割れた「健脚守り」割れたガラスを拾い、砂を集めて、このまま捨ててしまうのは何か違うなぁと思っていて、同じような小瓶を探してみたけれどどうにも、帯に短したすきに長し状態。どうにかならないかなぁと思った時に、ふと目に付くレジンのグッズ。数年前にやってみようと一式揃えたものなので、レジン液は新しく購入しなくてはならないけれど、これは行けそうな気がする。そこからいろいろ考えて、写真やイラストをキーホルダーにできるものに砂とレジンと、ラメを入れて作ってみたら、良いではないの。かなり丈夫になったし、まだまだお守りいただかないとね。ちょっとレジン熱が再発しそうだけど、シンプルなだけに【センス】の違いが如実にでるので、のめりこまないようにしないとな。

  2023年09月06日

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• 上書き

  お嬢が東北旅行のお土産をもってうちに来た。夫くん（そうそう、入籍した。式は来年）がマメに出かける人でコロナ前はちょいちょい旅行をしていたのだけどやっと行けるようになったので、「楽天イーグルスのホームでの試合を見たい」ということで行ってきたらしい。実は、前回コロナ前の旅行の一週間前に私が骨折したので、キャンセルしていた。が、もし予定通りに行っていたら、災害に巻き込まれていたかもしれず（予定していた行き先で、土砂災害があった）まさに「幸か不幸か」であった。コロナ感染はインフルエンザ並みとなり、私の足の具合も心配なくなったということでの今回の旅行なんだとか。旅行当日、お嬢と私の好きなお菓子の写真が来たのだけど、そのお菓子、福島限定よね？そしてどうみても車内。お盆休みに入り、渋滞が予想されてる時に、車？行ってきますは、東京駅だったよね？と？？？？？？だらけのLINEをしたら、「新幹線で郡山で降りて、車借りて福島ちょっと回って、また新幹線乗って、仙台に行く」おおおお、なるほど。翌日は、20時ごろに「これから新幹線に乗る」目いっぱい仙台を観光したようだ。そんな遅くに～と思ったが、東京駅から、うちだと２時間はかからないけど、の距離だけどお嬢の家なら、30分かからない。そりゃ気軽だわ。お嬢が小さかったころ、お正月、GW、お盆と年に３回東北へ帰省していた。帰省が「家族旅行」と信じて疑わない人がいて、行きたくないと言おうものなら、暴れて面倒だったので。それにどこか旅行へ行っても、観光などは嫌いで、とにかく宿行って、テレビ見て、ビール飲む、なので、旅行にいくのがバカらしかったのだ。お嬢と私だけで観光に行っても、「そんなことして、何が楽しいの」と言われてしまうので楽しい気分が台無しになるのだ。当然、帰省の行きかえりにどこか寄ることはない。なので、東北に何回もいったけれど、仙台にいったことはない。義兄一家が石巻に住んでいる頃、松島に行ったことがあるけれどお嬢が生まれる前の話。むしろ姪たちを遊びに連れて行っただけ。姪たちは「遊びに」連れて行ったのに、自分の娘を「遊びに」連れていくことはなかったんだよな。帰省に限らず、わが配偶者は運転が荒い。煽りもするし、罵倒もする。スポーツ観戦でも、ちょっとのミスを罵倒する。（三振しただけで罵倒されてもねぇ。自分は高校野球、地方予選一回戦でコールド負けのくせに）だから、お嬢は、ドライブにしても、旅行にしてもいい思い出がない。なので、彼氏君（当時）に誘われても、二の足を踏んでいたのだが「ドライブって、罵倒も怒号もないんだよ！」……すまぬ、それが普通だ。渋滞予想がでているのに、なんの対策もせずに渋滞に突っ込んどいて罵倒するのは、あの人ぐらいだ。気の向くままに、観光したり、立ち寄ったり、のんびりしたり運転が長時間になってもおだやかで、罵倒されることもなく、ただただ楽しい旅行ができる。「もうねぇ、どんどん上書きしてんの！楽しいわ～(^▽^)/」それはなにより。そのお土産をもって、お嬢がうちに来ていたが、夕食後、夫くんがうちまで来るという。車借りて（持ってないので）くるのかなと思ったら電車で来るという。まぁ、うちのあたり、車だと来にくくて、時間かかるからね。「お盆だから」と来たけれど、フットワークが軽いんだろうな。で、うちをでたのは20時を過ぎていたのに、21時過ぎに、「まだTにいる」はい？ああ、特急待ちかなと思ったら、がっつり駅から出て、駅周辺を歩き回っていたらしい。あまり子供時代に楽しい思い出がなかったのでお嬢が楽しそうで、なによりだよ。

  2023年08月23日

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• 意見の一致

  お嬢と彼氏君のおつきあいも同棲を経て、結婚ということになった。ここで、(´ﾍ｀；)なお嬢と私。すでに分籍はしているけれど、さて、結婚となると、どうしよう。何度もお嬢と話していて、一致していることがあった。それは「彼氏くんのご家族と父親を会わせたくない」だった。お嬢は、私の骨折の時に、心底父親に幻滅し、ためらっていた分籍をさっさとやった。そして分析した結果、とても晴れ晴れとした気分になったそうだ。正直いうと、本人全く自覚ないし、悪いと思ってないが、酒癖が悪い。陽気になれば、しつこく絡むし、機嫌が悪くなれば手が付けられない。酒癖の悪さを挙げればきりがない。居酒屋の座敷で寝てしまったとか、知人の赤ちゃんを酔っ払った上機嫌でずっと抱っこしていた挙句、電車のホームで抱いたまま転んだ、とか…ちなみにこの時、他にもいろいろあって、まだ小学生のお嬢も私もほぼ、怒髪天を突いていた。赤ちゃんを両親が取り戻そうとしても「いいからいいから、大丈夫、遠慮すんな」はぁ？( º言º)転んだ時に、奇しくもお嬢も私も「線路に蹴り落すか　ヽ(#ﾟДﾟ)ﾉ┌┛」と思っていたという…そのほか、毎晩結構飲むのだけど、本人全く意識なく外に出ていくことがある。というのも、実家の方は水洗トイレではないので男性は敷地内だけど外で勝手に用を足す。飲むとその意識になるのか、外に出ようとするのだ。お陰で、全然眠れなくなった。実際に数回、ベランダに出て行ったり、トイレとは全く違うところへ行こうとしたりしたので。そういうことから、紹介したくない、というのはお嬢と私の共通認識ではあったけれど、いざ、結婚という時に、それを彼氏君側が受け入れてくれるか、というのが、わからなった。男女ともに子供のいる友人に相談すると、「男性側が受け入れるなら」との返事。友人は、ずっと見てきたので、紹介したくないという気持ちもわかるししなくていいと思うけれど、（娘の親目線）さて、お相手はどうだろう、自分の息子であれば、理由が納得できるなら、ということだった。実際には、同棲し始めて、折に触れてお嬢が見てきた父親の姿を話していたところに、私の骨折時に、全く連絡がなかったことに「同じ男として、理解しがたい」という認識になったらしく、顔合わせの時に「父親不在」を申し入れた時、あっさりとそれが受け入れられた。また、私の足の状態も配慮してもらってちょっと異例な顔合わせとなったけれど、とてもあっさり、無事に終わった。

  2023年07月12日

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• 自立の形＜２＞

  いよいよ彼氏君と会うこととなったが、家に来るのは、掃除とか面倒なのでＮＧ、どこか外で、ということになった。どこへでも行く、というので、じゃぁ、スヌーピーミュージアムに行きたい（私が）から併設されているカフェにしよう、と言ったらｵｯｹｰ☆⌒d(´∀｀)ノとのこと。うちからも、彼氏君のうちからも、程よき距離（中間点ではない）そこで初めて会ったけれど、ほとんどギャグのようなお嬢とのやりとりに話には聞いていたものの、戸惑っている彼氏君。彼氏君から、挨拶が遅れたことを謝られたが、まぁ、それはいい。だが、どうしても私から言いたいことがあった。【ずるずると同棲をし続けない。更新のタイミングでもなんでもいいから自分たちの関係を、どうするのか、ちゃんと話し合うこと】これは、同棲をずるずると続けてしまって、自分たちの行き先を見失う、というのはよく聞いていたから。そして、これはお嬢に言っていないけれど、私自身の失敗でもある。同棲はしていなかったけれど、長く付き合っていて、「この先どうするのか」に対し「じゃぁ、結婚するか」だったのだ。じゃぁ、とつくのは、ロクなもんじゃない。「恋愛に、子供を巻き込まない」これは、お嬢が誰かと付き合う前から言っていたのだけど、どんな理由があっても、結婚前の妊娠は、問答無用で堕胎させる。と言ってあった。なので、同棲中にずるずると妊娠して、じゃぁ結婚するか、は絶対にＮＧだと。その場合は、引きずってでも病院に連れて行って堕胎させる。お嬢は、私の言い方で、「やるといったら、本当にやる」とわかっているので「まぁ、そうだよね」彼氏君からも同意を得られたので、「あとは自分たちでやっておくれ」で終わり。同じように彼氏君のご両親にもあったそうだが、彼氏君のお父様から「仕事上、君たちのような同棲を始める人たちをたくさん見ているが８割は分かれている。君たちがその８割にならないといいと思う」…ラスボスいた…( ´∀｀ )なるほど、彼氏君がしっかりしているのも、納得。ここまではとんとん拍子だったけれど、うちには一つの壁がある。別居生活も１０年以上になっているし、なによりコロナ禍になってからは、ほぼ立ち寄らない。それでも、父親だからという葛藤がお嬢にはあった。が、私の骨折の際、全く連絡がなかったことで心底、嫌になったらしい。さすがに、私の手術に関し、私に直接連絡を取らなくても、お嬢には連絡があるのでは、という一縷の望みが砕かれた、とのこと。私自身は、骨折して手術するとメールした時、「なにかすることありますか」と返事が来て「お嬢が全部やってます」に対し、「お大事に」だけで、どこに入院しているのか、どういう手術なのか、全く聞いてこなかった時点で「だよね」ある意味、予想を裏切らないぜ、と思っていたけれど、手術の同意書や手術中一人で待機していたお嬢としてはもう、人として許せない対象となったそうだ。なので、同棲のことも言っていない。ただ「家をでることになった」とだけメールし、そこで、自分の親子関係は終わった、と。成人してから、ずっと勧めていた分籍も結婚の話が出た時にやった。わざわざ分籍にしたのは、分籍してあれば、戸籍には分籍したことが記載され、結婚したことや、彼氏君の氏名は残らない。いろいろ思っていたとしても、やはり実際に行動に移すには時間が掛かったけれど、やってみたら、あっさりすっきり。「さっぱりした～～～～～！」と言っていた。当然、分籍したことは言ってない。もともと、すべてのこと、私に丸投げだもんね。Ψ(｀∀´)Ψｹｹｹ

  2023年07月05日

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• 自立の形

  お嬢は大学に入学して、サークル活動ではなく、学際の実行委員会に入った。この活動を通して、１学年上の人とおつきあいを始めた。へ～～～～、と思っていたのだけど、話を聞いていると、ちょいちょい私と似通った思考の持ち主のようだ。例えば、過保護と言われるうちだが、門限はなかったりする。大学に入ってからは、終電には乗り遅れるなよ、程度。でも、絶対に許さん、と言っていたのは「ずるずるとその場の雰囲気に流されて帰ってこないこと」私を言い訳にしてでも、振り切って帰ってこい、と言ってあった。逆に、予定されたものなら、泊りでも構わない。これを彼氏君に話したところ、「当り前でしょ」と言われたらしい。なので、割と遠出しても帰ってきていた。先に社会人になった彼氏君が最初は会社の寮に、その後一人暮らしをしていてほぼ毎週末泊りにいっていたけれど、変に遅く帰ってこられるぐらいなら、全然オッケーな私。（だって終電だと、うちに着くの１時過ぎるのだもの…）お嬢が大学を卒業する、という時にコロナ禍となり、卒業式は中止となった。実はこの卒業式で、彼氏君に会うことになっていた。そんなに堅苦しいものではなく、お嬢の卒業式で合流するみたいな軽いもの。卒業式では、お嬢の方から私と写真を撮ろう、と言っていた。入学式の時、お嬢の写真を撮っていたら、同じく入学式に参加する人から「お嬢さんと一緒の写真撮りましょうか？」と言われたのをお嬢は断っていたのだけど、改めて私との写真が全然ない、と気が付き、卒業式で撮ろう、と言っていたのだ。それもなくなり、先の見えないコロナ禍で新入社員となり最初からリモートワークだけど、私はずっと出勤するという状態となった。そうなると、うかつに彼氏君と会うこともままならない。こういう時、生真面目なお嬢なので、どんどんメンタルが追い詰められていく。自分が感染することもだけど、自分が媒体になって人に移してしまうことを恐れる。ちょっと落ち着いてきたころに、彼氏君との同棲話が出る。実は私は結婚前の同棲反対派だったのだが、ちょっと考えが変わってきた。それは「一緒に住んでみないとわからないことがある」だった。話し合って乗り越えられることなのか、受け入れがたいことなのかそもそも、話合い、歩み寄れることなのか…私の場合、話合いが成立しなかった。結婚しているから、乗り越えられるのではなく、結婚しているから、終わりにできなかった。それぐらいなら、結婚前に同棲して、「好きな人とずっと一緒にいられる～～～（キラキラ）」なんてものを打ち砕いておくのも必要じゃね？と思ったのだ。恋と結婚（生活）は違うぞ、ということだ。彼氏君は、最初から同棲前に挨拶にくるつもりだった。そう、【だった】同棲の話が出た時点では、彼氏君の家の更新のタイミングで、といっていてその前には、きちんと挨拶したい、ということだった。私としては、別にいいけどなぁなんて思っていた。が、更新の半年前に「家見に行ってくる」あくまでも本人たちは、「見に行く」だけのつもりだった。が何回目かに「すごく条件にあう、いいところがあった」とLINEが。まぁ、そうでしょうねぇ。私の中では想定内。家探しって、ある種タイミングがあるし、いいと思ったところが、いつでも入れるわけでもない。だから、見て、いいと思うところがあれば、当然そこに決めたくなる。だから、「家を見に行くと言った時点で、こうなるだろうなぁと思っていた。想定外だったのは、そこから「挨拶してないのに、決めていいの？」だった。彼氏君としては、段階を踏みたかったのと、自分の親も含めて、周りの人たちから「一人っ子なのに、お母さんは本当にいいって言ってるの？」と口を揃えて言われたかららしい。「（決めて）いいよ」「本当にいいの？」とかなりしつこくＬＩＮＥが来たので、軽くぷち…「ダメって言ったら、やめるわけ？そこまで気にするのなら、挨拶してから（家を）探しなよ」お嬢、あ、これはこのやり取りに怒ってると察し「ですよね」で、このあと割とすぐ、彼氏君に会うこととなった。

  2023年06月28日

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• 学生の目線と社会人の目線＜3＞

  社会人歴３年なくても、そこそこ転職エージェントから引き合いが来ることが分かったので、いくつか登録することにしたようで、その中から、これはいい、というものがあった。幸いにもご縁を頂き、そこからは早かった。無事に転職が決まった。退職願いを出したとき、役員面談があったそうだが、今さら感満載。中途採用の人も、契約社員だそうで、次の契約はしないとのこと。そして、有休消化に入ったお嬢、まだ在籍しているというに、部署はズタボロらしい。というのも、本人たちはわかってないが、めちゃくちゃに「やりたいこと」をしてるので見る人が見たら「破綻してる」それは見事なぐらいだったそうだ。学生の目線での会社選び、社会人となってからの会社選び、求めるものがかなり違う。就活の時に、私に「もっと見ておいた方がいい」のを実感したそうだ。新しい会社は、女性が多いし、配属される部署は、全員子供がいるらしい。子持ちで働く、ということも、実際に何人もみることで自分が目指すものも見えてくるはず。転職を一回経験したことで、「自分が望む職場環境」も具体的にわかるようになったと思うし、なにより、メンタル危機を乗り越えたので、一安心だな～。私への依存も徐々になくしていかないとだしな！

  2023年06月21日

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• 学生の目線と社会人の目線＜２＞

  コロナ禍が落ち着いた（に見えた）頃お嬢の職場でも、いろいろ動きがあった。もともと、お嬢は社長室直轄だったのだが、まぁ、そこそこ小器用にこなすということもあり、総務へとなった。そこで、法務という仕事に触れ、興味を持ったお嬢は独学で勉強し、資格を取った。法務を勉強したことで、会社への「それ、ちがうんでね？」が目につくようになった。同時に、社会人も１年以上が過ぎて、「え？そんなことすんの？」というのも目につくようになってきた。その一つが、「仕事のフォロー」仕事をフォローすることには、抵抗はなく、やって当然と思うお嬢。だけど、５人いる中で、若干の障害を持つ人、産休明けの人、がいてフォローできるのが、自分だけ、という状態になっていた。リモート会議に、必ず「体調不良」で欠席する、とか「保育園からの呼び出し」で変えることにしょうがないけど、フォローしきれない、そのフォローしきれないことを指摘される、その状態にお嬢は疲れてしまった。加えて、「障害も子供もいない、結婚もしていないから、フォローできるでしょ」的なことを言われるようになり、人のフォローすることで手一杯になっているお嬢に、「期の目標が達成できていない」と評価が下がる、ということが続いた。お嬢自身、自分は健常と呼ばれるし、子供もいないから障害のあること、子供の状態によってままらないこともない、と、こなせない自分を責めるようになった。生真面目さが、裏目に出た。こういう言い方をしては、大変申し訳ないが、「子供を最大限利用する人」というのはいる。「子供が熱を出してしまって」といっていたのに、まだコロナ禍もそれほど収まっていないのに、連休を利用して、飛行機の距離の旅行へ行く、生真面目に「不要不急の外出」を避け、副反応で動けなくなったら、死活問題なので、ワクチン接種をしていない私に配慮して実家にすら寄り付かないようにしているお嬢は、どんどん心理的に追い詰められる。それでも、子供もいない自分がはフォローしなくてはならない、ずるいとか、さぼってんじゃねーの？と思うこともいけない、と更に首を絞めていく。それは障害のある人とも同じで、少しでも、ネガティブなことを思う自分を責めた。最初は「外食ができない」だった。もともと、外食が苦手なお嬢、(´ﾍ｀；)とは思ったが、あえて「外食しなくても問題ないし、どうせ今は友達とも外食できないし」とそれほど深刻にならないようにと、気にするな、と言った。が、それからも職場環境の悪さは続き、お嬢が企画したものは、却下され、他の人が掲げたものは取り上げられ、その分、フォローで手一杯になるお嬢は「仕事に対しての取り組みが見られない」と評価され、どんどん気持ちがすり減り、外食だけではなく、食べられなくなり、眠れなくなってきた。この頃には、彼氏君も私も、転職を薦めていた。母校出身者はあるあるだと思うが、与えられた仕事を精一杯する、が沁みついている。だが、違う、仕事は選べるんだ、自分がいなくなったあと、どうなるんだ、は上の人が考えることで、お嬢が考えることではない、と言い続けた。子供の頃のように、後ろから蹴り落さなくても、自分で飛べるだろうとさじ加減を間違えないように、声をかけ続けた。同時に、彼氏君も声をかけ続けていた。おそらく、彼氏君の方が、目に見えて弱っていくお嬢をみていたので危機感あったと思う。そんな中、推しがライブを再開し、私は無理だけど、お嬢は当選して一縷の望みとして、楽しみにしていた。が、メンバーがコロナ感染し、お嬢、泣き崩れる…お嬢は十分にこうなることはわかっていて、メンバーが重症でないこと、他のメンバーは感染していないことそれはとてもうれしいが、ライブが飛んだことが、とても飲み込めなかった。飲み込まなくちゃいけないのは、わかっているけれど、感情が追い付かなった。ここでこれはヤバいな、と思ったが、案の定、ここで一気に落ちた。私に落とされる、もしくは自分で落ちるなら、まだ納得できるけどどうしようもないことで落ちると、どうしようもないことを飲み込めない自分が許せなくなってしまうのだ。ここに、職場での「どうしようもないことを飲み込めない自分」が加わって、非常に危険な状態になった。逃げてもいい、と言っても、逃げる自分が許せない。この頃から、すでに退職した元同僚からも「そこにいるのは、もったいない。もっと働ける場所がある」と言われるようになり、とにかく、転職エージェントに登録することにこぎつけた。辞めるかどうかはともかく、仕事があるかどうかみるのも一つの手だ、と。そして、職場で心療内科の受診を薦められ、お嬢はかなり嫌がったが、この受診記録は武器になる、と彼氏君、私で、ひたすら薦める。お嬢自身は「メンタルが弱い奴」とみられると嫌がっていたが、いや違う、部下にメンタル不安がいるのは、上司の責任、ととりあえず行っとけ、と滅茶苦茶勧めた。そして、徐々にお嬢もここまでしている必要はあるのか、と考え始め、転職へ気持ちが傾いてきた。転職に消極的だったのは、法務の資格を持っているとはいえ、法学部卒でもない自分が、法務で転職できるのか、というひけめのようなものがあったらしい。同時進行で、彼氏君も転職活動をしていて、手堅い仕事に転職が決まった。そのこともあり、「今、転職に心が動かなくても、とりあえず辞めて、心休めるぐらいは稼げる」ととにかく退職を勧めだした。そして、職場にも転機が。中途採用の人が入ってきたのだが、法務部卒で、司法試験も何回か受けたことがあり、弁護士事務所で働いていた人だった。お嬢が思うところの、「なんの瑕疵もないと胸の張れる人」だ。自分がないがしろにされるのは、そういう経歴がない、便利屋と思われているから、だったのだが、この中途採用の人に対する会社の言動が、お嬢と同じだった。お嬢にしてみれば、プロなのに、プロもその扱い？おかしいのは自分じゃなくて、会社だ！中途採用の人からも、お嬢の知識であれば、充分転職できるといい、転職エージェントからも、途切れることなく話が来るようになった。面接もしたけれど、落ちること数回。条件もちょっとね、だったけれど、これは新卒３年在籍をこえたらもっといい条件が来るんじゃないか？年末、推しのライブも当選し、やっと気持ちが上昇。職場は相変わらずだったけれど、辞めることに覚悟が決まったので、気持が違う。中途採用の人にも励ましてもらったのもあるが、きちんと法務を学んだ人に対する会社の対応をみていて会社に対する気持ちも一気に下がる。なんとか、一番危険なところは退避した、そんな年越しだった。

  2023年06月14日

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• 学生の目線と社会人の目線＜１＞

  お嬢が就活をしていた時、早々にめげたお嬢は内定が出た時点で就活をやめた。一時にいろんな企業を見られるのは、就活時期しかない、就活を続けた方がいい、と言ったのだが、お嬢自身が就活というものに、疲れてしまい、早々に離脱。もう成人しているから、本人の好きなようにさせたが、就活で必要！と買わされたスーツとiPad、ほぼ新品だよなぁ…実際に就職して、当然出てくる「思っていたのと違う」そもそも、入社前のインターンシップで「はい？」と思うこと一杯。それでもね、就活やめたのは自分だしね～と話を聞くだけにとどめておいた。そして、コロナ禍に突入。大学の卒業式はなくなり、入社式もなく、リモートメイン。もともとリモートに切り替えていた会社だったので大きな問題はなかった…はずだった…リモート推奨といいつつも、例年ならば入社して三か月ほどは研修があり、その中には、店舗見学というようなものもある。それらもなくなったので、リモートで研修をしていても暗中模索になることが多々あった。そして、会社としても、実際にリモート中心になることで今まであった問題が浮き彫りになってきた。お嬢と私の母校では、正論ではあるけれど、それって通用しないよね、ということが多々ある。私は母校を卒業してすく社会に出たので、そのギャップにかなり苦しんだ。なので、お嬢には、母校から社会ではなく、大学を挟んでから社会に出るようにした。言ってしまえば、母校はどんなに合わなくても、酷い人でも、基本、いい人たちで、育ってきた環境が似ている。私が母校から公立の小学校に2校通い、それから母校に戻った時、ずっと母校にいた友人たちが、とてつもなく世間知らずに見えた。同じ公立といっても、環境の違いで人間性が全然違うのも知ったし、自治体によって、公立は一律ではないことも知った。なので、大学は外部進学前提だった。だから、ある程度は耐性があったとはいえ、社会人となるとまた違う。年齢の幅が一気に広がるし、ジェネレーションギャップもある。業界のローカル常識というものもある。そしてなにより、現在そこそこの役職持ちは、私と同世代、バブル世代＋24時間戦えますか、が常識だった世代。セクハラ、パワハラ、男女平等の概念もない。頭ではわかっていても、この言動がそれにあたる、ということがわからない。むしろ、よりよいコミュニケーションだと思っているフシもある。お嬢の方も、学生の時はなかった問題、というのが目の前に出てくる。自分の倫理観、常識、理想、そういったものが砕かれ、その中から積み上げていく、ということの繰り返しになる。お嬢の気質として、めんどくさがり屋で、だらしないところがありつつも基本的に真面目、という面がある。そして、これをくらうと面食らうのだけど、例えば、バンジージャンプをすることになったけど、嫌で２時間泣き叫んでいるのに、ギブアップしない、というような性質でまわりが「もういいよ」と言っているのに、やめない。ここまでなら、まぁまぁあると思うのだが、お嬢はそこから先が違う。それでバンジージャンプを飛ぶと「楽し～～～～！( ´∀｀ )」と５～６回連続で飛んだりするのだ。はっきり言って、腹が立つ。なので私は、ある程度泣き叫んだら、黙って後ろから突き落とす。どうせ、楽しむのだから。だが、これとは別に、自分の倫理観や人からどう思われるか、ということでとことん、身動きが取れなくなって、黙り込むことがある。この時は、要注意。高層ビルの屋上の端に立っているようなものだ。お嬢を育てていて、最大のピンチは中３の時だった。学校から帰ってきて、玄関入って、泣き崩れても、翌日には学校へ行く。担任に相談しても「お母さんの気のせいですよ。笑ってますし」一人っ子なので、過保護と流される。つーか、担任、あんたが学生の時から知ってるが、そんときから信用できないんだよ！ま、それはさておき、今は入社１～２年目で結構仕事を任されたりする。私の感覚では「へ？それを２年目にやらせる？」だ。入社して１年ほどで家を出て、彼氏くんと住んでいたが、そこから数か月後、私骨折、入院。このとき、あ～、同棲してて良かった、と心底思った。一人でうちにいたら、とことんまで落ち込んで、フォローする私がいないのでどうなってたか、なのだ。私の退院後も、コロナ禍でなかなかうちに来ることもできずLINEでのやり取りのみ。私の骨折騒動が落ち着いてきたころ、徐々にお嬢のメンタルが疲弊し始めた。

  2023年06月07日

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  戦力になる

  なんだかんだと、うちに来ることのなかったお嬢、年越しぶりにやってきた。目的は、前日不用品の処理をしたので、空いた部屋を整えること。杖生活では、荷物をどけることもままならないのだ。うちでお昼を食べるというので、「パン屋さんのパン、かため」をリクエスト。スーパーの配達では、なかなかおいしいパンは買えなくて、それほど好きではないから、日常は困らないけど、美味しいパンが食べたいときもある。連休はお嬢が来ると前から言っていたので、ローストビーフ、スモークサーモンクリームチーズなどが買ってあって、パンがあればオープンサンドができる。生ハムとバターを買い足しておいて、あとはお嬢が来るだけ。「プリンとケーキ、どっちがいい？」という連絡がきたのは11時過ぎ。プリンは最近自分で作っているし、お嬢の来る日の２日前が私の誕生日だったし、杖二本で歩いている今は、ケーキを買って帰れないこともあり、ケーキを頼む。「〇分の電車にのあった」という連絡がきて、お昼の準備。お嬢無事到着で、お昼ご飯となった。元のバイト先のパン屋さんでパンを買ってきていたのでパンそのものもおいしいけれど、今回、量で選んだ「発酵バター」がおいしかった！そんなに食べないよね、と思ったパンが、みるみるうちになくなる。「発酵バター」侮りがたし…お嬢から、誕生日プレゼント、ということで、こちらの品々。なかなかのラインナップだなと(￣ー￣)ﾆﾔﾘスヌーピーは、私が小さい時から好きなキャラクターだし、苔盆は自分でも買おうかと思っていたもの。手前のタオルは、私が普段使っているところのもの。もらってうれしいものばかり！一方こちらは、好きなのになかなか買えないお菓子たち。「見かけたら買っといた」どこにでも売ってそうで、売ってなくて、私が悶絶しているのを、覚えていたらしく「あ、あるじゃん」と買っておいてくれたとか。テンション、あがります。毎日LINEで連絡を取っているとはいえ、対面では久しぶりだったので、一日目はおしゃべりで終わり。二日目は、したい片付けをリストアップしてあったのでやっていくと、１時間もかからずにできるところまでできてしまう。足がなんともなかったら、一人でちゃちゃっとできてしまうことも手助けを借りなければ、どうにもならない。昼前には終わってしまって（お嬢はの～～～～んびり寝坊したにもかかわらず）午後からは、デリバリーピザを食べながら推しのライブ盤をみて、だらだら。軽く夕食を食べて、帰っていった。真面目な話もしているのだけど、基本のんびりな週末でした。

  2022年05月11日

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• 今更です

  社会人になって、家をでたお嬢。家をでてみて、いろいろ思うことがあったらしく、昔私から言われたことなど、「なるほどね、今ならわかるわ」と言うことが多い。まぁね、社会人になって、家をでること想定でいろいろ言ってきたから学生時代には合わないこと多かったしね。そんな中で、私自身の内面も大きく変わり、へぇ～って事が多いのだけど、ハ「最近気がついたんだけどさぁ、なにも考えずに好きなもの選ぶと、な～んかいかついというか、治安（ガラ）が悪くなるのよね」お「今更です」ハ「かわいいアイテムのはずなのに、なぜ、ガラ悪いほうを好むんだ？」お「今更です」ハ「食べることとか、自分が着る物に、興味がないって、結局自分に興味がないってことなんだね」お「だからね、今更なんですよ、やっと気がついたの？」まぁ、確かに、自分に興味があれば、自傷が楽しいとは思わんな。家の中も、自分仕様になっていて、お嬢的には「ほう、こうきたか」という感じらしい。お「抑えてたんだねぇ、そりゃ、心病むわ」服や小物、「これ、どう思う？」と相談するとお「今更だから、好きに突っ走れば？そういう人なんだから。で、なんだかんだ言って、スパッと衝動買いしたものって、似合ってる確率高いよ」なるほどね、本能に従うことにしよう。そして今日も某通販サイトのカートには、いかつい（人に威圧感与えがち）ものが並ぶ…

  2021年05月15日

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  ある意味【母の日】？

  お嬢が家をでて、困ることは全くなく、むしろめちゃくちゃ楽になったけれど、そういや、困るほどじゃないけど、「あ～」と思うことが。それが、「一人だと、焼肉、寿司、ケーキが食べにくい」とはいえ、食べることに興味がないので、全く困らないのだけど…そんなことを知っているお嬢が来るとき、乗換駅でケーキを買ってくる。（まぁ、推しがCMしてるしね）今回も「なにがいい？」イマドキはネットで見れるのね、ケーキの種類。なので「あれば、これかこれ、もしくはひーくん」ひーくん、というのは、推しグループの中でもチョコ好きなので、うちではチョコといえばひーくんになる。そして、お嬢が買ってきたのがまぁ、お嬢イチゴ好きだしね。そして、夕食は寿司やらお惣菜やら買って、推し動画をぎゃいぎゃいと観る。翌日、どうせお嬢は昼まで起きてこないのが分かりきっているので、漬けておいた塩麹鶏をスロークッカーにセットして、久しぶりに混ぜて焼くだけのチョコレートチャンククッキーを作ってみた。ひさしぶりだと、なんかしっくりこないな～。そしてふと思う。ケーキ以外の食費、かごにいれられた雑貨など私持ち。塩麹鶏は私も食べるけど、お嬢にも持たせるので、いつもの倍。クッキーもお嬢リクエスト。…おかしいな、今日は【母の日】だったよな？？？でも、見方を変えれば、【母であった日】ではあるな。自分のためになにかって、しないもんな、私。

  2021年05月12日

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• 沼落ち、ドボン！

  滝沢歌舞伎　ZERO 2020 MOVIEを観て依頼、すっかりSnowMan三昧な私。それを半分呆れながら見ていたお嬢。時間が空いたとやらで、映画館へ観に行ったところ、観終わって速攻で「沼落ち」連絡がきた。そうだろうよ、だろうよ、そういうもんだろうよ「映画でもない舞台でもない」はまさにその通り！そこそこ、舞台も好きで、映画も好きだけど、舞台で物足りない部分を映画で、舞台のよさはそのまま舞台で、圧倒の時間がそこにある。「どうだ、半分呆れてたくせに」とLINEすると「まぁね」という返事。わーーーはっは！来年、観たいなぁ、舞台！with　お嬢は決定ですな

  2020年12月30日

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• 光陰矢のごとしというより、貧乏暇なし＜２＞

  二日目はあいにくの雨。叔父のお墓で叔母と従姉妹と待ち合わせしているが、叔母の体調もあるので、くれぐれも無理しないようにお願いする。夜更かしが身についた（そんなものつけるな）お嬢、でかける一時間前になっても起きてこない。朝じゃなくて、昼前だし…なんとか起きて、いざゆかん、埼玉県内移動。埼玉県内、横断するのがめちゃくちゃ不便。叔母の家も、正直、遠いところではない。むしろだだっぴろい埼玉県内では近いほう。ところが、電車を乗り継いでいこうと検索すると「都内経由」が早いときもある。今回は幸いにも（へ？）県内を移動したほうが早かったらしくスムーズに移動。ちょっとした行き違いがありつつも、無事叔母と従姉妹と合流。私は半年ぶり、お嬢は初めてのお墓参り。叔父がなくなって、もうじき3年。なんともあっという間で、おそろしい。その後は、近くの和食ファミレスで、事故以降の経過をききつつお互いの近況報告。お嬢も就職してしまったら、なかなかこられなくなるしね。駅まで送ってもらい、再び県内移動途中乗換駅の駅ビルで買い物しつつ、ん？買い物？たかられた…だな。正直、わが地元では、買い物に適した商業施設がない。もっとも、こちらも都内で済ますことが多いので、なんともいえないが、雑貨屋などは逆に都内では探しにくいので叔母のところへ行くときは、帰りに寄るのがお約束になっている。バイトで稼いでいるくせに、たかるお嬢…私の財布のそこは、浅いんじゃっ！！！！！久しぶりに、地元のターミナル駅（爆）で降り、昔からある商店街をぬけ、元はダイエー、今イオンへ行くと、なんと、閉店の案内。私が中学生の頃からあったところだけに、びっくり(ﾟдﾟ)！すでに閉店している雑貨屋さんなども多く、建物の老朽化による閉店なのかもなぁとお嬢と話す。商店街もすっかり居酒屋さんだらけとなり、なんだかねぇ…同じ街にずっと住んでいると、こういう移り変わりもあるんだなぁと長くいるな、ここ、と改めて思ったのでした。

  2019年07月14日

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• お嬢の驚き

  お嬢が大学に入ってからＷワークを始めた私。その頃から、徐々に休日に出歩く、なんてことをしていたのだけど、この秋、先日の茅野日帰りに始まって、10月の第2週目まで週末の予定がぎっしり…お嬢とも、マメにお互いの予定をすりあわせないと、すれ違い…お「なんというか、アグレッシブねぇ」ハ「まぁね、でも、元々はこういう人よ、私」お「え？全く知らない姿ですけど！」ハ「そりゃ、ずっと誰かに【合わせる】生活してたもの」お「…なんか、すんません」ハ「へ？ああ、子育ては自分で望んでしたことだから、無問題。それに、お前さん生まれる前からだもの、人に合わせた生活」お「あ～～、なるほど」ハ「だから、学園の友達は皆びっくりしてんじゃね？小学校の友達は誰も驚かん」お「そりゃびっくりだよ、娘もびっくりだよ」この小学校の友達、というのは、私の人生の中で、唯一不登校のない時代の私を知っている。だから、彼らにしてみたら、どんどんやりたいことやってる私は《当たり前》むしろ、やりたいことをさっさとやらない私と言うのは「気持ち悪い」らしい。ハ「で、どっちがいいのさ、人に合わせて鬱々としているハハと、今のハハと」お「そりゃ、今のハハでしょうよ」じゃ、無問題だな。平日の仕事中が、一番大人しかったりする、今日この頃…

  2018年09月13日

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• そのつもりはなかったけど

  連休中日、お嬢と予定があったので、叔母のお見舞いに行くことに。今回の目的は、振袖写真のアルバムができあがってきたので、そのお披露目。叔母の入院している病院は川越からバス。川越と言えば我が家から一番近い観光地なので、ちょっと遊んでから病院いくか、なんていいながら行ってみてビックリ。人出がハンパないです…よくよく見てみると、なんとお祭り中！街中のそこここに、山車がでていて、お囃子をやっている。うちは「イベントのためにどこかにでかける」ということをしたことがない。人ごみにいらいらしだす人がいて、その人を怒らせないようにと神経をすり減らさねばならないので、最初から行かないことにしていたのだ。なので、お嬢と共に「連休中のイベントに出かける、なんてことやっちゃってるよ！」突然の予定変更もお嬢と二人なら、「別にいっか～」ちょこちょことお祭りを眺めてから、病院へ。いろいろあって、2週間ほどお見舞いにいけなかったのだが、病棟のエレベーターを降りたら、叔母が待ってた。歩行器もなにもなしで！病室で写真を見ながら話しているときもやせた自分の姿を気にしたり、おかしをつまんだり、夏に帰省してくる孫たちのことを気にして、家の中をどう片付けようか考えていたり、【前向き！】体が動かせるようになると、心も動くんだなぁと痛感。病院からの帰り、お祭りの影響でなかなかバスがこなかったけれどハ「帰る時間気にしなくていいから、いいねぇ」お「いらいらしなくてすむね」そう、今までだと、帰る時間を気にして（遅いと機嫌が悪い)出先で楽しめなかったけどいないとお嬢とふたり、行き当たりばったりでも、全然オッケー。夕食はうちにあるものと、ちょこっとお惣菜を買い足しておわり。なんとものんびりと、いい休日だった

  2018年05月06日

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  成人？

  遅ればせながら、お嬢の成人式写真（振袖）を撮ってきた。ここに至るまでいろいろあったので、やっと、という感じ。お嬢が友達から教えてもらった写真館では、持ち込みも借りることもできる。（これに関しての追加費用はなし）Laquan　らかんうちにある振袖は、長姉に仕立てたもので、私には似合わなかった。おもしろいもので、顔はそっくりなのに、似合わないんだなぁ。色白のお嬢にはもっと似合わない。なぜなら、この振袖、グレーが掛かった水色、という着る人を激しく選ぶものでお嬢はブルー系を着ると必ず「具合悪い？（顔色悪い）」と聞かれるのだ。そんなこんなで、面倒だ、という話をママ友であり、学園の先輩に愚痴っていたところ、「私の着る？」ここは男三兄弟で誰も着ない。（当たり前）そしてこの振袖、ママ友の姪御さん（30代後半）がずっと借りていて、やっと取り返した、と聞いていたので「え？いいの？(ﾟдﾟ)！」「誰も着ないし、お嬢のことは小さいときから知っているもの(^^)」確かに、生活団に入団時からだから、4歳からお嬢のことは知っている。しかも、お嬢も、ママ友さんの三男坊もそのままずっと学園だから、お互いに嫌ってほど知ってる。お言葉に甘えて借りたら、なんと総絞りの染物！ステキすぎて、後光がさしてますよっ！！！帯もぺかぺか光る安っぽい金ではなく、落ち着いた本気の金糸。ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇと思うと同時に、「これは着たらもっと映える」映えましたとも。そりゃぁもう。もう一枚は、写真館のものを借りることにしたので、いろいろ選ぶけれど目移りして「わからない～～～～～」ちょいちょい「こんな感じ」というお嬢の意見もいれつつ、基本は「好きにしな」と放置気味な私。最終的に何着か選んでいたのを見ると「これ、いんじゃね？赤に桜」「え？これ、赤に桜？じゃぁこれ！」はいはい、そうですよね。櫻井＝赤だものね。┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚとはいえ、最近ヘイジャンだ、なんだかんだと言っていたのでここで基本的な推しが来るのには、ちょっと意外な気が…ヘアメイクも、本人に任せていたので、覗きもしなかったけど、ヘアメイクさんによると、いざヘアメイクという時になって、壮絶な母娘バトルになることが珍しくないそうな。お嬢と私にしてみたら「へ？」なのだけど、母娘でヘアメイクの傾向が違うのでバトルになって「せっかくの成人式のお写真なのに、お嬢様の表情が暗いことが多くて」ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨ、誰のためのなんだい？でも確かに、お嬢の借りた「赤に桜」のお振袖は、2019年度2020年度の予約が成約済みになっていたし、親子で振袖を選びに来ている人もたくさんいた。なんでも父親が選ぶこともあるそうな。うちなんて、撮ったことすら知らないよ(爆)最近の子は、二十歳といっても幼いなぁと思っていたけど、親がもっと「子供を自立させる」という意識を持たないといけないんじゃね？とか思ってしまった。お嬢は周りが「前撮りしてきた～」という話を聞いて、去年の年末になって「やっぱり振袖写真を撮りたい」というので、「ああ、いいんじゃない？成人だから、自分でやんなね」と放置。そうしたら「どうしてもお金がないから、助けてください」と頼まれたから費用は出してあげることにしたけど、あとは自分でやんな、なので、思うように選んでた。人前で母娘バトルするとか、親がいちいち口出しするとか、みっともないことこの上ないよと思うのだけどなぁ。就職の内定を親にだすとか、入社式に親がでるとか、「さもありなん」と思ってしまった…

  2018年04月09日

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• 貯金大事

  大学二年の春休みともなると、バイトに遊びに忙しいお嬢。今月はというか、今月後半の2週間で、ディズニー、旅行、成人式後撮り、旅行、その合間にバイトというとんでもないスケジュール。「ふ～～～ん」というと「自分で稼いだ分で遊んでどこが悪いわけ？」ほ～～～～～、洗濯やゴミ捨てなどの細かい家事を親任せにしてそういうこといいますか。ずっと規則正しい生活をしていた反動か、就寝時間がずるずると遅くなる。食生活も乱れ勝ち。サイボーグのように丈夫だったのは、なんといっても規則正しい、少なくてもたっぷりあった睡眠時間と食生活のおかげ。そこから離れて2年、じわじわを体調を崩すことが増えてきた。一番楽しみにしていた旅行の2日前、仕事中に「顔に違和感がある」とのLINE。お互いに仕事中にそういうLINEをいれてくるということは、「ちょっと気になる」レベルではなく、自覚しているということだろう。顔に違和感と言われると思いつくのは顔面神経麻痺。でも、普通に喋れるし、飲食もできるとのこと。とりあえず、LINEではどうにもならないので、帰宅してから顔をみると若干、引きつり気味。イマドキの子なので、私が帰るまでネットでいろいろ調べていたようで「顔面神経麻痺だと思う」「医者にとってやりにくいのは、素人のそういう判断。ちゃんと診断受けてきな」旅行も控えていたので、翌日病院へ。軽いものだけど、顔面神経麻痺とのこと。旅行も行ってもいいと言うことで、一安心して旅行へ。ここの処、バイトの人間関係でかなり心理的ストレスを受けていたし、不規則な生活と食事で身体的ストレスもかかっていたから、さもありなん。経過観察でもあったので、思いがけず数回の通院。と、こそりとLINEが…「治療費、もらえたりしませんか？」「あら、自分の稼いだ金で遊んでどこが悪いと言ってたのは誰かしら？」正直、年が明けてから、出すつもりのなかった（つまりは予算外）の成人パーティー関連の支出や冬服を買うお金がない、とぐだぐだ言われてお金を渡したりで、私の財布は赤字。「赤字ですけどなにか？」と返すと「ですよね」と一言。帰宅後、「こういうことがあるから、貯金って大事なんだよ」と説教。今までもお金の使い方に関して注意はしてきたのだけど、聞き流してきたお嬢。「今回は本当にそう思った。貯金とか、保険とか大事」お嬢は社会学を専攻しているので、「負（貧困）のループ」に関しては勉強しているけれど、実際に今回の体験は「確かに、いいときを基準でお金を使っちゃうと、負のループになるって怖くなった」そこ！そこ大事！それでも今回、いざとなれば私がいるとタカをくくっている。無意識だけど。貯金も保険も重要なのは「悪いとき」基準。社会に出るまえに、懲りてくれるといいんだけどね。

  2018年02月25日

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  リア充さんの無謀

  女子高から共学の大学へ進学したお嬢。いろいろありつつも、リア充さん。今回、初バレンタインということで、いろいろ考えたものの、甘いものがあまり好きではないということで、クッキーにしたという。…えーーーっと、脈絡がわかりません…それも、くだいたキャンディーをいれたもの。…食べにくいと思うな…そもそもお嬢、料理にしても、お菓子つくりにしても、裁縫にしても「ハハがするもの」で自分ではあまりしない。クッキーだって、前回作ったのいつ？って感じ。さすがに、自分があまりしないという自覚があったのか一人で試作してみる。試食してみたが、硬い。バター練りすぎたかな。ということで、本番ではフードプロセッサーを使うことを提案。だって、食べる方がかわいそうじゃん！バレンタイン当日はバイトがはいっていて会えないので、バレンタイン翌日に、夢の国へいく予定なので、その時に渡すと言う。バイト、夜シフトだよねぇ？夢の国、うちから遠いから、早くでるよねぇ？この時点で私、がっくしorz基本自力でやってもらいますけどね、ヘルプしないと私寝れない！案の定、20時までだったバイトは残業で21時過ぎまで。Wワークを終えて帰宅した私とほぼ同時。そこから遅い夕食を食べて、一休みして、いざ、始め！は22時半…Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝでも、フードプロセッサーなら、クッキー種はあっという間。「なんか手作り感ないんですけど」(#・∀・)ﾑｶｯ!!そういう台詞は、何回も作ってプロ並になってからいいやがれ！とはいえ、型抜きクッキーの場合、大変なのは型抜き。しかも砕いたキャンディーをいれて、ちょっとかわいくしたいということなのでならば種は簡単にするに限る！フードプロセッサーで、ささっと作った種を休ませている間にオーブンの準備やキャンディー、型の準備をして、そこから先はお嬢にお任せ。時々「焼き色みて」とかくるので、台所を片付けながらチェック。あまり焼くと固くなってしまうので、そこそこで止めておく。クッキーが冷めてから、ちょこちょこっとデコレーションして、ラッピング。終ったときには、当然シンデレラアウトタイム。バタバタとお風呂にはいって、お嬢就寝。私の就寝は、まぁいつもどおりと言えばいつも通りの2時過ぎ。ただね、夢の国に行く人が、6時前の電車に乗るというから、起きるのがいつもより1時間ほど早いんだよね(TдT)いつもより早いアラームで起きると、案の定起きてない…しょうがないので、起こして見送り。あ～～～～、私の一日、もう終った気分。でも今日もWワークだしなぁ…へろへろの私、リア充さんは夢の国で一日ハイテンションで過ごすんだろうねぇ若いわぁ…そして、明日はバイトらしい。ま、遊ぶなら稼がねばな。それにしても、眠い…(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ

  2018年02月15日

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  育ってきた環境に感謝

  幼稚園から高校まで一貫校に通っていたお嬢は、住んでいる地元に全くなじみがない。なので、もともと自治体の成人式には行く気がなく、この学校の友達と集う成人パーティーを楽しみにしていた。成人なんだから、支度やらなにやら自分でするのが当然、と思っていたら「お金ないです」( ﾟДﾟ)ﾊｧ?結局、一式払わされた…orzこのパーティーには親も参加できるので（年によっては親無しもあるらしい）ついでに参加。私の母校でもあるが、小学校までは共学、中学からは男女分かれるので、中学からの男子には馴染みがないのだけど、下から来た子は皆知っている。特に小学校のときは、父母会が毎月あるし、食事当番もあって、どの子も成長を見守ってきた子供たち。幼稚園に入ったとき、「全員が自分の子供と思って、成長を見守りましょう」と言われたことがあった。成人した子供たちをみて、つくづく、いい環境にいさせてもらったなぁと。自然と小学校のときの母たちと集まり、子供たちを見ているといろいろあったけど、成長したなぁと…親子のつながりが強かったこともあり、いろんな子が「〇〇のお母さん！わかりますか？△△です！」と満面の笑みで挨拶に来てくれる。女子ならきれいになっていてびっくり！男子なら、すっかり大人になっていてびっくり！小さいときから知っている分、そして困ったことも一緒に悩んだこともあった分、本当に「わが子のように」成長がうれしい。親戚や地元とのつながりは薄いお嬢だけれど、こんなにもたくさんの人に見守っていただいて成長したこと、本当にありがたいなぁ、頑張って通ってよかったなぁと財布が寒くはなったけど、心は温かくなったパーティーだった。

  2018年01月13日

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  誕生日おめでとう

  お嬢が二十歳の誕生日を迎えた。お嬢を授かってから、生後半年まで、私にはお嬢を顧みる余裕がなかった。とにかく、毎日を過ごすことで必死で、妊娠中の栄養状態も悪かったし、産後も退院したその日から家事だなんだとしていたからかえって初めての育児を神経質にならずにすんだかもしれない。妊娠後期、そうめんとレバーしか食べていなかったのに、呆れるほど丈夫で、多少コンパクトではあるものの、しっかりと育ってくれた。生まれたとき「自分の人生を切り拓き、自分の足でしっかり歩く」という願いをこめた名前。二十歳の誕生日カードには、この名前の由来に、少し付け加えた。「一歩一歩、ゆっくりでいいから着実に歩いていけるように」私が二十歳のとき、大好きだった父はすでに亡く、ただただ「早く大人にならねば」と、大人とはどういうものかもよくわからずに闇雲に突き進んでいたように思う。その結果、失敗もたくさんした。それはそれで私の人生だと思うが、できればお嬢にはあせらなくていいからしっかりと着実に歩んで欲しいと思ってしまう。30歳のとき、母と引き換えに得たお嬢。私は責任を果たせたかな、と思う。悩みながらも進路を自分で選び、1人で飛び込まねばならないとわかった上での進学。15年も同じ学校で、同じ友達に囲まれて育ったお嬢には過酷だったと思う。私も同じ環境で育って、出て行く勇気はなかったから、よくわかる。名前の通りになっているな、とうれしくなった。今年になって、卒業した小学校（私は小学校は3校行っている）の友達とつながり会うようになった。その中の1人、クラスが一緒になったことはないけれど、でも、お互いに覚えているよ、という子がオリジナルアクセサリーを作っていることを知った。うちは誕生日プレゼントに物をあげることは、あまりしてこなかったけど（ディズニーランドに泊まりでいくとか、コンサートに行くとか、ケーキビュッフェに行くとか）二十歳の今年は、この友人に作ってもらった。淡いピンクのコットンパールのチョーカー。本物の宝石は自分で稼いで買うがいいよ。でも、このチョーカーを得られたのは、人とのつながり。それは宝石に負けないぐらい、いや、それ以上の宝物だと私は思う。小学校までは手を引いて、中学からは、一歩ひいて高校からは、肩越しに同じ方向を見ながらきたけれど、これからは同じ道ではなく、一歩逸れて、角度を変えてみていこうかなと思っている。失敗してもいい、廻り道になってもいい、自分の手と足で、自分の幸せを掴み取れる人になってほしい。ただ、そう願う。

  2017年08月31日

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  ねこぺん日和カフェ

  お嬢が大学生になって、なかなか二人ででかけることがない、というよりも、お互いの予定を「わざわざ」あわせないといけなくなってきてそうなると大抵、母親の出番は【財布】しょうがないっすね…そんななか、お嬢も私も好きなLINEスタンプ「ねこぺん日和」の期間限定カフェがオープン。これは行かねばならぬ！ということで、お嬢の試験最終日、私の仕事終りで待ち合わせし、行って来た！もうね、かわいくてたまらん！クールに「親につきあってあげた感」を出していたお嬢、写真をとった枚数は段違いでしたな（爆）そしてグッズも「え～～、そんなにないなぁ」といいつつ、しっかり「じゃ、これ」ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨ結局【財布】な私。オープンして中日をすぎているので、欲しかったグッズでなかったものもあったので、ひそかに、もう一回、1人で行こうと思っている私…というか、もう会期中に予定があうことがないんだよね。入荷してるといいなぁ…

  2017年07月28日

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  工夫しないとね

  お嬢が受験中、勉強を終えたあと、甘いもので一服しながら一日のことをしゃべる、なんていう恐ろしい習慣ができてしまった（；^ω^）当時は、それがストレス解消にもなっていたし、受験に向かう力にもなっていたのだけど、深夜の甘いものは、やめなきゃね、でお嬢と意見は一致していた。大学入学、学祭の実行委員、学内テレビのスタッフなどに参加し、もちろん勉強もし、バイトを始めたお嬢。定時の私とはすれ違うことが多くなってきた。私も仕事を増やしたので、尚更。これは積極的に「一緒に食事をする日」と作らないとかな？と思い、週に一度（平日）に、お互いにバイトも仕事も入れない日をつくり、その日は私の作った夕食を食べる日にすることにした。で、この日はお互いに時間の余裕があるので、恐ろしいことに、「深夜のお茶の時間」復活…orzしかもお嬢のバイト先、ケーキ屋さんだし…基本めんどくさがりのお嬢は、自分で食事を作る、ということをしない。お弁当も冷凍ものだし（これはまぁ、しょうがないか…）自分で用意する「食べるもの」は基本インスタント。なので、できるだけおかずをつくっておくのだけど…週に一度の「ご飯の日」は野菜たっぷりのシンプルなものにしている。…実は私もこの日ぐらいしか、まともに食べない…2人して、お味噌汁を飲んでは「沁みるわ～～～～～～」ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨ食事まではいいのだけど、ついついやってしまう、「お茶の時間」まぁね、いろんなこと話すし、お嬢が社会学なんてやってるから、社会問題や世界情勢も話すけど…ねぇ、ついね、うん、甘いもの。小粒の苺がおいしそうだったので、「そうだ、チョコフォンデュしよう」と思ったら、「チョコファウンテンの方がよくない？」とお嬢。どちらにせよ、チョコまみれ…それもだけど、どちらも持っている自分に(^^ゞこんなものを持っているから、家が片付けない。でも、両方持っている自分に(￣ー￣)ﾆﾔﾘとしているのだから、どうしようもない。今年、20歳になるお嬢。さてさて、こんな生活、いつまでつづくのやら

  2017年01月20日

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  初めての学祭

  先週末、お嬢の通う大学では学祭が行なわれた。入学して、サークルには入らなかったが、実行委員として準備してきた学祭。前後は泊り込みとなった。今まで学園で培ってきた経験は役立つような、役立たないような、悩み悩み、手探りで進んでいたお嬢。うん、それを社会に出る前に経験させたかったんだよ。学祭先日から泊まり込だったお嬢の忘れ物（予備品）を届けに学祭へ。お嬢共々、学園には学祭的なものがないので、去年、受験のために初めて見て以来、二度目。それほど派手さはないけれど、こんなもんかなぁと。実行委員で走り回っているお嬢になかなか会えなかったので、時間つぶしにぐるぐると回っていたら、あら、懐かしいものが…学園生には、おなじみ、リヤカー。自分の手に馴染んでいるし、1人でも楽勝で扱えるお嬢「扱いがうまい」と先輩に褒められたんだとか…そして内心「小学生のときから使ってらぁ。しかもここ、平地だし」とつぶやいていたらしい。そう、学園には坂がある！荷物の乗せ方にはコツがある！「平地だとそういうこと気にしなくていいんだね～」とお嬢。確かにな。そして、現代社会に置いて、これを楽勝で使えるお嬢に(￣ー￣)ﾆﾔﾘとしたのであった。

  2016年11月14日

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• 後日談＜いつでも勉強＞

  いつでも勉強　に思いがけない後日談が…パネル展もトークショーも大興奮だったお嬢、実はその日の放送で、「質問者」として放映もされた。「そういううれしい気持ちは手紙に書いてだしておけ」とせっついて、手紙を出させてから数日。なんと、憧れのニュースキャスターさんから、直筆のお返事が来た。トークショーのときよりも、さらに大興奮なお嬢。封筒の表書きも直筆。便箋には、お嬢の名前にも絡めて、「これからがんばって」とあり、感激のあまり、言動がおかしくなるお嬢。正直、タイピングの返事フォーマットに、最後名前のサインがあるぐらいの返信はあるかなぁと思っていたけれど、まさか直筆とは…人となり、というのは、こういう処に出るんだなぁと思う。お嬢はなにかにつけて、心がめげそうになると、取り出して読んでいるらしい。勉強のいい励ましになったなぁと、テレビで見るたびに感謝している。

  2016年11月13日

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• いつでも勉強

  お嬢が小さいときから、ニュースはよく見ていて、お嬢が好きなアイドルがキャスターをしていることから、その番組を欠かさず見るようになった。とっかかりはともかく、その番組では、若い人向けの解説があるため、自然とお嬢はニュースに興味を持つようになった。もともと、新聞を読むように言われる学校だったし、新聞やニュース番組を比較することで、局によって偏りがあることも教えてきた。そんな中、お嬢が一番好きな番組がこの秋十周年を迎えることになり、パネル展をするとのこと。その初日、メインキャスターによるトークショーがあることを知ったお嬢、どうしても行きたいと時間を調整。行き方や時刻表を調べてみると、授業が終ってすぐ駅までダッシュすればぎりぎり間に合いそう、ということで、行くこと決定。話を聞くのもパネルも楽しみだと、うきうきと出かけた。なんとか授業も終わり、予定していた電車にものれ、ぎりぎりに会場にたどり着けたお嬢。社会学を専攻しているのもあって、授業とは違う視点の話がとても有意義だったとのこと。そして、かねてから疑問に思っていたことを質問できた、とその答えがとても納得のできるものだったと大興奮で帰ってきた。帰宅して、番組内でパネル展の話があるかもしれないと、録画していたら、なんと質問しているお嬢の姿が！そしてそれに応えるキャスターさんのうれしそうな顔！お嬢を通して聞いた話しも、私にとっても有意義で、いい経験ができたなぁと思う。そして、最近、１人で決めて、１人で行動できるようになったな、と思う。ちょっと前までだったら「一緒に行ってくれる人がいない」と行きたくても行かなかったことが多かったのに、全く誰にも声をかけず、１人で決めて、１人で予定を組み、１人で出かけていった。いい傾向だと思う。驚いたのはもう一つ。お嬢は好きなアイドルグループの話をするのに、ツイッターを利用しているのだけど、そのツイッターに『時間ギリギリかも」とつぶやいたら、「え？来るの？」というリツイートが。ツイッターで知り合い、何度かあったことのあるフォロワーさんも、１人で行くことを決めて１人で会場に来ていたのだとか。彼女はお嬢よりも偏差値の高い、有名私立大に通っている。その話を聞いて「頭のいい人っていうのは、群れないんだな」と感心。彼女が１人でも自分の興味のあることには、行動する姿をみてお嬢も自分の今回の行動が間違っていなかったと改めて思ったらしい。ここのところ、社会学への意欲も若干疑問がでてきたところであったのでいい勉強の時間であったと思う。今後もこういう機会には、積極的に参加できるようにと願う

  2016年09月30日

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• お嬢の誕生日に思うこと

  お嬢19歳の誕生日。毎年思うけど、よくもまぁ、ここまで育ってくれたよ。支えてくれた友人、助けてくれた叔父一家、「うちには手があるんだから、いってあげなさい」と言ってくださった友人のお母様。（実際には、友人の子はお嬢と3ケ月違いだったので、お気持ちだけ）「〇には頼れる人がいないんだから、なにかあったら帰国する」と言った海外在住の友人に対し「それはそうだ、うちのことは心配しなくていい」と言ってくださった友人のご主人。（幸いなことに、友人が緊急帰国したことはない）そういうたくさんの人に支えられてここまできたのだよなぁとでっかくなったお嬢をみると、ありがたい気持ちで一杯になる。子供として、「親よりも一分でも一秒でも長生きしてやる」という決意が終ったあの日、親としての責務をずっしりと感じたけど、それらを支えてもらい、軽くしてもらい、年々、手が離れて気楽になってる。あと少し、あと少し。そう思えば思うほど、「ありがたいなぁ」と思い、自分にできることはなんだろう、と考える。（考えれば考えるほど、なにもできないんだけどね）私に関わる全ての方へいつもいつも、支えてくださって、助けてくださって、ありがとうございますm(_ _)m私ごときに何ができるかわかりませんが、できることがあれば、全力で取り組みたいと思ってます。…できることがありゃいいな…（；^ω^）お嬢共々、これからもよろしくお願いいたします。

  2016年08月31日

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• できないものはできない

  この夏、お嬢の部屋のたんすを撤去することにした。もともと、お嬢の服は、上着はハンガーラックにかけ、そのほかのものは、オープンラックにかごを置き、そこに種類別に入れていた。それは「子どもは見えないものはないと思う」ということを聞いたので、一目でどこになにがあるかわかる収納にしたのだ。大きくなり、このオープン棚も乱れがちになった頃、「たんすを使いたい」と言いだした。恐ろしいことに、『使っていないたんす』があったので、模様替えを兼ねて、お嬢の部屋にもって行き、服とバッグをたんすに収納するようになった。ところが、「みえないものはない」何度も「全部出して、総数を把握しろ」といっても一段ごとにするので、結局総数も把握できなければ、どこになにが入っているかもわからなくなった。この頃すでに中学生。母親の私が管理するものでもないだろう、と放置していた。が、最近になって「きっちり揃っていると、(ノ｀Д´)ノ彡┻━┻って感じになる」となにかの会話の途中で言い出した。そういわれてみると、お気に入りのブランドのショップでも、ハンガーにかかっている物は手に取るけど全く同じデザインなのに、畳んであるものには手をださない、ということが多々あった。確かに、小さいとき、レゴやシルバニアファミリーなどの小さいものの片付けも、色毎、大きさごと、種類ごとに分けていたら、それが苦痛だ、ということがあった。私は使うときに「この色のコレ」とすぐに使えないとストレスなのだけど、お嬢は「こういうのがあるといいなぁ」と大きな処からざらざらとかき混ぜながら出すのが好きだ、と言っていたのだ。なので、レゴもシルバニアもお人形もままごとも、大きな衣装ケースにどかん！と入れてある。これはもう、しょうがないことなんじゃないか？と思い切ってたんすを処分することにした。お嬢に「たんすに入れるの面倒でしょ」「いっそ、シャツ類、スカート類は全部ハンガーラックにかけて、ハンガーにかからないものはオープンラックにかご置いて、そこに入れるのはどうだい？」と聞いてみると、「それができるのなら、そうしたい」という返事だったので、上下二段にかけられるハンガーラックを買った。ハンガーラックなぜ、二段にしたかというと、シャツ類など上半身に着る物と、スカート、パンツなど、下半身に着る物に分けるため。一段だと、恐らくそれらがごっちゃになり、ハンガーラックなのに死蔵品がでると思ったのだ。実際に、いまコートやパーカーなどの上着がかかっているハンガーラックがあるが、アイテムごとには並んでない。冬物のコートの間に、夏用のパーカーが入ってたりする。私的には、ありえない状態だけど、お嬢的にはいいらしい。たんすの中身を全部だし、ハンガーラックをすえて、実際にかけて見ると、自分が思っていた以上に服があったこと、着てないもの、着れない物が多いこと（新品同様で）とっておいても、もう着れない物（部活のトレーナーなど、ほぼほぼ新品）がごっそりとでてきて、さすがのお嬢も「取っておいても無駄」と思わざるを得ないほど、でてきた。それらをせっせとゴミ袋に詰めて、整理してみたら、必要なものが足りなかったという絵に描いたようなオチ。オープンラックは、物置にしている部屋で、消耗品の在庫がのっているものがあったので、それを持ってきた。まだまだ途中で、部屋はすごいことにはなっているけれど、夏休み中に落ち着けばいいかなぁと思っている。

  2016年08月16日

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• レジェンド…？

  学園から一般受験で大学に入ったお嬢。どうも【レジェンド】扱いされているらしい。そのポイントが１）成績が上位10人に入っていなかった２）高3としての責任を10月までやっていた３）部活を9月末までやっていた４）予備校に通っていないこれ、うちでは受験の条件だったんですけど…というのも、もともと学園は「高三での受験」には全く対応していない。なので、高３の間に行なわれる様々な行事の実行委員のようなことはすべて高３の責務となる。それを「受験するから」としないのは、それはどうなんだ？とうちでは話していたさすがに、１０月以降は厳しいと思ったけれど、【部活と高３の責任は、できる限りする】というのは、お嬢の希望でもあったので、「ならば、やれ」だけだったのだ。で、そういう生活をしていたら、予備校に通う時間がなかったという…（；^ω^）で、もともとの成績。一般的には学園の偏差値は４５程度らしいので、その中で、トップ１０に入ってなくて、外部受験と言うのは「妄想？」レベルかと…お嬢のような、【私立文系】の子達は、夏休みに推薦やＡＯで進学を決めていて、一般受験はなし。理系は一般受験だったけど、それこそ予備校に行っていて、高３の仕事としては、「１学期が限界」ということだった。お嬢にしても準備不足は否めなかったけど、ＡＯに落ちている。とはいえ、このＡＯ、二次に進めたのが１０名ほどで、合格は一人だったようなので狭き門。一般受験は、ほとんどヤケとにかく、最初から条件が悪いことはわかりきっていたので、それらを「落ちたときのいい訳にしない」が、受験条件だったので、お嬢としては、不安でもなんでも、進むしかなかった、というのが実情。そして、予備校に通うタイミングも逸したので、ひたすらセンター試験の過去問を何度も繰り返し解く、しかできなかった。なので、【目の前のできること】をがむしゃらにしただけなので、レジェンド扱いと言うのは、(´ﾍ｀；)ｳｰﾑ…もう１人、レジェンド扱いされているのが、初等部から一緒だったＫちゃん。Ｋちゃんはずっと成績もよかったし、積み重ねもあるし、大きいリーダー（実行委員長）を任される事も多かったし。一般受験で受かったのは順当で、まさに優等生のレジェンドだと納得。このＫちゃんが、お嬢のことを「予備校にも行ってないし、受験先に誰も知っている人がいないのに、飛び込んでいくのがすごい」と言ってくれている。結果的には、初等部で一緒だった男子が１人、大学で再会しているのだけど、これも合格が決まってからわかったこと。Ｋちゃんの方は、同級生で女子と男子、１人ずついて、上級生にも数人学園からの人がいるらしい。お嬢にしてみれば「いけるものなら、行きたかった！」のだけど、学びたい学部がなかったんだよね。入学して一ヶ月、今までずっと一緒にいたＫちゃんや生活団から一緒にいて【当たり前】のＲちゃんがいないことが「寂しい」と言い続けているお嬢。それでも、新しい道を選んで、努力して、その道に進む権利を得たのだから、と【お嬢らしく】多少周りから浮いても、頑張っている。大丈夫、大丈夫、学園の縁は切れないから。切るの、ものすっごい大変だから(´∀｀*)ｳﾌﾌ

  2016年05月02日

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• 理想と現実＜２＞

  お嬢は大学で、メディア（報道）と社会との関わり、ということを学んでいる。それは東日本大震災のボランティアを通して感じたことであったり、やってみたいことであったのだけど、入学草々、熊本での酷い震災に、報道のすべきことと本質をかなりあからさまにつきつけられているらしい。被災していないお嬢は、授業を続けられることに感謝し、「寝坊して単位落とすなんて、ありえね～～～！」と邁進しているのだけど、実際に「社会学」「メディア社会学」の講義を聴いていると、今まで思っていたことを破壊されることばかりなのだとか…つい先日の講義では「報道のヘリが救出の邪魔をしてるとか、被災者を逆なでしているとか言うが、その映像を見て批判できるのも、報道ヘリが飛んでいるからではないか。被災者の酷い有様をみて、支援しようと思えるのは、その傍若無人な報道を見てではないか」ということを言われたようだ。そして、講義の終わりに、「自分ならばどうするのか」というミニレポートを提出したとのこと。被災者に寄り添う、そう思うのは当然だけど、よく行く避難所で足りないものを全国放送しても、それは本当に被災者に寄り添うことになるのか？とも思う。阪神淡路大震災のとき、今ほど携帯電話も復旧してなくて、もちろんＳＮＳなんかなくて、でも、被害の大きい地域に、小学校時代の友人がたくさんいて、その「邪魔くさい報道ヘリ」からの映像に誰かが映っているのではないか、誰かの家が映るのではないかと目を凝らし、親友が看護師をしていたので、避難所が映るたびに、ちらりとでもその子が映らないかと画面の隅々を探していた。震災から三週間たって、どうやら郵便が届きそうだと確認がとれ、手紙をだしたら、電話がかかってきた。「今日、やっと休みが取れた。無事だよ」この一言を聞くまで、画面の隅から隅まで見ることは続けていたのだ。特に、卒業した小学校の校庭に、大きなヒビ（後日、活断層が盛り上がったものとわかる）が入っているのを、ヘリの映像で見たときには、心臓が冷えた。そうやって報道をみている人もいると思うのだ。まだまだ勉強を始めたばかりのお嬢。疑問を持ち、現状を認識し、自分のなすべきことをする人になるまでには、まだまだ時間がかかる。どういう選択をするのか、その背中を見ていようと思う。

  2016年04月22日

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• 理想と現実

  幼稚園から通っていた学園を離れ、大学生活を始めたお嬢。なにせ、物心ついたときから一緒にいた友達と離れ、学園のシステムとは全く違う大学に飛び込んだので、戸惑いも多い。そして、本当に人見知りの人には、殴られるかと思うのだが、本人曰く、「人見知り」友達がいない、とつぶやいている。でも、すでに、お昼を一緒に食べる人が固定しているようなので本気の人見知りではないと思うのだが…入学式を終え、ガイダンスを受け、履修を決めているのだけど、その中で「どのガイダンスでも言われるんだけどさ、高い授業料を払っているのだからちゃんと受けなさいって言われるんだよね」ほう、それで？「授業料とかって、考えないわけ？」一般的には考えないかもね、私立だし。「(´ﾍ｀；)ｳｰﾑ…信じられん」学園への失望感と他校への期待感で一杯だったお嬢だけど学園を離れてみてわかること、というのは、想像以上にある。「学園って、本当にいろいろやらせてもらえたんだって思う。しかもレベル高い」そうですけど、何か？「期待しすぎたかなぁ」世の中なんて、そんなものです。すでに学園が恋しいお嬢だけど、選んだ道は選んだ道。もし、あのまま学園で進学していたら、不満と失望感を倍増させていただけだし、理想郷なんてものは、ない、ということだ。「あのさ、そんなこと（学園での、できることのレベルの高さ）は、外部から来た先生たちは皆、知ってるの。でも、知っている上で、外部受験を望む君たちに、離れてみてわかることもあるからと後押ししてくれたわけよ。理想と違うからって、くさってたら、今までと同じじゃないの？自分がいる場所を、なんとかできる子だと信じたから、先生たちは受験のサポートをしてくださったんだと思うよ」「うん、それは思う」「ならば、愚痴ってないで、すべきことがあるでしょうが」この四年を、どう過ごすか、どう活かすかは、お嬢にしかできないことなのだから。親は傍観者に過ぎぬよ

  2016年04月11日

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• 入学式

  高等科修了から、ものの10日ほどで大学の入学式。とにもかくにも、ドタバタとすぎ、晴天とはいかなかったけれど、曇り空のなか入学式へ。ハタ、と気がついたら、お嬢も私も学園以外の入学式を知らない…私も初等部入学だし、転校先の学校は、入学式は6年生のみ出席で、自分が6年の時には、別の学校に転校していて、その学校では、6年生も出席せず…あらまぁ、びっくり、だ。大学前と構内には、見事な桜並木があるのだけど、曇っているから、桜が映えない。ちと残念。人も並んでいるし、入学式後に写真を撮ろうということで、お嬢と別れ、私は入学式見学に。式で学長の話を聞いていると、どこかで聞いたような…(^^;)学園と創立年が似たようなものなので、似たような教育理念なのだね。それだけに親しみやすいし、「今更？」もたくさん。それはそれでいいかもね、と思っている。式後、とりあえず写真をとると、式のときに横に並んだ子とお昼を一緒に食べる約束をしたということなので、私はさっさと退散。実は、短い春休み中に初等部のプチ同窓会があり、そこで、中等科には上がらなかった男子が同じ大学ということを聞いていたので探していたのだけど、会えなかった。残念だ～～～～～午後からはびっちりとガイダンス。大学生活、どうなるのかな～～～。そして、私の肩はどんどん軽くなるので、快感(人´∀｀)．☆．。．:*･ﾟ

  2016年04月02日

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• 先生からの評価

  率先して悪いことをするほどでもないけど、真面目にコツコツとでもなく、リーダーなどに推薦されることもないのに、妙に目立つお嬢。ポジションが浸透するまでは辛い思いをすることが多かった。でも、お嬢のしていることをちゃんと見ていて、「そこはダメ、でも、これはすごくいい」と言ってくれる人がいるとわかってからは、自分を理解してくれる人に対して、誠実であろうとしたお嬢。そんなお嬢が先生からなにか評価されることはめずらしい。受験と高等科修了に際して、お世話になった先生方に挨拶に言ったのだけど、最後と言うこともあって、かなりいいことを言っていただいた。特に、私の性格も知っている先生方からは（お嬢を褒めることがない）同じ言葉を戴いた。それは「本当に頑張ったんです」「部活や仕事をいい訳にしたくないって、全部に力を注いでいたんです」だった。学部に行かないことを決めたのは早かったけれど、では実際にどこを受験するか、というのが決まったのは一学期末だった。そして夏休み中にＡＯ受験することに。推薦文をお願いした先生は夏休みに入ってからそれを聞き、夏休み中なのにお嬢と面談し、時間ぎりぎり使って書いてくださった。ＡＯは書類審査も通らなかったのだけど、先生は「自分の力不足のせいではないか」とずっと思っていらしたそうだ。だから、それだけに、センターでも一般受験でも第一志望に受かったことが「本当にうれしくて、どれだけ頑張ったんだろう、って、本当にうれしかったんです。きっとたくさんのいい学びができると思います」と言って下さった。また「お嬢さんのいいところは、いい結果でも悪い結果でも、ちゃんと報告してくれるんです」と。先生によると、自分のダメだったところを受け入れることができる子だ、ということらしい。一番受験でお世話になった先生は、実は担任でもなく、今年度は授業も持っていなかった。他のクラスの担任であったのに、相談にいったお嬢を常に励まし、声をかけ、志望校を決める考え方、受験への取り組み方などお嬢が納得できるまでつきあってくださり、問題集をするなかで、わからないことや同じ間違いをするところなどを、何度も教えてくださった。この先生には、合格を知ったときに一番に電話したのだが「担任の先生や、他の先生に言ったのかと聞いたら、言ってないというし、自分の口からいいたい（最初の合否が出た日は、一般受験に備えて休んでいた）から言わないでくれっていうけど、もううれしくてうれしくて、教師室で叫びそうになっちゃうと同時にボクしか知らないんだという優越感もあって、もう、うわ～～～～～って気分だったんです」と。「学校の生活も手を抜かずに、予備校にもいかずに、1人で頑張っていたから、なにか助けてあげたくても、担任じゃないからって遠慮するし…良かったです、本当に良かったです」担任も持っていただいたこともあり、部活でずっとお世話になっていた先生も、（私の在学中にも先生だったけれど）「部活を夏までしてたことを、落ちたいい訳にすることはできないって、頑張ってましたし、受験後は、下級生のことを考えて部活にでてきてくれましたし、どこまで頑張り屋なんだと思うんですが、部活を始める時に、お母さんから、やるからには、最後まで走り抜けといわれたと言っててもう悔いはないって言ってました」へ？私そんなこと言ったっけ？チームプレイは学生時代しかできないし、バスケなんて激しいものは、中高生がピークだ、とは言ったけど…「大学生になっても、ちょくちょく体を動かしに来てくれると言うので、楽しみにしてます」そして、どの先生にも言われたし、他のお母さんたちにも言われたのが「お母さん、本当に頑張ったよね」( ﾟДﾟ)ﾊｧ?私、なにもしてないよ～～～～～～。どうやら、「学校の生活も手を抜かせずに、予備校にも通わせずに、娘を信じきって任せるって、怖くてできなかった」ということらしい。確かに、予備校に行ってないのはお嬢だけらしいけど、他の子たちは【理系】で、お嬢は【私立文系】この差は大きいかと。それに、受験する条件が「生活に手を抜かない」だったから、当然じゃないか？と思ってたんだけどな～～～。そんなに私も強くはない。崖からお嬢を突き落としたものの、心配になって、こっそりがけ下まで降りて行って、様子をみて、上り始めたら急いで先回りして、何事もなかったように「ずっと上で待ってましたけど？」ということばかりだった。お嬢の名前は「自分の人生を切り拓き、自分の足でしっかり歩む」から取ってるし、お嬢の人生、私にできるのは手助けだけだと思っているし、転んだら立ち上がればいい、と思うから、そういう風にしてきただけだ。お嬢が得た結果は、お嬢自身がつかんだもの。私はな～～～んにもしてません。なので、思うのだ「私が育てたにしては、いい感じじゃないか？」と。どうなのかな～～～～

  2016年03月25日

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• 高等科終了

  お嬢の通う学園では、高等科終了後、学部（大学相当）に進学しないと「卒業」とはならない。なので、私が在学していた頃は、高等科終了後、別大学に行くと「中退」となっていた。そのため、私が持っているのは、小学校の卒業証書と学園の卒業証書だけだ。それが近年、中等科、高等科共に修了書がでるようになった。卒業式は学部生でないと行なわれないので、中等科、高等科共に三学期の修業式が、修了書授与となる。修業式で、修了者の点呼があり、代表者が証書を受け取る。名簿一番のお嬢、中等科に続いて、高等科でも代表で受け取った。長かったようで、短い6年間だった。入学式、新入生入場のとき、講堂のドアがあいて、最初に並んでいるお嬢を見たときいろんなことを覚悟した。名簿一番、とにかく一番にするので。でも、実母が亡くなった時、六ヶ月だったお嬢をみて「十三回忌には、中学生なのか」と漠然と思っていたのが、現実になったことに、「ここまでこれた」という思いが強かった。私自身、中等科入学で家を離れ寮に入ったので、親がなにかしてやれるのは、小学校までなんだろうなぁと実感していたからだ。そして父と別れた16歳までに、教えられるだけのことは教えよう、そう思っていた。小学校までは手を引いて、中学では手を離すけど横を歩いて、高校は数歩下がって接しよう。どんなに心配でも、連獅子のように崖から突き落とそう、実行は難しかったけど、なんとかできたように思う。打たれ強く、一人っ子だけど、周りに気を配れるようにと、ときにはムチャな要求もした。こういってはなんだけど、私が育てたにしては、いい感じに育ったんじゃないかな、と自画自賛している。生活団から15年。不健康での欠席は3日（うち2日はインフルエンザ。インフルエンザ3日目から学校閉鎖になった　^^;;）友達とのトラブルで1日（一日泣き明かし「家にいても解決しない」とそれ以来なにがあっても休まないように…）受験のための欠席10数日。辛いことがあっても悲しいことがあっても、帰宅した瞬間、泣き崩れて泣き明かしても「学校行ってくる」と立ち上がる強さのあるお嬢。時には自殺をほのめかすほど辛くても、「学校が好き」といい、行き続けた。メダルは４つ☆だけど、私の中では15年の完全出席と思っている。学園の募集要項には「自らを教育せんとする気概ある少年少女」と書かれている。「私は【自らを教育せんとする気概ある】学園生として、受験する」そう決めて、でも部活も最後までしたいけど、成績や合否を部活のせいにしたくない、とひたすら頑張ったお嬢。予備校にも行っていない。したのは、過去問をひたすら何度も解くことだけ。資源ごみにまとめられた過去問題集はぼろぼろになってた。春からは、私も全く知らない大学生活が始まる。これからは、背中を見守っていよう、と思う。

  2016年03月24日

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• 最後の日番

  わが母校にしてお嬢が通う学園では、毎朝礼拝がある。そしてこの礼拝のときに、日番（普通で言う日直？）が発言する時間がある。一人当たり２～３分だと思うけれど、その日のクラスの目標や、日頃思っていることを全員（私の頃は中1～短大２、今は中1～高3）の前で話す。最初は緊張するけれど、大体月一で回ってくる日番だし、お嬢の場合は初等部のときからやっているから、人前で話すことなぞなんとも思わなくなる。女子部入学したとき、名簿一番のお嬢は（生活団でも初等部でも一番だったけど）入学式の次の日に「日番の感想」をクラスで最初に言わねばならなかった。まぁ、入学式で名簿一番と判った瞬間に、母娘同じく「あ、明日日番で感想だ」と思ったけど…月日を重ねて、気がつけば受験も終わり、とうとう最後の日番となった。面倒だなと思いつつも、皆の前にたって感想を言うのもこれが最後。「何を話せばいいんだ～～～～～！」と最後の日番の日が決まってから唸り続けるお嬢。下書きをしては、「なんか違う」と書き直すこと数回、私に見せること数回。とうとう前夜となり、唸り続けて「書けない！」と部屋から出てきて食卓に。小5までは、自室に机がなかったので、おさらいや宿題をやってきた食卓。願書や入学手続きの書類など、大事なものを書いたのも食卓。「言いたいことがまとまらない」とノート持参で食卓についたお嬢。アドバイス欲しいんだろうなぁと思いつつ、あえて何も言わなかった。いやいや、それどころか、2人してハマっているアニメの動画を見始めた私。案の定「書けね～～～！」と言いながらもアニメみてウケているお嬢。結局、下書きは白紙のまま、就寝。私も通った学園なのだから、当然最後の日番がどういうものかわかっているし、最後の感想をなにを話せばいいのか悩むのも判る。でも、だからこそ、下書きを書いて、それを下向きながら読むのではなく、講堂のステージ上から、顔をあげて、その時に目に入ってくる苦楽を共にしたクラスの人、好きになれなかった人、信頼している人、慕ってくれた下級生、てこずった下級生、そんな人たちの顔を見たときに出てくる言葉、それを大事にしてもらいたいな、と母ではなく、卒業生として思ってしまったのだ。まだ学園を去るまで数日あるけど、日常だった日番の感想はもうない。その時にでてくる言葉は、何にも変え難いものだ、と思うから。帰宅後、「どうだった？」と聞くと「それがさぁ」と┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚな感じのお嬢。ふむふむ、と聞いてみると、礼拝後に時間が足りなくなり（よくある）、日番の感想はお食事時間に言うことになったそうだ。（食事は食堂で全員揃って、生徒の作った昼食を食べるので）ところが、月一回ほどある、父母料理の日で、ふとみたら、初等部から一緒のＮさんや、部活の後輩で仲のいいＴさんのお母様がいたそうだ。Ｔさんは、生活団のときの担任でもあるし、Ｎさんは私と仲がいいので、あっちゃ～～～～という気分になったそうだ。それでも、自分なりの「15年の想い」を人との縁ということを中心に話したそうだ。「皆の顔が見えるとさ、あらかじめ考えたこととは違う言葉がでてくるでしょ」「あぁ、うん、そうだった」「それ、大事にしときな。他じゃできないことだから」そんな話をしていた一週間後、今年度最後の父母会があった。年度最後の父母会は、男子部や学部（大学相当）と合同。普段なかなか会えない、同級生だけど男子部の父母に会える。私自身も、これで父母会にくるのが最後になるので、初等部から男子部へ行った子らのお母さんたちに挨拶したり、なかなか忙しい。そのなかに、初等部で担任を２回持っていただき、その後初等部を辞められ、北海道に移住され今は男子部父母として上京なさっていたＴさんにお会いできた。学部ではなく、外部受験をし、進学が決まった、ということを話すと「頑張りましたね。ちょっと残念（学部にいかない）ですけど、お嬢さんならきっといい勉強をしてくれますね」と「成績がぎりぎりで、ビリギャルの世界でした」と言ったら、にこやかな笑顔からふっと真顔になって「お嬢さん、頭悪くないですよ」ええ、ええ、初等部のときはそうでした…でも女子部にはいって、断崖絶壁からまっさかさまだったんです(T^T)と、Ｔ先生の横に、お嬢の最後の日番の感想を聞いていたＴさんが。（Ｔ先生とＴさんは同級生。実は私の２つ下の後輩だったりする）Ｔ先生との話を終えた私を捕まえて「先週、お嬢さんの最後の日番の感想が聞けたんです！」「聞いた、聞いた、Ｎさんもいたんだって？」「もう感動して涙出てきました！」　　へ？( ﾟДﾟ)ﾊｧ?「うちと環境が似ているし（生活団から初等部、女子部、外部受験考えてるのかな？）お嬢さんの話す一つ一つが娘と重なって、こうやって背中を見せてくれるお嬢さんがいたから、バスケ部も（お嬢と一緒）続けられてるんだって」えっと、誰のことでしょう？「他のお母さんに話しかけられたんですけど、【今はしっかり感想聞きたいの】って言っちゃいました！」(；・∀・)「春休みも忙しいでしょうに、遊びに付き合ってくださるらしくて、もう本当に、これからもよろしくお願いします！」あ～～～～～～～(；´∀｀)　うちが連れまわしているんだと思うが…以前も、都心まで某アイドルのでている映画を見に行く、それも終業式後にというときも「お嬢さんと一緒ならいいわ」とあっさり許可が…えっと、そこまで信用していいんですか～～～～( ｣ﾟДﾟ)｣いえ、ありがたいことですけど…その後、中等科でバスケを頑張る子のお母さんを見つけたので「怪我には気をつけてあげて」という話をしたら「最近、またお嬢さんが部活に戻ってきてくださってるそうで」そうなのだ、受験が終ってから、お嬢は部活に出ている。あまりにも部活の参加人数が少なくて、練習にならない、とこの子に泣きつかれたのだ「お嬢さんが来てくださると、体操館の中が、ぱぁぁぁぁぁって明るくなるって、喜んでます！」………えっと、誰のことでしょう？まぁ、慕われているのはいいこと（？）だろう。学園は学部までの一貫教育を謳っているので、高等科の卒業式はない。３学期の修業式が、すべての終わりになる。それが２３日。大学の入学式までは、１０日ほどしかないけれど、もうほとんどが約束で埋まったらしい。部活、アフタースクール（初等部で行なっている学童のようなもの）、Ｔちゃんと遊びに行く、などなど。それを聞いてひそかに思った…「入学式前の、英語のクラス分けのテスト、どうするんですか～～、入学式の準備、できるんですか～～～」( ｣ﾟДﾟ)｣ま、私のことじゃないからいいか！

  2016年03月02日

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• サクラサク

  幼稚園から含めて15年通った学校を出る、という決断はなかなか、母娘共に何度も覚悟しなおすことだった。なにせ、私は母校以外は知らないし、お嬢とて同じ。受験に関することは、母校を卒業後、大学を受験し、通い、お嬢と同学年の息子がいる親友からのサポートを受けるしかなかった。オープンキャンパスへ行くことは、このブログで知り合った方のお嬢さんを参考にさせてもらい、高1からせっついて、最初は遊び感覚で、そのうち、「自分が通うとしたら」という目線で、接した学生さんたちの言動と、自分が学びたいと思うことを考えて志望校を決めた。予備校に通うことなく、過去問をひたすら何度もとき、担任でもないけど、受験を個人レベルで応援してくださった先生方のサポートを受け、センター試験、一般試験に臨んだ。そして、結果がでた。行きたいと、あの大学の学生になりたいと願った大学に合格。第一志望の学科ではないけれど、でも、行きたかった大学。センター試験と一般試験、両方で合格することができた。お嬢を育てる中で「努力が必ず報われるとは限らない。でも、しない努力は絶対に報われない」と言い続け、「結果は結果でしかない」とも言い続けた。受験も普通の大学生活もしたことのない私、いつ、どのタイミングで、どの言葉をかければいいのか、お嬢とのやりとりの中で手ごたえを確かめながらの毎日。本当に声かけが正しかったのか、その時々でだしてきた判断は正しかったのかお嬢には口が裂けても言えないけれど、内心、ドキドキの日々だった。最初にセンター試験の結果がでて、とにかく、行きたかった大学にいける！と決まったお嬢は泣いて泣いて、でも、今まで泣いてきたのとは違って、ただただ、呆然と泣けてきた、とのこと。一般入試の結果がでるまでは、とサポートをずっとしてくれた私の親友と、お嬢の親友数人にのみ報告。また、担任でもないのに、学業面でのサポートをしてくださった先生方には「第一志望ではないけど、あの大学には行ける！」と報告。どの先生も、本当に喜んでくださったそうだ。自分は決まったけど、結果がでないどころか、これから試験に臨む理系受験の友人たちもいるので、少しはサポートができるように、学園での残りの生活をしっかりするのだ、と気持ちを引き締めてお嬢は登校して行った。（3月23日まで3学期はあるので）この春、母娘の関係も大きく変わるのだろうなぁと、あっという間だったなぁと思う。サポートしてくださった、すべての方へ感謝を　m(_ _)m

  2016年02月15日

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  いよいよ本命

  いよいよ本命校の受験が始まった…去年の今頃は、やりたいことはどういう進路を選べばいいのか、どう大学を選べばいいのか、お嬢と私とで意見が合わず、気まずいことになっていた。なまじ同じ学校出身なので、しり込みする理由までわかってしまうので、そこをあえて指摘するのは、自分の傷すらさらけ出すようで、なかなか、殺伐とした日々だった。偶然見つけた大学比較の本で「お嬢の勉強したいことってこれじゃないの！」とジャンルとそれを学べる大学を見つけたのは、学びたいことをどう探せばいいのかと煮詰まっていたピークだった。「そう！これ！こういうこと！」その日から、オープンキャンパスを指折り数えて（途中学園の仕事で寮に入ったりして）期待に胸いっぱいで行ったオープンキャンパス。体験授業や接する学生さんたち、こじんまりとして、学園に似た空気のあるキャンパスに「ここに通いたい！」が一気にふくらんだ。それでも、同じ学科のある大学に数校いったものの、基準がここになるので「やっぱりあそこがいい」成績的にはぎりぎり…準備不足のままAOに挑んだものの、一次通過ならず…泣いて泣いて、「でもやっぱり行きたい」本当の意味で腹くくって受験に立ち向かったのは、このときからかもしれない。模試の結果に落ち込み、でもその度に「やっぱり行きたい」と奮い立ち、オープンキャンパス、学祭で学生さんに励ましてもらい、なによりも大好きなアイドルを二の次にして、今日まできた。チャンスは３回。併願（模試の判定はAだった）の一般試験を蹴っての１回目。気負うことなく、リラックスして家を出て行った。「目の前の問題を解くことだけに集中してくるよ」すべての親が願っているのはわかってる。そして、そのすべてが叶うことがないことも、イヤってほどわかってる。でも、どうぞ願いが叶うようにと、願わずにいられない。センター試験は「緊張するから」とおかずだけのお弁当だったけど、今回は「買うのもめんどうだから」といつものお弁当。せめて大好きなアイドルグループの色をそろえてやろうと、四苦八苦…実力以上の力をだせるように…

  2016年02月02日

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• 調子に乗るな～～～～～(# ﾟДﾟ)

  女子大で、女子のみで受けたセンター試験。「いつもの授業とかわらない感じだった」とリラックスしていたお嬢。お昼も同じ学校の友人たちと食べ、午後の合間時間には寝る（ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨ）という余裕っぷり。問題も「思っていたより簡単だった」センター試験まで、緊張していたのはわかる。一山越えた気分なのもわかる。でもね、声を大にして言おう本命はこれからじゃ　( ｣ﾟДﾟ)｣～～～～～～～～～～～すっかり気が抜けて、のんびりムードそういうことしていると、大事なものを落とすぞ、というか今までそういう失敗を山ほどしとるだろがっ！！！！気分はヽ( ・∀・)ﾉ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ　でございます…○（#ﾟДﾟ）=（　 #）≡○)Д`)･∴'.

  2016年01月22日

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• 

  過保護なんです…

  連休中日、いよいよ一週間をきったセンター試験の会場校の下見にお嬢と出かける。近いといえば近いけれど、一度行っておくと安心かな？というのとそのほかに、併願する大学を入り口だけでも見ておこうということで、かなりの移動距離になるけれど、丸一日使って行って見ることに。（まぁ、あとは、父親がいると、イライラする！テレビがうるさい！勉強ができない！と噴火寸前なのをなだめる意味でも…）まずは、会場校。うちからは、すべて同じ私鉄でいけるのだけど、２つのって、乗り換えて、次の駅でまた乗り換えて、そこからは単線、というところ。乗換えがスムーズなら30分かからない。スムーズでないとプラス10分～15分。昔はなかった、この単線への直通運転もあるから、それに乗れればベスト。駅からは、大学サイトのアクセスマップも二種類あったので、両方歩いてみることに。踏み切りをこえるか、線路下のトンネルを通るか、という差で、なんと、所要時間も歩数まで一緒だった！ただ、気分的に、踏切を越えるほうが、小さな川沿いの遊歩道のようになっているので気持ちよく歩けるのかなぁと。ここから、4つほどのって、JRに乗り換えて、併願する大学の最寄り駅まで。ここから大学までは、実は一度行ったことがある。それは小6のとき、中高一貫校の模試を受けにいったのだ。駅から、歩きやすい道を15分ほど。門前までいくと、「あ～～、来た来た、ここ」偏差値としては、お嬢の第一志望より低くて、A判定もでているけど、一番やりたいことではない、されど、知名度は第一志望よりも上、という複雑さ。駅までもどって、お昼を食べながら、次の大学までどういくか相談。本来は、バスでつっきる形なのだけど、なんといってもバスは時間が読めない。加えてお嬢も私もバスが好きではない。それぐらいなら、遠回りしてでも電車がいい。ここまでは即決。問題は、「まず都内に出る」ルートと「乗り継ぎはあるけど、よく知っている」ルートにするかでしばし悩む。結果、「都内にでると、人ごみがすごい」ということで、混み具合もそこそこ想像つく、よく知っているルートに決定。うちのほうへ少し戻って、別の私鉄に乗り換え。（この私鉄と、うちのある私鉄は平行しているイメージなので、バスで突っ切るのが早い）駅から、「本当にこんなところに大学があるのか？」と疑いながら大学のアクセスマップをみながら歩く。とはいえ、学園も人のこといえませんけどねっ！あんなところに学校あるなんて、思えん…なんとかたどり着いて、奇しくもお嬢と同じ感想「たたずまいだけでも、大学の雰囲気って、わかる」駅まで戻り、うちへ帰れる私鉄も始発駅になる乗換駅まででて、少し本屋さんをぶらぶら…日頃使っている私鉄の駅に戻るとε-(´∀｀*)ﾎｯとする。学園最寄り駅で、願書にはる写真を受け取り、駅まで一休み…なんと2万歩近く歩いていた…そりゃ疲れます。他の大学も行って見て思う。どうか、どうか、志望校へいけるように…センター試験まで、あとわずか

  2016年01月10日

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• 気がつけば年末…

  年々、クリスマスが早くなる…(´ﾍ｀；)ハロウィン終ったらクリスマスって、なんじゃそりゃ！ｍ9っ｀Д´) ﾋﾞｼｯ!!一応、なんちゃってでもキリスト教思想の中で育った私には違和感ありまくり。『クリスマスは宗教行事ですよ～～～～！』( ｣ﾟДﾟ)｣ｵｰｲ!と叫びたくなる。そんなこんなで、母校はキリスト教主義なので、二学期末はクリスマス行事が目白押し。お嬢も高3にもなれば「もうクリスマスもいいわ～」ってことで、うちではなにもせず。むしろ、某アイドルグループのコンサートグッズ並びが恒例となりつつある…今年も、コンサート公演日に先駆けて販売の始まる『プレ販売』の初日、仕事をちょっと早めに上がって、東京ドームへ。過去数回、このコンサートグッズ購入に並んでいるけれど、ドーム公演だと3時間コース…なのに、今年は空いている！！！！！最後尾についてから、購入終了まで1時間ちょっと(ﾟдﾟ)！さすがに人気がかげってきたのか？？？というよりも、恐らく今年は公演数が多いので、グッズ購入だけの人は少なかったかと…雨も降らなかったし、風もそれほどではなかったし、一箇所だけある室内販売所だったので楽勝なグッズ購入だった。その後は、模試の結果が今一つ（っていうよりも低いけど）でべそべそするお嬢を励まし、二学期の数学で初めてCがついて呼び出されたものの、受験科目じゃないから、捨てていいと言った手前、なにも言えないし…Dじゃなければ、落第しないし…でも、数学以外は、Aが多かったので、まぁいっかぁと…父母会で、Bマイナスが多い、といわれた物理がBじゃなかったのには驚き（；^ω^）冬休みは、毎日起きる時間を一定にして、朝、ゆっくりとしてから勉強に取り掛かることにしていいペースで勉強できている…らしい。問題は、ずっと1人で勉強しているので、私が帰宅してからは、ひたすらしゃべりかけてくること。私だって疲れているんだ～～～！と言いたいけど、我慢我慢…年があけたら、センター試験が待ち構えている。一般入試まで、風邪を引かないように、しっかり食べさせて、休ませねば…

  2015年12月28日

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• 学業報告会

  お嬢が通うわが母校、２学期末のクリスマス前といえば、学業報告会。私の在校当時は、毎年行なわれ、入学考査を考えている人たちの見学会でもあった。クラスごと（＝学年ごと）にテーマがあり、調べ、まとめ、表を作り発表する。まぁ、なかなか生徒自身が「やりたい！」というテーマは少なかったけれど（他学年との教科の偏りがないように）それなりにやっていた学業報告会。近年は「生徒の負担を減らす」とやらで、二年に一度の開催になっている。お嬢は、本来なら中２、高１、高３の三回のはずが、中２のときに、丁度創立９０周年にあたるので、大規模な報告会を予定していたけれど、震災の影響でそれが中止となったので、二回となった。加えて、高１はお昼のお食事を作るし、高３は全体の準備や裏方をすべてやるので、肝心の発表をつきつめてする、ということがなかった。ちょっと残念。また、私のときと違い、パワーポイントを使うことで発表の形も変わってきていて、私としては、ちょっとヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨな気分。今年もお嬢からあまり表書きをしていない、という話を聞いていたので、正直、期待していなかった。それに、お嬢たちは【数学・微分・積分】だというし…Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ当日はいい天気。まったく期待していない状態なので、寝ないことだけを気をつける、つもりが、早くついたので、展示をみていたら、中３の物理と高２の英語・地理の表が、工夫もされているし、情報も満載で、これはどういう報告になるのだ？とこれだけの量を、発表の形にするのは、かなり大変だぞ、と経験上思う。実際に始まってみると、中１、中２は、まぁ、以前の通り。こんなもんよね、であった。そして、中３。物理をジェットコースターで考えるというもので、ステージに出されたのは、ひねりやループのある模型。ちゃんとジェットコースターの原理で動く。中３から情報の授業があり、パワーポイントを使っていたけれど、膨大な情報の中から、濃縮された発表がなされ、パワーポイントの使い方もこれは表ではなく、表現力のあがるパワーポイントが正解、という使い方だった。ただ原理だけでなく、発祥してからの歴史や、なにが人をひきつけるのかまで、とても分りやすい発表だった。そして、高２。これはもう、圧巻だった。パワーポイントだけでなく、照明（といっても、ちゃんとした設備があるわけではない）音響なによりも調べたことを、練りに練った報告は一方的ではなく、観客に問いかけもする、素晴らしいできだった。とりあげたのは、自分たちと同じ年代のマララさんのスピーチ。マララさんの事件の背景から、国の歴史、他国からみたらなぜそうなるのかということまで掘り下げ、また、スピーチの仕方を分析し、自分達がマララさんのスピーチから思ったことを英語でのスピーチにしていた。スピーチする人の真後ろに、パワーポイントを使って、日本語訳を出したので英語のスピーチを聞きつつも、意味もしっかりわかって、聞きながらいろいろ思う。展示にはあった、地理的な説明は、ステージ上ではばっさり切り、マララさんのスピーチに濃縮していたけれど、あの展示あってこそのスピーチだと痛感。展示されていた表、冊子にしてくれないか、と心底思う午後は高３から。午前の中３、高２とくらべると、やはり内容が…もうちょっとなにか生活に密着したものになればいいのになぁと思いつつも、このクラスは、中２の段階で習熟度別クラスとなり、今となってはほぼ違う内容をしているのでそのなかで同じことをしたのは、ある種の冒険だったなぁと思う。実際に、報告会終了後に、数学の先生と少し話せたのだが、先生自身、このクラスの紆余曲折をすべて知っているので「このクラスで数学って、冒険ですよねぇ」と笑っておられた「でも、頑張ったでしょう？頑張りましたよ」ええ、確かに。高１はお掃除ロボットを作る、というもので、プログラミングというと、私は数字の羅列、と思うのだけど、報告を聞いていると、すでに出来上がっているユニット（プログラムの塊）を組んでいくだけでそこそこのものができあがるのだなぁと感心。全体的に、中３と高２が圧巻だったので、高３はかすんだように思うけれど、一時は学級崩壊で授業もままならない状態から、紆余曲折ありつつも、じりじりとでも成長し、自分達のことよりも、下級生の準備が滞ってないか気を配り、会場の準備や進行に心を砕き、父母以外の出席者がつけるネームプレート（毎回使い捨て）の裏に一枚一枚手書きでメッセージを書いたりという【人のことを考える】【相手の立場で考える】ことができるようになったこと、それがなによりの【報告】だったように思う。これで高３としてすべきことは、校内のことのみになるけれど、いい報告会ができたのではないか、と私は思っている。

  2015年11月28日

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• 学祭と一般入試説明会

  今月の頭、お嬢第一志望の大学の学祭があった。行くか、行かずに勉強すべきなのか、散々悩んだお嬢、直前に、志望校と同じ最寄り駅で駅を挟んだ逆側の大学も学祭ということを知り、その大学には、志望する学部があったために急遽行くことに。が…「１人だと不安だからハハ一緒に来て」ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨでも、もう一校の方は、友達も行きたいというので、午前中第一志望に行き、早めに切り上げて二校目にいって、そのあと友達と合流して、お嬢はもう一度二校目に行くということになった。当日、第一志望校へいくと、こじんまりとした大学らしく、芸能人の招聘とかないけれど、卒業生なのか、地域の人なのか、小さいお子さん連れの人もたくさん。小さいキャンパスを目一杯使って、わかりにくいところは、【学生】さんが補って説明したり、フットワーク軽く案内したりしていた。パンフレットには、スタンプラリーがあったので、お嬢迷わず「やる」いろいろ見ながら回っていて、スタンプラリーでここがどうの、と言っていたら、スタンプを押していた学生さんが、お嬢のラリー状況を見て「〇号館にいくと、一気に押せますよ」と言い、〇号館への行き方と、建物の特徴を体を使って教えてくれた。実際にその言葉とおりに行ってみると、体で表現した通りの建物で「わかりやすいわ～」と感心するお嬢。行くたびに感心するのは、とくに質問の形になっていなくても、こちらの会話を聞くともなしに聞いていて、適切なアドバイスを丁寧にくれるのだ。すれ違う学生さん、男女問わず目があえばにこっと挨拶をしてくれるし、きょろきょろっとしていると「どうかしましたか？」と必ず声がかかる。本当に、感じがいいのだ。それでいて、「弾けた」感じがないわけでなく、ほどほどに自分たちも楽しみ、お客さんにも楽しんでもらおう、というのがよくわかる。あまりの心地よさに、早めに切り上げて二校目へということはできず、お嬢のみ友達と二校目へ。帰宅してから聞くと、規模も違うし、むしろ大規模校だったけれど、夏のオープンキャンパスでいろいろ感じたマイナスポイントはあまりなく、むしろ第一志望校に似ていた、とのこと。この時点で、併願はここにすることに決定。二週ほど空いて、第一志望校で「一般入試説明会」があるということで、なにをするかわからないけれど、いくだけ行って見るというお嬢。今回は「１人で行ってくる」と出かけた。到着してからもらったパンフレットの画像を送ってきたが、入試対策講座があるとのこと。苦手な科目だったので、不安半分参加したとのこと。講座が終って第一声が「うしろの男子グループがうるさかった！講義は有意義だったから、もっとしっかり聞きたかったのに！」とても判りやすく、苦手ポイントもはっきり浮かび上がってきたそうだ。空き時間には、学生さんに直接対策や話を聞けるブースに行ったのだけど、なかなか前の人が終らなくて、次の講座もあるために、若干あせるお嬢。待ち時間の間に聞きたいことをまとめておけ、と言ったので、φ(｀д´)ﾒﾓﾒﾓ...していたらしい。前の人が終って、お嬢の番になり、メモを元に話を聞いていたら、す～～～～～っと先生が近づいてきて「そろそろ講座始まるけど、大丈夫？」と声をかけられたそうだ。一瞬迷ったお嬢に、学生さんは「講座行っておいでよ、終ってからまた来たらいいし、待ってるから」と言ってくれたそうだ。実際に講座にでたあとに行くと「おかえり～～」と話しの続きをしてくれたそうだ。そのほかにも、受験科目の先生に勉強の仕方を聞いたらしいけれど、話を聞いたどの人からも、塾や予備校に行っていないことを「ふーん、そう。でもこうしてれば大丈夫だよ」と言われたのが印象的だったとのこと。学校でも、塾に通う人が多いことから、行かない自分が不安になっていたのだけど、行っていないことに驚かれもしなかったし、行ってないならこうすればいいよ、と教えてもらえて、そのやり方が今していることと同じだったので、自分の中で自信になったとのこと。また、今まで話を聞いた中で、「第一志望ではなかった」という人が、割といるけれど、その人たちが口を揃えて「ここでよかった」ということも、ここに行きたい、と思う理由になったとのこと。「浪人してでも、入りたいと思ったよ」という。大学受験において、第一志望に落ちる。どれほどの挫折感を味わうのだろう。なのに、あっさりと笑顔で「でも、ここにこれてよかった」と言える大学、それは凄いことじゃないんだろうか。行きたい気持ちが固まってくると、受験の仕方も変わってくる。お嬢の模試の点数や過去問の正解率を聞いて「うん、まだまだ伸びるし、時間もあるから、焦らずにしっかりね」と励ましてもらったお嬢、いよいよ受験勉強も本格化する。春には、この大学の学生になれますように…

  2015年11月16日

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• 最後の体操会

  お天気がぎりぎりもつ中、お嬢の最後の体操会。生活団から会を重ねて15回目。全校が一堂に会するのは、体操会だけ。プログラムは毎年ほぼ同じなので、今年も生活団から初等部低学年への流れ。入場してくる生活団４才組の黄色のパンツ。あれを履いた小さい頼りない姿が大芝生にでて１５年。あっという間だった～～～～。今年はなんのめぐり合わせか、生活団も初等部もお嬢がやったもの。目の前の小さい人たちの姿は、そのまま小さかったお嬢の姿と重なる。気がつけば、女子部も男子部も、一緒に育ってきた子たちが先頭に並んでいて、毎年恒例の男子部の組立の俵の一番下の段には、生活団の頃、泣いていた子、初等部のときにやんちゃで困らされた子、思い出が一杯の子達が、一回りも二回りも大きくなって、支えになってて、ああ、成長したな、最後なんだな、と。生活団から一堂に会するということは、お世話になった先生方もいる。「今年で最後なんです」と会えた先生には告げると「そう、残念ね。でも〇さんならどこに行っても元気でいるわね」と言ってくださる。少人数校ならでは、先生方はみな、名前も顔も覚えていてくださっている。ちゃんとずっと成長を見てくださっている。あとから会うと「しっかりやってたわね」と。幼稚園からの一貫校、悪い面もあるけれど、こうやって親以外に長く見守ってもらえるというのはこの先も力になるように思う。親たちも同じ。長くわが子と共に見守ってきた子達が、この先、バラバラになっていく。でもきっと、どこかで見守っていくのだろうなぁと思う。一方、帰宅したお嬢も似たようなことを思っていたらしく、唯一生活団４才組から今も一緒のRと二人、肩を組んで「これで最後だねぇ」と感慨深い一日を過ごしたらしい。「そこにYもいれてあげなよ」と言ったら「あいつは男子部でしょ！」幼稚園からの一貫校と言いながら、お嬢の代では４才から高３の現在も通うのは女子が２人に男子が１人。そして、この女子２人は学部には進学しない。内部進学者が少ないことに、学園サイドがもっと真剣にならないと、学園の未来はないな、と思ってしまった。Rのお母さんと私は、それこそ生活団から一緒。（私は初等部を転校したが）母娘二代続けて同級生と言うのも、こういう学校ならではだと思う。べたべたと親しくなくても、なにかの時には助け合える、そんな存在になると思う。長姉、次姉８年、私１１年、お嬢は１５年で、我が家の中でも在学期間が最長。学園で得たものを活かせる、未来であるようにと願うのみだ。

  2015年10月10日

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• 自己ＰＲ

  生活団（幼稚園）から通ってきた学園を離れ、外部受験をすることを決めたお嬢。オープンキャンパスの印象からも、志望校を決め、ほとんど博打に近いＡＯ受験をすることに。本気で博打に近いので、センターの用意もしつつの夏休み。願書の提出にともない、いくつかしなくてはならなかったのだけど、ひと夏苦しんだのが「自己ＰＲ」もともと、学園出身者は自己否定感が強い。学力のコンプレックスもある。そして、日常でしていることが、一般社会で通用しないと思っている。でも実際は、日常に「当たり前」にしていることが一般社会ではものすごく重宝されているのだけど…こればっかりは、離れてみないとわからない。そんな中での「自己ＰＲ」そもそも、学園では「自分ができること」を他の人にアピールすることなんてない。いやいや、ないどころか、自分にできること＝皆もできることなので、アピールでもなんでもない。「こういうことがさ」というと、返事は「だってそれ、普通にやってるじゃん」ここでストップ。だ～か～ら～、それが世間一般ではできないんだってばさ！と言った処で「え～～～、うそでしょ」「自己ＰＲ」というと、なんとなく天狗になっているみたいでイヤなんだろうといろんな角度からアプローチ。また、学園出身ではない先生からの「考え方」も入れてもらい、形になり始めたときに、またまた壁が…それは「自己ＰＲ」のなかに、震災支援を入れる、ということ。四年前の震災は、お嬢のなかでは非常に大きい問題で、今回「学びたい」と思った学部、大学を選ぶ中心でもある。願書の志望動機欄にも書いている。なので、お嬢としてはそれで十分だし「自己ＰＲに、震災支援をいれるのは、被災地の人達を利用するみたいで、いやだ」ここで数日揉めた。お嬢の気持ちもわかるけど、志望動機と切り離せない以上、いれとくべきだと私は思ったのだ。実際に会った被災地の人たちを「利用」するのではなく、自分が「伝えたい」と思ったことは、それはすでに自分を形成する一部だと。相談すれば客観的な意見をくれる（ちょい辛口目）な友人や先生とも相談の上、いれることにしたお嬢。最初にお嬢が作ったものより、見た目はさっぱりとしているけれど、研ぎ澄まされた言葉が並んでいた。この先、どうなるかわからないけれど、少なくても、自分の中の動機や希望を改めて掘り起こして言葉にするという、いい機会になったな、と思う。なかなかそういうことって、しないから。

  2015年09月04日

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  オープンキャンパスいろいろ

  受験をしたことのない私、当然大学選びなんてしたことがない。大学のシステムだってわからない。なので、お嬢が外部進学を希望した時点、進学先を選ぶのはお嬢自身がすべきこと、と思っていた。でも、昨今、オープンキャンパスなどは「保護者同伴」が多いとのこと。確かに、保護者向けの説明会も多い。私が聞いてもね～、なんて思っていて、お嬢には進学先を決める前に、気楽なうち（高１、高２）にオープンキャンパスへ行っておくように薦めていた。実際に学んでみたいこと、が浮上してきて、目当ての学部のある大学を絞り始めたころお嬢と私で意見が対立。それは「女子大」私自身、中学から女子校だし、男子のいる世界を知らなかったので、しり込みするのも判るけど、だからこそ、社会に出るまでに、異性との接触があったほうがいい、と思うし、イマドキ、女子大卒というのは、就職がどうなんだろう？という気持ちもあった。情報を集めてみると、むしろ就職率はいい、という話もあったのだが、中高共学で、そこから女子大へいくならまだしも、ずっと女子ばかり、は、私にはデメリットにしか思えなかった。お嬢は私の上げるデメリット面は判った上で、オープンキャンパスに一緒に行って欲しい、ということで、春休みに行なわれたオープンキャンパスに一緒に行ってみることに。結果は「思っていたのと違う」まず、字面だけみると、お嬢の「学びたいこと」なのだけど、内容を聞いてみると、「これじゃないんじゃない？」という疑問が。そして、実際目にする学生さんたちに、覇気がない。おしとやか、というのもちょっと違う。学生主体の進行だけど、打ち合わせがあまりなされていないのかなぁと言う印象。それは全体での説明で、時間になったからと、アナウンサー志望の学生さんが司会進行をしたのだけど、実際には、学校説明をする教員の準備ができておらず、始まったものの、１０分ほどの間があいたり、司会が緊張するのもわかるけど、手元の原稿から一度も顔を上げることなく読み上げるだけだったりと、「これなら、うちの学校の中等科レベル」だったこと。キャンパスツアーに参加してみると、お嬢が希望したツアーはお嬢一人だったので、学生さんは一人だったけれど、希望者の多いツアーは、一まとめだった。お嬢についてくれた学生さんはハキハキとして、とてもいい「お嬢さん」で丁寧にキャンパスツアーをしてもらえたのだが、やはり、お嬢の「学びたいこと」とは違うというのが、どんどん明らかになっていった。そして、実際に行ってみたことで「うちから遠い」が浮き彫りに。乗り換えは一度だし、時間的には１時間半ほどなのだけど、都内を縦断することになるので、遠い印象は否めない。思っていたことと違ったこと、私の友人たち（お嬢も小さいときからかわいがってもらっている）にこぞって女子大を反対されたこと、自分の「学びたい」学部がどう字面で表現されるのかわからなくなったことから、かなりやさぐれてしまった。そんな時、偶然本屋さんで見つけた「大学図鑑」という本がお嬢の救いとなった。【楽天ブックスならいつでも送料無料】大学図鑑！（2016） [ オバタカズユキ ]価格：1,944円（税込、送料込）正直、ちょっとチャライかなと思ったのだけど、その大学に対する外部からのイメージと実際の比較や学部の内容など、わりとわかりやすく書いてあり、他の大学選びの本よりもお嬢はわかりやすかったらしい。そこで、うちからもそこそこ近く、お嬢の「学びたい」ことに、どんぴしゃな大学を見つける。「そう！これ！これがしたいの！」そして、６月後半のオープンキャンパスを心待ちにしていた。楽しみにしていた分、かなりハードルが高い状態でのオープンキャンパス。まず近い。そりゃそうだ、うちと同じ私鉄沿線なのだもの。そして、それほど広いキャンパスではないけど、でも木がたくさんあり、こじんまりとしている。なによりも、オープンキャンパスに関わるどの学生さんも、生き生きしている。行きたいと思う学部の体験授業を受けて、ますます「この大学へ！」という気持ちが大きくなるお嬢。キャンパスツアーにも参加したけれど、ここは「一組一人」学生さんがつく。なので、「こんなこと聞いてもいいのかな？」ということでも気軽に聞ける。たまたま、お嬢と私はキャンパス内の手入れが行き届いていることに気づき「手入れがよくされているね」と言っていたのだが、それを聞いた学生さん、「そうなんですよ、お掃除の人がきれいにしてくださるんです、『感謝』です」とさらっと言った。掃除をしてもらうことを「当たり前」ではなく「感謝」といえる、それはお嬢のみならず、私自身も感動してしまった。学生さんの体験談を聞けるブースも充実していて、しり込みするお嬢をせっついて、行きたい学部の学生さんに話を聞いていたときのこと、すーーーーっと近寄ってきた先生が「この人はうちのゼミのとっても優秀な人なの。なんでも聞いていいのよ～～～」と学生さんの肩に手を置いて、言うだけ言って離れていった。それを「（優秀なんて）そんなことないんですよ！でも、何でも聞いてくださいね」と笑う学生さん。そこに、なんともアットホームなものを感じた。帰る頃には「ここ、ここしかない！」という気持ちになったお嬢。まずはAO受験を決意し、学園側にもそれを伝える、つまりは退路を断った。お嬢自身、若干舞い上がっているのを自覚していたのか、夏休みに「もう２校ほどオープンキャンパスにいきたい」というので、はいはい喜んで、とお付き合い。一校は同県内、といえど、県内移動が不便このうえないので、隣の市なのに、一度都内に出たほうが早いぞ、という感じ（；^ω^）なので、まず「行きにくい」そして、接する学生さんが皆「チャライ」これはもう、あららら～～という感じ。「オープンキャンパス・オープニングイベント」というものの時点で「ないわ～～、ここ」となり、キャンパスツアーにだけ参加。２０名近いグループに、学生さんが二人…キャンパスツアーの最中に、度々言われる「この学部ではないので、詳しいことはわからないんですが…」志望大学では、お嬢の志望学部の人ではなかったけど、「志望学部の説明しますね」と言ってくれたのに…そしてなにより、広いキャンパス内の『庭部分』の手入れが…設備は整っていたけれど、「ここはない」そしてもう一校。ここは私大でも超有名どころ。学生さんのチャラさは似た様なものだけど、さすがにこちらは『知性』を感じる…でもキャンパスツアーも、１５～６人ほどを一人だし、やはり「大規模校」という感じ。キャンパスはきれいだし、いかにも「大学」という感じだけど、お嬢としては、「ここに通う自分を想像できない」とのこと。常設の戦争と教育に関する展示をゆっくりみて、学食へ。オープンキャンパスの目的のなかに「学食へいく」があるのは、食にこだわりのある学園育ちのせい？？？お昼時をちょっと外したけれど、込んでいたので、お嬢を席取りに行かせ、食べるものをもって、お嬢を探していたら、あら～～～～、よく知る顔が手を振っている。偶然だけど、お嬢のクラスメイト母娘が食事中。食後、母娘共に情報交換をし、友達は図書館が見たい、ということでキャンパスツアーに参加することに。私たちは退散。最後にもう一度、お気に入りの志望校へ。前回とは違うイベントをしていて、それがお嬢の志望するものでもあったのと、体験授業を受けたい、ということでの参加。どちらも大満足で、ますます気持ちは膨らむ。そして今回も感じる「どの学生さんも生き生きしていて、感じがいい」例えば、奨学金のパンフを見ていて、「ガイダンスがあるんだぁ」とつぶやいたのを通りすがりの学生さんに聞こえたらしく、くるりとこちらを向いて「そうなんですよ～。最近は奨学金を返済しない、できないが問題になっているから、最初にちゃんと説明を聞いてよね、ということでガイダンスは絶対なんです」としっかり目をみて話しかけてくる。そして「ここを志望してくれているの？」お嬢が「はい」というと「頑張って！ちょっと特殊にみえるけど、センター試験対策してれば大丈夫だから。待ってるよ！」とにこやかにエール。お嬢が体験授業中に、たまたますれ違った学生さんに「ここに来てよかったですか？」と聞いてみたら少し考えた後「ええ、後悔していません」少し考えたのは「実は私、ここは第一志望じゃなかったんです」これを言うかどうか、瞬間悩んだらしい。「第一志望は名前だけで選んでしまって、落ちちゃって、ここに来たんですが、落ちてよかったです（断言）しっかり学べたし、先生方がとても親身になってくださるので、就職も不安がなかったし、最初の希望校にいった人を見ていても、私はこちらでよかったなぁって」そして「お子さん、ここを志望してくださっているんですか？そうしたら、ここよりも一段上を狙うつもりで勉強して、と伝えてください」ここ数ヶ月で、学生さんと接する機会が多くなったけれど、ここの学生さんは、『大人』としっかり話しができる。それは会話の成り立ちもだけど、言葉使いがしっかりしているのだ。そして、気配りができるので、ちょっと何かを探して視線をめぐらせれば「なにかご案内しますか？」と必ず声をかけてくれる。通りすがりでも、なにか聞けば、それ以上のことを答えてくれる。できるようで、できないことだと思う。しり込みするお嬢をつついて、先生が直接答えてくださるブースに行ってみた。とはいえ、体験授業前の１０数分なので、まず「このあと体験授業に出たいので、１０数分しかないんですが」と言った上で「この夏、なにを勉強したらいいでしょうか？」とお嬢がきいた。それに対する答えは「たくさん見ること。自分の言葉で書くこと」だった。たくさんの判りやすい例をだしていただいたことで、お嬢のやる気はますます膨れ上がる。そして、きちんと「もう行ったほうがいいね」と話しも切り上げ、体験授業に出られるようにしてくださった。数校比較してみて、やはりこの大学が良い、とお嬢は決意を新たにし、残りの夏休みは勉強を頑張るのだ、そしてAOに落ちても、一般試験、センター試験利用でなんとしても入りたい、という気持ちを持ったようだ。その気持ちを忘れないように、受験へと向かってくれたらなぁと私は願うばかりだ。

  2015年08月10日

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• え？夏休み？

  一学期の終業式の朝、台風の影響でそこそこの雨と風。前日の解散時には、翌朝の行動の話しはなかったということで、基本的な「居住地、学校所在地に警報がでていたら、自宅待機」で行動かなと言いつつ、７時の時点で、どちらにも警報がでていない。電車も動いている。うちから見える県立高校の生徒も、普通に登校している。学園のＨＰを確認しても、自宅待機も休校の連絡もない。となれば、登校するしかないね～、終業式だけだけど、とお嬢は登校。その後、警報がでたものの、すでにお嬢は家をでているし、雨風はやみつつある。もうちょっと遅かったら、それほどでもなかったのにね、と私も通勤。都内についた頃には、雨もやみ、むしろ晴れに転じている。と、お嬢からメッセージん？この時間は預けている時間でしょ？終業式中だしと思ってみると「休校で終業式なしだって！」なんですと？その後続けて「だから今から帰る」どういうことですか～～～～～！！その後、お嬢が「家に着いた」というメッセージと同じ頃、学園から「休校にしました」というメール(ノ｀Д´)ノ彡┻━┻夕方帰宅してからお嬢に聞くと、「教室ついたら、『自宅待機だって～』って言われたけど、皆、出る時間には警報でてなかったって言ってた。で、寮生がぜんぜん登校してこなくて、予鈴もならなくて、本鈴もならなくて、教室待機とか言われてたら、先生来て、休校で終業式なし、成績表は郵送しますだって」登校状況を聞いてみたら「ほとんど来てた」（お嬢のクラスでは一人のみ欠席）寮生は寮から出ず、通学生はほぼ全員いたのに、成績表はなし。そして、帰宅を促されたときには、雨はやみ、終業式をしていたとしても、解散時間は同じぐらい。「夏休みになるんだから、せめてクラスの時間ぐらいしたらいいのにって思ったよ」そりゃそうだ。前日、お嬢から、何人か今学期で退学する人がいる、と聞いていたので（お嬢のクラスではない）「辞める人がいるクラスはかわいそうだね」というと「それな～、教室でお別れ会とか予定してたのに、それがないどころかクラス全員の顔もみれないなんて悲惨だよ」退学する人は、皆留学ということなので、今後気軽に会うということもできないだろうに…「それにさ、通学生がぐっしょりになっても登校してるんだから寮生来たっていいじゃんね」（寮は校内なので）毎度こういうことがあると、対応に( ﾟДﾟ)ﾊｧ?となる学園だけど、前日にもうちょいなんとかならんの？と思う。なんとも後味の悪い、学期末となった。

  2015年07月17日

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  最後の遠足

  お嬢が通う中高一貫校（幼稚園からだけど…）は、私の母校でもある。春に行なわれる遠足は、二泊三日で登山というもの。私たちの頃は、現地まで公共交通機関を乗り継いでいったものだけど、昨今は、学校からバス。まぁそれでも、きちんとした装備で、しかも100人越えの団体での登山は今思えば、得難い経験。私は中等科入学から高一の夏休みまで寮生だったので、『遠足と言えば、カードとてるてる坊主』が当たり前だった。中等科と高等科以上は別々に遠足にいくので、見送る側が、作ってくれて、いつの間にか賛美歌に入っている。てるてる坊主は、小さなはぎれでつくられ、いつのまにかリュックにくくりつけられている。その小さなてるてる坊主は、上級生の自作のワンピースやパジャマの端切れでつくられているから馴染みもあるし、登山でしんどいとき、苦しいとき、辛いとき、頑張れ、頑張れ、と小さな声が聞こえる気がして、背中を押してもらう、疲れた足を踏み出させてくれるものだった。でも、そんなことは気がつかなかった。むしろ、勝手にリュックにつけるな、賛美歌にカードを入れるな、なんて罰当たりなことを思っていたことも（反抗期だし　^^;;）高一の二学期から、自宅からの通学生となり、高二の遠足で、初めて気がついた「今年はカードも、新しいてるてる坊主もないんだ」と。それまで、通学生が、ちらちらとリュックをみていたり、カードを見せて、というのをなんとも思っていなかったけれど、ないと寂しいものなんだ、と気がついた。学部（短大のようなもの）に進学し、今のお嬢のように委員で入寮するのが偶然、遠足の時期だった。通学生と寮生と、半分半分のお部屋で、先に遠足に行く中等科のためにこっそりカードをつくり、ぐっすり寝たのを見計らって賛美歌にカードをはさみ、てるてる坊主をくくりつけた。それはとても愛しい作業だった。カードに励ましの言葉を書き、賛美歌にはさんでリュックにしまい、このカードと励ましの言葉が、この子達の力になるといい、と願いながら、てるてる坊主に、もちろん天気が良いことを祈りつつも、天候が悪化して、危険なことがないように、無事に怪我なく事故なく帰ってくるようにと祈りと願いをこめる。翌朝、緊張と、てるてる坊主をみつけてうれしそうに笑う顔に「いってらっしゃい」と声をかけ、リュックと共に、はねているてるてる坊主を見送る。反抗期でかわいげのなかった私のことも、こうやって見送ってくださった上級生の顔が何人も目に浮かんだ。そして、自分達が行くときに、バレバレだけど一生懸命内緒でカードとてるてる坊主を作っている中等科生がとにかくかわいくて、愛しくて（反抗期バリバリの子でも）必死に上級生のいないときを見計らって賛美歌にはさんだカードを礼拝で見つけたときは本当に愛おしいものだった。そんな思い出があったので、お嬢が中等科にあがり、遠足に行くときにカードとてるてる坊主を作ることにしたのは、自然な気持ちの動きだったと思う。そして、お嬢だけにではなく、初等部から一緒に上がってきた数人にも寮生はこういうことをするのだけど、もしよかったらお子さん達に作ってもいいだろうか？と聞いてみた。返事は皆お願いします、ということだったので、毎年いろいろ考えて作ってきた。一度、高一のときだけ作れなかったのだけど、てるてる坊主だけは意地でつくった。そのときに、頭の真上の部分に顔を書いて「上を向いて歩こう」くん、と名づけた。登山中、しんどくて辛くなると、視線が足元に落ちてしまうので。これが思いのほかウケタ。で、今年はお嬢が入寮前にＤＶＤを借りてみた「ベイマックス」にしてみた。思いのほか、お嬢と二人、感動したのだな、ベイマックス。そして、カード。中等科に入ったときから、最後のカードのデザインは決まっていた。私服の女子部生全員が、毎日胸につけているえんじの三角の旗のマーク。初等部のときから歌っている校歌の一つでもあるし、女子部のシンボルマークでもある。添える言葉は、「こんな団体で登山することはおそらく二度とないから、光景を目にやきつけてきて」と。お嬢ともう一人には、カードのほかに手紙もつけた。内容としては、『頂上やそこに続く道がはっきり目に見えて、前にも後ろにも友がいるという遠足はこれで最後。これからは、今歩いている道が頂上に続いているのか、そもそも頂上はどこなのかわからない道になる。まわりに誰も見えないかもしれない。自分ひとりで孤独かもしれない。でも、必ず、目に見えないだけで同じように『自分の登山』をしている友が必ずいる。それを忘れないように、目に見える光景を焼き付けてきて」と。お嬢はともかく、余計なことかなぁとかなり悩んだものの、意図するところはわかってくれるのではないか、と渡した。この子は、必ずカードのお礼の葉書をだしてくれる。今年もちゃんときた。完結にまとめられた遠足三日間の報告と、丁度良く中間あたりで登山をしたので、前にも後ろにも友がいる光景をしっかり見てきたこと、そして、カードが支えになっていたというお礼。（きれいな字なんだよね、私の字が本気で恥ずかしい…）自己満足だけど、カードとてるてる坊主を作り続けてよかった、本当にそう思う。よ～～～～～～～く考えたら、お嬢、遠足６回中、３回は寮から行ってるんだよね（爆）通学生のくせに、寮生からカードを貰っているお得な子だな

  2015年06月18日

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  四回目の「親公認壮大な家出」

  お嬢命名「親公認壮大な家出」も四回目。荷物をまとめるのも、さっさと自分でするようになり、こちらとしては、必要なものを買うだけ。荷物もコンパクトにまとまるようになり、もって行く鞄の数も減るようになった。一番上の大きなバッグは布団。保育園に通う人がお昼寝用の布団を持ち運ぶ大きなバッグがあるとしり、去年ざっくりと作ってみた。これがあることで布団が運びやすい。かごには水周りのものを。そのほかには、大きな旅行バッグが二つに、部活用のエナメルバッグに私物用のリュック、通学用のスクールバッグとなった。「心のやすらぎ」といって、余計なものを持って行ってなくしたり、寮に忘れたりしたので、「大事なものはもっていかない」「最低限のものだけ」にしたらこうなったらしい。中学三年間寮にいた私にしてみれば、「何を今更」だけど通学生のお嬢にとっては、自分が納得してすることなのでまぁ、いいか、と思うことに。次に荷物を積んで帰宅したら、お嬢は受験体制に入る。寮で時間に区切られた生活を身体に叩き込んで来い、と送り出した。

  2015年05月10日

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  facebookからのまとめ　ハハとお嬢のおバカな会話

  ☆ビニールエプロン学園のの入学式歓迎会のお手伝いで、後片付けのためのビニールエプロンがないので、初等部の時の調理に使っていたビニールエプロンを使おうと思っていた私。ところが、探してもないので、あきらめて、普通のスモックとエプロンで参加。そして今朝、昨日使って洗ったエプロン等を片付けいて、気がついたハ「お嬢～。聞いて聞いて」お「なに？」ハ「ビニエプないって言ってたじゃん」お「うん」ハ「今、エプロン片付けてたら、目の前にあった」お「あ～～～、どんまい～」最近、こういうこと、多すぎ…orz　どれぐらいおバカかというと、一番下にある茶色のポーチ、これに白スモックが入っていて、これ持参。この緑色のがビニールエプロンなんでこの状態で『ない』って思うかな…orz（４／１２）☆イラついてたし先日、学校の行事のお手伝いで、お嬢と台所で後片付けをすることに…いろいろと、イラッとしていた私ハ「な～んでおばちゃん達って、目についたものから洗うかね！」お「はぁ」ハ「やかん洗ってんのに（油なし）なぜそこに鍋をいれる！」お「はぁ」ハ「しかもさ、Aちゃんがせっかく鍋についたシチューをごゴムべらでとってんのに、やってないのを流しにいれてどうする！スポンジと流しが無駄に脂ぎるだけじゃないか！」お「うんまぁ、そうだよね～。Aちゃんも言わないしね」ハ「そう、そこ！百歩譲って下洗いするならいいさ、それもせずにいきなり洗剤だぜ？結局何個か洗い直しで時間の無駄！」お「まぁねぇ～」ハ「手の空いた人から、長靴洗ってあがれっていったら『〇さんも長靴じゃないですか～、洗いに行きましょ』って、流しが小さくて一つしかないのに、10数人で行ってどうする！」お「ｧ '`,､'`,､('∀`) '`,､'`,､、そりゃそうだ」ハ「他にもさ、勝手にいろいろやりそうだから、わざといろいろ聞いちゃったよ」お「どうゆうこと？」ハ「流しをどのスポンジで洗うのかとか、流しは熱湯かけんのかとか」お「ああ、そうね～。でもハハの声、十分イラついてたよ～」ハ「わかっとるわい。昔なら怒鳴りつけとるわ。そんだけハハも成長したのさっ(｀・∀・´)ｴｯﾍﾝ!!」お「…そうかぁ？」私がリーダーに向かないのはそこ。人を自分の思い通りに動かしたくなるんだよね～。治りませんわ、これは。（４／１４）☆意味ちがわね？指から抜けなくなっていた『結婚指輪』オリジナルジュエリーを作っている小さい工房で切ってもらった。後日、指の状態が戻ったら、修理もしてくれるので…ハ「へっへ～、切ったぜ～～～」お「うっわ～、なんかこう、きゅっとなってるし」ハ「そうなんだよね～、これ、直るのに一ヶ月ぐらいかかるってさ」お「ほぉぉぉぉぉぉ。でもまぁ、すっきりしてよかったじゃん」ハ「そうね～～、♪この支配からの～卒業～♪て感じ？(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」お「もしも～～～～し、なんか違う意味入ってませんか～～～」ハ「♪戦いからの、卒業～～～～♪」お「だ～か～ら～、違う意味をいれないでくださ～～～い！」Ψ(｀∀´)Ψｹｹｹ（４／１５）読み間違い、聞き間違いハ「｀;:ﾞ;｀;･(ﾟεﾟ )ﾌﾞｯ!!」お「なに笑ってんの？」ハ「いやほら、あれ（テレビ）の寒冷渦を低気『鍋』って読んじゃってさ」お「どんな鍋だよ」ハ「そりゃぁ寒くて、冷たいときにいい鍋だよ」ハ、お「「♪あったか～いんだからぁ～♪」」お「って違うでしょ」テレビでは天気の解説が続いている…お「はぁ？低気圧がクダまいてる？」ハ「そんな低気圧いやだ…」（正しくは低気圧が渦をまいている）上空で、ぐだぐだとクダまいてる低気圧…((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ今日も我が家は平和です（４／１５）

  2015年04月16日

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