お買い物
お嬢は春休みでも、こちとら仕事それも月末月初では休むのもままならない。というか、小さいときは休んでいたけれど今となっちゃぁそうもいかない、というのが正直なところ部活との兼ね合いややりたいことを照らし合わせていくとできることは、さっさと週末にしてしまうに限る、ということになったそこでまずは勉強の予定表。今までのお嬢の作り方では『予定は立つものの、実行できない』ちょっと強引ではあったものの、(かなりかな?)こちらの言うとおりの表を書かせてみたもちろん、お嬢は不機嫌マックスとなっていたけれど実際に作ってみれば、『今日やるべきもの』が一目瞭然で誰が見てもわかりやすい表はお嬢自身に「やってみよう」という気を起こさせるものだったこれが終わってから、電車にのってお買い物。来学期の裁縫の課題、ワンピースの布を買いに行く。ワンピースは今までのブラウス、スカートとはちょっと布選びが違うあらかじめ、多少布の説明をしておいた。ポイントは綿100%と一口にいっても、厚さ、手触りが違うこと。また、色目も多少変わってくることをネットショップで比較しながら見ておいた。また、私の持っているワンピースが丁度ダンガリーの無地だったのでワンピースになるとどうなるか、というのも見せておいた。私のお薦めとしては、ダンガリーかオックス作るデザインがウエストでギャザーの入ったもののようなのでダンガリーのほうが作りやすいかな。実際にいってみると、なかなかダンガリーもオックスもない。なので、まずは綿100%と表示されているものを片っ端から触ってみる。手触り、厚さ、触れば触るほど違いがわかる。先生からNGを出されたダブルガーゼ、サッカー、リップルなども触る。これらは私が好んでお嬢に作って着せていたので「これ、いつもハハが作ってくれる布だよね?ワンピースとか、よくこういうのだったよね?」手触りで思い出したらしい「ハハは好きなんだけど、縫いにくいって言う人が多いね」「?ハハは思わないの?」「こんなもん、って思っちゃえば、こんなもんでしょ」母が裁縫をする人だったからか、昔は裁縫をする人が多かったからか、あまり布の指定をされたことはなかったので手触りとか、色や柄で布を買っていた。だから、縫いにくかろうが自分が気に入って買った布なのでせっせと作っていたのだ。「ハハは?ワンピースどんなのだったの?」…言いたくないなぁ…「…緑の花柄…」「花柄?」「だ~か~ら、ばぁばの趣味。服も布もばぁばの趣味に合わなきゃ買ってもらえなかったんだよ」そうなのだ、うちはスポンサーの意向が第一でこっちの言うことなぞ聞いてもらえなかった。なので、昔の写真は抹殺したいほど、似合わない服を着ている。いや、100歩ゆずって花柄だのちょうちん袖だの、ティアードスカートでもいい。これまた親の意向で刈上げのショートカットにはそういう服装は似合わんっつーの!母曰く「自分で髪を整えられるようになるまでは」ということで女子部に入るまで私の髪が肩についていたことはない。それどころか、耳下もないかも。そういう髪型でかわいいワンピースって、破壊的…しかも私の顔ってばキツいし…散々触って色を見ていて、お嬢が一番いいな、と思ったのは黄色のコードレーン。まぁ、できなくはないけれど、ギャザーが入るとちょっと面倒「どちらかというと、ジャケットとかスカート向きだね」私から勧めたのは、ダンガリーにペイズリーがプリントされたもの。ただ、色が青系でお嬢はそれが不満というのも、青系の服を着ていると「顔色悪い?」とよく言われるのだ色の白いお嬢は、着ている服の色を顔に映してしまう本人は好きだからと思っていたが、小さいときにピンク系をよく着せていたのはそのせいもある。そこで、丁度柄は同じで、色目が濃いものと薄いものがあったのでその両方を持たせて、鏡で見せてみる。濃いほうを肩のあたりにおいて見ると顔色が悪く見えるけれど、薄いほうを同じようにおいて見るとそれほどでもない。お嬢納得。無地のほうが色はあったのだけど、襟にちょっと柄のバイヤスを入れたり袖の折り返しに柄をいれたりできないので、さびしくなってしまうので色に納得できたのなら、柄物がいいよ、ということで薄いブルーのダンガリー決定。このほかには羊毛を購入。つい先日、お嬢が色目が気に入っていたカーディガンのひじがぬけた(;^ω^)サイズはまだ余裕があり、とにかく色が気に入っていたのでお嬢がっくり…私としては来シーズンも着られると思っていたのでがっくり…どうにかならないかなぁと思っていて、ふと思いついた。とんとんたたくだけのカンタンアップリケ!パンチングアップリケ●アップリケパンチャー 【クロ...価格:1,559円(税込、送料別)なんとなくおもしろそうで買ってあったのだが実際にどう使えばいいものかと、置いてあったもの。抜けたひじの所に、羊毛をのせ、パンチングすれば、自然な形で穴をふさげるのではないかと思ったのだ。サイズアウトして同じようにひじのぬけたカーディガンにやってみたらそこそこいい。そこで、色目のあった羊毛を購入そのほかには、新学期からは制帽をかぶるというので帽子の中のベルト。せっせとお直しをせねば…