一年の計は…
元旦は、まずお嬢の学校へ行く所から始まる。「元旦礼拝」というものがあるのだ。私が在学の頃は、小学生もたくさんきていて、ちゃんと小学生用の席もあったのだけど今は「親と一緒」に「来られる人」としているせいか小学生の出席率は低い。でも、在京ならばでるべきだと思うので、参加している。もちろん、お話を聞くということもあるけれど、礼拝の後、学園長以下、全ての部の主な先生とご挨拶ができる。こういうことって大事だと思うんだよな。確かにね、うちの学校って、一貫教育をうたっていて、幼稚園から大学相当まである。だけど、いわゆる「エスカレーター式」では決してない。これは創立者の著作を読めばわかると思うのだけど、長くいればいるほど、身を正すことを要求される。今はそういうの、なくなっちゃってるけどね。でもね、私は卒業生だから。なくなってたとしても、せめてわが子にぐらい「あるべき姿」を教えるべきだから。だめな生徒だったけどね、あの頃の先生方や上級生たち、下級生たちが教えてくれたことをなかったことにはしたくないよ。それって、自分で自分を否定することになるもの。あの時の私に関わって下さった方を否定することになるもの。無駄な抵抗でもしてみるさ。どうしようもない子供の私を育ててくれた学校だもの。一人娘を託している学校だもの。そんな私の「新年元志」