やれるところから
一学期の成績が振るわなかったのはしょうがない。結果は変えられないのだから、これを踏まえてどうするか、という話し合いをお嬢とした。今回は一つの実験として、同じノートにこの話し合いのメモをとることにした。話し合いながらメモをとる。まずは、なにがいけなかったのか。話しながら書きながら、整理していく。その中でわかっていた問題点、浮き上がってきた問題点、避けて通れない問題点などがでてきた。途中、勉強する意味やなぜ面倒なことをしなくてはならないのかというところで癇癪を起こし、交渉決裂になりかけたが、お嬢自身でクールダウンし、再び話し合うことができた。その中で、すぐにも改善できることが、勉強机から本をなくす これはついつい勉強の合間に本を読んでしまうからそしてもう一つが 時間の使い方計画力おもしろ練習帳新訂版価格:1,155円(税込、送料別)これはまだお嬢が初等部の低学年の頃にみつけてやらせたことがあるのだが、どうやら早すぎたらしく、続かなかった。でも、お嬢の中でもこういうものがあって、今の自分には必要かもしれないと思ったらしくこの夏休みにはやってみたい、という申し出があった。今までも話してはいたが、「お嬢の人生はお嬢が決めるしかない。父も母もお手伝いや準備はできる。でも実際にどうするかはお嬢にしか決められない。勉強もやりたくないならやらなくてもいいけれど、それは自分の可能性をどんどん閉じることになるしなにかしたいことが見つかった時には、間に合わないかもしれない。面倒でムダに見えることも、『続ける』ということが大事だ」と重ねて言うと、なんとなく今までとは手応えが違ったように思う。特に授業態度が良かったり、提出物をきっちり出している人は信用される、というところでは、心当たりがあったようだ。まずはできることから、すぐに手のつけられるところから多少の後戻りがあっても必要なのだからやろう、今そういう気持ちでいるのを保っていられるように、励ましを続けねばと思う。頑張れよ~~、お嬢