|
カテゴリ:コード
コード・ネーム。
コード(和音)とネーム(名前)ですから 和音の名前、ということですが そもそも コード・ネームとは何ぞや。 それが いつの時代に、何のために使われはじめたのか。 音楽辞典を開いてみますと Chord name(英)コード・ネーム 一種の和音記号。 主に軽音楽 ギターやアコーディオンの記譜に用いられる。 表記法 イギリス式:和音の根音を音名で書き、長三和音は大文字 短三和音は小文字。増三和音は+ 減三和音は○をつけるが 現在は 音名を全て大文字に、短三和音はmを付ける方法が主流。 …ええ~、それだけ? せめて、いつ頃の時代にとか もうちょっとヒントになる情報があるかと思いましたのに。 では、「和音記号の一種」とあるのですから 和音記号の歴史の方から調べれば どうでしょう。 和音記号: 和音の種類、位置、機能などを 文字・数字などを用いてあらわすもの。 1600~1750年 通奏低音の時代では 低音の音符の上または下に数字を記す 後に G・ヴェーバーが「作曲術の理論の試み」(3巻1817~21年)の中で 和音を音階中の度数によってローマ数字であらわすこと (Klangstufen:独)を提案した。 コード・ネームがいつできたかは、載っていませんでした。 でも、一度や五度などの『和音記号』が1817年~21年ならば それより後ということになりますよね。 歴史的なことより、知りたいのは むしろ、何故あのような表記方法になったかです。 では 考える方向を変えてみましょう。 確か コード・ネームは ギターやアコーディオンの記譜に用いられる と ありました。 これらの楽器の特色を考えれば わかることがあるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[コード] カテゴリの最新記事
|