東福寺 偃月橋と龍吟庵
東福寺 偃月橋(えんげつきょう)東福寺には「東福寺三名橋」と呼ばれる橋があります。そのうちの一番東側が「偃月橋(えんげつきょう)」です。庫裡の南側を通って左に曲がったところにあります。桃山時代のもので、重要文化財に指定されています。東福寺 龍吟庵偃月橋を渡ると、正面に龍吟庵が見えてきます。門は閉ざされていて中には入れません。東福寺第三世住持の大明国師の住居あとで、ここが終焉の地でもあり、墓所になっているそうです。大明国師は、南禅寺(京都市左京区)の開山(初代住職)でもあります。方丈は国宝、庫裏と表門は重要文化財に指定されています。室町時代に建てられたもので、現存する最古の方丈建築なのだそうです。