夏から秋へ 枚方・山田池公園にて
ここ数日、朝晩は少し涼しくなってきたようですね。午前のうちに、枚方にある山田池公園まで出かけて、池の周囲を散策してきました。木陰に入ると気温がスッと下る感じがして、気持ちよくなります。東屋で腰を掛けると、水面を渡ってくる涼やかな風が心地よく感じられました。そろそろ夏の花も見納め、入れ替わりに秋の花が咲き始めるころですね。少しだけですが、写真に収めてきました。まずはヒマワリ。夏を代表する花ですが、この時期になると、ちょっと寂しさも感じます。つぎはサルスベリ(百日紅)です。8月ごろに花が咲く樹木で、紅色の花が長く咲いているので「百日紅」とも記されますが、実際には紅だけでなく、白やピンクの花もあります。木が成長すると幹の表面が剥がれてツルツルした感触の表面になるので「サルスベリ」という和名で呼ばれます。夏から秋にかけて、情熱的な赤い花を咲かせるのが「カンナ」(下の写真、中央の赤い花)です。平成23年、山田池公園の一画に、環境体験学習拠点として「実りの里」が開設されました。下の写真はその中の「棚田」です。稲の穂がだんだん大きく育っているようです。別の棚田では、枝豆が育っていました。もう少ししたら収穫の時期でしょうか。たまたまなのか、それともこれから一斉に咲くのかよくわかりませんが、棚田の傍らには、ヒガンバナが一輪だけ咲いていました。秋の田んぼにヒガンバナはよく似合う気がします。