西郷どん 22話
薩摩に戻って、吉之助の名前もチェンジ今度の名前は、大島に三年いたから、大島三右衛門だってこの頃って、ほんと気軽に名前を変えるよね殿から拝領したとか、養子に行ったとかお家大事ではあるけど、大切なのは家名であって直系がボンクラなら出来の良い次男や家臣を娘婿にしたり、子供がいなければ親戚から、それも無理なら養子夫婦に次がせたり家名が残るなら、中は誰が引き継いでもOKな合理的思考は結構好き奄美から久光さまが戻してくれたのに、初っ端の挨拶から喧嘩を売る吉之助斉彬さまをずっと見てきたからこそ、久光さまの至らなさが目につくそれを仲間に言ったら、討幕運動に誘われましたその場では否定したけど、実際に吉之助が薩摩を出たら、倒幕派が薩摩の動向を知って、長州や土佐が動き出したって三年も奄美にいる間に、日本全体の雰囲気が変わったことに気付いていなかったのは仕方ないよな~江戸、京から遠い薩摩どころか、もっと遠い奄美だったんだもの久光さまの命令に背いて、一足先に京へ行ってみれば弟は京女にウハウハデレデレしてるし、有馬は、死んで世の中を動かそうとしているでも、久光さまがポンコツという意見は一致倒幕後のヴィジョンがないことを指摘した上で、命を捨てる覚悟で、と言う相手には、こっちも命を賭けなきゃ動かないというか、倒幕派の象徴になっている吉之助を殺しちゃったら誰も薩摩の倒幕運動には加わらないどころか、逆に長州や土佐に襲われるわ<西郷弟>兄の威を借る弟~兄は色事には目もくれず、斉彬さま命!だったのに弟は芸妓にデレデレしてます何もまだ成し遂げていないのに、身請けするとか調子こいてます芸妓を口説いている最中に、お兄ちゃん乱入!頭ごなしに叱られたら「今さら兄貴面するのか!」と負け犬台詞お兄ちゃんの威光でえらそぶって、言うことは有馬の受け売りという中身のなさ逃げた弟の尻ぬぐいをお兄ちゃんがしたもんだからますます吉之助の株が上がって、女も惚れるとwそれを知ったら、弟はますます拗ねるなけど、吉之助世代は吉之助がいて、大久保さんがいて、有馬さんや大山さんもいる奇跡の世代なのに弟の世代は、パッとした人がいないっぽい一世代上を「すげー」「いーなー」と指を咥えて見ていた子が憧れの先輩に誘われて、ホイホイウハウハしちゃうのはしょうがないまた、中の人の顔が垂れ目で、甘えん坊顔だから憎めない<大久保さん>有馬さんが討幕運動に加わろうとしているので、久光さまから処罰するとの書状を持ってきて、膝をついて懇願幼馴染みを敵にしたくないよねー処罰対象になったら、大久保さんが決定に関わることになるものねでも正攻法のやり方では、有馬さんたちは止められなかった大久保さんにはこれが限界ですだから吉之助にはなれないんだけど二人が天秤の両側にいるからバランスが取れてると割り切って欲しいわ<久光さま>斉彬公の跡を継いでいるつもりの久光さま斉彬さまを間近で見ていた吉之助が戻ってきたら、一刀両断、滅多切りw三年前の策謀は斉彬さまだからできたことで、あんたには無理だってwww斉彬さまには仲間がたくさんいたけど、あんたにはいないでしょ、だって実際、久光さまは薩摩しか知らないものねー斉彬さまみたいに江戸詰めじゃないから、諸藩の人々と関わってもいないし幕府の中の人にも伝手はないし、今でも国父だから江戸には行っていないそれで、日本を動かせるつもりになってたら、笑止千万精忠組からも「ラッキョウ」と言われる久光さま国父になるまでは、ナヨナヨしたうらなりっぽかったのにな斉彬さまの遺志を継げば、二つ返事で吉之助が協力すると思ってたんだろうな三年の間に、エコでロハスな吉之助になっていて日本をどうこうするつもりはなくなってるのに~しかも、国内情勢についてはバージョンアップされていないんだから斉彬さまでも出来なかったことが、久光さまにできるはずない!で思考停止三年間の情勢変化からちゃんと説明すれば、協力してくれただろうにま、吉之助自身が薩摩から下関、更に京へ行く道中で、いろいろな人と出会って情報をバージョンアップ+ブラッシュアップしてますからでも、次回予告を見ると、それもまた気に入らないようです独立心旺盛な兄と甘やかされた弟世間を知っている兄と薩摩しか知らない弟家臣の人望は兄にあり、何をしても褒められない弟これだけ兄弟の差があれば、こじらせて面倒臭い奴になるわけだ