東大生レシピ

[教育四方山話] カテゴリの記事

全353件 (353件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 >

• 台風一過

  台風が去った後東京ではまた真夏のような暑さに逆戻りでした。今日の教室は　６名ほどの小さな教室。時々イレギュラーで2，3人他の教室の振替で来る事もあります。今まで一番多いときで　9名でしょうか。ところが、今日は一昨日の台風接近にともなって　お休みをした生徒さんが２名振替を希望してきました。6名プラスイレギュラーのお子さん２名　プラス振替のお子さん2名。もうこれで限界です。1人分席がないのですが、私の机が少し大きいので横にすわってもらう事にしました。13時開始前に振替のお子さんが来ました。え？？？？なんと　その振替のお子さんＡちゃんとと仲のいい2人ＢちゃんＣちゃんも一緒ではありませんか！2人の会員さんからは　振替のご連絡は頂いていません。突然振替でＡちゃんが、こちらの教室に来ることを知ったＢちゃんＣちゃんが急に便乗して一緒にきたのだとか。席はありません。結局私の両隣に2人座る事にして　乗り切りました。こちらの都合はありません。行けばどうにかなる・・・そういう思いなのでしょう。私はその回、その回で全部取り組む教材を一人一人考えながらセッティングをしています。急遽こられてもどうにかなりますが、準備万端で迎えたいのです。そういう気持ちは伝わっていないのだと思うと残念です。席は1人分ありません。

  2007年09月08日

• 小さな先生たち

  私のＢ教室では　１７時過ぎると　１、２年生又は中学生の時間帯になります。緩やかな時間制をとっていて、１、２年生は　１４時又は１５時入室なのですが、学童クラブが終了して来る生徒もいるため１７時以降も１、２年生が多くなるのです。最近１７時以降に夏から新しいメンバーが加わりました。御兄弟でいらしているのですが、その下の年長さんが　最近口笛を吹けるようになったらしく、教室でも「ピーピー」うるさいのです。何度か先週も注意しました。今日も教室に入るなり　にこにこ顔で「ピーピー」口笛を吹きました。「先週も注意したよね。やめようね」と私がやんわり言いました。すると　１年生の　ＣちゃんＥちゃんが、「ここは　口笛をふくところではないわよ！」「そうそう、あんた　小さいからって許されないんだよ、ここはお勉強するところ。みんな迷惑だよ」「そうだよ、先生だってね、あなたの為を思って注意しているんだからね、そこら辺分かりなよ」「本当、わがまますぎるよ。」と　口笛君にきつく代わる代わる言いきかせていました。口笛君は　しゅん～となって　黙ってお勉強を始めました。周りの男の子は「おれまで　注意されたら困る」という様な雰囲気で、益々集中して学習をしていました。ＣちゃんＥちゃんに限らず　私の教室では「教室仕込み」（？）のしっかりものが多いです。先日も、生徒さんが「さようなら～」と終了の挨拶をして出て行くときに、生徒「先生、目を見て挨拶してね。」はい、これは　私がいつも生徒に言っている台詞です。私「ごめんなさい。今質問を受けていたから顔が上げられなかったの」悪いときには謝ります。注意を受け、悪いときには謝る。これは　私の教室の　すがすがしい（自画自賛ですが）点だと思い私も率先して謝っています。毎回毎回　お勉強周辺の話題で　心豊になります。

  2007年09月07日

• またまた生徒増

  私の教室はキャパシティ一杯一杯で、最近の連名ちらし（地域の教室紹介のちらし）には「満員」の印字をしてもらい、外部からの申し込みは受け付けられないようにしています。しかし、教室生の友達兄弟関係はお断りできませんので、時間を決めて来室して頂くのを条件に入会して頂いています。最近の特徴はＫからの　転入者が多いことです。一人Ｋから来たお子さんの影響で　こちらに体験にきたがる生徒さんが多いのです。私のところの算数の教材は計算のみではないので、Ｋさんから来られた方はどのお子さんも思ったように点数が取れません。「よく読み理論的にしっかり考える」ことをスタンスにしていますので、問題もじっくり　しっかり読む習慣のないお子さんには　「ひっかけ問題」に思える問題も多いのです。（決してひっかけ問題というような難解な問題ではないのですが）Ｋさんやうちへ通うことで得られるメリットの共通項は「学習習慣づけ。」という事でしょうが、後は「他人に認められる環境提供」という事でしょうか。後記に書かれている事が意外と認識されていない方が多いと思います。Ｋさんでもそうでしょうが、私の塾では「よく頑張ったね。」とい褒めのスタンスで生徒に向かいあっています。毎回　通うことだって嫌なときがあるでしょうに、ちゃんと通っている事自体も「えらいね、立派だね」と言いたい気持ちです。他人に褒められ認められ、自分を大事に思う気持ちもしっかりと育んでもらいたいと思います。

  2007年09月05日

• 嬉しい報告

  今日メールに「合格です！」というタイトルがありました。小学校受験はまだまだ11月。中学受験も2月です。何の合格かと急いでメールを開きました。「Ｔ大ママ先生に一番にお知らせしたくて　携帯のほうとＰＣと同じメールを送りました。嬉しくて嬉しくて!」との書き出し。生徒さんの高校生お兄さんが大学の指定校推薦が取れたそうです。それも　Ｗ大の理工学部です。お兄さん＝Ｍ君はかつての私の教室に　年長から　6年生までずっと長く通ってくださった生徒さんです。ご兄妹3人とも私の生徒さんです。今は末の弟さんが通ってくださっています。Ｍ君が学○教室を卒塾された後も高校受験のときも相談を受けました。私が押した学校へ最終的には決めたので、ずっとその後も彼の事が気になっていました。早速お祝いのメールを送りました。「真面目にこつこつ努力した賜物ですね！おめでとうございます」

  2007年09月05日

• 嬉しいメール

  昨日　見覚えのある苗字の方からのメール。去年まで午前中働いていたＭ保育園のママからのでした。Ｊ君は今2歳半。2年前0歳でＭ保育園に入園してきました。私は7時30分からの勤務なのですが、Ｊ君が来るのは8時前。2年間彼の午前中保育にかかわりました。以前より園の集合写真をアルバムで見るたびに　Ｊ君が「Ｔ大ママ先生に会いたいよ～」とママに言うのだそうです。以前の園を離れて5ヶ月。乳幼児さんは　覚える能力は大変高いのですが、同時に新しい事をどんどん入れ込むためか、忘れる事も意外と多いのです。取捨選択を頭の中でして、いらない情報はどんどん外に出す感じでしょうか。そんな中　まだ　覚えてくれていて、「会いたい」コールをしてもらえるとは ・・・・私の午前中の保育士の仕事や午後からの塾の仕事は「労多くして益少ない」という仕事だと先日お友達との話の中で出ましたが、こうやって温かなメッセージをもらえると、やっぱり　この仕事は「人と人との関わりをきちんと教える大事な仕事」のような気がします。涼しい朝ですが、心はとても温かくなりました。

  2007年09月01日

• 今年の小学校受験

  私の教室は小学校受験や中学受験に特化した塾ではありません。中学受験に関しては　中学受験塾へ行くための橋渡し役のような仕事です。しっかりとした基礎基本の土台作り、学習習慣作りをお手伝いしています。ですが、ここ数年、中学受験も受験塾へ行かず私のところから直接受験をしたい～という生徒さんが何人か出てきました。小学校受験においては私の塾は小学校の学習内容の先取りを幼児さんでしますが、受験となると　どちらかというと　知能テストに近い訓練が必要になります。そうすると　小学校受験塾に行かなければ　受験は対応できません。私の教室の生徒さんもだいたい　年長の春頃から私の教室と受験塾を併用されるパターンが小学校受験では多いです。しかし、ここ数年小学校受験も中学受験同様、私のところのみの指導で受験したい～という方が増えてきました。幼児さんは　全体の４分の１を占めて現在30名ほどいます。そのうち年長さんは20名弱。そのうち受験を考えているのは2割程度です。毎年毎年小学校受験希望者は増えています。因みに私のところで　請け負った受験生は　高い確率で　国立のペーパテストは合格します。私立に関しては　不合格だった記憶はありません。受験をしてみたいのですが・・と相談に来た方には　教室の指導プラスアルファの受験指導もします。費用は教室の月謝以外特別もらいません。相場からいくと　通常の小学校受験にかかる1年間の費用は　中学受験塾の費用と同じ又はそれ以上かかるという事ですから、私のところだけで合格するのは　4分の１程度ですむという計算にはなります。しかし、私のところだけで受験したい～と言う保護者の考えは、「自然体で受験したい。」という事のような気がします。とは言っても　やはり請け負うとなると　こちらもかなりのプレッシャーがかかります。これから　１１～12月まで　胃薬が常備薬となりそうです。

  2007年08月31日

• いろいろ考えることあり

  採点のしすぎによる疲労捻挫（？）は少しはよくなりました。先週　私の所属しているフランチャイズの塾の指導者同士のオフ会があり、その時にも「指」の話が話題となりました。大先輩の中には　「ばね指」というものになった方もいたそうです。採点をする時の状態から　手の形がもとに戻らない（広げられない）状態を「ばね指」というのだそうです。職業病なのだそうですが、やはりここまで行かないと一人前ではないかもしれません。同業者との情報交換、同じ悩み、同じ苦労。いろいろ　勉強になりました。

  2007年08月28日

• 休み明けの教室

  お盆休みでしばらく教室はお休みでした。今週は休み明けのため　お勉強モードにしっかり切り替わるように教室でも引き締めて学習する予定でした。しかし、皆さんあまりだれることなくがんがん予定のプリントをこなしていました。「どうして　お盆休みがあるの？お休みだとつまらない」と一人が帰り際に言うと、他のお子さんも、「学○教室に来たかった」との嬉しいお言葉。私の子どもの頃考えると、お稽古がお休みだととっても嬉しく得をした気分だったものです。休み明けで　宿題のプリントの○つけがここ1週間、いつもの数倍になり、ついに親指が捻挫のような状態になり、ここ数日右肩にも少々痛みが走り始めました。今日は親指にシップをして採点をしていましたので生徒らにどうしたのか聞かれました。「先生はまるのつけすぎで　指が麻痺してきたから、なるべくみんながんばって100点を最初からとってね。ヒントのコメント書くと　余計指に負担がかかるから」と冗談交じりで答えました。すると・・・一人の男の子はプリントを出すときに「ごめんね、先生　100点の自信ないだよ～～」と　申し訳なさそうに言いました。他の生徒も「先生、ヒントは言葉で言えばいいよ～、書かなくていいからね」と、心配そうに言ってくれました。先生孝行な優しい生徒が多く、あらためて私の教室が居心地がいいのは、通ってくれている生徒のおかげだわぁ～と感謝しました。指の激痛はまだ治りません。今まで13年やってきて　指が痛くなるのは初めてです。○付けで何故親指だけが痛くなるのか不思議でしたが、無意識に力が一番入っているところなのですね。確かに支点となる部分ですから。という訳で、ブログはちょっと暫くお休みします。

  2007年08月23日

• 母心、父心

  お盆明けの授業開始です。仕事開始２時間前から準備をするのですが、今日は授業が始まる１時間前に面談がありました。中学受験に関する面談です。ご両親でいらっしゃるとの事。お父様がお休みがとれる日に前から私と面談したい～とのたっての希望でした。生徒さんは２年前に進学塾に移行しました。現在６年生です。そのお子さんの受験の事での相談です。私も毎年中学受験生を送り出している関係や　中学受験塾の方たちと「中学受験」についての研究会を持っているのでたまに中学受験の相談を受けます。今日のご相談はかねてからお悩みの様子だった　受験校の決定についてです。１時間の話の中で　最初に　本人の希望している学校、お父様が受験させたい学校、お母様のご意見を伺いました。話を聞いていると　若干　父親と母親では　受験校に対する希望が違うような感じを受けました。お父様は　巣○に代表される少し規律が厳しくお勉強もしっかり面倒見てくれるような学校に惹かれるようです。他の候補に上がった学校もやはり　説明会などでは若干「実務的」な学校のように思えます。お母様の方は　受験校云々というより「全て不合格では可哀相なので滑り止めは確実なところにしたい、息子に一番あっていそうな学校の中での押さえの学校でお勧めの学校を教えてください」との事。巣○は　お父様向けには評判がいい学校のようです。昨年受験した教え子もお父様が大変気に入ったので巣○に決めた～とのことでした。（合格されて進学されました）しかし、お母様は最後まで、「あんな厳しい環境でうちの子はつとまるのだろうか」という不安を抱えていました。大抵母親は最終的には　保守的になります。また　説明会でも　数字云々よりも　漠然としたイメージや　学校の先生の人柄などに傾倒したりします。一方父親の方は常に現実路線で　「より確実に大学実績をあげているか」という数字やそれにむかっての姿勢が反映するカリキュラムに趣をおくようです。板ばさみで　どちらにも都合のいいように～とは決して思いませんが、希望する（受験したい学校）学校が現在の偏差値＋１０以内なら　思い切ってチャレンジしたほうが後々後悔しないと言う事。又押さえの学校は　思い切り低く押さえても、最終的には「ここへ進学しても納得する」というつもりで　学校選びをする事。この２点をお伝えしました。後は　生徒さんむきの学校をいくつか挙げました。しかし、これは　私の一方的なイメージでのお話。カラーが合わないように思えても実際通われるとすごく学校生活に馴染まれ、やはりその学校が結果よかった～という場合もあります。どこの学校に進学されても　「受験して、がんばった甲斐があった」と一瞬でも思えて、その後学校生活を６年間無事友人達と共に苦楽を乗り越え、過ごせたなら、そのお子さんにとって　中高一貫進学ははやはり大正解だったのではないかと思えるのです。

  2007年08月21日

• 仕事再開

  午前中保育園は通常通り　月～土曜日の午前出勤していましたが、塾のほうは今週はお休みでした。明日土曜日から再開です。今日はお休みの教室に準備のため出ていましたが、数件メールがありました。そのうち2件は今年中学受験予定の6年の保護者からです。お二人とも他の進学塾に4年から移動されました。然し時々メールや電話での相談があります。休み明け授業の前に2名の面談からの塾のスタートです。休み中はmixiの方がご紹介していた「社長失格」という本や児童心理学の本を読んでいました。「社長失格」はベンチャー企業社長の成功～挫折、倒産までの会社経営の経緯が書かれている本です。著者自身の経験が書かれているのですが、アイディアマンで、ポジティブで今時の好青年というイメージの方です。しかし、経営という観点からすると稚拙な面があったのかもしれません。失敗の原因は１.脇を固めるべきブレーンの人がイエスマンに徹した２．イメージ先行で実情の推移に目配りが足りなかった。という事でしょう。社長である著者は人並み外れた独創性やアイディアがあったのですが、実務的なことには関心がなく、目の前の貸借対照表や取引先実情などの現実面を殆んど人任せや銀行任せにした事が　進むべきスピードや道、曲がるべき時期を見誤ってしまったのではないでしょうか。又自分の意見にいつも前向きな人の意見ばかり多く取り入れてしまった事も大きな敗因の原因のような気がします。成功する経営者は「万一」の事を常に予測しリスクを想定して動いていると思います。成功のイメージの世界に溺没しないように、常に現実を見据え「失敗へのイメージ」も常に併せ持っている事が経営者には必要なのかもしれません。

  2007年08月17日

• ストレス　コントロール

  また　本社と暑いさなかバトルを繰り広げました。教材搬入の方法が変更になった事が発端です。私の教室では　一人ひとり　教材セットの内容が違います。他の大半の教室は　1冊（15枚で1冊）渡しをしているのです。1冊が同じ単元です。1冊ごとの学習にするメリットもありますが、私の方針は先取りをしながらその子の苦手な単元を復習していく～という方法の繰り返し学習なので、1冊渡しはしていません。2～３種類の違う単元の1枚ごとのバラでプリントを渡しています。教材管理も個人個人の棚で管理しているので、今までは1年間の学年の教材を１～12集までのセットを束としてもらっていました。ところが　それが　出来なくなるというのです。集毎にばらばらに搬入されるそうです。そうなると　私は今までの作業の数倍近く教材整理に時間がかかる事になります。で・・・すったもんだ。しました。暑いさなかに益々熱くなり、暑さも麻痺してきました。「ストレス　コントロール」私に今後必要なのは　ストレスを拡散させる術を学ぶ事です。ストレスを　持ち込まない、溜め込まない、考えすぎない。という事でしょうか。すがすがしく　からっ、と　前向きにいつもいたいものです。

  2007年08月17日

• それぞれのスケジュール

  長い夏休み。次男は受験生の夏と言う事で夜３時ごろまで学習し、朝は９時には予備校や地域の自習室へ出かけています。長男は　毎日サークルやバイトでこれまた忙しくしています。思えば　夏休み　家でずっと　ゆったり過ごした経験はあまりないのではないでしょうか。小学生の頃は地域の野球クラブにはいっていましたから、午前中は野球の練習や　学校のプール、その後私のやっている塾に午後１３時～１５時ごろまで居ました。学習後は週１回はスイミングスクールに出かけ　その他の日は近くの児童館で　１８時まで遊び、帰宅。１９時～２０時まで学習。日常はそのような過ごし方をしていましたので、家に居て　ゲーム三昧と言う事はさせたことがありませんでした。基本的には　ゲームや　ビデオ鑑賞に時間を費やすことに対してあまり積極派ではありません。私の仕事が休みの週末は、科学館、博物館　や　こどもの城、水族館、花火見物、プラネタリウム、映画　休みのたびにどこかしら　連れて行っていました。日ごろ働いているので　週末はどこかに連れて行かなくては～という強迫観念もあったのかもしれません。そのせいか　私の手が少し離れて一緒にどこかに行く事がなくなってもそれぞれ　あちらこちら　アクティブに動いています。出不精でない事だけは　習慣性によるものかもしれません。

  2007年08月15日

• 胸の痛み

  所持金が不足すると長男は家に帰ってきます。普段は○田山の方に殆んどいます。昨日夜10時頃帰ってきて、「胸が少し痛い」と言い出だしました。長男は1年半前の大学受験2週間前に気胸になり緊急入院した病歴があります。又気胸が再発したかも・・・・・強く息を吸うときだけ痛む～とのことで、次の日病院へ行くことにしました。今朝起きると　もう　胸の痛みは無いとのこと。それでも　診察だけは～という事で勧めましたが、なんともないから行く必要がないと言いはります。「病院に行きなさい～」　「行かない」の押し問答になりました。では　病院に電話して意見を聞く～という事でどうにか折り合いがつきました。長男が1年半前に入院した総合病院に電話すると、「担当できる医師が居ないので今は呼吸器外科はやっていない」とのことでした。その後長男はサークルに出かけました。私は疑心暗鬼で　病院に確認の為電話を再び入れました。やはり　担当の胸部外科の医師が既に退職されていて今は胸部外科はやっていないとのこと。診察を受けるのなら近くの東京○大病院にどうぞ～とのアドヴァイスも頂きました。不幸中の幸い～というと大袈裟ですが、夜中に気胸が再発した場合に行くべき病院の情報が入手できてよかったです。慌てて過去に入院していた病院に行ったら無駄足になったに違いありません。東京○大病院へ今後何か異変があったら行く事が確認できて良かったです。慌てて診察券の束を探しました。ありました。ありました。小3の時ジャングルジムから落ちて　頭のＣＴを救急でとりに行った時一度診察を受けていました。診察券の束をあらためて見てみると周辺の総合病院はだいたい一通り　お世話になっていたのです。病院に育児の歴史を垣間見た気がしました。

  2007年08月14日

• 過保護

  先日お友達とランチをした事を記載しました。彼女のお子さんは長男の同級生で、一浪し、Ｔ大理３（医学部）に合格されました。ずっと　お互いの子どもが小学生の頃からのお付き合いなので、「同士」のような存在です。話をしていて　なんでも正直にいいあうのですが、（隠し立てはなにもしません）お互い認識したのは、「過保護」であるという事です。彼女は小学校も受験を考えそのためにわざわざ近県から都内にご長男が小5の時に引っ越してきました。受験のときの姿勢も　勉強したプリント整理、学習内容のファイルを通しての状況把握・・・をきっちり　付きすぎず離れすぎずやっていました。中学受験で合格した後もちょっとした事があって　高校受験をもう一度することになりましたが、合格した学校に近いところへと又引越しされました。彼女と私が似ている点の一つは　「勉強のしやすい環境作り」に徹底するというところです。とにかく　口を出すよりまず環境をよりよく整える。私も彼女も「環境から整えていく」ことを第一に考えるタイプです。がみがみ　言うことで　ベストな状態に導けるとは思えません。今年次男は受験、長男は今年大学2年でいよいよ進振りがかかってきます。「○田山」にもう一つ教室を開いて、そこを長男の勉強部屋にしたのも、それぞれの生活レベルのうえでの学習環境をしっかり整えたかったからです。次男は朝から夜中2，3時まで学習。そんな中　サークルがどうだこうだで夜中帰宅しておちゃらけている長男とは生活の時間サイクルが全く異なります。長男は学校へいく数時間前に学習するか、夜中3時ごろから　朝6時ごろまで学習してその後11時ごろまで寝て学校へ行く事もまれではありません。ですから　それぞれの学習がスムーズに行く為　お互い違うスペースで学習できるといいと思っていました。あと　一点彼女と私の共通点は　アルバイトへの意識でした。彼女のお子さんも長男も大学生になりそれなりに「お金」が必要です。そのアルバイトに関する事についても　同じような見解で笑ってしまいました。長男は家庭教師のアルバイトが無い頃　「なんでもいいから　お金になるアルバイトをしたい。夜警等深夜の仕事が時給がいいから　やろうかなぁ」と言った時、あれこれ家庭教師の口を捜しました。彼女も全く同じだったと言います。彼女の場合は１つ下のご兄弟の家庭教師として「雇った」そうです。１．下のお子さんの進捗状況をいつでも把握できる。２．ご長男も受験生を教える事で　自分の学習態度も引き締まる。ご長男にもご次男にもメリットがあるという事です。もちろん　お月謝は普通に支払っているそうです。うちの場合は　長男、次男で教えあう事は無理でしたが（お互い甘えてしまうので）彼女の場合はとてもうまくまわっているのだとか。「過保護」といえば　過保護です。夜の警備や　深夜飲食店でのアルバイトなどやりたいというのなら　やらせて苦労をさせるのも　一つの教育かもしれません。しかし、「学生」の生活リズムが狂ってくるという事は自ずと学業がおろそかになってしまいます。あれこれ　心配性なのかもしれません。お互い彼女との話では、「鏡を見ている」状態で、頷きながら、「やっぱり　私達って　超過保護なのかも」と苦笑いしてしまいました。

  2007年08月13日

• いよいよ

  次男の進学関係で少し忙しくなってきました。学校での三者面談。塾へ説明会を聞きに行く～。お盆休みどころではありません。今日は次男と駅で待ち合わせ。改札口で待ち合わせだと込むので、ホームで待ち合わせしました。こういう時やはり携帯は便利です。「今何駅？あと何分で着く？」とメールでやりとりしていました。もうそろそろこちらに向かう頃。ＪＲと地下鉄とホームが違うので、駅へ到着してから少し時間はかかります。ちょっと、遅い～～～。と思っていた頃　にやにやしながら　次男がやってきました。「向こうのホームから見ていて、『絶対この派手な服装の人は違うだろうなぁ』と、思っていた人がお母さんだった！」とのこと。今日の服装は　ピンクの上下です。しかし、形はオーソドックスなので、派手には見えないと思ったのですが・・・・。私は長崎生まれ神戸にも足を踏み込み、横浜でちょっと学生時代をすごしたせいでしょうか、原色やピンクが正直好きです。仕事着は紺か黒かグレー又は茶と決めていますが、私服は　その反動でしょうか、好きな色をきる事も多いです。「お母さんＰＴＡ関係には絶対その服辞めてね！！」と念を押されました。もちろん　お化粧の濃いのも日頃からクレームを受けます。男の子は（子どもにもよるのでしょうが）男の子で注文が難しいです。

  2007年08月12日

• あわただしい一日

  今日は午前中保育園を休んで、次男の学校の「卒業対策委員」としての仕事をしました。記念品選びです。私は委員長なのですが、最初の会合でしたことは係り決めでした。委員長、副委員長、会計などの役のほかに　記念品係り、案内状係り、等の事前準備から　当日の司会や誘導係りなど、とにかく細かく担当者を最初に全て決めました。後は会合の時にそれぞれの進捗状況の報告と今後の活動を発表してもらえばいいわけです。担当の事をそれぞれほとんど　任せ、責任をもって行ってもらう・・これが一番皆が参加しやすく遣り甲斐がありそうな気がしたのです。しかし、所々私がいける場合には私も参加するようにしています。今日の記念品選びもそのひとつです。革製品と決めていましたが、実際物を見て候補を決めるのです。事前にあれこれ　ﾁｪｯｸはしていましたから、今日皆で売り場を色々物色する中で意見を言い合えばよかったのです。しかし、十人十色とは本当によく人間のありようを言い尽くした言葉です。ものをひとつ選ぶにしても　趣味がさまざまです。おしゃれなのがいい人、実用性のあるものを好む人・・・。一番意見が分かれたのが「学校名のイニシャルの刻印」です。私は個人的には　記念品なのですから、一文字革製品のどこかに印字するのが当然と思っていました。しかし、人によっては、「子どもが印字されているのは　ださい　といって嫌がる→使わない→　だったら　使えるものがいい　→印字はしない」ということをいう方もいらっしゃいました。人それぞれの考えです。今日は係りの人だけでしたから、後日皆で集まる日に民主的に決めようと思っています。あちらを立てればこちらが立たない・・・。しかし、民主的に決めたなら　文句はでないような気が・・します。

  2007年08月07日

• 夏期講習

  次男はＳ予備校、Ｎ塾、Ｅ会と3つの塾の体制をとっています。英語Ｅ会、数学、化学Ｎ塾、物理、小論文Ｓ予備校です。夏は当然3つの塾の夏期講習をこなすのですが、それぞれ重ならないように講座を選ぶのに苦労していました。自宅学習も夏休み前は夜1時ごろまででしたが、夏休みは９時に帰宅してから3時ごろまでやっています。朝7時起き。私は流石に3時まで起きているわけには行きませんが、帰宅してからは次男の生活リズムに全て合わせています。ＴＶはもともと　私はニュースぐらいしかみないのですが、たまに教育関係のドラマがあるとき見たりしています。しかし、次男が帰宅する時間にそのドラマがかかってしまうと、見るのを辞めています。長男の時もそうでした。別に私の態度がどうであれ　本人の勉強ですから、どうなるわけでもないのですが、本人が頑張っている分私も環境を整えてあげたい～と思うのです。この夏私の所属する学習塾の集いがあり、全国から集るお仲間の先生たちとオフ会をする予定です。日頃から先生仲間にオフ会を誘われる事が時々ありますが、やんわり～お断りをしています。日常化して　オフ会をしてしまうと　私の場合歯止めがきかないような気がするからです。ですが、今月末だけは1年に1回だけのことですので、オフ会に出席して情報交換してこようと思っています。次男も志望校を絞り、対策をたて学習していて、今年の夏はより充実した夏になるでしょう。時間がたっぷりある分無理をしそうですので、この夏健康面だけは　常に気配りをしないとならないと　思っています。

  2007年08月05日

• 雑談その２

  保育園で受験生ママとお話した内容は先ほど記載した事柄が中心でしたが、話をしていて言葉の端々で　気になった事がありました。そのＯ塾へはこの地域からだと電車で軽く30分以上はかかります。自宅から塾までのドアー・ツー・ドアーですと、1時間はかかるのではないでしょうか。先日は人身事故で塾へ向かう電車が20分近く止まった事をあげて、「遠いと色々大変な事もありますし、ラッシュの中可哀相と言われる方もいるのですが・・・」とおっしゃられていました。しかしその後で、「でも　子どもがとても気に入っていますし楽しいといいますから遠くても　どうにか　通わせたいんです。」とおっしゃっていました。私は、「距離の遠近に関わらず、バスや電車などを使えば、トラブルに一度も遭遇しない、と言う事はありえないのではないでしょうか。こういう場合はこうする～という経験も大事なのではないですか？それにお嬢様が喜んで行ってらっしゃるとの事。そういう気持ちを大事にしてあげてください。」と言いました。ママは私の言葉が終わるや否や、「そうですよね。本人は意外と遠くても全く苦にはならないようなんです。楽しい！って言うので　やらせて良かったかな～と思うんです。」と嬉しそうに話されました。どうも、身近な周りから、「小学生をラッシュ時の電車に乗らせ、遠くまでいかせて可哀相」的な事を言われたようなので、少し励ましてあげたのですが・・・・。私も子どもを中学受験塾に行かせているときは、周りから「まぁ、こんなに遅くまで塾で勉強しなければいけないの？」とか、「お勉強、お勉強って可哀相～」とか　子どもがその人に直接泣きついたわけでもないのに、勝手に子どもの心情を慮っての言葉を頂戴した事が何度かありました。「こんなにやらせても　こんな程度なのねぇ」とも言われた事がありましたが、「そうです、私すごく教育熱心で心配性なので、色々先回りをしてしまう結果中学受験をすることに決めたんです。私が彼のママでなくあなたが彼のママだったら　どんなにばら色の人生をおくれたでしょう！」と、ありがたい言葉には感謝の言葉をよく返していました。他人はしょせん　周りのひと。ママは私一人。あれこれ考えて考えた末に出した結論なんです。私が全責任を持ってしている事なのです。そう　何度自分自身に言い聞かせた事でしょう。この言葉は中学受験～大学受験が終わるまで　言い続けてきたような気がします。

  2007年08月04日

• 雑談

  今日の午前中の保育園での事。保育園の保護者の方と「今日の蒸し暑さ」についての話から　小６の女のお子さんの受験に関係する事柄についてあれこれお話をしました。話題は「健康管理」と「お弁当」についてです。いよいよ　夏本番でこれからどんどん暑くなる～という気候の話から、「暑い中送り迎えに行くのが大変。子どもは子どもで暑さで体が本調子でないし～」との事。「進学塾の部屋の中はすごく冷房がきいていて　意外とこれが体には良くないのですよね～。」と私が言うと保護者の方は大きく頷いていらっしゃいました。私が保育園終わってから塾をやっている事を知っているので、私の塾では　あまりクーラで室温を下げすぎないようにしている～と言う事をいいました。どうも男の子と女の子では　「暑さ」を感じる体感温度が多少違うようなのです男の子が、「もっと　温度を下げて～先生、暑いよ」とよく訴えるのに対し、女の子は、「え～　寒いよ、もう少しあげて～」と全く逆な事をいいます。私も寒いのは苦手です。一般に女の子は大人であろうと小学生であろうとやはり「冷え」に関しては体が敏感なのでしょう。ですから、私の教室では　一枚上に羽織れるカーディガンを1，2枚は用意しています。クーラが苦手な子対策です。大手の進学塾では　殆どが男の先生です。ですから、「そういった健康面での配慮がほしいものですよね。」としきりに頷いていらっしゃいました。又この暑さの中でお弁当作りも大変です。その事をお話しすると、「うちはたまたま　お弁当を用意しなくてもいいんです」とおっしゃったので、Ｏ塾ですか？と聞きました。Ｏ塾は講習代金の中に「お弁当」のお金が盛り込まれてある、「お弁当付き塾」で有名だからです。このことを知ったのは　かれこれ　5年ぐらい前でしょうか。やはり塾をやっている知人のママが、「いい塾を見つけたの！」と喜び勇んで教えてくれたのです。その塾の「売り」は「美味しいお弁当付き」ということでした。聞くところによると、どこかのお弁当屋と提携してかなりの豪華弁当なのだそうです。二段弁当かなにかでしかも家庭的な美味しいお弁当なのだとか。その事をお話しましたら、「今はコンビ二と提携していて　いくつか選べるんです。」とのことでした。種類は増えても多分ありきたりのお弁当になってしまったのでしょうか。しかし、やはりこの暑い中　朝からお弁当を持参して　冷えた教室で冷えたお弁当を頂くより、温かなお弁当を食べた方がいいかもしれません。又働いているママには心強いサポートです。夏の受験生、毎年のことながら本人も大変ですが、支える周りも体力勝負です。

  2007年08月04日

• 受験の神様

  普段ドラマは全く見ないのですが、「女王の教室」だの「ドラゴン桜」など受験ものだけは　見るようにしてきました。今放映中の「受験の神様」初回は見落としたり、家事をしながら　見ているので所々の場面を見落としたりしています。中学受験においての「受験の神様」と呼ばれているカリスマ家庭教師の中学生とその生徒の6年生の父子家庭の男の子の「志望校合格」を目指すドラマです。感情を表さない「クールビューティ」な主人公。それに対して喜怒哀楽まる出しな親子。家庭教師のキャラクターなど　現実離れしていますが、主人公や周囲の子ども達がどこにでもいそうなタイプの子なので、身近に感じるのではないでしょうか。同じ受験組みの秀才タイプのおとなしい男の子や、反抗期真っ只中の女の子。どこにでも　いそうな生徒です。「絶対早田中に行きたいから受験したい！」主人公の中学受験への動機は自分から決断した事でした。これから　どうなっていくのか。気になって毎回見てしまいそうです。

  2007年07月29日

• 友達関係

  新しく○文からこちらに移動してきたＡさんは超優秀児のお子さんです。計算ばかりの繰り返しに辟易してこちらに移って来たのですが、今日はそのお子さんのお友達も体験に来ることになりました。Ｇ君は1年生ならが　○文では4年生レベルをやっていたのだとか。Ａさん同様に計算ばかりの大量のプリントに疑問を感じ、計算だけでなく　全領域を学習するこちらの教室に移りたいとのことです。計算にはもちろん習熟が必要です。然し毎回計算ばかりの積み重ねだと優秀なお子さんは確かに飽きがくるかもしれません。もともと　計算は　問題の答えに行き着くためのツールなのですからもっと数学的な視点を問うような問題を優秀なお子さんほどやりたくなるののでしょう。もちろん　幼児期の超早期教育という点では　役にたつことも多いと思います。又　学習習慣の確立と言った点もあります。ＡさんとＧ君は仲のいいお友達だそうです。プラスお母様の教育に関する考え方もとても似ていらっしゃるとか。幼児期　どのように関わっていくか、これこそ　同じ価値観のもの同士が「公園仲間」になりやすいです。私の場合もそうでした。１．ＴＶ（ビデオも含む）は極力見せない。２．規則正しい生活（就寝は9時まで）３．絵本読みを毎日する。４．出来る範囲で手作りのものを与える　　（おやつ、レッスンバッグ、布絵本など）５．礼儀やマナーをしっかりしつける６．知的興味を引き出すイベントに積極的参加する。７．疑問に思うことや　分からない事等　時間をかけ丁寧に説明する。等など・・・・・。３人のお仲間のお子さんたちは全員中学受験をしました。一人は麻○、一人は女○学院、一人は　早○田に進学しました。学年は1学年違ったので今は大学1年生です。国立医学部、国立大学、早○田とそれぞれ進学しました。手間ひまをかけることを惜しまない育児・・・そんなお友達ママに囲まれ豊かな子育て時代をすごせました。

  2007年07月20日

• 教室学習での第一歩

  私の教室では「夏の特○教室」は募集していません。人数が一杯な為　新聞ちらしにおいても、ＨＰにおいても「満員」の記載をしています。ところが　先日お電話がありました。「夏の特○教室」をやらせたいんですが、いつ伺えばいいでしょうか。」という質問でした。私のところは現在満員の為夏限定の教室の募集はしていない事を伝えました。すると、「夏だけではなく　ずっと通わせたいんです。学習習慣づけのため学習のお稽古をさせたいのです。」との熱心なお言葉に打たれて　体験に来ていただく事になりました。とても　素直でまっすぐな目をしている年中さんのお子さんです。どの程度の教材から始めようか～と思うときは　まずはプリントの設問を読んでもらいます。そうすると　だいたいのスタートラインが見えてきます。まずは　挨拶が終了すると　幼児さんでは珍しく正座をして座りました。複数枚のプリントを、きちんとそろえて自分の前にまっすぐにおく事。筆箱は　プリントの上の方におく事。書くときは左手は紙に添える事。まずは　日付と名前を最初に書く。設問は飛ばさずしっかりと読む。などなど　一つ一つ教えながらやらせました。教えたとおり～。プリントをやっていて　ちょっとでもずれるとすぐにプリントをまっすぐに修正します。ぎこちないながらも　左手はしっかりとプリントの上においておく事を意識しています。設問は下に線を引きながら読んでいます。まぁ、なんと　「真っ白」なお子さんでしょう！こういうお子さんはまず大丈夫。「ゆっくり　じっくり　丁寧に」一つ一つ基礎をきちんと積み重ねていく　「学習への姿勢作り」が　しっかりと出来るに違いありません。終了してその子と雑談をしました。お稽古は他に空手をやっているそうです。道理で　正座をすんなり出来たわけです。「空手は　『型』があるでしょう？『型』をまず覚えないと色々な技をかっこよく出来ないんだよね。お勉強もそうなの。お勉強する事に絶対に必要な『型』をまずは覚えようね。」そういうと　目を益々ぱっちりさせて、「そうです、空手も勉強も同じですね。」とにこにこして　答えていました。理想どおりの生徒さんに育っていくに違いありません。

  2007年07月18日

• 困った質問

  午前中行っている保育園の保育士の方に、「字は雑だし、ケアレスミスは多いし、学習する態度が悪いので塾に行かせようかと思う。どこの塾がいいと思うか」という質問を受けました。私に質問されても・・・・という所が正直な思いです。Ｋ文さんの良いところ、学○教室の良いところ、それぞれお話しました。低学年のうちは　国語教材は殆んど同じようですが、算数に関しては内容が違います。Ｋ文は計算が主ですが、能力によって低学年のうちに小学校でやるべき計算領域を　早めに終了させる事が出来ます。学○教室は　計算、文章題、量、図形問題　これら全て学習していきますから、先取り学習に限界があります。私の教室は半年～2年先の先取り学習をしながらも　現在の学校の学習＋過去にやった苦手な領域の　問題の復習をする　先取り＋復習形式をとっています。殆んどの生徒は先取り学習ですが、どんなに優秀なお子さんでもせいぜい2学年先ぐらいしか先取りできません。相談された先生のお子さんは「とにかく　学習する姿勢作りをただしたい。」との事ですから、その点では　Ｋ文も学○教室でもいいような気がします。私が指導者になった　きっかけは　学校だけの学習だと心もとないので自宅学習の教材をあれこれ探した事でした。その流れで現在に至ってしまったのです。　一番理想的な教材が学○教室の教材だったのです。一日算数国語2枚ずつ。たったこれだけですが、毎日必ず机に向かう。毎日プリントに書かれている漢字を文章で書写する。文章題では必ず図や絵をかく。筆算を残す。文字、数字を丁寧に記載し、毎日丁寧にプリントを仕上げる。この繰り返しの積み重ねが　自然と学習に向かう姿勢作りをするのだと確信していました。一度長男が2年生、次男が年長の時　私がインフルエンザで寝込んだ事があり、プリントをやらせるべき時間にも起きられませんでした。長男、次男ともに「お母さん　プリントやらなくていいの」とおそるおそる子どもが聞いてきましたが、私は　、「今日は　やっても　お母さんがチェックできないからやらなくていいよ～」と、言った所、「いつもの時間にやらないとなんか変な感じがするから　チェックしなくてもいいので　プリントだけ頂戴」と言ってきた時に、習慣づけの大事さを痛感しました。超優秀児に育てようとは思いませんでした。ただ毎日歯を磨いたり、ご飯を食べたりするように学習も習慣づけてあげたいと思っていたのです。小学生～大学までの長い道のり、学習に関わっていかなければならないのですから、どうせ　勉強するのであれば　より自然体で、より効率よく、より吸収力がよい環境作りをしたかったのです。それには　どんな教材がいいか、どんなかかわり方がいいか、自分なりに考え選択してきました。保育園の相談に来た先生も　一貫性をもった自分なりのポリシーで今後の環境を選択していく事を願わずにいられません。

  2007年07月15日

• 子ども達との読書タイム

  私の日常は月～土曜日まで朝7時30分から3時間保育士をやっています。その後はそのまま教室へ行って塾での指導をする毎日です。保育園では「お勉強」というかかわりは一切ありません。それに私はあくまで保育補助ですので、何か決めてやる事は所どころ　正規の先生の指示を仰ぎます。年長さんに関わる30分の時間は、（朝の30分は支度や連絡事項で先生がたが忙しく年長クラスに補助にはいります）本読みを毎日しています。絵本を読むのが好きなお子さんが多いので、「自由時間」の30分は絵本を読んであげることになります。以前正規のＳ保育士に「絵本は読まないように、自分たちの好きなことを探させてその遊びの補助をしてください。」と言われたのですが、子ども達に、「僕達がすきなのは本を読んでもらうことなんだから　いいじゃないか」と言って譲らないので、私もそれに対しては説得する言葉もありませんでした。他の先生にご相談した所　他の先生は、「子ども達が本を読んで欲しいというのであれば読んでください」との事でしたので、今ではＳ保育士の担当でないときはほとんど絵本を読んでいます。先日、その前の日に「プラネタリウム」に園の遠足で行ったとのことでしたので、私が選んだ「図鑑」を読んであげました。もちろん「星、宇宙」の図鑑です。子ども達は、「ブラックホールのところ読んで！」と大合唱。一番リクエストが多かったのが「ブラックホール」でした。その前の日にプラネタリウムへ言った為　見てきた話を次から次へと生き生きと話してくれました。「夏の星座」を中心に読んで　星座の話を子ども達のほかほかの情報を交えながら　あれこれ話をしていました。保育園は学習する場ではありません。しかし、興味→知識を得るという事では　プリントだけが学習ではないのです。保育園ではプラネタリウムへ行った後絵を描かせていましたが、本来だったら星についてのお話や図鑑などで知的好奇心への働きかけなどもするべきだと思うのです。私が正規の保育士だったら　そのようなカリキュラムを作ると思います。体を使った表現、遊び、その他にやはり知的好奇心への働きかけが幼児期には必要です。それに対して一番身近で働きかけやすいのは　やはり「本」だと思うのです。「本や図鑑ってすごいよね。面白い、楽しいなぁ～という本もあるし、今日の図鑑のように　不思議だなぁ～と思っていた事の答えが書いてあるものもあるし。何かについて　ちょつと　調べたい～って思ったら　まずは図鑑を見てみようね。」図鑑を読み終わった後　皆にそう言いました。

  2007年07月14日

• 超優秀児

  私の教室は今は満杯なので、外部からの募集は一切していません。本社の方の教室検索をすると「教室生の兄弟又は会員のご紹介者に限り」という限定で入会をお願いしています。今回　教室生のご紹介者が3名ほど体験にきていました。そのうちの一人の低学年のお子さんが　まれに見る「超優秀児」の素地をもっているお子さんのご様子。・ひとつの事を教えると、同時に他の同一事項や類似事項をすぐに引き出し関連　付ける事ができる。・語彙力が年齢に対してかなり豊富・観察力、洞察力が抜群である。・やっている事への見通しを自分なりに立てて　何をどうしたらいいか、　速やかに判断できる。以上の素地があり、教える事に対しての理解力が高く，のみこみも早いのです。以前は○文さんにかよっていらっしゃったようなのですが、単純な計算に対して興味が薄れたらしい、という事と、国語の文章題が3学年上をやっていた為　ギブアップ気味になり、算数も嫌、国語も嫌！という事になってしまったそうです。算数も2学年ほど先取りをしていたそうですが、一応まだ低学年なので、その学年相応の問題と1学年上の問題をやっていただきました。表が計算問題　裏が文章題です。計算問題は　既に習ったはずの筆算をすっかり忘れていらっしゃいました。文章題をやらせると　どうやって解いていいか全くわからなかった様子でじっくりと考えていました。筆算のやり方を復習し、文章題については　絵や図をかくことを指導したところせき止められていたものが　一気に綺麗に流れるがごとく　スムースにどんどん解いていきました。掛け算の文章題に関しては、「掛け算」そのもののしくみや意味を説明しましたが、目をきらきらさせて途中驚いた表情をもみせながら「すっごく　面白いです。掛け算ってそういう意味だったんですね。」と「掛け算」の意味に感動していました。もともと、大変処理能力や判断能力が高い子なのです。ですから　やり方や考え方が自分なりに理解できれば何の問題もなくすらすら解けるのです。体験が終了した後　お母様が「○文でさんざんやって引き算筆算は取得していたはずなのに・・・・」と言っていましたので、「子どもは覚えるのも早いですがその分忘れるのも案外早いものなんです。ですから　いつも繰り返し反復の学習で　こぼれる分を補っていく事も大事なんです」と説明しました。教えた事の理解の仕方やそれに対する整理の仕方、とにかく低学年と思えないほど肝心な事をしっかり押さえ、整理して「頭の整理箱」にしまえるお子さんです。「今はスランプのような状態で○文を辞めたかったかもしれません。私の教室においても当該学年以上進んでいけば同じような状態になるやもしれません。○文でも私の教室でもやはり　続けて学習する事にある程度意味があります。たゆまず学習し続ける習慣づけのための通塾でもあるのですから。私の教室でやって　もう一度もとの教室に戻りたくなったら遠慮なく戻ってくださいね。」と言いました。学習はカリキュラムも大事。教材も大事。しかし、本人と保護者の方とそれを応援する塾側の関わり(信頼できる先生に長い間師事する）の足跡も大事なのです。

  2007年07月08日

• 複雑な人間模様

  先日の事です。学習が終了した低学年男子2人が　お迎えのお母様を待っているとき学校の友達関係についてあれこれ私に話してくれました。普段学校での友達関係～というのはあまり生徒から聞いた事がありません。学校で「いじめ」があるという事を保護者の方から聞いたときはそのお子さんの同じ学年や同じクラスの子ども達を何気に観察する時があります。しかし、基本的には１～2時間の学習の中には余り「力関係」は見えません。「女子」のほうが「男子」より　しっかりしていて、気も少々強い～という感じはどの学年からも見られる傾向だったり、女子同士はやはり「グループ関係」がいつも微妙に見え隠れしていますが、その程度の把握です。しかし、今回この男子2人の学校での友達関係を聞いたときには　改めて私が思っているより、ずっと「複雑な関係」を抱えているのだと思いました。この学年の男子は、「明日はドラエモンだぁ～～～～」等と帰り際にニコニコしながら言って帰る・・というまだまだ幼稚な面がありますし、「男の子だから　単純」という変な先入観がじゃましていたせいか、女のこのような複雑な仲間関係はめったにないものだと思っていました。私から聞いたわけでもなく、「おれ、Ｇ君苦手なんだよなぁ先生」という感じで　Ａ君がぽつりと話をしてきたのです。一緒にいた同じクラスのＢ君も、「おれもなんだよ、先生。さっきも痛い目にあったんだ。」というのです。Ｇ君は　「意地悪」するような　ひねた感じの少年ではありません。むしろおとなしめの　子どもらしい　子どもだと思っていました。2人はせきを切ったように話をしてくれました。どうやらG君は陰では相当な「ボス」のようで　周りのみんなを力で統率しているようなのです。「学校までは付いていって上げられないけど、ここでなら先生は　嫌な事があったら　守ってあげるから、すぐに言ってね。」と言いました。またＧ君に関して、「皆で嫌だって言えばどうなの?」とも言いました。すると、Ｂ君が、「だめなんだよ、あいつは　すごくわがままで乱暴だけど、変に『オーラ』があってさ、　誰も逆らえないんだよ。』との事。「誰もがさからおうと思っても　彼の存在感の強さゆえ　黙って　ある程度は容認しているんだ。」まぁ～～～～、この子たちこんなに『大人』だったのね～～～。私は　今までの「幼い男子」のイメージを払拭せざる得ませんでした。男の子も　それなりに複雑な力関係や、その中での自分のポジションを探りながら行動したり考えたりしているのです。こんなにも　人の気持ちの読み取りができるのだったら、もっと読解ができてもいいはずなのに～～～。とも思いましたが、経験した事と、していない事ではちょっとまた次元が違うのかもしれません。しかし、今回の事は　わたしにとって　改めて、単純にその子のあり様を「決め付けてはいけない」という事を認識させられる出来事でした。

  2007年07月06日

• 学校でのトラブル

  保護者からの理不尽な要求に対して　港区は「弁護士の応援を受けて対処をする方針」だそうです。最近「常識を超えた無理難題な要求」する保護者が増えているケースについて　雑誌やＴＶの番組で取り上げているのをよく目にしました。学校の中のトラブルはもはや教職員だけでは対処できないという事なのでしょう。あくまで弁護士は「後方支援」なのだそうです。しかし、この先　保護者の方も学校へのクレームを保護者側が雇った弁護士を通して学校に提示し、それに対して学校側の弁護士で対処する～という弁護士を通しての攻防というケースもありうる事なのでしょう。行き過ぎたクレームに対しての防衛策なのでしょうが、どこまでが許容範囲なのか、それもあいまいな感じもします。保護者が非常識でどうしようもないケースもあるでしょうが、逆に　学校側に落ち度があって　それを改善してもらいたい場合のクレーム等も学校側にとっては「行き過ぎるクレーム」との見解でレッテルを貼られたりはしないのでしょうか。防衛策も行き過ぎると圧力のような感じを受けます。

  2007年07月01日

• 漢検合格１００％

  今日ネットで今月初め実施した漢検の結果をみました。１００％、１００％、１００％　♪　合格です。受験したうちの1年生2人はとても不安そうでした。「もし万一合格していたら　先生電話で教えてくれる～」と自信がない様子で　言っていました。「合格していても　ダメでも　一応来週の学習日に教えるね。」と　その場では言いました。合格報告はやはり本人の　喜ぶ顔が見たいのです。「合格したよ～～～」と電話してもいいですが、今はもう22時。明日電話するか　それとも来週の学習日まで・・・・。やはり　来週の学習日まで　私も教えたい気持ちをぐっと我慢する事にしました。日頃から「最初に筆順チェック」→プリント学習後「部首の書き出し」→「例文の書写。」こういった地道な積み重ねが　合格に繋がったと思います。おめでとう～～～～！♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月29日

• 体験教室日

  今日は本来でしたら教室はお休み（調整日）でした。しかし、体験をしたいという方の希望が多く　今日何人か体験学習をして頂きました。通常１３～14人で一杯になる部屋に今日は4人。それでも　休みという事の確認不足で何名か間違って教室に来ました。ですから　結局今日の生徒数は8名ほどになりました。体験学習終了後、お母様たちと少しお話をしました。一人のお母様は　「近くに同じ学○教室があるが　こちらに通わせたい～」とのこと。理由を聞くと、「その教室は人数が多い為か、ざわざわしていますし、採点ミスも多いんです」とのことでした。私はすかさず、「私の教室は全体の人数からすればその先生の3倍の生徒さんが居ますし、私自身も採点ミスもします。」と自分の教室の現状をお話しました。もう一人の保護者の方は　少し迷いがあるようです。Ａ君はまだ1年生で　学校へ行くだけで疲れるので　もう少し考えたい～という事でした。帰り際に　そのお子さんにお母さまが「お勉強どうだった？」と、聞くと、「面白かった、ここに通いたい。」との返事。詳しくは書けませんが　そのお子さんはハンディキャップがあるので、その点でも色々心配されているようです。「先生は　うちの子どものようなケースをみられたことありますか？」と聞かれました。私は　保育士と　小学校、幼稚園の教員免許はもっていますが、障害に関する専門的な知識に精通しているわけでもなく、実践は殆んどありません。このお子さんの勉強に取り組むまっすぐな姿勢を一緒に応援できたら～と思ったのですが、そのことをお話すると　ちょっとがっかりした様子でした。専門家が一番成長を促す事に関しての王道を知っているのですから、私が関わると　回り道どころか　本筋からかなり離れて空回りしてしまうのかもしれません。「餅は餅屋」なのでしょうね。自分の力のなさを痛感しました。

  2007年06月29日

• 休暇返上

  私の教室は週2回、年間88回～90回が目安です。２教室ありますが、幼稚園教室のＢ教室のほうを年間指導日数の基準にしています。Ｂ教室は幼稚園の都合で使えない日が多いので、使用できる日数にＡ教室も揃える事になります。今月は　その調整日のため月末の1日をお休みにあてました。午前中は保育園の仕事なのですが、その後に図書館関係の講習会に出ようと思っていました。しかし・・・・今月中旬から会員の紹介で入会希望の方が多く出たので、この日は　その方達との面談にあてる事となりました。結局　その日は　通常より2時間遅れで　教室での「体験学習」を行なう事となりました。以前も休みをとった日に結局同じようなケースで　いつもと同じように教室に居たような気がします。しかし、やはり「お休み」という言葉の響きは　心を軽くしてくれます。今日生徒がそれぞれ帰宅するときに、「○○日は休みなので間違えて来ないようにね。」と念を押すと、「え～～～、やだ　休みなの～。なんで休むの。どうして！」と何人かに責められました。「だって　今月前に渡した教室だよりにも書いていたでしょう」というと、「つまんない、休みたくない。」という不満の声。私も本当は休みたくないです。でも調整しないと２教室間で不公平でしょう～。と言いたかったですが、そこは、「決まりだから、ゴメンネ～」と簡単に言い謝りました。私は小学生の頃こんなにお稽古事を好きだっただろうか。ピアノも塾も英会話教室も　いやいや行っている事が多かったように思うのです。出来不出来は別として、「勉強する場」に好んで来てくれる子どもたちの「やる気指数」は大変高いです。そんな影響もあって教室の雰囲気はいつも明るいのかもしれません。期待に応えて（？）来週から気合をいれて指導したいと思います。

  2007年06月27日

• 待ちの姿勢

  先日体験にいらした方について気になったことがありました。結局体験だけで終了しましたが、お子さんはとても素地のいいお子さんでした。ちゃんとじっくり設問を読んでよく考えて取り組んでいました。１年生にしてはとても落ち着いてどっしりとした姿勢ですので、このお子さんは学○教室の教材をこつこつやれば大変学力がつくものと思われました。しかし・・・、算数を解いている途中　分からない様子が見えると　ちょっと離れてみていたお母様が　さっと近くによってきて、「どうして、どこが分からないの。ほら　ここ読んでごらんなさい。男の子が３人でしょう、後から女の子が５人くるんだから。ね、増えるでしょう、だから　何算？」こんな風に　次から次へとその子のペースも考えずに答えに近いヒントを出してくるのです。自分で問題を読んで　答えを導き出す過程で大事な事は「何が分からないか。」を自分でじっくり考える事です。そして　分からない箇所を指導者のヒントで　自分から導き出していく過程が大事なのです。こんな風に「一番大事な思考能力を育てる」ステップを　手をぐいっと引いて　何段階も先に進ませて、答えが出ればそれでＯ．Ｋとするやり方。どうなんでしょう。分からない所をじっくり待って　自分で解決する道筋をつけさせる。それが　結局は学力を向上させる為には一番効率のいい方法なんですが・・・・。「急がばまわれ」ということわざも　お勉強にはある面通じるところがあるような気がします。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月25日

• 5年の算数

  私の教室Ａ，Ｂは　学年の構成が全く異なります。Ａ教室は　小さい教室で一度に12名以上座れません。学年は　高学年が圧倒的に多いです。幼児さんは1名だけです。全体で30名前後です。Ｂ教室は　席が35あり、80名の生徒が一日に学習しに来ます。こちらは　5年生以上は2名だけです。幼児さんはいつも25名前後の人数です。それぞれ教室のカラーは当然違います。さて、高学年の多いＡ教室では　鉛筆の走る音しかしない時間が長く、皆集中して学習に取り組んでいます。こちらの教室では殆んどのお子さんが　現在学校で習っている単元＋先取り学習というスタイルで取り組んでいます。しかし、４，５年から入ってくるお子さんの中には　算数を苦手とするお子さんが時々います。最近入ったお子さんＣちゃんも　算数が苦手です。「4.2キログラムの重さで　２.１メートルの鉄の棒があります。1メートルあたり　何キログラム　ですか」という問題を、「先生、全く分かりません」と　持って来ました。小数がついているだけで　「難しい」と考えてしまい　解決意欲をにぶらせてしまっているのです。「じゃぁ、10キログラム2メートルの棒は1メートルあたり何ｋｇ?」と聞くと　「簡単　5キログラム!」と即答できます。「その時の式は？」と聞くと「10÷２」これも即答できるのです。小数を簡単な整数に変えて考える「同文異数」分からないときは　簡単な数に変えてどうやって解くか、考え方を整理することを生徒には何度繰り返してアドヴァイスしていきます。「かけるの、割るの?」と聞いてくる子は立式の根拠をきちんと明確にさせる為、どうやって考えていくかヒントをだしながら　あくまで「自分で解決方法を見つけ出せる」力をつけないとなりません。生徒も根気強く、そして　私自身も根気強く取り組んでいかなければなりません。

  2007年06月24日

• 新入会面談

  この時期は毎年「夏の○○教室」という夏だけもＯ．Ｋという教室への準備をしている時期ですが、今年は募集を停止しています。夏のみでも来てもらって教材の素晴らしさを実感して頂き、入会へ結び付ける～というイベントなのですが、私のところはもうキャパ的に無理ですので募集は控えました。来月から　入りたい～という方が4名決まっています。ですから　この方達を受け入れるだけでもう席は満席です。先日来月から入会するお一人の保護者の方と面談をしました。まだ　年中さんですが、8年後まで　教育計画をたてていらっしゃるとのこと。私が一通り教材や指導方針をお話するといたく共感してくださいました。「私自身幼児期から　○田式、○文、Ｎ研と親がレールを敷いてくれました。でも　自分の子どもには　中学受験塾前の教室での『詰め込み』や『反射的反復的な単純繰り返し』は嫌なんです。この教室は　じっくり文章を読んで　答えを出していかなければいけない問題なので、こういうのをやらせたいんです。」とおっしゃいました。私のところの教材も　「反射的」に答える問題は確かに割合的に少ないですが、それでも　足し算や引き算は　数字をみて　ぱっと答えが出るまで習熟を積み重ねていかなければなりません。計算はある程度反復練習が必要です。その事は　お伝えしておいて　「設問に書かれている条件を整理し、答える力がつく問題を多く取り入れています」と、お話しました。○田式や○文式については　実際自分の子どもに取り組ませた事がなかったので　コメントは控えました。又　その方は「自分は中学受験がゴールだったけれど、子どもには　ずっと勉強に対する興味を持ち続けて欲しい。だから　先生の方針の『褒めて育てる』という事がその芽を育てて行くと思うのです』とも　おっしゃってくださいました。『褒めて育てる』というのは　『ちやほや』することではありません。時には　厳しく指導する局面も当然あります。しかし、最後まで頑張ってやった結果を『認めて褒める』私の　褒める～というのは　こういう事なので、その辺をどんな風にとっていくのかは　保護者の方それぞれです。「Ｔ大ママ先生は　うちの子にすごく厳しい」「先生は　うちの子が嫌いなんですか、きつく　怒こる～と　子どもが話しています」こんな　ご意見はたま～に聞きます。私は　ほんわり～と見えるらしく　「褒める～」と謳っている割にとても厳しい～という事が「看板に偽りあり」に映る人もいるかもしれません。「愛情を注ぐという事と　甘やかす、という事が違うように、褒める～という事と　ちやほや　する、という事も違います。」そんなことをいちいち説明するつもりはありません。分かってくれる方だけが寄ってくれればいいのです。そんな風に最近は考えています。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月22日

• 自己嫌悪

  私は日ごろからそそっかしく慌てものですので色々な失敗が多いです。だいたい　じっとしていられない性格もそれに輪をかけているので、大抵の自分の「不出来」さには慣れています。慣れているといっても、「今度からはこういう事がないようにしましょう！」と、結構前向きなのです。しかし、仕事に関しては　日常生活の「どじに容認」「不出来にめげない」という事がなかなか　出来ません。自分自身の力のなさに　がっかりして　かなり落ち込みます。昨日のブログで「日常の指導を大事にして　今日のことをしっかり定着させる、しかし、どこかで　全体を見据えての指導を心がける。あせらず　じっくり　丁寧に」等と言っていたにもかかわらず、今日の教室に関しては　全く思うようになりませんでした。・入室終了時刻をすぎて　来た生徒が10人近くいた・学校の進度が遅すぎて　「初めてやった」単元の生徒達が多く　スムーズにできていなかった・片付け始めの時間とお迎えの時間が重なりばたばたした。等など状況も悪かったのですが、それにしても・・・・・。明日のクラスは全くそんな心配がないのですが、今日の曜日の教室はとにかく　あれこれ　悩みが尽きません。いつも「今の仕事をやめたい～」と思ってしまうのは　今日のような「思うように教室運営が出来ていない」時です。毎週がんばろうと思っているのですが、ひとつ改善しては又他の局面が・・・・・。どうやったら　指導者としての力量が上がるんでしょう。出来る限りイメージを働かせて、来週又　あれこれ　やってみる事とします。

  2007年06月21日

• ゆっくり　しっかり

  今日ある学校の資料を読みました。来年、再来年の大学入試の展望が書かれていました。ここ数年目立つ　国立の前期1本化への動きなど入試制度改変や難関大の入試科目見直し、学部ごとの応募状況変化などコンパクトに記載されていました。色々なトピックスなど参考になりましたが、一番印象に残ったのは最後に記載されていた教科担当者による「対策」のコメントでした。「先を見過ぎない、足もとをみる。（略）しかし、足もとだけ見ていると疲れる。ゆっくり　しっかり　遠くに眼差しを向けて～」という言葉。足もとだけを見ると疲れる～まさしくそうです。「望みは高く、希望をもって前向きに」というニュアンスのメッセージ。受験だけではありません。日々の生活においても　まさしくそうだと思いました。日常の指導を大事にして　今日のことをしっかり定着させる、しかし、どこかで　全体を見据えての指導を心がける。あせらず　じっくり　丁寧に」今後も　このスタンスで　やっていこうと　改めて思いました。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月20日

• 様々な顔

  先日保護者の方から、「先生のところではちゃんと学習しているようですが、学校ではなんだかしっかり学習しているのか心配です。漢字練習帳の字などこちらでと学校では　雲泥の差なんですよ。」と、ため息まじりに　おっしゃっていました。こういうお話は以前にもありました。そのお子さんも教室ではお手本のような字を書き、漢字書写帳もそれはそれは見事です。もちろん学習態度も落ち着いています。それが　面談の時その子のお母様から、「学校の字は殴り書きの字ですし、全く落ち着いて学習できていないようなんです。いつもきょろきょろ　しているようです。」と　驚きの発言でした。その子の学校の様子が私には想像できません。まぁ　色々な側面があっていいとは思いますが、本来は学校の補充的な事を私は担っているわけです。学校ではほとんど授業に参加せず、こちらで　補充している～という事では困ります。あくまで　学校でしっかり基本的なことを学んで　こちらで　補充なり発展的内容を深めていくのが　本来の姿です。よくよく聞くと　学校の授業は何人かが立ち歩き、常におしゃべりが絶えずざわざわしているとの事。環境整備がされていないのですから、その子もそれに同調しているのだそうです。教場管理がままならず、集中して学習に取り組めない状況を改善するのは　なかなか　困難なようです。魅力ある授業をすればいいのでしょうか。もっとしっかり管理できるような少人数学級にすればいいのでしょうか。私がもし担任だったら　まずは教場管理！と思ってしまうので、あれこれ　工夫を試み試行錯誤するのだろうな～と思いました。

  2007年06月18日

• 再び絵本へのこだわり

  朝の絵本読みに関することは　いろいろ私の中でも子どもに対する接し方や保育理念がそれぞれあることの再認識をしました。結論はどれがよくて　どれが悪い・・・という事はないのでしょうが、保育に関しては「自分がいい」と思う保育理念やスタイルを貫き通すのであっても、「子どもの成長により良いかかわり」を常に考えていかないとならないと思います。私は幼児期は「なぜ」「どうして」の知識への要求も大事にしてあげたいと考えています。遊びか学びかではありません。遊びのなかで知識や知恵を育む事もあるのです。２者選択ではないのです。遊びも学びも全て子どものそのときの成長や要求に合わせてどんどん経験させ、吸収させてあげたいのです。そんな事を考えて午後からの塾の教室に指導に入りました。午後８時まぎわの中学生の指導の休憩中に、「幼稚園や保育園の時先生に絵本を読んでもらって感動したり心に残った記憶ある？」と聞きました。返事は、「あんまり覚えていない。」という事でした。いい絵本を選び読み聞かせして心を豊かに知性の枝のひとつになるように～と考えていた私はかなりショックでした。幼児期の幼稚園や保育園での絵本読みは　あまり子ども達の記憶にはないのです。その事実を踏まえて今後どうするか。Ａ．たまたま今日いた生徒が絵本読み環境には恵まれていなかった。Ｂ．幼児期の教育には　絵本読みは私が思うほどには影響がない。幼児期１冊の絵本から本読みの楽しさを覚えた私としてはＢの考えはあまり信じたくないです。絵本読みによる感性の育成という事は大人の一方的な思い込みなのか・・・・・。それはどうか分かりません。しかし、一番大事なのは　ゆったりと豊かな時間を子どもとともに模索しようとする姿勢なのかもしれません。

  2007年06月13日

• 補助の仕事の続き

  保育園の勤務では　もう子ども達はなんとなく微妙な雰囲気を察してか、堂々と「先生、本を読んで～～」とは言わなくなりました。ただ今日も「先生読んでよ～お願い、なぞなぞもひとつだけでもして～」と言われたので、園の先生に、「子ども達が絵本を読んでほしいというのですが・・・どうしましょう」と、言いました。その先生は、「え？いいわよ、読んであげて。」とどうしてそんな質問をするのか不思議そうでした。私は　先日園のＳ先生に、「絵本を読まないように」婉曲に言われたことをお話しました。私としては園全体の方針だと思っている事もお伝えしました。ところが、それは　園全体の方針ではなくＳ先生だけの意見である事がわかりました。他の先生はむしろ　私が朝20分間本読みする生徒達とのかかわりを微笑ましく見てくださっているとの事。帰り際に他の先生に言われました。「Ｓ先生の時には読まないようにすればどうかしら・・・」との事でした。私もそうは思いましたが、子ども達にはなんと説明しましょう。朝の20分間私が４，５歳児を担当している時間帯にその先生が当番で来るのは　1週間で1回はあります。そのときは子どもに、「Ｓ先生の時は本は無しね～」と事前に子ども達に言っておくのでしょうか。大人の都合で子どもに気を遣わせたくないと、つくづく　思いました。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月12日

• 補助という仕事

  私は午後からの教室の仕事の前に午前中は保育園で保育補助をしています。3時間ほどですが、1歳～5歳までの子ども達と接して　大変有意義な時間をすごしています。教室は年少（4歳）からなのですが、どうしてもその前の発達段階の子ども達とも触れていたい～と思って　保育園勤務を続けてきました。自分の子どもが大きくなるとどうしても幼児期の発達段階を忘れがちです。それは　ひとつひとつが出来る様になる「感動」の気持ちも含めて忘れないようにしたいと思い　続けてきました。今の保育園は今年からの勤務です。私の担当は１，２歳なのですが、先月あたりから　４，５歳児も30分間だけ関わることとなりました。その子たちは「本読み」が大すきで　毎回私に「本を読んで～」と言ってきます。私はもともと図書館司書や学校図書館司書教諭の資格をプラスアルファで取るほど本好きなのです。ですから　絵本の読み聞かせの大事さを日頃より伝えたく、教室においても幼児は「本読みきかせ」の時間をわざわざ作っています。今務めている保育園にはその後行く教室で使用する絵本を持っていっています。ある時自分の持ってきている絵本が楽しいので、保育園の先生に「自分が持ってきた絵本を読んで上げていいですか?」と伺いました。子ども達がそれ以来、「先生のマイブック今日は何?」と、20分の絵本読みをとても楽しみにしてくれるようになりました。しかし、今日、「5歳児は自分の好きな遊びを朝の時間に用意してあげたいので、自分自分の遊びを見つけるようにしてください。」と園の先生に言われました。という事は「絵本読みは止めてください」という事なのです。子ども達はそんなことはお構いなしで「先生、今日の絵本はなに～～」と寄ってきました。ですが、「ごめんね、もう絵本は読んで上げられないの。自分の好きなことしてね」と残念ですがそう答えました。子ども達は「どうして、どうして、読んで、読んで」とせがんできますが、園の先生がいらっしゃる事もありましたので、「絵本を読むと　自分の好きな遊びが見つからなくなるからだって」と、言い聞かせました。子どもの何人かは「え～～～、朝は別に何もしたくないもん」といって　そこら辺にごろごろし出しました。すると　それを見兼ねて園の先生は、「ほらほら　なんでもいいから　自分の好きな事みつけてやりなさい！」と子どもに注意を促しました。まぁ、保育に関するかかわりの視点はそれぞれです。それに私はあくまで補助の要員ですので、色々な権限はありません。あくまで正社員の補助なのですから。朝はゆっくりとした時間でゆったりと絵本を読み、静から動への動きへ繋げていく～というのも良いかなぁ～と思い、絵本をじっくり読んであげていました。しかし、やはり特別な集団を作ってはならないのでしょう。絵本を読むときは殆んど全員が私の傍に寄ってきてしまいますから・・・・。先日ある方に、「Ｔ大ママさんは小学校や幼稚園教諭や保育士など色々資格をもっているのだから、正社員（例えば公立学校の先生）になろうと思わなかったの？」と聞かれた事があります。「私は団体で右へならい～のタイプではないから、周りと摩擦が起こり易いと思うの。だから最初から考えたことはなかった」と答えました。今回の件もそれを物語っています。自分の好きなように出来る午後からの仕事がやはり性分にはあっているのでしょう。

  2007年06月11日

• 学習面以外でのトラブル

  教室の指導者として私は週2回1時間～1時間半生徒達とそれぞれ接しています。私は学習面を一側面で支えているのですが、小学校においては担任の先生達は学習だけでなく生活指導など全体的な成長のため7，8時間子ども達と関わっているわけです。そう考えると　私の仕事は子どもの成長過程において　ほんのわずかな時間の関わりでしかありません。挨拶や　くつをそろえて入室する、言葉づかいなど、生活面での基本的な事柄についてはもちろん指導しますが、全員で何かをやる時の集団としての個々のかかわり方や人間関係に関する指導のかかわりは殆んどありません。学校の先生の幅広くかつ深い関わりで子ども達とするわけですから頭が下がります。私の教室においては　学習面以外でのトラブルに対するかかわりは殆んどないのですが、それでも　いくつか　対処しなければならない事があります。・塾へ来る際の入室退室前後の行動について。・友達関係のトラブルこの2点は最近起きた問題事項です。詳しくはかけませんが、どちらのケースも　私の教室だけの問題ではなく学校においても　同じ事で　トラブルをうんでいるようです。塾から家まで帰る途中に他のお家の植栽を傷つける、何時になっても寄り道をして家に帰らない。こういった場合は　ご家庭との連携で連絡を密にすることで解決できます。しかし、友達間のトラブルは　結構「どちらが悪い」という断定が難しい場合が多く、介入の仕方も大変難しいです。物がなくなった、壊された、隠された・・・・、こういった事から分かる生徒同士のトラブル。私はいわゆる加害者、被害者という側面より、どちらのお子さんも良い方向に育って欲しいと思うのです。誰がやったか～という犯人探しより、そのお子さんが二度とそのような屈折した行動に出ない為　どうしたら　私がかかわっていけるのか～それを考えると　あれこれ　悩みがつきないです。フルトレランスのスタンスで行きながらも　将来その子にとって困ることになる種の芽は早めにつんでおかないとなりません。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月08日

• 勉強大好き

  火、木曜日は幼児さんのクラスの人数が大変多いです。火曜日、木曜日の幼児さんの時間は2時から3時なのですが、現在20名この時間に学習しています。入会して間もない生徒さんも多いので、「わからな～い、先生教えて～」コールが多いですし、まだまだ一人ひとりとても手がかかります。私も幼児の時間帯は大変なエネルギーを使いますので、終了すると本当に「一仕事終えた」実感があります。先日一人の男の子が　疲れている為か「勉強やだ～」と騒ぎだしました。すると、他の20名近いお子さんが、「え～～、私お勉強大好き。学○教室のお勉強すごく楽しい。」「そうだよ～、私も勉強楽しい。」「ぼくも勉強するのが好きだよ。」と、大声で「勉強大好きコール」をしました。そんな中一人の日頃おとなしい目の女の子が　静かな声で、「勉強しないと　いい仕事を選べないって　お母さんが言っていた。女の子もこれからは　仕事をきちんともっていないとダメだって」と　きりり　と発言しました。まぁ、ごもっともです。「どうして勉強をしないとならないのか。」を　たずねられた時にきっと　お母様が　言い聞かせたのでしょう。「すごいね～、みんな勉強大好きで。先生は嬉しいけれど、ママやパパはもっと嬉しいでしょうね。お勉強も『楽しい、楽しい～』って唱えながらやるのと、『いやだ　いやだ』って唱えながらやるのでは、頭の働き方も随分と違うと思いますよ。『楽しい楽しい』と思うと　いい栄養が頭にいく感じがするような気がします。いい栄養をたくさん頭にもあげましょうね」と言いました。「は～～～い、もっと　もっと大好きになります。」とみんなの返事。幼児さんには特に「ほめて育てる」という指導を前面に出しているので、気持ち良く勉強に取り組めるのかもしれません。「勉強楽しい、大好き」こんな気持ちが　ずっと続く事を祈ります。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月03日

• 面談終了

  昨日の土曜日で一連の面談は終了しました。4月中旬から始めていましたから1か月と2週間。面談人数は約90名。希望制でしたが、88％ほどの方が面談に来て下さいました。この間　午前中保育園終了後そのまま教室に入り面談に臨みましたのでスケジュール的には相当ハードでした。しかし、直接お会いして話できた時間は大変有益な時間でした。お子さんたちの学習環境も細かく把握でき、今後の参考になる事も多かったです。共に情報交換をしながら　子どものためによりよい環境づくりをしたいと思っています。今回も、「学校での宿題がほとんどなく　この塾に通っていなかったらどうなっていることだったろうと思う」との意見が多かったです。ゆとり教育の見直しなどが叫ばれていますが、現場では特別また新たな対処はないようです。私の塾は「学校の補完」の役割も担っているのですが、年々「学校で習っていて当たり前な基本」事項のおさらいの量が増えているような現状です。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月03日

• くじ運

  私の教室では月末にはその月のお誕生日の生徒さんへプレゼントを渡します。その為　近くの文具屋さんには月末にはお世話になっています。先日　誕生日プレゼントを数人分購入した時に　文具屋さんから○マゴッチの　ストラップを30個ほど頂きました。いつも気にかけていただき本当に感謝しています。今までも　ご好意で　纏まって文具品のおまけ商品を頂いたことがありまが、その時は　教室の入り口付近に置いて「好きな人が持っていってね」というスタイルで、欲しい人が勝手に持っていく～という形にしていました。今回は・・・少し趣向をかえて「くじ」での「あたり」「はずれ」で　景品をもらえる～という事にしました。生徒一人ひとりに「あたり」「はずれ」を3センチ四方のくじ（メモ帳を切りました）に書かせて袋にいれさせました。まぁ　その「あたり」「はずれ」の書き方のユニークな事！くすだまを描いて　その下に「あたり」の文字を書いている子や、おじぎポーズを書いてその横に「ごめん、はずれ」等と　イラスト入りくじを作成している子など　皆工夫して一所懸命書いていました。もちろん　くじ引きは学習後。その為か　いつもに比べ　集中力も増して　ずんずんプリントを進めていました。学習終了後にくじを引く瞬間は　その生徒だけでなく周りの生徒達もかたずを飲んで　見守ります。「当たり～～～」「はずれ～～～～」当たった生徒は　喜んで　景品を持っていきました。さて、くじの結果。不思議に　男子は8割　「はずれ」でした。私の教室の男子は特に「優しいおとなしめで控えめ」な男子ばかりです。くじ引きにもその「控えめ」そのものが　数字に表れました。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年06月01日

• へりコプター・ペアレンツ

  日経新聞の記事に「ヘリコプター・ペアレンツ」という見慣れない言葉がありました。子どもが　大学生になっても　子どもの周囲を’旋回’しながら世話を焼き続ける親の事を「ヘリコプター　ペアレント」というのだそうです。この記事のタイトルは「迷走する親力」子どもの自立を阻む親のかかわりについての問題点が書かれていました。「ヘリコプター・ペアレンツ」が　あれこれ学校の教育内容について口をはさみ　自分の子どもを守ろうとする例があげられていました。教師への信頼の低下　進学情報、教育情報の氾濫など　親の感心が利己的な方向に歪みやすい・・・という事が書かれていました。親の過干渉や利己的主張・・・全て親の責任とは思えません。面談をやっていて　現場の教育に対する小さな不満をたくさん聞きます。それが　極端に自己中心的な不満ばかりではありません。「関わらずえない」状況になっている場合もあります。地域社会においては「学校選択の自由」、「公立中高一貫の増加」に伴い　環境によって教育を受ける質を考えさせられる環境にあります。「親が教育を選ぶ」→「教育の自己責任」を暗示してさえいます。そのような中　私は　問題があれば　現場の先生に提言してよりよい教育環境をお互いに構築していこうとする方向性は必然的なものではないかと思います。そういった　かかわりに対してどちらかというと肯定的にならざる得ません。なんでもかんでも面倒をみなければ気がすまず、子ども との距離をいつまでも離す事ができない「ヘリコプター・ペアレンツ」と、子どもの教育環境をよりよくしようとする親の関わり方とは　同じアイテムでは括れないような気がします。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年05月27日

• 選ぶのはこども？おとな？

  先週体験の方がふた組きました。募集はしていないのですが現生徒さんのご紹介の方は１，２名でしたら受け付けています。小４のお子さんは最初に行った診断テストもとてもよく出来ています。「4年生からは算数が数段と難しくなるので　先生のところでお願いしたいのです。」というお母様のお話で、もうすっかり入会を決めていました。「私は、お子様とご相談されて決めてくださいね。」とお話しました。小４ぐらいになると自分の意思がかなりはっきりしてきます。親から決められて仕方なく来るとしても、本人と親御さんと十分に通塾についてお話してもらいたいのです。そうでないと　長続きしませんから。もう一組は　○文と私の教室と体験をしてどちらがいいか、「子どものいい方にする」とのことでした。私の教室に体験される方は○文や他に近くの学習塾などをかけもちで体験される方も多いです。殆ど私の所に来て下さるのですが、先ほど記載した方のように、『子どもに決めさせる』という場合は五分五分です。私は教材の内容は私の所のが数段いいと自負しています。（そうでないとこの仕事は長続きしません）しかし、数か月前も6年の女の子が　他の塾を選びました。そのお子さんは現会員の女の子とお友達だった関係で体験に来たのです。選んだ他の塾にもやはりお友達は数名いるとのことでした。個人の考えはそれぞれですから　他を選ばれてもあまり気にしません。その後他の塾を選んだお子さんの『選んだ決めて』の理由を生徒から聞かされました。「向こうの塾には　あの子の大好きな男の子がいるからあちらを選んだんだよ。」とのこと。それを聞いて納得する気持とちょっと不快な気持とが交錯しました。『女の友情より男を取るのね～～～』という選択にちょっとがっかりしたのです。分らないではないですし、まぁ当然のことかもしれませんが・・・・。今体験に来て○文さんと迷われているお子さんははどういう理由で塾を決定するか分りません。「子どもに決めさせる」という事でもいいのですが、どちらに通うにしても、『学習習慣』の確立と、『分かる事の楽しさ』を励みに長く続けてほしいと思います。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年05月27日

• 記憶の糸

  まだまだ　続く面談週間。毎回　学校情報、学習環境周辺のほか生徒さんの学習以外の側面の情報を教えて頂けるので、私にとって大変貴重な時間です。先日は　現会員さんの面談の合間（お昼の休憩時間）に新入会生の保護者との面談を入れました。新入会生のお母様が教室に入られた時、どこかでお会いした方だと思いました。率直に　その事を伺いましたが、相手の方は、「今日がＴ大ママ先生とは初めてお会いすると思います」との事でした。しかし、面談中　ずっと　「どこかで・・・・」という事が気になっていました。今度はいるお子さんは小４です。上に中学生のお姉様がいるということです。私の子どもとの接点もありません。面談が終了して、『お母様のお顔を見た記憶』をたどり、上のおねえさまが中学生～ということも考えていましたら、ふと　パズルがぴったり合うように、突然どこで会ったか分りました。私は教室を立ち上げた時から同時に午前中は保育園で働いています。1３年前　働いていた保育園に通われていたお母様だったのです。つまり　今の中学生のお姉様の赤ちゃんだったころ　私が数時間ですが　1年間　お世話をさせて頂いていたのです。その当時は　1年ごとに勤務する保育園が違っていましたので本当に短い期間でした。また私の仕事は保育補助ですので、雑用が主で　保護者の方と直接お話しすることなどはありませんでした。向こうの方が覚えていないのは当然です。私は赤ちゃんのお顔とママのお顔は記憶にあったのです。その日の15時過ぎに　新入会生のお子さんが学習に来ました。教室に来るや否やすぐに、「お姉ちゃんの名前は　○○ちゃんじゃない？」と聞きました。名前もなんとなく覚えていました。やっぱり、その通り！でした。こういう再会をするのは今回初めてです。人間の出会いや関わり合いは、昔から「袖すりあうも他生の縁」といわれています。この事を改めて　実感致しました。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年05月26日

• イメージの問題

  昨日「イメージ」という事をテーマにしていた番組がありました。最後の方しか観ていませんでしたが、その番組では高所恐怖症の方が「イメージトレーニング」で　高所恐怖症を見事克服した～という内容でした。トレーナーの方の声がけを毎日聞き、「高い所から見た景色を楽しむ」自分を想像したり、吊り橋を渡りきる自分を想像することで　高所恐怖症から脱却するということでした。そんなたかだか　声がけぐらいで　高所恐怖症が治るのかしら・・・・と思ったりしましたが、そのトレーナーの方は、「漢字など覚えるときもそうですよ、漢字が嫌いだ～と思って覚えるよりも漢字は面白い～と思って覚える方がより多く覚えられます。」とおっしゃっていました。これは　確かに一理ある～と思いました。脳は本来嫌な事は忘れようとする働きがあるのではないかしら・・・と思う事が多々あります。という事は　好きなことや　心地よいと思う事は　脳は積極的に受け入れる働きを活発にするのでしょうから、まずはいい状態をイメージして何かに取り組む事はより　いい結果を生みだす可能性があります。「勉強は楽しい！」と　までイメージしなくても、「この勉強が終わったら　好きな遊びをする自分～」ということでイメージしても勉強ははかどるのではないでしょうか。そう考えると　イメージは　心の準備体操のような気もします。まず体を揉みほぐすと　次のアクションがスムーズにいきます。私も教室運営に関しては　一人じっくり　「イメージ」する時間を大事にしたいと思いました。

  2007年05月22日

• 書きなおし、読みなおし

  春の運動会がある学校では　「運動会の練習疲れ」で　特に低学年はぐったりしています。それでも　がんばって　教室に来て学習していると、健気だわぁ～と思い、来ただけでも褒めてあげたい気持ちです。しかし、1時間でも学習する時間には最低限守らなければいけない事があります。「漢字書写」はその一例。先週は、「書き直し～」を何人にも言いました。はねるべきところをはねていない漢字。殴り書きにちかい字、全てダメです。私の教室では例えば『空』という漢字を習うと、それを用いた文章を数行書き写します。「空が明るくなりました。」「空いているせきにすわりました。」「空中にわたげがとんでいきました。」などその漢字が入っている文章を書写します。ですから　せっかく　数行書いてきても　字が汚なければ、最初から同じ文章をもう一度書き直すことになります。不思議と、「え～～～～、やだ」とは誰も不平不満をいいません。その代り…書き直した後は　綺麗にかけた字ものすごく　褒めます。漢字の書きなおしのほかは　良く読めばわかる文章題について白紙で出したときの「問題文の読み直し」を促すケースも時々あります。先日面談で、「学○の教室ではものすごく丁寧に書いているようですが、学校ではみるも無残な字のオンパレードなんです。本当に同じ者が書いているのか～と思えるほど、字が乱雑です。」とのご報告が数件ありました。そのように言われたお子さんは教室では「お手本」のような立派な字を書いていますのでもちろん「直しコール」を受けた事は一度もありません。一昨日そのうちの一人の子に何気に質問しました。「どうして　ここの教室のように学校でも丁寧に書かないの？」その質問に　彼は　にやにやして「どうしてかなぁ～」とあいまいな返事をしていました。学校の先生が大甘なのか、それとも　先生がチェックをされていないのか、それとも　大人によって態度を変える技を子どもが身に付けているのか、どれに該当するのかわかりません。しかし、私の教室だけでも丁寧に書いている事実は尊重し、今後も「丁寧に仕上げる学習」に邁進してもらうのは言うまでもない事です。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年05月20日

• 偏差値という箱

  中学受験において学校選びの際必ず参考にするのが「偏差値表」です。この難易度数値による偏差値表は曲者です。学力偏差値なのでしょうが当然難易度偏差値と　同義語のようなところもあります。保護者が学校の環境や教育理念に共感し、わが子を受験させたいと思う学校があると　まず偏差値表で　現在の学力からどの程度学習すればよいかの見通しをたてます。これが　順当な学校選びと、偏差値の参考の仕方だと思います。しかし、行かせたい「学校」ではなく『偏差値』を基準に　学校選びをされる方もいらっしゃいます。そういう方は、こちらが「○○学校はどうでしょうか」というと、「あそこは偏差値が低いから・・・」と渋い顔をされます。今回も　保護者から受験相談を受けた際、そのお子さんにあっていそうな学校をいくつか紹介しました。先週オープンスクールに参加したそうです。どうだったか　生徒に聞いてみると、「私は　気にいったんだけど　お父さんが『あんな偏差値の低い所はやめてもっと偏差値の高い所を受験しなさい」というの。」と　元気ない表情で答えました。最初に偏差値ですべての価値を決めるのはどうなんでしょうか。たとえは悪いですが、結婚相手を選ぶ時、相手の性格も見ずに、「まずは　年収ありき」と　高い年収のみが、絶対条件という計算高い女性を連想してしまいます。日々の豊かな生活はどういったことで織りなされるのでしょうか。もう少し　偏差値の箱に振り回されず　その学校の伝統や　理念、学校での生活の様子等ををじっくり熟考して　学校選びをしてほしいものです。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年05月17日

• くだらない　私

  今日は新宿に出たついでに　紀●国屋書店2箇所と小田急の文具屋に寄りました。小田急では「名前入りシャーペン　」を注文していたので、出来たかどうかを聞いてきました。名前入りシャーペン本数3本。中学入学した元生徒へのプレゼントです。他の数名の生徒には4月中旬に渡しました。3名だけは　プレゼントするかどうか　迷ったので、結局1ヶ月遅れになってしまいました。通常6年生3月まで会員さんはいるのですが、その3名は1月～2月に退会したのです。それも　突然「今月一杯で辞めます」との言葉。最終日に普通は保護者の方が今までは挨拶にいらしていましたが、その3名は保護者の方が挨拶に来る事はありませんでした。早めに中学用の塾にうつられたのかもしれません。そういう辞め方でしたので、私のほうも　中学入学へのプレゼントに関して躊躇していました。「渡して果たして喜ばれるだろうか・・・」いろいろ考えました。去るものは追わず～で、もう関わらない方がいいのかもしれません。しかし、数年私が教えた生徒です。頑張って中学でも勉強してね！という思いはちゃんと伝えておこうと思いました。いろいろ　考えすぎたり、あれこれ悩んだり　くだらない自分が時々嫌になりますが、その時の感情に惑わされず人としての道義を今後も通していきたいと思います。

  2007年05月13日

全353件 (353件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 >