4期 10 科目別学習法
小学生時代からそうでしたが、長男は理系科目に比べ文系科目が本当に苦手でした。特に「国語」これは彼の長年の天敵科目だったようです。幼児期から本の読み聞かせを日常の習慣とし、小学生時代も必ず毎日本を読ませていました。読書自体は好きだったので、中学受験の読解問題などに出典されているものも、「続きが読みたい」と,よくリクエストしていました。幼児期等は全くの私の趣味で好みの絵本を読み聞かせしました。小学生頃になると私が「読んだら面白いだろう」という本と本人の趣向が若干違ってきました。長男が小学2年生の頃家の近くの小さな児童館にわざわざ福音館の松居直氏が講演にいらしてくださいました。「愛の絵本伝道師」というお人柄で素晴らしい講演でした。お話が終わり、最後の質問コーナーの時に、「私の趣味例えば『大きな木』や『百枚の着物』など感性の豊かになる本を読んで感動してほしいのですが、その手の本には全く興味を示さず冒険シリーズや恐竜図鑑ものなどを好み、私の思うような本を手に取りません.」と、相談した所、「お母さま、もうそろそろ 手綱を緩めてもよろしいんじゃないでしょうか?本人の好きなものを思いっきり読ませるというのがいいのではないでしょうか」とおっしゃられました。それを忠実に守った(笑)為か、読書の種類に偏りがあったのかもしれません。ただ「読んで楽しむ」読書であって 受験問題の「文章読解」形式では彼曰く「日頃考えてみたこともない内容に対しては全くわからない」という事で見当違いの答えをしていました。物語文はまぁ点数がとれても評論になるとまるっきりだめでした。自分なりに解釈したり、自分の勘で推し量るだけでは点数はとれませんから、テストにおいてそれを修正していく事が本人の課題だったようです。 大学受験では「芸術」「哲学」の内容の分野が出来なかったのですが、これは同じような種類の問題をこなす事と、社会で倫理を選択し「哲学」「宗教」の歴史を学ぶ事で多少補えたようでした。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪。人気blogランキングへ