東大生レシピ

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• 時事問題

  先週からやっている中学受験生向け作文添削は12月まで続きます。どうにか　短文でまとめて　接続詞でつなぐ～という書き方に慣れてきました。しかし、全文を見てみると　段落分けがまったく出来ていません。改行し、一文字分空けて書き出しているところが一つもないのです。文章読解では　「段落わけ」など　段落の意味や文章構成など教えてみても自分で書くとなると　習慣づけがないためか　すっぽりそういう所の意識が抜けているのです。来週からは　序文　本文　結論など　書き方と段落作りを意識して書いていきます。少しずつ　形になるまでは　あと数週間かかりそうです。また　作文の内容も　テーマによっては　全く見当がつかない場合の対策について「時事問題」の知識修得も同時進行で行なっています。「小学生の時事問題」を購入して　渡しました。よく取り上げられる環境問題を始めニュースで取り上げられる重要時事問題をアイテム毎に説明し、その周辺のキーワードも解説しているのでとても　便利な一冊です。これと　11月に発行される時事問題を取り上げた「重大ニュース中学受験用」も一通り目を通してもらう予定です。

  2007年09月30日

• ○○レベル問題集

  先日面談の時に保護者の方から教室の宿題を終えた後余力があれば「○○レベル問題集」をやっているとの話を聞きました。しかし、どうも　算数と国語と両方は時間的にきついのでアドヴァイスをください～との事。私は書店で何度か中身をチェックした事があります。しかし、低学年～高学年チェックしたのは全て算数でした。長男次男とも教室の教材プラスアルファを少し考えた時期があり、その時も内容をみたのですが、やはり学○教室の教材だけで充分だと思い、当時は使いませんでした。教室の算数教材は発展教材もあるので、難易度もあまり変わらないような気がしましたし、低学年の計算領域はやはり量が必要なので、それがさじ加減できるので　教室の教材だけで充分でした。しかし、今回見て驚きました。国語！国語は断然いいです。文法もしっかり力がつきますし、文章読解も内容と量、とても充実しています。その当時国語をチェックしていたら迷わず購入していたに違いありません。「国語の内容は素晴らしいです。是非国語はこのまま頑張って続けてください」とメモ用紙に記載し返却いたしました。

  2007年06月09日

• 点と点

  昨日読んだ雑誌に「ちょっと変わった塾」の紹介がありました。大手塾とは一線を置く「考える力を刺激する」塾や科学実験を主とした塾などです。読んでいて「あっ、そういうことだったのか。」と　点と点が結びついた事がありました。考える力を刺激するアル○クラブの事です。「アル○クラブ』は算○オリンピック関係者によって企画。創立されたものです。フランチャイズの塾にしようという事で、5年ほど前に○数オリンピックの主催者の方から企画段階で相談を受けました。私自身が　フランチャイズの塾を経営しているので、塾経営者としての考えと、あとは保護者だったら　どう思うか・・・というリサーチの為に　意見を聞きたかったようでした。ある方の紹介でお会いしたのですが、その時私も実際「アル○ゲーム」をやってみました。その時の話では　埼玉の知り合いの塾で既にアル○クラブを試験的に導入している・・・とのお話でした。私はその時　フランチャイズとして　「アル○ゲーム」を主としてやるのだとちょうど将棋教室のような感覚なので、塾としてやるのであればたとえば　最初に宮○算数教室のように　数題算数の難しい問題を解かして、そのあと　アルゴゲーム　そのあと　また他の算数脳を鍛えるプログラムを組んで　アクセントをつけた方がいいのでは・・・・と、お話しました。その後　2，3回　その方とお会いして途中経過などの報告を伺ったりしました。「大きく展開するといいですね。」とお話をしました。今年の年賀状には「順調です。」とのご報告がありました。どこで　展開しているのか今何教室あるのか　具体的には知りませんでしたが、その方は　やり手の方のようですから　どんどん教室は増えるものと思っていました。それで・・・今日の雑誌の記事です。しかも　その教室は「○なまる教室」と書いているではありませんか。ついこの間　この教室について話題にのぼり、私は全く知らない塾だったのでインターネットで調べてみました。確かにその時「アル○教室」の本部の案内が出ていましたが、内容は　その塾「オリジナルプログラム」のようでしたので、「アル○教室」である事とは結びつきませんでした。紙面の限られた記事だけではわかりませんが、きっと　月3.4回のみ「アル○クラブ」の枠で教室を貸しているかまたは運営しているのかもしれません。世間は狭い～といいますが、今日は点と点が結びつき　思わずびっくりしました。益々発展することをお祈りしています。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年03月04日

• 動揺した電話

  ２月退会ラッシュもひと段落。今月からぼちぼち新入会の方が入ってきています。杉○、世田○地区の連盟での教室ちらしでは　私の教室は募集停止と記載してもらいました。「満員」という表記があります。ですから　新規入会の方は全部現会員さんのご兄弟関係やご紹介です。２月末で辞めた方が数人は１７時からの来室の方ばかりでしたので、昨日の１７時以降は　人数が少ない分ゆったりとした雰囲気でできました。そこに　電話がはいりました。先ほど帰ったばかりの女の子の保護者の方からです。「あの～～、今お時間いいですか。」思わず落ち込みした。だいたい　この台詞は「退会したい」という時の枕詞だからです。「はい、何でしょうか。」と冷静さを装い（心臓はばくばくです）用件をお聞きしました。「実は○子の事なんですが…」『あ～～～やっぱり、退会ですか～～～』と思い　覚悟を決めました。「○子の～」と言われたあと　次の言葉の間にかなり　時間がありました。（そう感じたのかもしれません）しかし、このお子さんは辞められては困ります。○子ちゃんのママは　一昨年旅立たれました。その1週間ほど前に　私は「先生　この子と下の子（幼児さんです）を先生のところでずっと見てもらいたいんです。ずっと見てくださることを約束してください。」というお言葉を頂き、彼女との『約束』は　ずっと心に留めてあるのです。困ります・・・・何と言おうかしら・・・彼女との約束を　○子ちゃんのパパにお話しようかしら・・・。と、一瞬思いました。「○子の事ですが・・・」とおっしゃられて　少し間があった後私からママとの約束をお話しようかと言葉を出そうとしたとき、「実は　○子に　宿題を頂けないでしょうか。なんだか最近勉強が楽しいようで、家に帰ってもまだプリントをやりたいようなのです。」との事。あ～～～～～～、そんな用件だったのですか。実は彼女には宿題を出していませんでした。パパがご自宅に帰ってから慣れない家事をされるので　子どもの宿題まで見る時間がなかなか　取れない～とのことで　宿題を出さない分、教室で数枚多く学習してきました。しかし、今日も帰り際、「次は先生、何をお勉強するの？私勉強が楽しくて楽しくて仕方なくなったの」と　笑顔で　話しかけてきました。ですから　今日の学習状況の事も報告して「本当に今は学習意欲が高く　やる気満々です。宿題をやりたいという姿勢も納得できます。そういう時は是非取り組ませましょう！」と賛同し、次から宿題をお渡しすることになりました。○子ちゃんのママ　今すごく楽しく勉強しています。安心してくださいね。年に一度　彼女にはお花とメッセージ（○子ちゃんの学習状況の近況をお知らせします。）を届けます。それが　私が彼女へ教室の様子をお伝えする面談と思っています。今年の夏は　ママが大喜びする内容になりそうです。見守って応援してくださいね。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年03月02日

• ふじや

  今日は幼稚園教室でした。教室前に保護者からの受験相談を受けました。生徒は元私の教室の塾生で　進学塾へ５年から移動した女のお子さん。現在６年生　いよいよ　本番間近です。１か月ほど前、受験校の押さえ校につていあれこれ悩んでいらっしゃる時に私が日頃からいいと思っている　学校名を紹介しました。聞いてすぐにその学校の説明会に足を伸ばしたところお母様がとても気に入られました。「本命より　むしろ　この押さえ校の方がわが子にはあっているかもしれない」というほど　大変気に入られたのです。今日はやはり　「偏差値的には本命より10以上低いが　私（母）としては　そこに行かせたい」という内容の相談でした。押さえで考えていた学校がよもや　準本命になっています。本命並びにこの学校に合格したら　「苦しい（嬉しい）悩みを抱えてください。」と　お伝えしました。受験相談が終了すると　立て続けに　生徒がやってきました。２時からは　幼児タイムなのですが、たまたま　学校が早く終わった小学生も来室しました。「あ～～～、先生、こんなの　使ってる。おれは　絶対使いたくないからね。先生も無神経だよ。」とのクレーム。『なにかしらぁ？』と　傍に行ってみると、「　ほれ、このシール！」入室すると　自分の出席カードにシールを貼るのですが、そのシール入れを指さして　ぷんぷんに　怒っているのです。よ～く見ると・・・・。「ほら、ね、先生。ぺ○ちゃんの　シール　なんで今も使うの。すぐ撤去しなきゃだめじゃん。」そうです。シール箱には　「動物ものシール」「季節シール」と並んで「ペ○ちゃん　ぷくぷく　シール」を置いていました。私はそんなことすっかり忘れていました。子どもは「いま時のこと」について大変反応が速いです。ペ○ちゃんシール。どことなく　シールのペ○ちゃんの表情がはつらつとしていません。今や社会倫理上問題な会社のキャラクターですから、やはり　教室からも　取り除くべきなのでしょうか・・・・。一抹の寂しさを感じながらも　行き場のない　ペ○ちゃんシールを帰りの支度の時に回収して　私のバッグにまとめ入れました。またこのシールが陽の目を見る日は　いつでしょうか・・・。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2007年01月18日

• 中学受験関連の記事

  アエ○の情報誌初め○レジデント等経済関連誌などものきなみこの時期「中学受験」を多く取り上げています。年々　入試年齢前倒し現象が顕著になっていて、特に首都圏では中学入試がメジャーになっています。ですから　雑誌でも「中学受験」を特集すると、中学受験当事者の保護者ならび予備軍の購買力が結構な数をいくのでしょう。見出しに「秀才を育てる家庭」のようなタイトルがついていましたが、多分「中学入試に成功する家庭の勉強の環境は個室ではなくリビング」という内容の記事が書かれているのでしょう。都内では　住環境の為子どもの個室が取りにくい・・・という事もあるでしょうが、「リビングでコミュニケーションをとる温かな家庭が結果いい成績をもたらす」という内容の記事が書かれているのでしょうか。実際読んでいませんからここからは推測の範疇ですが、「家庭円満→心身ともにバランスの良い子ども→中学入試に成功する」という記事の流れなのでしょうか。もしこういう内容だったりすると誰もが思いつく表面的な記事は書きやすいですね。「家庭円満で、家族仲良く、コミュニケーションが豊富でその結果家族団らんの場での勉強」の結果「リビング学習」なのでしょうか。これはあくまで私の一個人の推測ですが、そればかりとは限らないと思います。なぜ個室での勉強をさせないか・・・・。それは親が「ちゃんと管理しておきたい」からではないでしょうか。現に私の場合はそういう理由で、自分の目の届く場所である程度学習させました。今何をやっているのかも一目瞭然ですし、現に目の前で学習されると本人の現状（健康管理も含め）把握しやすいです。学校から帰って、塾に行って、又帰ってきて個室に戻るのであればいつ親子でじっくり向き合えるのでしょうか。リビング学習は自然の成り行きです。中学入試特集の見出しだけ見ていると、なんだか「魔法のテクニック」でもあるかのようです。実際は　日頃からこまめに子どもに近寄りすぎず離れすぎず、距離を測りながら伴走する保護者の姿があります。その実態は本質は愛情で溢れていても、表面化してるところも他人からみたら　極端にうつる所もあったり、中学受験を支えている保護者の内面ではかなりの葛藤もあるものなのです。「リビング学習へ至る道」もう少し深い意味もあるように思います。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2006年10月21日

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  過剰なストレスの原因

  今読んでいる本の中に「加賀屋の流儀」という本があります。「加賀屋」といえば国内屈指の老舗旅館です。自他共に認める「日本一」といわれる由縁はやはりそこに従事する人達の「マニュアルプラスアルファ」の魅力で支えられている実績だそうです。結局「サービス」業は相手の気持ちをいかに汲み取り満足させるか・・・ということに終止するのでしょう。教育界も「サービス業」です。お客様である保護者（生徒）の満足度を高める努力を日々しながら、お月謝を頂いています。「加賀屋」の旅館を支えている「客室係」は「日本一」であるステージで自分が働かせて頂いている・・・という「プライド」があり、それを励みに働いている、との事です。働いていく事、今自分がやっている仕事を続けていく原動力はやはり「プライド」は必要な要素の一つかもしれません。宿泊料金も高額な金額でしょうから　それなりの「サービス」を期待するお客に答える為にプレッシャーもかなりあることと思います。「お客様が幸せなら私も幸せ」この満足度の積み重ねが励みになるのでしょう。片や、私といえば生徒には日々成長して欲しいと願って向き合ってはいます。しかし、心無い保護者の言動に傷つくと、「プライド」も一時棚上げされてしまいます。なぜ、こんな思いまでして、子どもと向き合わなければならないのか・・・。詳しいストレスの内容は「守秘義務」にも絡みますので記載できませんが、常識はずれな出来事が多すぎるのです。それでも　プライドをもって、常識のない保護者の言動に対する不満を子どもには向けないようにする「努力」これで私の誠意は精一杯です。「プライド」をもって　仕事をやるには　保護者の方のあれこれ非常識な事に触れない為に　「事務的」な事と「教務的」な事がきっちり分かれていたほうがいいのでしょうか。それとも　こういうことを卓越して、より大きな度量でつきあっていく「塾人」にならないといけないのでしょうか。答えはまだまだ　見つかりません。仕事に誇りを持てる・・・実は　現状は無理でも　常に　この状態を目指して仕事をしているのかもしれません。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ大福

  2006年10月11日

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  嵐の後

  中秋の名月の昨日は大荒れの天気でした。午前中仕事をしている保育園では　「新聞ちぎり」なる遊びをしました。雨の日は外に散歩に出られないので、室内での遊びに工夫が必要です。雨の日こそ本好きな子には本をゆっくり読んであげます。こちらが選書をして読む場合もありますが、子どもの方から、「これ読んで～」と持ってくるケースも多いです。おとなしい男の子（4歳）が昨日持ってきた本は「ピーターパン」私はシンデレラだの白雪姫のたぐいはあまりこちらからは読んであげることはありません。王子様に助けられて幸せ、幸せ・・・もいいでしょうけれどもう少し感性豊かな本や遊びの要素を含んだ本を読んであげたいのです。「ピーターパン」は最近ではディズニーでも映画化されましたが、誰でも知っている話ですし、心理学では「ピーターパン症候群」というたぐいでも有名な世界の童話です。しかし、私は大筋の話の内容は知ってはいても最初から最後まで読んだ事はありません。今回読み聞かせをしながら　初めて話の全内容を知りました。ネバーランドに行く事や、海賊フックとの戦い・・・等の場面が中心の「冒険もの」とばかり思っていましたが、それに絡んでいたのは、「女性の嫉妬」でした。ピーターパンと一緒にいつもいる妖精のティンカーベルは、ピーターパンがロンドンから連れてきた少女ウエンディーに嫉妬して、抹殺しようとします。これは失敗に終わりますが、一方ウエンディーは、ピーターパンがインディアンの女の子と楽しくダンスをしているところを見て居たたまれなくなり　ロンドンの家に帰る決意をします。きっと「最後の賭け」にでたのでしょう。ピーターパンを巡っての女の心理的葛藤が話の展開に絡んできます。ピーターパンは現実の世界に行く事を拒み、大人にならなくてすむ「ネバーランド」へ留まることをウエンディに告げます。「拘束されない自由人であり続ける」ピーターパンは、これからも女性を振り回すのだろうか・・・・と話の続きを考えてしまいました。河合隼雄氏の書いた本で「昔話の深層心理」的な内容の本を昔読んだ事があります。確かに童話には作者が意図した、しない、に関係なく深い人間の心理が絡んでいるお話が多いように思います。昔話には「無意識の心的過程の表現」というような捉え方をしていました。確かに「シンデレラコンプレックス」などと取り上げられる「シンデレラ」も女性の持つ「玉の輿にのりたい」という一種の成功願望を満足させるお話です。男の子が出てくる日本昔話は大抵勧善懲悪や出世話で親孝行するという親からすると「ミラクルな子ども」への期待の表れのような内容です。短い話の中に残酷さや幸せを極端に織り込みながら読み継がれ（語り継がれ）てきた昔話には人間の心の普遍性があるのかもしれません。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへマロンプリン

  2006年10月07日

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  情報の共有

  私の仕事柄、同じ仕事仲間と情報交換をパソコンを通じて行う事があります。メーリングリストやブログといった場所でお話するわけですが、私はどうしても、「一歩積極的に踏み出せない」話題があります。それは　専門用語でいえば学習障害関係の話題です。同じ仕事をしているもの同士として「こうやったら　より　いい指導が出来る」という事で情報交換は有益なのかもしれません。しかし、自分の今抱えている生徒さんの実態を仮名でも　あけすけにするのは　ちょっと抵抗があります。又、一歩間違えると自分の功名話になりかねません。私は　学習に障害がはっきりとあるお子さんに関しても「そのお子さんに丁度いい教材」を与えます。できない事は毎回親御さんにお伝えします。長男、次男などは構音障害がありましたので、「き」「ち」の区別が発音の面でも幼児期苦労しました。耳で聞いて書かせると、勘違いで覚えている事もありますが、発音に関しては意識してもその音が出せないで　コンプレックスを暫く持っていました。ですから　そのような事に関しては　できない事を保護者にわかってもらった方がいいと思いますので、はっきりと、今の現状を保護者の方にお伝えするようにしてします。行動面で多動気味な生徒さんについても　学習の様子で注意した事などはお話します。　見学自由ですので親御さんにもその様子はいつでもご覧いただけるようしています。「教えても教えても身につかない」場合は　保護者の方は私の塾に見切りを付けられるかもしれません。しかし、私のやれる範囲はここまでです。自分の出来る範囲で勉強して、良いと思われることは取り入れます。10数年やっていますので、学習に障害がある生徒さんは何人も見てきました。しかし、それを　ネットでの情報交換の場では　言えないのです。本当に「その子を良くしたい」と思えば今の時代ですから、インターネットでも専門家の情報は得られますし、セミナーも沢山あります。私も今まで数人の専門の先生の講義を聞いたり、学習指導方法を学びに行った事もあります。私は自分なりに大事に一人ひとりのプライバシーにも大事に係わりたいんです。人に公表してああだこうだと具体的に言うのはそのお子さんや親御さんに大変失礼な気がするのですが・・・。ネットは仮想現実の世界だから　そこまで神経質になる事ない。共通の問題として話し合う事なのだから、その部分に過敏になる必要もない。と言う人もいます。難しい問題です。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへモンブラン

  2006年09月21日

• 家庭教師

  今日午前中の保育園の仕事の帰りに以前私の教室に通われていた生徒さんのママとばったりお会いしました。通われていたのは次男さんで　年長さんから　小学6年まで第2教室に通ってくださり、今はもう中３です。お兄様は私の第2教室を開いた頃は高学年でしたので、通われてはいませんでした。しかし、面談の時などはいつもご長男さんのことも相談を受けていました。ご長男は区立中から　Ｗの付属高校へ進学されています。ばったりお会いしたママから、「長男が数学がてんでダメなので、先生の息子さんに家庭教師をお願いできないか」と言われました。長男は最近「家庭教師○の会」に登録し、バイトを始めたばかりです。その前の2ヶ月間は私のところで中学受験生に算数を教えさせました。以前ブログにも書いたのですが、長男は「どんどん　解説」しすぎる傾向がありますので、つまずいているタイプのお子さんにとっては　余りいい教え方でないような気がします。自分が分かるという事と、人に分かるように指導する・・・という事は若干違います。最近始めた家庭教師先のお子さんは（中１）　算数、国語以外のことを（身の周りの不思議など理科的なこと）よく聞いてくるそうです。算数の説明とは異なり自分の知識の中で答えていかなければいけない事ですので四苦八苦しているようです。しかし、本来教える、教わる両者で響きあうものを得られるかどうかが一番学習には大事ではないでしょうか。一方的に教える（解説する）のではなく、一緒に考えてみる・・・という姿勢が子どもの学習意欲を高めるような気がします♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2006年08月05日

• 夏の弱点補強

  受験生にとって夏は天王山。中学受験を控えている６年生の模擬試験の結果が先日到着し、それを参考に　弱点補強について保護者の方にお話しました。相談にみえている６年生は全て元私の教室生で現在は進学塾にかよっています。〈算数が苦手な生徒さん〉この生徒さんは算数でも比が不得意です。というか進学塾で基礎からちゃんと教わっていなかったように感じます。○都圏模試でも基本的な比の問題ができていませんでした。対策として、○谷から出ている「四科のまとめ」の「比」の問題を（わずか数ページです）基礎の比から応用の比まで問題を数回繰り返す。→問題を見るやいなやスムーズに解けるようになったら　発展的な応用問題や志望校の過去問の比の部分を解く。これで　比に関しては大丈夫だと思います。〈国語読解記述が苦手な生徒さん）法○、麻○の過去問で記述問題を解く。出題者の意図する言葉を入れながら、心情変化などを的確に表現できるよう抽象的な言葉を含めた言葉を文章に使い込んでいく。お得な言葉「慮った」「内心穏やかでなかった」等の少し高度な言葉の使い方を学ばせる。具体的なことを挙げたらきりがありませんが、少しゆっくり集中的に一つの単元に時間がかけられるので、何か一つ苦手なもののレベルアップがはかれたら～。と思っています。夏は　あれもやらなければ、これも・・・と思いはしても、やる事の多さに逆に何もかも中途半端になったり、いたずらにあせったりしがちです。見通しをちゃんと　立ててあげないとなりません。そのためにも　「何からやったらいいか、何をやるべきか」をきちんと通っている塾の先生とじっくり相談する事は大事ではないでしょうか。そういう意味でも　教科を教えている先生が受験校についての知識があるのとないのとでは　対策にも多少具体性に影響してくるかもしれません。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪人気blogランキングへ

  2006年07月22日

• 学習環境の履歴

  　東大受験までの学習への取り組みを学習環境も含め分類しました。１期　１９９４年～　小学校入学→４年生まで　(学○教室）２期　１９９８年～　５年→６年　　　　　　　　（進学塾　）３期　２０００年～　中学１年→高校１年　　（河○塾メプロ）４期　２００４年～　高校２年～高校３年１２月まで（河○塾メプロ＋α）５期　２００６年～　センター試験→私学受験→東大受験それぞれの学習やその周辺について、今後すこしずつ振り返っていきたいと思います。

  2006年04月23日

• 記憶と記録

  　今年長男が現役で東大理科1類に合格致しました。ここまでの道のり（これからもそうでしょうが）は本当に山あり谷あり・・・どころか　道なき道を歩いて行きながらの行程でした。最初から何がなんでも東大派ではなく、勉強していっている過程において志望校が東大になりました。小学生の頃から振り返れば本当に勉強に関しては手がとてもかかる子どもでした。小学生時代の勉強や中学受験（中学進学先は大学付属校）の事など振り返り、記憶から記録を残しておこうと思います。

  2006年04月23日

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