5期 10 入院生活
入院した翌日には勉強を再開していました。塾の友達やフォローの先輩先生からたくさんの電話を頂いていたようで、思ったより落ち込んでいませんでした。面会は夜9時までです。入院した翌日は日曜日でした。朝一番にいって、夜食事前に一度足りないものを持っていきました。が・・・・息子は部屋にはいませんでした。看護師さんに聞くと、「集中治療室・・・」という単語が耳に入ってきました。悪化したのかしら・・・と慌てると、集中治療室は使用ない時には全くの個室になり、「防音」的にも一番いい、という事で勉強室に特別貸してくださったのです。ノックして部屋へ入ると、一人「急遽借りてきた机」に向かって勉強をしていました。「ここが一番静かで集中できますよね。」とやさしくお声をかけてくださいました。看護師さん・・・大変な労働ですのに、患者さんひとり一人に気をかけてくださり、大変なお仕事だと改めて感心しました。明後日は本来ならK理工学部の受験です。それには触れないことにしました。入院してから「処置後」の姿を実際みていませんでしたが、テープを付け替えるとの事で、器具とりつけ後の姿を見ることができました。胸に直径数ミリのチューブが刺さっていました。長さは丁度おへその下まででしょうか、おへその横にはチューブから流れ出る「液」を受け取る小さなポットのような容器がついていました。肺からの液を,そこで受け取めるそうです。チューブが刺さった姿の長男がそこにありました。「筋金入り」ならぬ、「チューブ入りだね」と言って笑いすぎて涙が出ました。♪「人気blogランキング」に参加しています。クリックして下されば嬉しいです♪。人気blogランキングへ