2期 8 過去問
6年の秋ごろから,通っている塾では「過去問」に取り組みます。同じ偏差値でも問題傾向が異なりますから、夏ごろに受験候補の学校の過去問に取り組ませてみることにしました。塾での宿題はある一定量でるのですが、家への持ち帰りを嫌がった事と算数が好きだった事で塾の休憩時間の間に大抵宿題は終わらせていました。ですから家では少量の宿題以外は時間がありましたので、塾以外の日は過去問をやってみてはどうかと子どもに言いました。 当初決めていた候補の学校以外も「ダブル出願」も考えた時受ける可能性のある学校の問題集も購入しました。 過去問を解かせて分かった事ですが、同じ偏差値でもやはり「相性」の悪い、良い、があるようでした。○星等はあまり得点を取れていませんでした。○駒は受験の可能性は低かったのですが、本人が行きたがった事と、家から近いという事で1日校が受かったら受験させてもよいと考えていました。偏差値はとても高い学校なのですが、説明会で、「体育の偏差値がこんなに上がります」とおっしゃっていました。知育だけでなく運動面をすごく重視されている姿勢に共感しました。しかし、「鶏口牛尾」の考えとしては危険な感じがしました。また、学校はアカデミックな学習、受験勉強は塾、というダブルスクールでいかなくては大学受験では到底落ちこぼれる感がしました。とりあえずここの過去問をやらせてみましたが、どれも超難問と言うわけではなく、逆に「小さなミスが許されない」受験になると感じました。どの科目もまんべんなく得点を拾っていかなくては合格できない学校なのでしょう。 とりあえず国語の問題はとても良いので国語だけやっても意味があるような気がしました。 塾での勉強以外の日は6年の受験間際まで遊びに遊んでいましたが、この過去問だけは遊びから戻ってから1時間~1時間30分ぐらいは自分から取り組んでいました。 私はとりあえず採点して「この年受けていたら合格だったね」と、いい成績の時大いに褒めて、やる気を伸ばそうと思いました。