ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 終了
陰のヒロインによる、真の舞台裏が明かされちゃうお話ですねぇ・・・。嘘 だ ッ !!!いろいろと、予想外と言うか、それは無いだろうと言うプロローグには度肝を抜かされてしまいましたねぇ。ある意味、罪滅しで分かった事よりさらに斜め四十五度上に言ってる感じがしました。もしかして俺たちは、とんでもない地雷を踏んだまま、いままで気づかなかったのか・・・?まあ、その真相が分かれば、ある程度の訳のわからない展開がパズルのピースがはまるようにカチカチと当てはまっていくような感じがしました。なんていうか、正解率1%の1%の人って言うのは、ものすっごくエキセントリックな人たちなんでしょうかねぇ・・・。とにかく、盛り上がるのは中盤戦。残っている問題が史上最悪のアレなので、アレの回答な訳ですよ、しかもアレは個人的には、一番嫌いな話なので、楽しいところで止めてしまえと言う気持が出たのかどうか、そこから4ヶ月ぶりの再会を行うくらい、アレなシナリオの回答を知りたいとも思えなかったのですよ。でも、読んでみて後悔しましたね。圭一カッコイイ!?元が、最悪のシナリオであるが故に、最高の展開でした!?途中で放り出したのがもったいなかったです。まあその代わり、そこからの展開の盛り上がりっぷりは、ぼくを寝不足にさせるとんでもない、デメリットがありましたけどね・・・。もう昼間、眠くて眠くてしょうがなかったです。そして待ち受ける、史上最悪の結末。もうとにかく訳のわからなかったアレの終盤な訳で、不条理で最悪な結末の舞台裏にあるものは、やっぱり不条理で最悪で、悲しい結末でしたね。これを読む前に読んだ「猫殺し編」の感じもがらりと変わりました。むしろ、これを読む前に「猫殺し編」を読んで、真実を知らない前の推理と、真相のギャップを楽しんでみるのもいいかも知れないですね。<以下ネタバレ>とりあえずショックだったのは、富竹の死は、未知の薬物だったと言う事。リアル的な推理が一切通用しない舞台裏ってのは、はっきり言ってミステリとしては地雷でしょう。故に個人的には、ホラーと言うジャンルに分類してた訳ですけどね。むしろ、オヤシロサマが萌キャラで、実は雛見沢は、梨花ちゃん萌萌帝国だったのには、ショックを受けてます。1%の正解者はきっと、梨花ちゃん萌萌帝国の十人に違いない。(暴言)確かに、病院が怪しい、鷹野の失踪も怪しいと言うのは、鬼隠し編ではそう思えた訳ですけどね。祟殺し編での監督の人なりから逆にその路線を消してしまったのが悔やまれますね。解でも、鷹野は単なるオカルトマニアという所まで、格下げされてましたから・・・。歯形を偽装できるだけの大きな組織の存在があれば、話は通じてくる訳で、なんとも言いがたい。悟史君も死んでるっぽいと言うか、監督は知ってるんじゃないかと思うんだよね。かっさらったのは山狗で、人体実験に使ったのでしょうねぇ、生きたまま解剖とか・・・。おそらく、沙都子を治療すると言う、男と男の約束を監督ならやってるんじゃないかと言うドラマを作ってしまいそうですが・・・。さてと、あの不条理な結末をどう抜け出すかと言うことに関しては・・・?記憶の中に犯人は残ってないと思うのですよね。今までのシナリオ上、相手に対して不快感を感じるような事はあったみたいですが。部活メンバーだけでなく、大石、富竹、入江の3名を殺させないと言うのが、必須条件と思います。まずやっぱり、鷹野にあの蔵の中を見せないと言うのが重要かと、ムカつくから。とにかく、山狗の護衛は断るようにすべきでしょう。富竹のピンチに病院に駆け込むと言うのはアリっぽいけど、武力的に不利と思えますね。しかし、あの薬品が、L3からL5に進行させるための薬品と言うならば、沙都子用に用意されている薬で、L3以前に戻す事はできないだろうか?末期にさえならなければ、自傷する事無く、なんとか助かる事ができるのでは?富竹が殺されない事で、「東京」の協力を得る事で、山狗を一網打尽にすることは可能ではないでしょうか?今回と同じなら、園崎家や村人の協力、警察の協力を得れると思うのだけど、山狗相手じゃ無力でしょうし・・・。結末がどうなるか非常に楽しみです。きっと、圭一たちなら、奇跡を起こしてくれるに違いない。