千葉県柏市の少女虐待死事件
千葉県柏市で虐待により10歳の少女が殺害された事件。虐待をした父親だけでなく、それを止められなかった母親も「消極的虐待」で逮捕された。司法解剖で少女の胃の中は空っぽだったそうだ。何も食べさせず、冷水を頭から浴びせ、放置して死に至らしめた。両親の鬼畜の所業は許されるものではない。我が子によくそんなことができるものだと呆れ、怒りがこみ上げる。少女を一旦保護しながら、家族に返してしまった柏児童相談所。学校で少女の身体を調べたが、最近の虐待の跡は見られなかったと言う。父親から引き離しているのだから、当たり前の話だ。父親に書かせられたと認識しながら、少女が(意思に反して)書いた手紙も家族へ返した理由の一つにした。結果的には、少女の命を守ることより、父親に恫喝されて自分達の保身を選択してしまった。これでは「児童相談所」では無く「非道相談所」と言わざるを得ない。教育委員会(学校だったかな?)は少女が父親から虐待を受けていると訴えたアンケートのコピーを父親に渡してしまうという失態をおかした。父親の虐待を止められなかった母親が「消極的虐待」で逮捕されと言うなら、柏児童相談所の関係者、コピーを渡した教育委員会(学校?)の関係者も「児童虐待防止法違反」、「消極的虐待」で逮捕されるべきだと私は思います。「柏児童相談所」この名前を私は忘れることはできないでしょう。悲しみと怒りを抑えきれない事件でした。