秋田臨海発のタンク車
※6日未明、一部修正しました1日の記事で、秋田臨海鉄道の写真を紹介しましたが、今日は、その秋田臨海鉄道発のタンカートレインの写真を紹介します。撮影場所は、JR奥羽本線 土崎→秋田貨物間。列車の後方が土崎構内、進行方向左側が秋田総合車両センター(土崎工場)です。撮影時期は臨鉄の写真と同じ昨年の晩夏です。午前中に1本設定されているタンク車のみの編成の専用貨物列車で、始発駅は秋田港、終着駅は秋田貨物。そこから、小坂精錬鉄道の小坂または羽越線の酒田港へ別の列車として運ばれて行きます。ここのオススメはもう一つ。東北地方でDD51型機関車が定期運用されているのは、この「秋田港~秋田貨物」の専貨と高速貨C、それに「秋田貨物~北上」の高速貨A(列車自体は宮城野まで行く)だけです。秋田港~土崎間では大型DLが細い路地裏線路をソロソロ走り、秋田貨物~北上間では重連でコンテナ編成を牽き、深夜爆走しています(上り宮城野行きは秋田駅でバルブ撮影可能とか…時間的には、上野行き「あけぼの」のちょっと前)。この日は前2両が酒田港(東北東ソー)ゆき、残りが小坂(小坂精錬・同和鉱業)ゆきでした。タンク車の所有者は「東北東ソー」、「同和鉱業」、「伊藤忠商事」。積荷は「濃硫酸」と「カセイソーダ」などです。特に濃硫酸は事故に遭遇すると大きな危険を生じるので、長距離道路輸送が出来ないそうです。この撮影場所は有名ポイント「土崎カーブ」です。駅から徒歩5分程度、秋田駅からのバスも頻発していて訪れやすいポイント。本線なので、この貨物列車もそれなりの速度を出して通過します。進行方向左側の線路は車両センターの試運転線なので、試運転中の入場車両を見ることもできます。運がよければ直流機関車、直流電車が走っていることも!宿 泊 案 内ホテルルートイン秋田↑秋田港線秋田港駅のすぐ近く!ビジネス藤和旅館↑土崎カーブに比較的近い秋田県青年会館↑1日に紹介した臨鉄の写真は、ここのすぐ近くから撮影!