秘湯「泥湯温泉」 【ジオパークめぐり ゆざわジオパーク】
秋田県湯沢市「ゆざわジオパーク」の中にはいくつかの温泉があります。その中でも、一番、秘湯感満点の温泉がこちらです湯沢市泥湯温泉 05 posted by (C)Traveler Kazu 秘湯 泥湯温泉 ジオサイトNo.06「高松(三途川・川原毛)」エリア(野湯だけでなく旅館がある)秋田県の「秘湯」と呼ばれる温泉場の中では、乳頭の鶴の湯とともに有名かつその雰囲気満点の温泉です。前回ご紹介した「木地山高原」の南側の谷あいに、現在3軒の旅館が肩を寄せ合うように建っております。湯沢市泥湯温泉 02 posted by (C)Traveler Kazu 「ジオサイト案内書06」によると、泥のように濁った湯であることから「泥湯」と呼ばれるようになったそうです。湯治場として近隣の人々には知られていたそうですが、この先に「川原毛地獄」という場所(次回紹介)があり、そこで硫黄の採掘が行われるようになってから世間に知られるようになったそうです。湯沢市泥湯温泉 03 posted by (C)Traveler Kazu 泥湯温泉 奥山旅館泥湯温泉を代表する旅館で、大小の露天風呂や風情あふれる内湯が人気で、予約を取りづらい宿だそうです。内湯4、露天3あるという風呂場はそれぞれ趣が異なり、また、混浴もあるそうです(大露天風呂は現在男女別)。夕食はもちろん、滋味あふれる地元のうまいものが満足させてくれるでしょう。 泥湯温泉 奥山旅館 温泉の写真たくさん載っています 予約もこちらからできますこの奥山旅館さんはテレビの旅番組や旅雑誌でもよく紹介されています「NEXCO東日本」管理のサービスエリア・パーキングエリアで配布中のフリーペーパー「Highay Warker東日本」10月号で紹介されました以前はケンミンショー「連続転勤ドラマ」でも紹介されました(京一郎とはるみが部長夫妻とともに宿泊し、混浴露天に驚く…という設定)。湯沢市泥湯温泉 04 posted by (C)Traveler Kazu ほかの2軒の旅館は湯治宿の雰囲気をより濃く残しています。奥山旅館を含めいずれの旅館も、茶色の木造で統一され、秘湯の雰囲気をより高めています。温泉街には、こんな恐ろしい看板も…湯沢市泥湯温泉 01 posted by (C)Traveler Kazu 泥湯温泉のような泉質の温泉には硫化水素の噴出がつきものですが、ここ泥湯の場合は道路や駐車場のすぐ近くに噴気があるため、2005年に発生した痛ましい事故(東京からの一家4人が硫化水素が溜まった雪洞に落ち死亡)の後、立入禁止区域や駐停車禁止区間が設定されています。須川IC・三途川・木地山方面から泥湯に入る間際に、「絶対に停車しないで進んで下さい」という区間があります。また、駐車場も路面以外は歩かず、積雪期には雪に覆われた側溝(ガスが溜まっている)に落ちないように気を付けて歩く必要があります。さて、泥湯温泉は今回は見るだけにして、この先に進みます。泥湯から車で5分ほど、泥湯温泉よりも恐いところを見ました。以下、次回。秋田県湯沢市の秘湯「泥湯温泉」へのアクセス列車・路線バスでのアクセスJR奥羽本線「湯沢駅」駅前(東口)より羽後交通バス「横堀駅前行き」に乗車し「須川」下車。そこで、湯沢市予約制乗合タクシー「泥湯線」に乗り換え、終点下車。マイカーでのアクセス湯沢横手道路「須川IC」より、高松・三途川経由でおよそ30分。途中、1回だけ右折があります(青看板・信号あり)。木地山は伝統工芸「こけし」の里木地山系伝統こけし 小野寺正徳 作 4寸価格:1,080円(税込、送料別) 木地山系伝統こけし 三春 文雄 作石蔵型 4寸 その1価格:2,322円(税込、送料別) 木地山系伝統こけし 三春 文雄 作石蔵型 8寸価格:4,752円(税込、送料別)