カテゴリ:タイを知る!
みなさんにも参考になると思うので、頂いた情報を転載します(見やすくするために少し原文をアレンジしてますので、ご了承ください)。 証言1「現町長にボケ・突っ込みの感覚で後頭部をパチーン!とやってしまったが、今でも仲良し」 証言2「自分より年下の親しい人間なら大丈夫!子供でも大丈夫!」※ 証言3「年上の人にはシリアスな人がいるから気をつけなさい」※ 証言4「8歳の子供がおかんからグーで殴られてるが、問題なさそう」 証言5「いちゃついてるカップルも、頭なでなでしてましたぜ」 証言6「子供や恋人の頭なら普通に撫でても愛情表現です」 証言7「知らない人や目上の人の頭を撫でたら、どつかれても文句言えないのは日本と同じ」 証言8「子供の頭なんてもみくちゃにしていい」※ 証言9「親しき仲にも礼儀ありをさらに厳しくしたものでしょうか」 証言10「基本は頭にタッチは嫌がりますが、場合によりOKの雰囲気です」 証言11「確かに、日本でも目上の人の頭撫でたりしないですよねえ」 証言12「彼が頭をなでなでするので「やめてよ~。」と言ったら逆に「え?なんで?」って言われた」※ 証言13「偉い人や目上の人にはよくないけど、家族や恋人は普通に触るよ~」※ 証言14「もめ事を避けるため、ガイドには厳しめに書いているのかもしれませんね」 証言15「どのガイドブックにも太字で載ってましたよね~。鵜のみにしてました」 証言16「私はタイで幼児に頭を触られたことがあります。お母さんが慌てて制止してました」 証言17「怒らないよ~」※ 証言18「小さい子供の頭をなでてしまったことがありますが、怒る親御さんと怒らない人が居ました」 証言19「自分の子供を他人に触られたくない!!みたいな感じだった」 証言20「頭をよしよししてもほとんど怒られたことはないですよ」 証言21「私は会社で女性の頭をなでていいのはキングだけ・・といいながらなでなでしています」 証言22「男には触りません。才女にも触りません。セクハラなどと騒がれても仕方ないからね」 証言23「ウチの子はタイ人に頭をなでなでされたことは一度もありません(が)」 証言24「(ウチの子は)外出すれば一日に一度は足や腕、ほっぺたをなでなでされます」 証言25「親しい間柄ではOK」※ 証言26「足の裏を向けるのも同じ(親しい間柄ではOK)と言われたので足で触ったらムっとしてました」 証言27「子供を叱るとき軽くでも頭をはたいてはいけないようです」 このうち※をつけたものは、タイ人からの発言です。 なかなか興味深い証言が集まりました。特筆すべきなのは今回の「タブー」を知識として知っている日本人より、むしろタイ人の方にタブーの認識がないことでした。 みだりにひとの頭に触れないのは「世界共通の常識」という意見も多く頂きました。旅行ガイドにタイ人の宗教観とリンクして警告しているのは、有頂天になってハメをはずしがちな観光客への「戒め」と解釈しておくのが妥当なところでしょう。実際にアユタヤーでは仏像と肩を組んで写真を撮っている日本人を見てタイ人が激怒しているのを見かけました。タイで、というより日本でも絶対やってはいけない常識外の行為ですよね。 ■で、ムリヤリ考察! さて、「頭を撫でる」行為をムリヤリ考察しますが、現代においてはケースバイケースで愛情表現のひとつの手段として有り得ると考えるのがよいのではないでしょうか? ただし、日本と比較すると、タイ人は「スキンシップ」に対してかなりの抵抗感があるような気がします。タイの往来で恋人同士がいちゃついて密着している光景はあまり見かけません。混雑しているBTSで、乗客は必要以上に身体が周囲のひとに触れるのを嫌がっている気がしませんか?日本の通勤列車の感覚でひとを押しのけながら乗り降りするなどもってのほかです。以前に空港のチェックインの列でタイ人おばさんが割り込みをしてきたので「ちょっと!ちょっと!」と肩をつんつんしたのですが、それはもう凄い勢いで逆ギレされました。 証言18~19で小さい子供の頭を撫でてタイ人に怒られた例も報告されていますが、「宗教的理由」とか「頭をさわられる」ということより、他人からのタッチを嫌うタイ人のこうした特性を現しているように考えられます。 ・・・と、ここまで書いたところで逆の事例報告(証言23~24)が入ったので、少し辻褄が合わなくなってしまったのですが(苦笑)、可愛い子供をやたら触りたがるタイ人も頭をなでなですることは遠慮している(証言23)ことは興味深いです。 ■ヲラ、まとめぢゃ! まとめとして、現在ガイドブックなどに掲載されている「タブー」をみなさんからの意見を反映して以下のように改訂することを提案したいと思います。(編集者みてるか?) 「タイでは例え子供が可愛いと思っても頭を撫でたりしてはゼッタイにいけない」 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「夫婦、恋人、自分の子供や親しい仲での愛情表現の手段として、頭を撫でるなどの行為は現在のタイでは一般的である。ただし、頭へのタッチはやや抵抗感が強いようなので、知らない子供に触りたい場合などは頭を避けるのが賢明」 「頭は仏様(または精霊)が宿る神聖な場所である」 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「タイ人は他人との接触を故意過失問わず嫌う傾向にある。頭へのタッチはもとより、満員電車や人混みにおいても他人の身体を肩や手で押したりする行為は避けること」 いかがでしょう? ついでですが、別の「タイのタブー」として、「ひとの身体を足で跨いではゼッタイにいけない」というものがありますが、これは経験的にすごく「厳格」なような気がします。足についての「不浄」意識は他のタブーでも挙げられていますが相当に強いようですね。 以前タイ人パートナー(現代っ子)が部屋の真ん中で寝転がっていたもので(タイ人は地べたに座り込んだり寝そべるのが大好きです)通るときに「ちょっとご免ね」と言って跨いだら、それはもう無茶苦茶おこられました。 前回記事のコメントでもNAT♪さんも「車座に座っているときなどに他人の足をまたがない」という注意事項を紹介されていました。これは親しき仲でも通用しないように思いますので、憶えておいた方がいいと思います。 ・・・と、ここまで書いたところで証言26が入ってしまいましたが(苦笑)。 タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイを知る!] カテゴリの最新記事
|
|