カテゴリ:タイを知る!
さて、タイ国王陛下の80歳の記念すべきお誕生日を来月5日にひかえ、タイの街は「ピンク色」に染まりつつあります。
って・・・ん?? 国王陛下といえば「黄色」でしょう?と反論したくなる方もいらっしゃるでしょう。 例の黄色シャツブームは衰えることなく、もはや「国民服」の境地に達しています。タイはショキング・イエローのネクタイを締めていて笑われない世界で唯一の国でしょう。それだけでなく、恐らく今のタイでは「ど・ピンク」のネクタイを締めていても笑われることはありません。 ピンクブームに一気に火がついたのは、国王陛下は先日まで重病で入院されていたのですが、ご退院の際にテレビニュースで「ピンクのジャケット」を着られた国王陛下の雄姿が映し出されたのです。これは本ブログでも何回か紹介した「曜日カラー」でなく、卯年生まれの国王陛下の健康を増強するパワーのある色ってことなんだそうです。 それ以来、タイの街では一気にピンクシャツの比率が増え始め、露店などでは国王陛下ご生誕80年記念ポロシャツのピンク色バージョンが大人気。便乗値上げまで発生しているとのこと。先週末にカルフール(仏資本の大型スーパー)に行ったら店員が全員ピンクシャツでした(前からってことはないよね?)。なんかバンコク中心部を行き交うタクシーもピンク色の車体のものがエラい増えた気がします(前からってことはないよね?)。 誰からも強制されることなく街が自発的にピンク色に染まっていくのは、この国の国王陛下人気がいかに凄まじいかをまざまざと見せてくれます。むさ苦しいオッサンたちがピンク色のシャツを恥ずかしげもなく着て往来を歩く様子は、そのうち世界でも珍しい光景として紹介されてしまうのではないでしょうか? さてさて、来る12月5日の国王陛下お誕生日、タイ全土が黄色とピンク色に2分される光景は見物ですね。 ちなみに、うちの姫(もうすぐ4ケ月でちゅ♪)の衣服・タオル等は生後からずっと「ピンク色」が主流です。まるで現在のピンクブームを先取りしていたかのようですが、例の曜日カラーで「火曜日」生まれのカラーが「ピンク色」だったってことです。 ファンのみなさま。姫への貢ぎ物は「ピンク色」のものでお願いしますねっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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