カテゴリ:タイを知る!
わたしが日本に一時帰国するとなぜか重大事件が頻発するという「厄病神」のTui☆さん。今回は日本長期滞在になってますが、わたしが帰国してからってもの厄病神パワー全開で、次から次へと嫌な事件の多いことよ・・・。朝日新聞の「素粒子」でゼヒわたしを批判してほしいもんだ。かの執筆者さんは文章書くのがカナーリ苦手のようだから、ボクが代りに書いてあげるよルンバ♪
パートナーさんやぱおちゃんの日本語習熟の意味もあって、わが家では起きてから寝るまでテレビつけっぱなしなんですが、こうも嫌なニュースばっかりだとさすがに教育上よろしくないですね~ 容疑者のプロフィールが繰り返し放映されますが、テレビの日本語が聞き取れないパートナーさんに「こいつは何をしたんだ?」と聞かれると、猟奇的でも犯行内容を説明しなくちゃならない。そのうち「なんかトンでもない国に連れて来られたんだな~。ぱおちゃんとワタシだけタイに帰るよ!」と怒り出さないか心配です。 先日は「宮崎勤死刑執行」についてのニュース。実況検分のときの映像が映っています。 「こいつはなにをしたんだ?」 「んー・・・コドモを持つ身としては聞かない方がいいと思うけど・・・」 「いいから教えろ」 それで仕方なく、コイツはこれこれこんなヒドいことをして死刑になったんだよと・・・ 「そりゃひどい。それにしちゃケーサツの数が少ないがなぜだ?」 「ん?もう既にタイホされて実況検分だから・・・」 「へっ?被害者の家族やら住民はなにもしないのか?」 さて、パートナーさんが何を言わんとしているか、みなさんわかりますか? そうなんです。タイでは日本のように犯罪者の「人権」を保護しようとするような寛大な国でなく、「私刑(リンチ)」という被害者関係者が加害者に「報復」する慣習(?)があるのですよ。 タイで犯罪を犯して捕まったとき、警察官によって現行犯逮捕されたら幸運といえましょう。もし一般人によって取り押さえられた場合には、周辺住民によってボコボコにされて半殺しのメに合ってから警察に引き渡されます。 逮捕されてからも安心はできません。現場の実況検分のときには、被害者の家族、周辺住民、そしてカンケーのない野次馬が集まって、手ぐすねひいて待ち構えているのだそうです。 その場合、警察の対応は以下の3通りあるらしい。 ●厳戒態勢で容疑者をガード ●集まったひとびとが容疑者をボコボコにするのを見て見ぬフリ ●警官も一緒になって容疑者をタコ殴りする パートナーさんが言ってたのは、これだけの重大事件、半端じゃない報復が待ち構えているだろうに、どうして警備がこんなに手薄なんだと・・・ しかも、こうした住民の報復(または便乗暴力)については警察は不問にするのが一般的とか。亀井静香センセイが聞いたらショックで泡をふいて倒れてしまうことでしょう。 こうした慣習の是非をどう考えるかは本ブログの目的ではありませんが、思ったのは、日本人は凶悪事件が起ろうが、政治が悪かろうが、官僚が不正を働こうが、業者が偽装しようが、身内の間ではグダグダ文句を言いながらも、実際に行動に移すことのないおとなしい国民だなと・・・ タイや韓国で最近起っている状況と比較すると、彼の国々の「民衆のパワー」はすごいですね。自分も含めて日本人は「お上」から見ると大変統治しやすい民族といえるのか・・・ ~おまけ~ ぱおちゃん通信 今日で11ケ月です。 立っている時間が多くなりました。 よたよたですが、歩けます。 本のページもめくれるので、お気に入りの本を持って読書です。 タイ式のお辞儀も上手にできますよ。 サワディーカー タイブログランキングに1票! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイを知る!] カテゴリの最新記事
|
|