ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

タイでは毎日テレビで「王室ニュース」みたいなのをやってまして、その日の王族の方々のご活動の模様が紹介されます。
何人もいらっしゃる王族の方が精力的に全国を駆け回っていらっしゃるのがよくわかります。

それだけ移動距離も相当なものになりますが、当然高貴な方々ですので、通過する沿道では交通規制が敷かれます。

ここ地方都市のチェンマイでも、たま～にではありますが、王族の方か政府要人かはわかりませんが、街中にやたら警察官が夥しく配備されたと思ったら通行止めになったりすることがあります。

昨夜も「拠点」の作業の進行状況を見に現場に向かいますが、拠点に近づくにつれて２０～３０メートルおきぐらいに警察官が立っています。
ナニゴトやろう？と思ってると、ドイステープのお山の寺院あたりから華々しく花火が上がっていました。
ははあ、今日はドイステープでなんか重要な法要があって、エラい方が出席されてるんやな・・・
あとで王室ニュースを見たら、やはりドイステープの法要に「さる王族の方」がいらしていたようです。

拠点での作業チェックを終えて帰ろうとしましたら、普段は結構な交通量の通りが完全に「通行止め」になっていました。
こちらはドイステープから空港へ向かう経路上にありますからね。



野次馬根性でしばらく見物してると、近くに立っていた警察官がこちらに歩み寄って来ましたが、ワタシにではなく、上半身ハダカで作業をしていたオーナー一派のオッサンに「そこのひと！服を着なさい！」と注意します。
オッサンは「でーじょーぶだよっ！見えねーところにいるからよっ」と、ヒジョーに態度悪い。

通りの向かいでは、気付かずにフラフラと出てきたばーさんが、警察官に抱えられるように脇に連れて行かれました。

相変わらずハダカのオッサンが「写真はやめといた方がいーぜ」とワタシに注意しますが、ちょうど警察官の位置からは死角になっているからいーでしょう。

しばらくするとパトカーが数台通過して・・・



つづいて乗用車やワンボックスカーが十数台連続して「猛スピード」で通り抜けていきます。



多分、どのクルマに高貴な方が乗っているかわからないようにしているんでしょうね。


んで、数台パトカーが後続で来て、それで交通規制はおしまい。
「通行止め」の時間は十分足らずといったところでしょうか？

国外の方にまで知名度が高い方ではなかったんですが、それでもモノモノしい警備ですね。

日本でも、ワタシが春まで住んでた大田区のアパートの近くに「新幹線を見下ろす橋」があったんですが、天皇陛下が乗った列車が通過するときは橋に面したビルの屋上まで警察官が封鎖してしまい、大変な緊張感でありました。
「オバマ来日」のときも警察官の方が、見物に行ってもいいけどくれぐれも変な動きをしちゃダメだよ！まじヤヴァイから！と注意してくれました。大丈夫だよ、オバマごとき１５００％興味ねーから。



今日も王族の方は精力的にご活躍でしょうから、全国各地でこのような規制が繰り返されているのでしょう。
もしこういう規制に出会われたら、お急ぎでもその場に立ち止まって動かないようにしましょう。警察に怒られますよ。






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