成長
滑り込んでくる電車の車輪の音で
今日が始まったことに気づく
我に返り、気付けはもう木曜日
ルーティンがここまで連れてきてくれた
休みたい休みたい
休んだとて休めない
逃れたい逃れたい
逃れるなら世の中が止まる時間
夜だけが呼吸できる
そう感じる人が、どれだけいるだろう。
成長とは
生産性を上げることだけだろうか。
外面を輝かしく飾ることを超え、
自分の内面を認め、
少しでも
誰かになにかを渡せることの価値に
成長を思う
価値観は人其々だし、
ただただ、
誰かに優しく
僅かの時間でも誰かが
やすらぎを思えたなら
それだけの価値でいいと思う。
道端のタンポポのような
そう思えることを
自身の成長としたいと思う。