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素敵なこと、京都から。

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ロングコート

今年のコートは身体を全部覆うほどのロングコート冬の間、身ぐるみ全部隠し内を悟られぬようだけど包み巻き込まれぬようストライドを大きく背筋を伸ばして素敵な冬になりそう。衣一枚で。

December 10, 2021

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さよならのあとで

いつやって来るかわからない、いつやって来てもいいような未来を思う。父を亡くしてこの本を薦められた綺麗な本だった白くて装幀が心地よかった訳されたその詩も美しかったただ、少しだけ私の思いと違っていて私はさよならをしたら忘れてもらっていいと思う土に帰るように物理的に消えてしまえば自然に記憶からフェードアウトして誰の領域にも負担をかけずキャパを使わずに消えてしまえばいいと思う。だから、最期のさようならだけはきちんと告げたいから今から用意をしている。

March 8, 2021

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小さな私。

大きなものを見上げると何故か胸がすく。自分の小ささを確認できるからだろうか。何者でもないただの自分鎧を纏わなくても無条件で小さな自分に真っ直ぐでいられるからかもしれない。鉄の塊であろうとそれは冷たくも頑強でも大きいというその存在感だけにもたれかかりたいと思う。小さな私。

June 18, 2014

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しあわせ

暗闇の中に浮き上がるフランス語くすぐったい恋愛を奏でている。暗転、自分の信じたい夢と目の前の事実と現実。役者たちは悩みながら迷いながらも答えを選ぶ。叶えたい夢を信じるのか落ち着いた安定した生き方を幸せと感じるのか。其々の立場から選びとった幸せそれが良かったかどうか、死ぬまでわからない。誰が判断するものでもなければどれか幸せなどきめるものではない。

April 18, 2014

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しなやかなかおり。

一日の終わり湯船につかる瞬間朝つけた香水がふっと香る。オフィスに邪魔にならないでも私に力をくれる器用な香り。時間の経過とともにフェードアウトしていつしかその存在は消えてしまったそう思っていたのだけれど一日の終わりお疲れさんってそっと香るのは実はちゃんとそこにいたんだよって姿のない応援団。消えてはいなかった。私に沿うようにしなるその香りは私の目標の姿かもしれない。

July 30, 2009

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雨の京都なら。

清水寺から青いレーザー光線が飛んでいます。ライトアップの時期になると我が家のリビングから夜も清水寺を望むことができます。末娘の音楽の発表会に平安神宮近くの京都会館に出向きました。観光シーズンとはいえ、人の多さにびっくりでした。地図や旅の本を抱えた人たちであふれて。数日前、私は違う土地で旅行者だったのをもう、忘れていました。私がそうであったようにこの鳥居をくぐる人たちに良い旅でありますように。雨が降り出してきたけれど早く上がるといいのに。雨でも遊べるスポットは嵐山の時雨殿がお勧めです。

November 15, 2008

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「プチレストラン　ないとう」

裁判所横の柳馬場通り、司法書士会館のすぐ南。そこに今日のレストランはありました。「洋食やさん」の肩書きよりももっと上質のきめ細やかな心遣いの感じられる素敵なレストランでした。「プチレストラン　ないとう」でいただいたのは1万円弱のコースディナー。旬の京野菜を中心に満足なボリュームでした。蔵を改造したお席だったので少し寒いと感じたおじいちゃんにお座布団、ひざ掛け、ストーブまで持ち込んで用意してくださったりととても気持ちよく食事ができました。娘に「田舎もんみたいやし　　　いちいち写真撮らんとき～」と言われたので、食事のPHOTO無しです

March 29, 2008

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京都のえべっさん。

主人があるお店で見つけた商売繁盛の傘。それが京都のえべっさんの時に手に入ると聞き、初めて、京都の恵比寿神社に出かけました。まずはお参り。京都の有名な企業のお供えがたくさんでした。まだ８日なので商売繁盛の笹の売り場はまだひっそりしていたのでゆっくり見る事ができました。えべっさんは耳が遠いのでここを叩いて参拝を知らせるそうです。これが欲しかった「人気大よせ」大きな傘の中にたくさんの人型がつるしてあります。これは主人が会社に持って行く為に購入。直径は７５センチもある大きなものです。小さいのは自宅用小ぶりでかわいらしいです。どうかいいご縁をたくさん寄せられますように。そして、祇園まで来たら、お土産は壱銭洋食。子供の頃から大好きで父が祇園で飲んだら必ず買ってきてくれたものでした。先日、高島屋店で買いましたがなんだか味が落ちた気がして残念だったのですが、本店のはやっぱり美味しかったです！！よかった

January 8, 2008

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贈り物。

友達から贈り物が届きました。この歳になると私個人への贈り物なんてそうないもんだからうれしくってバスエッセンスなんて使ったことなかったからますます興味津々で今日のお風呂はずいぶんゆっくりになりました。バスエッセンスのお湯の中での不思議な溶け方にずうっと見とれていました。バラの香りが浴室いっぱいになってひとときリラックスすることができました。不思議ですね。目に見えないこの空気がキモチをほぐしていくなんて友達がこれを贈ってくれた意味がわかったような気がしました。お風呂から上がってしばらくしてもまだ香りが続いています

January 5, 2008

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江原さんのお話。

江原さんのお話にはたくさんのメッセージがあるのでいつも見入ってしまいます。今日の番組内で自殺された方のお話があってそこで江原さんがおっしゃった「生き抜いてこそ、楽しい事がある」という言葉が印象に残りました。当たり前のことなんです。生きていなくちゃ何も得る事はできない。でもたくさんのお話の中で思ったのはその「生きている」ことに無頓着であってはならないということ「生きている」ことは当たり前ではなくて時間は永遠ではないということ。明日、謝ろう、いつか解けるだろうと思っていてもその明日は、いつかは、無いかもしれないその人との「明日」は突然なくなってしまうかもしれない。だから、「今」しなくてはならないことは「今」しないといけないそれは素直に生きるということなのかなって思ったりしました。

December 27, 2007

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旅立つ日。

めざましテレビで紹介されて以来、次女が大好きになってしまったこの象さんのアニメーション「旅立つ日」。命の限りをこうして自分で知ることが出来たらどんな風に生き抜くのだろう。そういえば私もこの間の入院の前、しんどい体にムチ打って、リビングの蛍光灯を換えてから入院準備を整えた。案外そんなもんかもしれない残していくものへしておきたいことを真っ先に思う。今は。それがいつしか残していくものから思い残しへ変わってしていく。思い残しの無いように。いつかその日は誰にでも必ず来る。ただ、それは知らないからこそ今を精一杯生きれるのではないかと思ったりする。【送料無料選択可！】旅立つ日完全版 [DVD付限定盤] / JULEPS

December 15, 2007

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選挙の結果。

選挙が終わりました。今回の選挙は、私の住む地域では市議選と府議選。それもまた、知り合いと呼べる方、ご近所の方が出られたこともあって子供たちにも注目の選挙となりました。私自身も、昔、一緒に仕事をした仲間であった方がよその地域の市議選に立たれたので画面を通して成功を祈りました。結果、はなかなか厳しいものでした。私たちがいくらその方々の功績を知っていても世に伝えると言うのはそれは難しいことなんだと実感した選挙でした。社会や政治に興味のある長男は自分の見解を語ります。そしてそれは身近なものだと感じたようでした。選挙に勝つことだけがクローズアップされるのは違和感があります。政治家は勝つことではなく地域を良くする為に出るのが選挙だと思うんだけど。

April 9, 2007

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華麗なる最終回。

切な過ぎます。涙がたくさんでした。鉄平さんにはもっと図太く生きて欲しかったです。ただ一人の父親として夫として。鉄平さんが選んだ道のおかげで最終的には実るものがあったことも事実ではあるのだけれどそれを見ずして旅立つのは寂しすぎました。私は、微妙に銀平さん贔屓ですが、最後のお葬式に奥様が戻ってこられて少し嬉しかったです

March 18, 2007

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華麗なる兄弟愛。

見終わるたびに、本当に早く次が見たくなります。今回の一番はやっぱり銀平さんが鉄平さんを訪ねるところです。兄弟でありながら兄弟をつなげない立場でそれでもちゃんと自分の思いを素直にぶつけることができる銀平さん、それを受け止める鉄平さんそのキモチの通い合い羨ましいくらいです。こんな風にちゃんと繋がっていられる子供たちでいて欲しいとわが子に思う母でした。

March 4, 2007

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元気もらえます！リクナビプレミア　「山田悠子の就職活動」篇

関西圏ではやってなかったみたいだけど先日、ある情報番組で見たCMリクナビの「山田悠子の就職活動」篇長女と絶賛してしまいました大好きです就職活動中の山田悠子ちゃんをこちらも思わず応援したくなります。そして、あなたはひとりじゃないんだよって。そう、人は絶対、ひとりじゃないし必ず応援してくれる人がいる。自分に余裕が無い時は、それに気付けないかもしれないしまた、しんどいことを他の誰かのせいにしてしまうかもしれない。でも、きっとどこかで誰かが見ててくれるし必ずわかってくれる。ひとりじゃない。このCM、もっといっぱい流して欲しいです見るたびに元気もらえます。

February 28, 2007

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華麗なる一族の脇役さんたち。

今日も激的でした。鉄平さんのふっこさんに「ごめん」と言うところが嬉しかったです。なぜなら、私はこのお話の脇役さんたちを応援しているからです。鉄平さんの妻の早苗さんの揺るぎない強さが私はとても好きです。凛とした静けさの中に妻であることを芯に据えた姿勢が好きです。だから、芙佐子さんには申し訳ないけど、鉄平さんを頼らないで欲しかったのです。嫌いになったわけではなくて別れた人とそうして普通に話すことはどんなキモチなんだろうっていつも二人のシーンを見て思います。いつかやけぼっくりに火が付かないかと早苗さん派の私はハラハラしてししまいます。だから、わかっていたけれど実は鉄平さんと芙佐子さんが異母兄弟であるということが明らかになってよかったと思うのは私だけでしょうか。そして、銀平さんも好きです。あの立場に於いて、ちゃんと善悪を判断し鉄平さんを素直に受け入れることのできる銀平さんも実は私の応援する存在です。いつもはクールな銀平さんが爆発事故を見て悔しがっているシーンがとても印象的で素敵でした。脇役さんも華麗でますますドラマの行方が楽しみです。

February 25, 2007

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オーラの泉。

江原さんのお話を聞いていたら自分はどうしてここにいるのかって尋ねてみたくなります。今日のゲストのギター奏者の村治さんは前世ではヨーロッパで大変な道楽息子だったらしい。その反省を踏まえて、今生では、とても厳しい親を選んで生まれてこられたという話。子供は親を選べないとよく言うけれど親を選んでそうやってこの世に生を受けることもあるんだってことにはとてもびっくりでした。自分がここにいる意味私である理由。女性であり、妻であり、母であり、娘でありそして、私であること。私でなければならない理由がどこかにあるのだと信じてみたい世の中にあることは全てが必然であるそうだから。私が選ばれてここに来たのならもうちょっとがんばってみよう。しんどことがあっても。

February 21, 2007

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茨木のり子さんのさくら。

　さ　く　ら　ことしも生きてさくらを見ていますひとは生涯に何回ぐらいのさくらをみるのかしらものごごろつくのが十歳ぐらいならどんなに多くても七十回ぐらい三十回　四十回にひともざらなんという少なさだろうもっともっと多く見るような気がするのは祖先の視覚もまぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょうあでやかとも妖しいとも不気味とも捉えかねる花のいろさくらふぶきの下を　ふららと歩けば一瞬名僧のごとくにわかるのです死こそ常態生はいとしき蜃気楼と　　　　　　　　　　　　　おんなのことば　　茨木のり子さくらは今年、早いかもしれません。日本人にとってどうも特別な思いを持つ季節がもうすぐやってきます。それをも待ち遠しいような、来ることが切ないような。「生はいとしき蜃気楼と」言うならばその一瞬のひとときをさくらのように精一杯の花を咲かせてみたいのです。

February 19, 2007

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花より男子。

画面の中のことは本当にありえないことばかりなんだけれど、その中に見え隠れする彼らのキモチはそこここにありえることばかりで３０代後半の私でさえもつい、その切なさに入り込んでしまう。懐かしい息苦しさ。もうそれは自分の子供たちの世代のもの私が中学生の頃は男の子と映画に行ったり、スケートに行ったり、プールに行ったり。中２の長女からはそんな話は聞こえない。そんな話を聴こうものなら、喜んで首を突っ込んでくる母の性格を見越してか素敵な恋をして欲しい。苦しくても一生懸命に自分を大切に思えるようなたくさんの恋をしなければ本物を見つけることがきっとできないと思うから。

February 2, 2007

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選曲。

レンタルしてきたCDをMDにダビングしようとケースを開けた。歌詞カードのタイトル一覧の番号に丸印がついていた。前に借りた人も、私と同じように、好きな曲だけセレクトしていたのかもしれない。私は、タイトル一覧を見ながらダビングする曲を選曲していた。その人は、一曲を除いて、私と同じ曲を選んでいた。いえ、どうもその丸印が気になって実は誘導されていたかも・・・＾＾アーティストには失礼な話かもしれない。消費者は勝手。でも、心地よく聴きたい。世の中はどんどん便利になる。その作業はわずか数分で終わった。お待たせしない選べるセットメニューどこかで聞いたフレーズと同じだわ。

January 18, 2007

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千本えんま堂　大念佛狂言。

毎年、この時期、４日間に渡って千本えんま堂では狂言が行われます。２年ぶりにちょっと覗いてきました。もともと興味があったわけじゃなくてせっかく近くで、しかも無料で狂言というものをやっているから・・・そんな単純な理由で子供たちと見に行ったのがきっかけでした。難しいことはわかりません。でも、そこで演じられていることが全く純粋で楽しかったのです。昔の庶民の娯楽であったことがわかるような気がしたのです。子供たちはもうついては来なくなりましたが、この時期に、時間ができると自転車を走らせます。↓　これは「閻魔庁」４日間でたくさんの演目があります。一気にすべてを見尽くすなんて時間の余裕はありません。何年かかるかわかりませんが毎年に一つずつ、見ていない演目を見て、いつかここの狂言が語れるようになりたいなって思っています。↓　これは「いろは」気になっているのが名物（！）と書いて売っているちくわ寿司。ちくわの中にすし飯が入っているんだと隣のおばさんが話されているのを聞きましたが、まだ未知の代物です（笑）舞台が始まる前に、席を確保しておすしを食べてから鑑賞するのが、どうも筋みたいです

May 3, 2006

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旬の筍。

主人が筍をもらって来てくれました。掘りたてをいただいたものの帰宅は午後11時半。帰ってきた主人の夕食もそこそこにさっそくゆでています。＾＾；まだ土のついた足元を洗って穂先を少し切り落として皮に切り目を入れて皮をむきます。こんなにむいてしまっていいのかなぁ～と、いつも皮の山を見ながら思いますが、白くてやわらかい筍に出会うとうれしくなります。我が家で一番大きなお鍋に水を入れぬかと筍を泳げがせて火にかける。子供の頃は、このゆでる匂いが大嫌いでした。下校途中にどっかのお家からこの匂いがしてきたら息を止めて足早に通り過ぎたものです。筍は嫌いで食べなかったけど、皮の山には興味があって皮を使ってお人形を作ったり、くるっと丸めてストロー代わりにして石鹸水でシャボン玉に挑戦しました。うまくできなかったけど。さぁ、そろそろできたかなぁ～ゆでたての穂先をちょとつまむつもりで飲みかけのビールを残しています。子供の頃、食べれなかったものが楽しみになるなんて、年齢を感じてしまいます。＾＾；

April 17, 2006

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こんな天気は「いちごばたけのちいさなおばあさん」

雪が降りました。積もるほどではなかったけれど、一時は横風にのって横向きに降っていた雪。仕事中に窓の外を見ながら久々の雪についはしゃいでしまう大人気ない私でした。＾＾；こんなお天気の時には、「いちごばたけのちいさなおばあさん」の絵本を思い出します。せっかくいちごを赤色に塗りつくしたのに朝、目覚めてみるとあたり一面真っ白の雪に覆われていちごがなくなったように見えて大泣きするおばあさん。おばあさんがいちごに塗る赤色の元は素敵な物を混ぜ合わせてあることが子供心にときめくものがありました。今、大人になってこの絵本をめくるとおばあさんが、気持ちのままに大泣きするシーンがとても素敵に思えてなりません。今の大人が、あるいは子供もまわりを気にすることなく、思いっきり泣くなんてことどのくらいできるんだろうって思うとなんだかおばあさんがうらやましく思えてきました。

March 13, 2006

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不思議の森の中の八八Cafe。

１０年近く、気になっていた森があったんです。千本通りからみると商店街の向こうに大きな木が見えます。裏の道にまわって見るのだけれど、閑静な住宅街でそんな森の入り口は見つからない。腑に落ちない疑問をずっと持っていました。いつからか、この奥にお店らしきものがあるって、貼り紙が貼られるようになりました。「ここに何かできたんだ。」と思っていたもののそこからは踏み込めずに４年ほど経ちました。先日、どなたかのブログからリンクをたどっていくとその場所にパンの美味しいカフェがあることを知りました。そして、１０年来の疑問を解くことが出来ました。住宅街のちょっとした小道を入ると砂利道になりました。そこには懐かしい風景が広がっていました。普通の民家のようなお店の前に看板が立っているだけでした。声をかけても反応がありませんでした。そこで、その斜めお向かいに自由空間と称しておられるお家に矢印の貼り紙を見つけました。喧騒の大通りの裏にこんな空間、ましてや不思議な矢印に招かれるなんてまるでおとぎ話の中に入っていくような感覚。そしてそのお家に入ってみると中は大きな大きな木のテーブルがあっていろんな形の椅子がありました。壁際の棚には手作りのポストカードやオブジェ、絵本など色んな物が飾られていました。テーブルの上には書きかけの招待状が数枚あってまさに不思議な空間でした。間もなく奥から出てこられたこの洋館のオーナーさんはとても気さくな方で、この森と向かいのカフェ、この一帯を所有されていて仲間になってくれた方々の出会いの場として提供されていると話してくださいました。森の荒地で畑をやっている方や、ライブがあったり、映画を撮られる方もあったり、森でのお茶会や、野焼きの土器を作ったり、その土器にうわぐすりを塗り焼いてみたいと誰かが言い出したので森に釜を作られたとか、でも、もっぱらピザを焼いてばかりだと・・＾＾案内されて隣の部屋に行くとそこには古いランプが数え切れないほどありました。柱には、船の舵が飾ってありました。壁にはどういうわけか、陶製のコーヒーミルがくっついていました。不思議なぜんまい時計があって、真ん中のネジの差込口に「一週間」とありました。一度いっぱい巻くと一週間もつそうです。＾＾そして、私の目的のカフェは、勝手に上って行く事が原則だと教えてくださいました。オーナーさんのお話でようやく森の疑問が解け、もう一度、言われたとおりにカフェの玄関を訪れてみました。↑これがお店の入り口ですが、どうみてもただのお家にしか見えない玄関を勇気を出して入ってみました。まるで「注文の多い料理店」みたい。入っていくとお座敷にコタツがあって、５０代位のきちっとした女性と、向かいには大学生らしきカップルがいらしてました。女性の方が自分の側を案内してくださって、そこに座らせてもらいました。カップルの注文の品を運んでこられたマスターに私の注文を告げて待ちました。サラミやチーズがのっているライ麦パンや天然酵母パンにミネストローネみたいなトマトベースのスープがついていました。とても美味しかったです。パンやスープが美味しいこともさることながら私が求めたのは、自然に囲まれて落ち着いた空間。そこですこし時間をひとりで贅沢に使ってみたいと思っての訪問でした。優しい音楽と暖かいコタツ、古いけどちゃんと磨かれた窓の向こうの手の加わってない自然の風景。お日様がさして、土があって、小鳥が鳴いて、風の音を感じる、そんな空間に、何にもしないで身を置いておく事が当たり前にあるようで、今の私にはない時間を作りに行きました。家では何かしら、用事があってのんびりと座ることがなくて。いえ、できない性格なもので、ちょっと時間があったらひとつでも何かをこなそうとついつい色んな用事を作ってしまうから。だから、そんな何もしない空間に身を置けるものかと少し挑戦もあったのだけれど、なぁんにも考えずに、ただ、窓の向こうの木漏れ日を見ていられた贅沢な幸せでした。

February 18, 2006

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ベストを尽くせば。

私も例に漏れず、日々、オリンピックのライヴ中継に釘付けになっています。ここまでの日本勢は不振と言われています。確かに、メダルを獲るに越したことはないだろうけど。それぞれが表彰台を目指して、４年間をかけて照準を合わせてこの晴れ舞台では見せることの無い努力と苦労があってのこの日は本人達が何より大切に迎える日であり、テレビの前の私達がとやかく言える代物では無い様に思います。レベルがどうであれ、入賞、メダルよりも、本人がベストを尽くす姿に私は感動を覚えます。ワイドショーや新聞では注目選手の苦労話や、家族のことなどドラマ仕立ての泣かせるストーリが用意されています。人生だもの、どんな人だってドラマを背負って生きているし、それはオリンピック選手だけに限ったことではない。だから、その背景を背負って挑む競技としてはなく、今日、この日を精一杯頑張ってる姿を見たいって思うんです。どなたかのブログで「人生の金メダル」という言葉をみつけました。スポーツの競技ではもちろん及ばないけれど、自分の人生の中で、私は「金メダル」ではなくて「悔いなく、ベストを尽くす」人生でありたいと思うんです。このトリノでは、惜しくも失敗に終わってしまったハーフパイプの成田童夢クンの予選２回目の滑りで、スタートで曲に合わせて観客をリズムに引き込み、そこで自分は大技にチャレンジする姿がとても素敵でした。失敗して、悔しがる姿も人間らしくて。そして、退場するとき、観客から受けた励ましの拍手喝采が見ていてとても嬉しく気持ちのいい場面でありました。この瞬間にベストを１２０％尽くした姿を見せてくれた童夢クンにありがとうです。

February 13, 2006

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ＪＲＡのＣＭからのメッセージ。

馬が走っている。そこに流れるメッセージに手が止まった。「自分を信じよう」「生き方は選べる」「ゴールは選べる」「一瞬一瞬を全力で戦え」たくさん流れるメッセージがとても力強くて素敵に思った。ＪＲＡ

February 7, 2006

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みんなのうた♪のっぽさんの歌。

NHKみんなのうた♪の１月の歌は、あののっぽさんが歌っている。「グラスホッパー物語」おじいさんバッタが孫バッタを前に若い頃、住み慣れた草むらを飛び出した話をミュージカルのように歌に合わせて踊って語ります。街に憧れて、飛び出してみたけれどたくさんの怖い経験をしてやっぱり生まれたこの草むらがよかったと気づいたんだ。でも、孫達よ、何でも失敗を恐れずに、新しい世界へ羽ばたいてごらん。っていうストーリーなんだけれどその歌の作詞はのっぽさんだった。のっぽさんが語るその歌はメロディーが素敵で、そのメロディーにのっぽさんの声が良く合っている。子供の頃、「できるかな」で全く声を出さなくて知るはずの無かったのっぽさんが喋る、歌う声は初めてなのに、どこか懐かしくて、そして優しい。その詩の内容ものっぽさんが語るべくして語ってくれているような気がして、そして、私の子供たちへ思いと重なっている。とても素敵な歌なのだけれど残念ながら今月で終わってしまいます。またどこかで出逢いたい一曲です。

January 28, 2006

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ハナヨリダンゴ。

長女が見たいだけの番組だったのに今では、オヤスミタイムの次女以外の家族みんなの一週間の楽しみになってしまった「花より男子」回を重ねるごとに、モノの価値観を損なっていた道明寺君が誰よりもちゃんと恋愛をしていることに私は引き込まれてしまう。一方的な押し付けの想いから、彼はだんだん変わっていく。好きな人を愛するということは、彼女に与えることが優しさではなく、彼女を思いやることが本当の優しさだということ。そのために、辛抱すること。信じること。が守ることだと。それをまなべること自体が彼が彼女を真剣に思っている証拠かもしれない。そして、これを私のそばで見ている、小学校５年の長男はどんな風に人を愛して、どんな風にその子を守っていくんだろうと考えていた。

November 25, 2005

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