The Duchess
映画、The Duchess邦題は、ある公爵夫人の生涯。18世紀に実在したデボンシャー公爵夫人ジョージアナの半生を描く、アマンダ・フォアマンの「Georgiana, Duchess of Devonshire」を映画化した作品。2月の末に、オーストラリアに行ったときの、キャセイパシフィック機内で見ました。すでにやっている映画だと思っていたら、4月公開のようですね。イギリスものは、エリザベス・ゴールデンエイジや、現女王のことを描いたThe Queenに引き続き、上流階級ものをよく見ているようです。主人公はすべて女性ですね。時は女性の時代なのかもしれません。公爵夫人となったジョージアナは、故ダイアナ妃の親戚筋の方だそうで、境遇も似ているとか。まわりの人からはすごく注目を浴び時の人となりながらも、夫婦の関係では冷えていたりします。でも、それを乗り越えて、いろんな人を受け入れていく姿もまた素晴らしい。それぞれの方の演技もとてもよく、映画にどんどん引き込まれます。機内で見た映画では、(私には)これが一番でした。