【ロンドン日記】 パンクはベストマン
今日、うちのパンクはノッティンガムまでお出かけだ。子供のころからの大親友であるセッジのStag nightである。Stag night(party)とは男性だけで集うパーティーで、大抵は結婚前の飲み会のことを指す。女性の場合はhen nightと呼ばれる。実はセッジにとって今回が2回目の結婚。一回目は6年以上もの彼女との同居後、晴れて結婚したが、結婚して一年ちょっとで破局となった。長く一緒に暮らしていても、やはり「結婚」とは別の話のようだ。 逆に今までのバランスが崩れてしまったのかもしれない。今回のお相手は私よりもさらに4歳ほど若いので、セッジとは10歳以上離れている。しかし、とてもしっかりした女性で楽観的な性格。末っ子で甘えん坊のセッジをビシバシと引っ張ってくれそうな性格だ。良かったね、セッジ。うちのパンクはセッジのBest Man(花婿付添い人)だ。ということで、今回のStag nightのアレンジにも責任があるのである。とは言え、セッジはノッティンガム(Nottingham:ロビンフッドの街)でうちのパンクはロンドンと距離が離れているため、結局セッジの同僚に色々とお任せすることとなったらしい。うちのパンクに言わせると、ストリッパーを呼んだり、ぐでんぐでんに酔っ払ってクラビングというのはセッジのスタイルでは無いらしい。(→通常はこのパーターンが多い) 予定としては、レストランで食事、その後、カジノバーで賭け事遊びなんて事を考えているらしい。 やっぱりそこでシガーを一服でしょう?!なんて言っていた。セッジとうちのパンクはどこに共通点があるのか良く分からない、不思議なつながりがある。セッジはいつもおしゃれでお買い物も大好き。うちのパンクは一方こだわりはあるものの、仕事へいくとき以外は常にT-シャツにジーンズ、そして革ジャンである。 性格的にも全然違う気がするが、そこが良いのかもしれない。まぁ、カジノですっからかんになって帰ってこない事だけを願う!