アルゼンチンのスーパーマーケット
昨日に引き続きアルゼンチンでの当方の行動範囲を写真つきでザッと紹介。今日はスーパーマーケット編です。日本とは異なる商品陳列と店舗内装が目を引きますね。ここは「JUMBO(ジュンボ)」というアルゼンチンでもかなり大きい部類に入るスーパーです。親会社はチリで、数年前に日本にもあったけど現在は撤退したフランスを親会社に持つ「Carre-four(カルフール)」も国内に何店舗かあります。2階建てで一階はファッション関係の店やコーヒーショップ、軽食屋が並び、2階は食品売り場になってます。これは2階にエレベーターで上がって直ぐに撮ったもの。食品売り場といっても生活雑貨や日用品、そういう細かいものが2階で揃うようになってて、あまりにも揃いすぎているのか車のタイヤなども売っている・・・奥に進むと野菜コーナーが見えてきます。当方の目から見たらアルゼンチンではココが一番品揃えと鮮度がいいかな。レモンとかオレンジ、レタスが色とりどりに積まれていて、そこから自由に好きな量を取って野菜コーナーの中央で計量してもらい値札を付けてもらいます。そう、日本の八百屋みたいな感じですかね、オヤジに人参10本くれ!って言って計量して料金を払う仕組みに似ています。チーズ、ソーセージ、ハムコーナー。ベーコン2mmで20枚くれ!って言ったらその場でやってくれます。チーズの種類も豊富だし、ソフトサラミや燻製物、ハムなども沢山あります。そして何よりも値段が安い。目安として普通のカマンベールが一缶日本円で80円弱くらいですかね。難点は、このスペースに仕切りが無いのでチーズと自然白カビ発酵のサラミの匂いが結構キツイことかな。店内はピカピカなんですけどね。ケーキ、パンコーナー。ココには全く興味なし。ケーキは強烈に甘く、その殆どにドルセ・ド・レチェと呼ばれるミルクジャムに似たものが使用されている。パンは程ほどに食えるかな。バゲットから、プチパン、ゴマパン、シードを使ったものなど種類も多い。でも、パンの大きさが不均一。加工品陳列オープン冷蔵庫。これはクリームチーズとその他乳製品。それだけで20mくらいの列が埋まってしまう。冷蔵棚以外にももちろんお菓子、ジャム、ナッツ、パスタ麺などの加工品の棚もある。店内にこういう長い棚が20くらいあって、端から端まで歩くと結構大変。。これも上と同じような常温棚。ここは輸入品コーナーで、日本のワサビや醤油、トンカツソースなども置いてある。他にはタイのチリソースやごま油、珍しいナッツやドライフルーツなどがあって、見ていて飽きない。ココには月に何回か来るけども、毎回新しいアルゼンチン外の食品が入っていて楽しいです。酒コーナー。ワインが全体の7割ほどを占めて、リキュール、ラム、ウォッカ、ウィスキー、コニャックなどが並ぶ。当方はココにいる時間が一番長い・・・。例えば日本で1200円したコーヒーリキュールが400円ほどで買えてしまったりする。ハッキリ言ってやってられない。ワインはその国民性からか食事ごとに皆んな飲むので、安いワインからフランス、イタリア、チリ、スペイン産なども揃えてある。ココにいる間はとりあえずワインだな。。店舗のシステム的には、明確にコーナーごとに分かれていて最初は戸惑うこともあったけど、これはこれでメリットもありますね。デメリットはレジで電話料金や換金などもしているのでそれにやたらと時間が掛かる事。買い物に30分、レジで待ち40分なんて当たり前です。でも並んで待っている人は待っている人通しで仲良く喋ってるのが目に付きます。決して「早くしろよ!」なんて誰も言わない。ホンワカ~とダラダラ待つしかない。せっかちな日本で育った当方は最初こそイラつきましたが、今は一緒になって並んでいるオバサンと世間話をしたりしています。これも何気に楽しい。日本でこのシステムをとったら、次の日からお客さんは一人も居なくなるでしょう。アルゼンチンでは、せっかちな自分を恥ずかしく思いますよ。ほんと。