ドイツ・フランスの旅(10)
ナントからパリのTGVは混雑していて指定が取れず(席がなくてもチケットの値段は一緒)ドアの横の簡易イスに座れるかも、ということだったので必死で簡易イスを確保しました。なにせ4時間以上の列車の旅ですから。ふと見ると、すぐ横の簡易イスのフランス青年が日本語を勉強しているではありませんか。フロリダのディズニーランドで働いて各国の人と会ったけれど「日本人は素晴らしい」と感銘し日本語を勉強して来年、日本に渡り日本で勉強しながら働くことにした、とのこと。へ~、日本の評価、高いのだなあ。日本で必ず会おう、とFBを交換して別れパリで電車を降りると今度はかわいいフランス人に声をかけられた。「日本人ですか?私これから日本に行きます。」お互い乗り継ぎ時間があったのでゆっくりランチをしながら英語でおしゃべり。まだ大学生になったばかりなのに、英語が流暢。きっと優秀な学生なのだと思う。お母さんが18歳の誕生日に、「日本行き」をプレゼントしてくれて2週間、東京で日本語の学校に通うのだそうだ。日本を好きな人に二人も出会いとても嬉しく思いました。日本人は、外国に対して、劣等感を持ちすぎている、と感じました。自信をもって、日本の良さを紹介していきたいとますます強く思いました。