ウミガメの産卵
永田町のいなか浜は、全国でも一番多くウミガメ(アカウミガメ)が産卵に上陸するところです。昼間の海岸には、ウミガメの足跡が!夕食を終えてから、ホテルから30分ほどのこの浜に再度訪れ、ウミガメを待ちました。タイムリミットは、夜の、それも11時ころまでにホテルに戻れる時間。少々波が荒いので、今夜は来ないかも。。。上陸しても、うまく穴が掘れないと何度もやり直し、あきらめてしまうこともあるのだそうです。東京から移り住んだ西田さんのウミガメ愛いっぱいのガイドを聞き、待機しているとウミガメ上陸の連絡がトランシーバーに入りました。やったぞ!真っ暗な、波の音だけの海岸で、浜の蛍と星空を眺めならが、ウミガメの産卵を待ちました。ウミガメはデリケートなので、穴掘りの途中で人の気配を感じると、海に帰ってしまうのだそうです。そして、そ~っと近づいて行って、産卵を見ることができました。神秘、そのものです。60cm深の穴を掘り、一回に120個ほどの卵を産卵します。ちゃんと穴を埋め、カモフラージュの穴を他に掘って(慎重ですね!)海に戻っていきます。一回の交尾で、この産卵を3,4回繰り返すのだそうです。卵は60日前後で孵化し、夜、一斉に子亀は海へ帰っていきますが、そのうち成体になるのは4千分の一匹なのだそうです!卵を産み終えて、穴を埋め始めたところで、タイムアウトでしたがラッキーに恵まれて、神秘の営みを見せていただくことができました!撮影は禁止されているので、こちらの写真はパンフレットからお借りしました。