熊野古道(2)
宿泊の南部(みなべ)のホテル部屋からの朝焼けさあ、今日はたくさん歩きます!古くから山岳信仰の霊場であった熊野三山への参詣道を「熊野古道」と言います。今日は、熊野巡礼のスタートの闘鶏神社を参拝し紀伊田辺から熊野大社を目指す、中辺路(なかへち)を歩きます。牛馬童子~近露王子発心門王子~水吞王子~熊野本宮大社~大斎原10キロほどの山道を歩きました。地元の語り部ガイドの福田さんのお陰で熊野古道の歴史や背景を勉強しながら歩くことができました。遠くに大鳥居が見えます。平安時代からは上皇や貴族、武士や庶民までもが熊野の神のご加護を祈って厳しい道を通ったそうです。その修行を果たすことで魂を浄化し熊野を出るときには再生を果たす、つまり蘇りがあるとされていました。道中命尽きてしまう人もたくさんいたそうです。故郷には知らさずに居てほしいと手紙を身につけていた人も。熊野本宮大社に到着!(歩きなれていないので、ふくらはぎがパンパンです。)そこから階段を下りて、大斎原を歩きます。社殿は、元は、大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる熊野川の中州(この大鳥居の先)に鎮座していましたが明治の大洪水で高台に移築されました。ベルギーとコスタリカからの旅行者に会い一緒にパチリ。