悪意だったのか
高速妨害による死亡記事についてアップした直後、逮捕された男が、あちこちでトラブルを起こしていた事がメディアの取材で明らかになって。ああ、こういう心積もりで妨害行動起こしてたのか、と...。悪意からやったことだったのか。アメリカのほとんどの地域では、生活に運転は欠かせないもの。運転向き不向きなんて言葉も存在しません。しかもみんな多忙で、いつも急いでる。ビクつき気味でハンドルを握った頃の私に、ジョンは言ったものでした。怖く感じるのはお前じゃない、その周りのドライバーの方がよっぽど怖い、どんなドライブやらかすかわからない奴が自分の車に接近してきたら。覚えとけ、どの車も絶対に他の車に接触したいなんか思わないから!どの車も事故でトラブりたくないから!そうです、車が少しでも事故を起こすと、(保険を使うとその後)自動車保険の金額はとんでもなく上がります。医療費だって、生活苦に直結する出費です。個々の車の事故で民事裁判での訴えも多々ありますが、弁護士雇ったらそこでも死ぬほどお金がかかります。地獄の沙汰も金次第 という言葉がぴったりな、アメリカ。日本国内では、そういう発想はないんでしょうか。あちこちでぶつかってトラブってた加害者、いちいち自分の車ぶつけては保険と修理費、払ってたんでしょうか。面倒に感じなかったんでしょうか。そして何より。自身の悪意による行為でご夫婦の命を終わらせて、今何を思うんでしょう。逮捕されるまで、平気だったんでしょうか。本当に悔しいけれど、こういう性根の人間が存在する、その現実は見ておかないといけない。大きな、大きな怒りを覚えて、やりきれない思いになるけれど。