色鉛筆
数年前から大人の塗り絵がブームになって、たくさん出版され続けています。ここアメリカで生活を始めた頃の話ですが、アート専門店を見つけた私。日本のデパートならアートの売り場で売っているではないですか、カランダッシュとかホルバイン、ファーバーカステル、ステッドラー... ちょっと寄っては、ウットリしていたものでした。(でも購入したことはなかったのです。高級品だな〜、でも自分にアートの才能はないし、と二の足を踏み続けて。)ファーバーカステルの水彩色鉛筆がそこにありました。で、多分、70色以上の大きなのもあったんでしょうが、100ドルは軽く超えてたのでしょう、36色を思い切って買いました、その時。80ドル近い額でした。そして時は流れ。小梅が母の日にママ、何欲しいのーと聞いてくれて。一部を負担してくれる形で、新しいのを買わせてもらいました。さらにその後、水彩でない方の色鉛筆を買い。最近は、プリズマカラーの色鉛筆を、えっうそっ、安い!と感動して、150色セットを買いました。ありがたや〜。日本では、クレヨラのクレヨンを欲しがる人もいるようですが、基本的には子供用の安全クレヨンとして主成分はロウです。小梅が聞いてくれた母の日のプレゼント、ジョンはクレヨラの一番大きいサイズを私に買ってあげようかと思っていたそうです。ごめん、それは勘弁して。というわけで、カラリングブックも今はかなり持っていまして。近頃になって、アートっていいな... と思います。上手でなければ恥ずかしいから、自分にはアートの才能はないから、とネガティブな気持ちを持っていましたがよくよくアーティストの作品を見ると。自由ですね。上手い下手にこだわらないで、感性に従って描くものみたいです。私は今のところ、自分で絵を描くのはないんですが。気に入った絵に色を塗り込んでいくとき、ちょっと楽しいです。色鉛筆の質で出来上がりが全く異なるので、先のファーバーカステルは手放せないです。カランダッシュとかホルバインも手に入れてみたいんですが...。高価ですね。おまえまだいるんかーい! と夫に言われそうで、さすがに買いたい気持ちは留めているんですが。でも興味あるのよねえ... 各社の製品、ぜひ比べてみたい。トンボの色辞典もいいなあと思いながら、いやいやアメリカで買う日本製品は高くなるから、とそこでブレーキをかけています。ああ、画材用品のエキスポでもあればいいのに。というか、やればいいのに、幕張メッセあたりで。画材と塗り絵のエキスポって、楽しいだろうなー。アート! をテーマに、誰か企画して〜。