美々庵

[生き方・考え方] カテゴリの記事

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• いろんな人に有難う。

  少しでも誰かの参考になればと思って、やけどの治療体験を書き込んできました。それをみて、元気をもらった、勇気をもらったといってくれる人、治療を再開したという人。たくさんいましたが。ここ最近で、なんと３人の人が、偶然にも同じ時期にやけど治療の手術を受けられたということがわかりました。私がきっかけとなって、自分の傷と向き合い、前向きに生きるようになって、有難うといってくれる。こんなにほそぼそと続けているブログですが、見てくれている人はいるんですね。有難う。有難う。手術は大変だけど、痛みの分だけ、乗り越えた分だけ、いやそれ以上に、きっとよくなるよ。もっとよくなるから！ずっとずっとよくなるから！頑張ってねという言葉はあまりにも陳腐だけど。それでもあえて言います。頑張ろうねー！目の前にあるのは不安じゃなくて、希望だから！

  2006.11.08

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• 人生って・・・・

  みんなそれぞれいろんなことがあって色んな思いを抱えて生きてる。あなたがいたから頑張れる。あなたがいたから頑張れた。人との出会いに感謝です。有難う。有難う。有難う。

  2006.10.17

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• 40歳になりました！

  春に社会復帰してから早いものでもうすぐ半年になります。新しい環境で、久しぶりの仕事。覚えることも多くて初めはとても大変でしたが、それでも働けることが楽しく嬉しく感謝で、本当に毎日があっという間に過ぎました。医療機器を取り扱う会社なので、新社員はその基礎となる症例に関する医学知識や商品知識を身につけるため、何十時間に及ぶトレーニングを受けないといけません。私も派遣とはいえ、商品の発注から輸入、納入までの幅広い業務内容を任されているのでこの春入社した新入社員に混じって、定期的に脊椎外科学、脳外科学の学術レクチャーや商品レクチャーに参加させられ、試験も受けさせられています。今日も丸一日中トレーニングで椎間板ヘルニアや側湾症、大腿骨骨折・・・・等々の症例ごとの臨床分析や、具体的な手術方法についての講義でした。日常生活に役に立つことはないでしょうが、脊椎疾患や脳外科疾患について、普通では勉強できないような特殊な勉強も出来て、これはこれでとても興味深く楽しく為になる学びの時間です。テストはさんざんでしたけれど・・・・リハビリメイクの学校では、毎月、リハビリメイクに賛同された多くの日本を代表する著名な先生方が講義してくださいます。それはそれは素晴らしく充実した授業で大変満足しています。心理学、哲学、皮膚学、形成外科学、歯科学の大学教授や専門家、著名なスタイリスト、ヘアメイクアップアーチスト、写真家、作家などなど・・・・知識を深め、技術を高め、感性を研ぎ澄まし、心を磨くことが要求される本当に奥の深い仕事なのだと、毎回参加するたびに震わせられ、身が引き締まります。毎回大量に出される課題と宿題で四苦八苦していますが、充実した日々の中で着々と前に進んでいるなという実感を噛みしめています。先日、実技の中間試験も終わりました。時のたつのは本当に早いですね。もう半分が過ぎたのですから。このまま一気につっ走って行きたいところですが、金銭的な余裕がないので来年の次コースは見送り、一年間資金をためてから、再来年の次コースに進むことになりそうです。それでも私の中の軸はぶれていないのでしっかり前を見据えて、着実に一歩一歩進もうと思います。社会復帰前に心配した「最悪の」事は何一つ起こらないばかりか、予想だにしなかった意外な展開のなかで心ワクワクする日々。何が起こるかわからないことの、不安と裏返しにあるワクワク！こんな気持ちで日々過ごせるのも、今の環境、支えてくれる家族・友人あってのことですものね。本当にありがたいことです。先日40歳になりました。40にして、「立つ」とは胸を張って言い切れないいまでも40の節目にちゃんと働いている自分でいられたことに、夢を見つけて自立の進むべき道を見出せていることに、学び続けていられることに、感謝し、これからも頑張ろうと心に誓いました。まだまだ走り続けます！

  2006.09.12

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• ココ最近始めたこと

  今まで毎日の通勤電車の時間を意外ともてあましていた私。動いてる電車で本読んだりすると目が疲れるし、お目目はぱっちりすっきりなので眠らないし。ただ「ぼ～～～～っ」っとたってるだけ。で！そのもてあます時間を有効活用すべく、ダンサーのお友達に教えてもらった美しい姿勢keep　timeとしています。先日なんかの番組でもこの姿勢だと、内臓を持ち上げるインナーマッスルが鍛えられて腎臓の位置がアップする＝疲れにくくなるっていってたし、がんばるっきゃないなと思って！電車に乗っている時間は片道実質３０分ほどかな。長すぎず短すぎず。これがなかなかいいです。肩をぐるっと回し、一番後ろに来たあたりですとんと肩の力を抜き、腕を落とす。頭のてっぺんをぎゅっと真上に引っ張られているイメージでアゴを引く。お尻は突き出さずお尻の穴をきゅっと締めて骨盤の底をぐっと前に突き出す感じ。初めは息をするのもしんどかったけど、ココんとこ続けてるうちにちょっと慣れてきた感じ。目指せ、姿勢美人！

  2006.05.18

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• ココ最近感じる心の変化

  ココ最近の私は、以前の私に比べると格別に強くなったように思う。強くなった分だけ自信が出来たのか。自分で「明るくなったな」って感じる。もともと暗い性格ではないけれど、潜在意識にまで染み込んだ、抑圧された弱さが時々私にコンプレックスを自覚させた。どっか濁ったような、そんな笑顔しかできなかった。・・・ように思う。今思えば。そんな弱かった自分が最近めきめきと強くなっていっている。それは私が、本当の意味でやけどを克服出来てきてるからじゃないか・・・・と思う。今までの私は、やけどを、私なりに受け入れて生きてきたと思っていた。でも、それは違っていたとココ最近思うのだ。いやモチロン、受け入れてはいたけれど克服とは程遠い位置にあった。「受け入れる」ということはまず現実を認めた上で客観的な目で事実を見つめ、ならば自分に何が出来るのか何をすべきなのか、策を講じ改善出来るように工夫する。その過程を言うのじゃないだろうか。実際に行動を起こし、努力を重ね、何らかの手ごたえを実感して初めて受け入れるという一連の動作が完了し、「克服した」といえるのじゃないだろうか。受け入れているだけの状態では潜在的な苦痛が体に内在する。でも克服できた瞬間、体から苦痛が放出されるようなそんなイメージ。マラソンで言えば、走っている間は受け入れている時間で、ゴールした瞬間が克服できた瞬間。どんなに苦しくても、不安でも、スタートした以上は最後まで走りきらないと、途中でやめたら苦痛だけが残ってしまうのだ。ゴールしたものだけが味わえる達成感とか喜び。それこそが本当の自信に繋がるのだと。今までの私は策を講じ工夫はしてきていたのだけれど。実際に「行動に移し」、社会復帰という一つの結果を得ることで、今までの全ての行動が実を結んだような自信が生まれた。「どんな自信よ？」といわれたら「何」とは答えられないけれど。おそらく今の私の笑顔が何よりの証ではないかと思う。やけどを克服した証。手術によってかなり改善はされた。顔に限って言えばかなり。でも、前より顔がきれいになったから笑顔になれたというわけじゃない。モチロンそれもあるけれどそれが全てじゃない。。まだまだ体のあちこちに傷は残っているしまだまだ生々しい赤みを帯びた手術跡だってたくさんある。それでも今の私は、それがまったく気にならない。前と変わらずそこにある傷跡の、その存在自体が気にならなくなった。本当に不思議なんやけれど。本当に不思議なんやけれど。心が元気になった。元気な気がするのではなく本当に元気になれたのだと思う。今の私は、体はがちがちに疲れているが、心はストレスフリーだなと思う。笑顔が濁っていない気がする。心配したことのほとんどは統計的に起こらないのだと誰かが教えてくださった。その通りやったなぁー。何とかなるんもんやなぁ～って思える。行動の結果。自信を手にした。あの時。目先の不安に足をすくめて立ち止まっていたら今の私はなかっただろう。自分の弱さに向き合った。それでも諦めることなく進んで来た。弱い自分が肥やしになって、今の私に成長できた。これこそ私が切り開いてきた結果。自分で切り開いてきた道。でも。家族や友人の協力無しには成し遂げられなかった中でも、特に大きかったのは母の存在。明日は母に思い切りの感謝をちゃんと言葉にして伝えよう。お母さん。今日の私があるのはあなたのおかげです。澄み切った笑顔を母に向けようと思う。

  2006.05.13

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• 涙のツボ。

  年と共に、涙腺がゆるくなった気がする。もともとゆるいほうだが、最近はかなーりゆるい。私の涙のツボ特に母への思い　＆　子を思う親の愛に過敏反応し、涙が止まらなくなる。昨日夕方から読み出した本はそのツボのど真ん中を貫通した。「東京タワー」　　　　by　リリーフランキー半分を過ぎたあたりから涙があふれ出し、最後の3分の１はほぼ嗚咽状態。読みながら、泣きながら、親を、もっともっと大切にしようと心から思った。強く思った。深夜2時半頃。まだ本を読んでいる私に気づきわざわざおき出してきて「明日仕事やろー。早よ寝～や～」と、声をかけてきた母。朝起きたら、ちゃんとお弁当が用意されていた。遅くまで起きていた私のためにと、朝きっと起きれなくてお弁当作る時間もないだろうと、夜中にあれからお弁当を作ってくれたんやわ。私の「母を思う気持ち」は母が「子供を思う気持ち」にはどうやってもかなわない。母は偉大。お母さん有難う。

  2006.04.24

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• 『私は　すべてのことで　どんどんよくなっている』

  昨日の日記にはたくさんのお祝いのお言葉を有難うございました。とっても嬉しく、ある意味「合格以上に」感動しました。めちゃくちゃ嬉しいのです。ほとんど家から出ず、人との付き合いを最小限に抑え、病院と家の往復だけの、社会から隔絶されたようなある意味ストイックな生活の中で出会えた皆さんから、こうして温かい言葉や応援の言葉をいただたことが、本当に嬉しいです。有難うございます。まだ手が不自由なので、個々にお返事しませんでしたがその点、どうかお許しください。さてさて今日は、朝からちっちゃな「いいこと」が重なって、とてもhappyな１日でした。★まず、右手の抜糸が済みました。　術後経過も順調で、とてもきれいになってた～。　2週間ぶりにやっと手が洗えます。★いつの間にかクレジットカードのキャンペーンに　自動当選していたらしく、５００円分の図書券が　送られてきました。★姪っ子が初めて、意味を持つ言葉を話したこと。　　昨日まで話さなかったのに、今日からいきなり　アンパンマンを見て、「あんぱーん」というのですよー。　パパでも、ママでもなく、「あんぱーん」です（笑）★派遣会社から「是非に！」とお仕事紹介の電話がきました。　それもしかも４月スタートでOKとのこと。　あまりのタイミングのよさに思わずガッツポーズで、　即お受けしました。この後私の資料を先方に見せて、　書類検討　→　面接　→　OKなら４月からお仕事開始です！なんか、ええ感じやわ～～～～～ぁ！合格といい、今日のhappyといい、「いいこと」続き。これって・・・・なにかある？そういえば、昨日一日かけて、ごみ袋１０数個分の持ち物を処分しました。物への執着（＝過去への執着）を断ち切って、さらにシンプルに身軽になったら、なんか気持ちが軽くなった気がします。お掃除ついでに、体もすっきりデトックスしようと昨日一日ファスティング（プチ断食）しました。あと、ことあるごとにTOKOさんの日記で紹介されていた言葉を心でつぶやいているから、その効果もでてきたのかな？『私は　すべてのことで　どんどんよくなっている』（バーバラ・バーガー　「なりたい自分に…」より） こう、なんというか、潜在意識へつぶやきかけることで、心にも体にも私を取り囲む状況にもいい『気』が循環しだしたのかな？だとしたらめっちゃ嬉しい。

  2006.02.27

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• 「根拠のない自信」について考えてみた

  私の自信には根拠がない。そのことについて考えてみたら。「根拠がない」ということ自体がある意味、自信という言葉の原点なのかも知れないと思い至った。自信とは。そもそも何もない底辺に直に「自分」がのっかっていて、そのありのまんまの『自分』を『信じる』ということなのだろう。でも、自分を信じるだけでは不安で心もとないから、人は基本の「自信」の上に色んな努力とか経験とか実績とか時には運とかまでも積み重ねて、自信の確定要素を増やし固めようと躍起になっているだけなのかもしれない。「自信」の基本の、底の底にある根拠は「今ここに自分が存在する」ということだけで十分なのだ。そう考えたら。私の自信が「根拠のない自信」だと思っている私は、ある意味とてもシンプルな考え方ができているのかも？たとえ何かが起こって、今もてるもの全て何もかも失っても。自分がここに存在する限り、これ以上崩れようがないからである。懸命に生きていれば、それだけで信じるに値する自分なのではないか。そう思う。だから私は大丈夫。な～んていいながらこれからも時々はきっと不安で泣いちゃうだろう（笑）それでもそんな時にでも、基本を見失わなければいいのだ。私は私。いまここを、懸命に生きている自分をそんな自分を愛しもう。そうすれば、根拠のない自信が再びこの体にみなぎって、明るい気分になれるはず。さあ、いざ！

  2005.12.12

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• 「幸せ」とかくれんぼ

  術後２週間ほどはやはり安静にしようと思うのもあって、そうすると、どうしても家の中だけの生活＝本を読んだりDVD見たりと、「静」の生活になる。それでも医大なんかで手術すると最低でも2週間は入院で、ずっとベッドの上に釘付けになるから、それに比べると天と地。家での「静」の生活はとても快適で自由だ。もともと家にいるのは好きなので、これはこれで楽しめるのでいいのだけど、抜糸・経過観察のための通院で久しぶりに外に出ると、空がまぶしい。頬をなでる風が心地よい。駅に向かう足取りは軽く、地を蹴って弾む。電車を待つ駅のホームで、冷たい空気を思いっきり吸い込んで、体の換気をすると細胞が喜んでいる気がする。あぁー幸せやなー。全抜糸が済んだので、久しぶりに祖母の家に行った。祖母やおじたちとみなで鍋を囲んだ。家族と医者以外の人に会うのは久しぶりで、人と話し、笑い、食べる、団欒の時間。言葉のキャッチボール。笑顔のキャッチボール。心地よい時間。心が温かくなった。あぁー幸せやなー。抜糸が済んで久しぶりの焼酎に舌鼓。こういう寒い日には梅干入れてお湯割りで。あぁー幸せやなー。いつもと変わらない、なんでもない日常の中にも、探せばたくさん隠れている幸せの瞬間。その気になればけっこう探せるもんだ。

  2005.11.21

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• 自信

  今の自分を認めたら、未来の自分を信じられる。そう思っています。山あり谷あり嵐あり、紆余曲折を経てこうして３０数年、生きてきている、乗り越えてきている。だからこの先もきっと乗り越えていける。今の私が私の自信。だからきっと今のあなたがあなたの自信。

  2005.11.12

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• 傷を負って生きることの意味。

  人の振り見てわが振りなおせという言葉があるけれど、誤解を恐れずに言えば、あくまでいい意味でだけれども「人の不幸をみて自分の幸せに感謝する」ことができれば、それでいいと思っている。相手を不幸だと決め付けたりするのではなく、相手に比べて自分は？と自分のおかれている状況を振り返って、「この人に比べたら私は幸せだわ」と思えて結果頑張れるのならそれでいいと・・・・自分の目に「かわいそう」に映るその人が、実際に不幸かどうかは別の次元の問題だと思うからだ。他人の目には不幸でも、本人はその不幸を乗り越えたその先の『真の幸せ』を感じているかもしれないし、不幸と引き換えに手に入れた何かで幸せを感じているかもしれない。だから、私は、もしこの世に私を見てかわいそうと思う人がいて、私に比べたら自分は「ましだな」と思えることで、頑張れる気になれたというならそれはそれでいいと思っている。もちろん、逆に、私を見て希望を感じる人がいるかもしれない・・・とも思う。同情であれ、希望であれ・・・私を通じて何かを感じ、明日を生きる力にかえてくれたなら・・・・そして私自身は、人の基準ではなく自分の基準で幸福な人生を謳歌していけばいいのだ。縁あって知り合えた誰かとの関わりの中でどちらかが優劣を感じるような関係ではなく、お互いがHappyｘhappyになれる関係。それこそが、私が「傷を負って生きる意味」であり、私の存在価値はそこにあるのではと思っている。その思いが、人生目標でもあるリハビリメイクを施術する『フェイシャルセラピスト』という仕事に繋がった。もっと辛い立場の人からしたら、ええかっこして、何を傲慢なといわれるかもしれないが、私は勝手にそう思っている。自分の生きる意味を見い出せず、生きることに苦しみ悶々としている人と向き合ったときに、その人の背中を「頑張れ」と押すのではなく、引っ張るのでもなく、「一緒に歩いていこうね」と手を差し伸べられるそんな自分になりたい。

  2005.10.15

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• 朝はまた来る～～～♪

  今日全抜糸が終わり、ようやくのお酒解禁。・・・なので、今日は芋焼酎「霧島」をロックでいただきながらこの日記を執筆します(~o~)ﾋ~~~ｯｸ昨日食べそびれたピザが食べれると、起き抜けからルンルンだったのに、ふと予定を思い出して手帳を見ると昼イチから〇〇医大での「フォトフェイシャル」の予定が・・・・・！2ヶ月に一度のフォト。これは逃せない。あー、ぎりぎり思いだしてよかった！時間がないのであわてて支度して家を出た。時間が中途半端なのでピザどころかお昼も食べられず、フォトフェイシャルのあとはそのまま京都へ直行して通院。途中ローソンで野菜ジュースを買って飲み、ランチ代わり。午後からの診察までにかなり時間があったけれど、先に診察券だけ放り込もうと早めに病院に入る。・・・と、病院で偶然お友達のＴ子さんに会った。彼女はやけど体験者の集まりで知り合った京都の方で、50台半ばの主婦の方。かなり重度の全身やけどである。去年のちょうど今頃、東京から来た数人の友達（これまたやけど体験者ばかり）と一緒に京都観光し、夜はこのＴ子さんのお宅に泊めていただいたことがある。その時、私の主治医がとても名医だということを話したのだが、その時は特に反応はなかった････が、その後この病院で診察を受け、以来もう何度も手術も受けているのだという。私の話がきっかけとなり、彼女が前向きに手術を受ける気になったというのが本当に嬉しかった。私との出会いで、彼女が一歩前に進めたのなら・・・詳しいことは聞いていないが、Ｔ子さんは１０数年前、自宅で自殺を図った。家族の留守中、部屋に目張りをしガス自殺を図ったのだが、何かのきっかけで引火。家は吹っ飛び、自殺は未遂に終わり、全身に大やけどを負った。外出していた家族はどれほど驚いたことだろう・・・・妻を、母を、自殺に追いやった原因は何だったんだろうかと毎日毎日、自分を責めただろうと思う。苦しんだだろうと思う。優しくて誠実そうなだんなさん。母思いの、素直でやさしいお嬢さんたち。自殺の理由ははっきりとは聞いてないが、「生きててよかった」と今そう話す彼女に、自殺の動機を聞く必要はない。それよりも、以前Ｔ子さんがつぶやいていた言葉を思い出す。「家族がね、また自殺しようとしないだろうかと、腫れ物を触るような緊張感があってね、なんか苦しい・・・」家族の心の底にあっただろう大きな不安も、こうして今Ｔ子さんが治療に前向きに取り組むことで、どれだけ安堵し、心から応援しているだろうことは想像に難くない。定年退職した旦那さんが、全面的に家事・炊事をしてくれて病院への送り迎えもしてくれているという。お嬢さんたちもよく手伝ってくれ協力してくれるのだと。ムチウチの人がするようなたいそうなコルセットを首にはめ「窮屈でよく眠れない」とぼやいていた彼女だったが「それでも手術のたびにきれいになっていくので、とても嬉しい！」と話すその表情はとても明るくて・・・Ｔ子さんの話を聞きながら、なんかちょっとうるうるきてしまった。家族の絆の素晴らしさもさることながら、命の大切さを改めて感じたのだ。今この瞬間にどれだけ辛いことがあったって、何もかも投げ出していっそ死んでしまいたいと思ったって、闇を越えたらきっと朝が来るんだと自分に言い聞かせて踏ん張らなきゃいけない。自分が死んだら悲しむ人がいることを忘れてはいけない。今どんなに苦しいことも、いつか振り返ったときに笑える時は来る。今が人生の底の底、どん底だと思っても後になって振り返ってみたら、「たいしたことはなかった」と思える、そんなことも人生にはたくさんあると思う。ふと、今朝SNSで見つけたMさんの素敵なコメントを思い出した。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝希望は闇から生まれる。夜があけて朝日が差すように。朝晩といいますが、本当の順序は晩朝。はじめに闇ありき、で、そこに光がさして朝ができます。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝真っ暗闇にいる時には、本当に朝が来るのか不安になるけど、『朝はまた来る』という事を、奇跡の生還者Ｔ子さんの穏やかな笑顔が物語っていた。

  2005.10.14

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• デミングの法則

  以前勤めていた会社の☆社長とは、退職して３年半以上たった今でも定期的に連絡を取り合っている。その☆社長にようやく治療がひと段落しそうだということ、この治療生活を通じて将来の夢を見つけたので治療が終われば、あとはその夢に向かってまっしぐらに進むつもりだというような内容のメールを送ったところ、こんな返事が来た。～～～～～～～～～～～～～～～～貴女のワクワクドキドキの鼓動がすぐ近くで聴こえてきそうなメール拝見しました。美々さんも迷い・不安・葛藤・挑戦・行動・調整・等々の悶々とした中で出口を見つけ新しい入り口の扉に手をかけた瞬間みたいやな。硬い話しでなんだが経営手法の基本であるデミングの理論（ｐｌａｎ－ｄｏ－ｃｈｅｃｋ－ｓｅｅ－ｐｌａｎ－－－－）と人の行動・考え方あい通じる気がします。あなたのplan-do-check-see-plan--俺自身にも本当にいい刺激になります。～～～～～～～～～～～～～～～～めっちゃ嬉しい。自分では一生懸命ただただ前に向かって歩んできただけなんだけどこういう風に表現していただくと、確かにそうかなーって思う。すごくおおざっぱな性格の割には、行動を起こす前にはとても慎重で、しっかりとプラン立てて綿密にシュミレーションしてからでないと動かないところ、あるんよねー。（ま、全てがそうというわけではないけど）石橋をたたきまくって端っこをちょっと割ってしまうくらい（笑）でも、いったん動き出したらけっこう打たれ強く忍耐強く粘り強い。客観的に大変な状況でも、気持ちはめっちゃ楽観的で「なるようになるやろーっ！」って思う。この繰り返し。これで間違ってなかったっておもっていいのかな。あとは、夢に向かって同じようなパターンで行けばいいと･･･！ところでそもそも『デミングの理論』ってなんなの？って気になったので、早速ネットで調べてみた。なんかとても難しかったけど、説明の一節にはっとした。==========================================================デミング博士の原則に、『成功の共通分母は、強く、心をかき立て、導き、啓発し、精神を高揚させる「目的」である。「目的」が明快に頭にセットされたならば、「目的」を意識してスタートするならば、その「目的」が全てを導く。「目的」が創造力を解放する。潜在意識を引き出し、記憶や内容を引き出す。そして、記憶からではなく「イマジネーション」をもとにして働くようになる。過去に縛り付けられ限定されることなく、将来何が可能かをかぎわける嗅覚・センスを獲得することができる』という原則がある。==========================================================ふと・・・・・昔参加した自己啓発セミナーで学んだことを思い出した。具体的に目標・目的を設定すればするべきことが見えてくる。意志さえあれば、方法は無限大。これはデミングの原則が基礎になっていたのかもしれないな・・・社長のおかげで記憶の隅に眠っていたいい言葉をひとつ思い出せた。感謝感謝。

  2005.09.29

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• 私がいつも明るく笑っていられる理由

  考えてみた。何でやろう。現実を見れば、悲観的になってもおかしくない状況なのに。何でこんなに能天気で明るく笑っていられるんやろう。多分「身軽」だから。体にはたくさんの贅肉がついてるけれど（笑）、メンタル面でのダイエットはうまくいってると思う。心に背負っている荷物が実に少ない。シンプル。会社を辞めて治療生活に入ると決めた時徹底的に身の回りを整理した。仕事だけでなく、持ち物も、人間関係も、惰性で続けていることも、余計な心配も。全てを見直しリセットして、30年以上かけてためこんだ贅肉をすっきり落とした。残ったものは本当に大切なもの。必要なもの。忙しく働いていた頃、常に「あれしなきゃ！これしなきゃ！」って思いながらも、ついつい先延ばしにしてできないまま積もり積もっていた「何か完了し切れていないもやもや」が今はほとんどないのだ。《そりゃあんた３年半もあればなんだって完了できるわねー！って自己ツッコミ（笑）》あれしなきゃ　→　すぐ実行。これしなきゃ　→　すぐ実行。治療優先のため、物理的にできないことはいまはそりゃ仕方ないさと割り切る。だから、ストレスフリー。将来したいことも、そのためにしなければいけないこともシンプルに絞りきれているから、迷いがあまりない。もちろん時々不安を感じるときもあるけど、だからといっていまさら失う物は何もないんよね。健康な体と健全な心。これさえあれば十分さー！はっはっはっ～＼(^o^)／あえて言うなら、今の私に足りないものは、スピード感。。。。かなのらりくらりのんびりまったりゆったりにっこり生きているから。でもそれも期間限定なのだ。バッテリーフル充電中。いつかまた最高の走りを見せてやるぜ！

  2005.09.19

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• 新・日本人への道のり

  先日の日記で、国籍問題にちょっと触れたので、今日はもう少し踏み込んで書いてみようと思う。今時には珍しく、うちは４人兄弟で、長女の私を筆頭に４人皆が韓国に逆留学し、韓国の大学を出た。・・・・というと、なんだか「韓国人」という民族意識・誇りをバリバリしょってるんじゃない？って思われるかもしれないが、実はそうでもない。留学体験を通じて、むしろ韓国人でもなく日本人でもない「在日韓国人」というひとつの「特殊な人種」であるという意識を強く持つようになった。逆に言えば、ハーフではないが、日本人でもあるし韓国人でもある。だから「あなた何人？」と聞かれたら、確信を持って言える答えは『関西人』であるということ。（笑）国籍問題に関しては、「紙の上でのことだから別にどっちでもいい」といいきれる、柔軟な考えを持っている。名前にしたって、いわゆる日本名を「これは通名＝仮の名だ～」なんて意識はまったくなくて、通名も本名（韓国名）もどっちも私には『本名』である。つまり、同じ重さだ。弟・妹とも配偶者は日本人だし、その子供たちもみな日本国籍。上の弟の家庭なんて、弟だけが韓国国籍で韓国名を名乗ってて、お嫁ちゃんと子供たちは日本国籍で、我が家の日本名（通名）を名乗っている。弟は帰化の必要性はないので今はそうしていない。仕事柄、国籍変更は問題ないけど、韓国名で通してしている以上(しかも職場が上海)今さら名前が日本名に変わるとややこしいだろう。下の弟は日本の会社で日本名で生活している。て、お嫁さんも日本人なので、いずれ帰化する予定だ。妹は先日の日記にも書いたとおり、結婚して先日すでに日本人に帰化し、晴れて「新・日本人」になった。親戚も1/3くらいは帰化している。私の家が特殊なのではなくて、おそらく今日本に住む多くの若い世代の在日韓国人は「帰化できるならした方がいいんじゃない？」って考えていると思う。日本に永住するなら日本国籍あるほうが合理的だ。だから、私は一度帰化しようと思って法務局に足を伸ばしていろいろ説明を聞いたことがある。結果、愕然として帰ってきた。や～～～～めた！日本人になるのってめっちゃ大変やん！そう。親と同居中の独身の人間が、「本人一人だけ」帰化しようと思ったら、それはそれは大変なのです。(まして家族ごと帰化しようと思ったら、もっっぉ～と大変）祖父母の代まで遡って、韓国から戸籍謄本を取り寄せないといけない。（祖父母の代の謄本って間違いが多くて、それら一つ一つの間違いを証明しながら訂正して行く作業だけでも大変。）過去３年間に住んでいた場所、職場、詳細提示（地図まで添付）。本人のみならず、同居の親族（親・兄弟）の財産証明、所得証明、源泉・納税証明、等々まで提出しないといけない。本人・家族に過去に犯罪歴や重い（免停・免取）交通違反歴などがあった場合は日本人不適格者として帰化不可になるケースがある。それ以外にも気の遠くなるほど多くの書類提出があって書類審査に、数度の面接もあって・・・・・あまりにも大変だから。日本人になるのはやめまちた。反対に、日本人と結婚した場合には簡単。全ての提出書類は基本的に「本人（と配偶者）の分だけ」でいい。あと、過去３年親から独立して一人暮らしをしていた場合もその間、正社員でちゃんと税金納めて、まっとうな社会人生活をしていれば提出書類は本人の分だけでいいの。（ただし、戸籍謄本は両親の代まで遡って必要）だから、私が帰化手続きをするとしたら・・・・今後、社会復帰後３年以上生活、安定した社会人生活を送り、駐車違反もスピード違反もおこさず、日本人にふさわしい人間としてお国にみなされたとき、または日本人と結婚した時。そうでない限り、帰化手続き進めるほどの暇な時間はないし、そうまでして日本国籍を得るメリット・デメリットもない。普通一般の外国人ではなくて、それ相応の理由の元に永住を前提として「特別永住権」を与えた在日外国人に対しては、手続きをもっと簡素化して処理してくれたらいいのにと思う。そうしたらかなりの数の在日韓国・朝鮮の人が帰化すると思う。だって、帰化しないのは民族意識が強いとか、日本人になりたくない！とかそういうことではなくて、単に手続きが複雑で難しいからという人が多いと思うな。国籍は国籍。民族意識とは別物。そういうスタンスが理想的。アメリカのように、アメリカで生まれたらアメリカ国籍を得られるけど、民族意識は尊重する（＝日系アメリカ人とかドイツ系アメリカ人とか中国系アメリカ人とかそういう）形をとれたらベストだろうなとは思う。昔の歴史上のことをどうこう言うつもりもないし、差別だ人権侵害だと、政治改革を訴えて運動を起こし続けている人達に対してどうこう意見を言うつもりもないし、今おかれている状況（外人登録を常時携帯しないと罪になるとか参政権がないとか国家公務員になれないとか）そんなことに対しても良い・悪いを論じるつもりはない。ここは日本だから、日本の決めたやり方にしたがって生きる。郷に入れば郷に従う。それでいいではないか。必要だと思えば帰化するし、必要ないからしない。それでいいではないか。私は私。着物を着たら足組んで座らないし、サリーを着たら太ってもいいし（笑）チマチョゴリを着たら胡坐かいて膝立ててご飯食べていいし、ターバンを巻いたら素手でカレーを食ってもいい（爆）日本語を話したら「ど～も」と頭を下げまくり、英語を話したらクリスチャンでもなくても「oh　my　god!」と叫び韓国語を話したら「激音」で唾をとばしまくる（笑）日本で暮らそうが、イタリアで住もうが、ハワイで遊学しようが、ブラジルで踊ろうが（笑）、所詮は同じ地球に暮らす運命共同体。人は死んだら魂に戻るけど、魂に国籍なんて存在しない。そこに、人がつける修飾語が何であろうと「私は私」で、本質は何も変わらない。

  2005.09.11

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• スピリチュアルな話題

  唐突ですが・・・・『あなたは神の存在を信じますか？』私は信じます。といっても、特定の宗教を信じているわけではなく、霊感があるわけではない。一般に「神様」とか「仏様」とか「GOD」とか「アラー」とか言われる、人智を越えた『宇宙の大きな力』が存在すると信じている。それを何と呼ぶかはわからないけれど、言いやすいので言葉の便宜上「神さま」といってるだけ。霊とか魂の存在も信じている。守護霊だとか、魂の存在、輪廻転生、因果応報の理、そういうことに思いをはせ、この世に生を受けたことに自分なりの意義を見出したいと思い、生かされてるという感謝の気持ちで日々過ごしている。霊の存在は、言ってみれば「電波」のようなものだと理解している。今この瞬間も、自分を様々な電波がとりまいていて、確実に存在するんだけど目には見えないからあるのかどうかわからない。でも、ラジオはチャンネルを合わせればちゃんと電波を受信する。目には見えないものが、ラジオと言う媒体を通じて存在が確認できる。ラジオが壊れてしまって、受信できなくなっても、電波そのものがなくなってしまったんじゃなくて、その電波の存在は見えなくなるだけで、別のラジオでは又同じ電波をキャッチできる。肉体と魂の関係も、これと同じなのだろうと理解している。普通、人間という肉体はたった一つの魂だけを受信できるラジオのような存在なのだろうと。。。。霊能者というのは、いろんなチャンネルを持つラジオ。肉体に宿ったメインの魂以外の魂の想念をキャッチできる人なのだろう。肉体は、永遠の魂の有限の仮住まい。だからもし自分にとって大切な誰かがこの世を去っても、宿す肉体を失っただけのその人の魂は、きっと自分の傍で、もしかしたら生きているとき以上に時空を超えて、自分の傍にいてくれるんじゃないかと言う気すらするのだ。自分が先に死んじゃったらきっと、そうするだろうから。。。。死ぬのが怖くないというほど悟ってるわけでも人生達観しているわけでもないけど、「死」が私と言う魂の終点じゃないと考えるようになって、死に対する恐怖は薄くなった。むしろ、むやみに命を絶つ自殺が怖い。悪業を産む生き方をするほうが怖い。生きている間のことは大体想像はつく。でも、死後のどんな世界に住むのかわからないから、怖がりの私は、いいところにいけるように、今をまっとうに生きたいと思うのだ。お金や物に執着して、貯金と言う目に見えるものを備えるのではなく（もちろん生きるためのお金・貯金も大切だけど）、心を磨くこと、正直であること、善行、人のためになる生き方、愛を与える生き方、優しい心、美しい優しい言葉、正しい行い。。。。なかなか難しいけど、そうありたいと目指す。与えられた環境（宿命）を受け入れ、その中でBestを尽くし、自分なりの人生を切り開いていく。そういった生き方を通じて、今をhappyに生きるのはもちろんのこと、徳の貯金を積んで、死んでからの「次のステージ」での人生に備えることもまた大切なことだと思っている。命ある今を、感謝して精一杯生きることは言うまでもない。・・・・って、言うのは簡単なんだけど、難しいんだなぁ～～～(^^ゞ

  2005.08.15

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• 私は自分が大好きです！

  ・・・・っていうか、せめて自分くらい、自分を好きになってあげなかったらどうするねん！って思うのです。自分が好きじゃない人、自分が嫌いな人って・・・・私が思うに、おそらくとても、自分に厳しい人なのかな？『理想の自分像』があって、今の自分がそれに届いていないと思うから、許せないとか、こんなはずじゃないとか思ってるのかな？？？って思うんですけど。。。どうなのでしょう。今出来てないこと、出来そうもないことに視点を向ければ確かに至らないことばかりの私ですが、過去に目を向けるとね、辛いときぃ～、悲しいときぃ～、苦しいときぃ～、歯を食いしばり、一生懸命頑張ったり、耐えたり、乗り越えたりしてきた「けなげな自分」がそこにいたわけです。人間関係で辛い思いをしたり、受験で苦しんだり、恋愛で悩んだり、友達と喧嘩したり、仕事で追い詰められたり、大切な人との別れだったり、親との確執だったり・・・・・人生の色んな場面を振り返ってみるとき、あんなときこんなとき、よう頑張ってきたな～。耐えてきたな～。。。。って、思うとね、ぎゅ～って・・・自分を抱きしめてあげたいくらいです。だから。３日坊主でいい加減なところも、自分に甘くて、だらだらするのが好きなところも、ええかっこしいで、気が強くて、食い意地が張ってるところも全部ふくめて、私は私を、今の私を、ありのまま好き。今のままでも十分、イケテル(^_-)-☆もちろん、世の中には、もっと頭のいい人、性格のいい人、きれいな人、成功している人、立派な人は、いっぱいいる。でも、そういう人と比べだしたら、キリがなくて、私の自己満足なんて吹けば飛ぶようなちっぽけなものに思えてきて、やる気が萎える。だから、私は私の基準でいいねん！私基準。その大前提のもと、「でも、ここをもうちょっとだけこうしたらああしたら、もっとよくなるよ～、もっと素敵になるよ～成長できるよ～！」って自分を叱咤激励し尻を叩いて、褒めて、そうしてさらに自分を磨いていこう・・・そう言う気持ちで日々過ごしています。～～～～～「そんな君がいい！」と言うセレブな独身男性がいらっしゃったら、私書箱にメッセージお願いしまぁ～～～～す(*^_^*)でわでわ～

  2005.07.15

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  つぶれた苺

  人生で、自分の身に起こることには、全て何かしらの意味があって、その体験に無駄なことは一つも無いと、成功者といわれる人達が書いた本にはよく書かれている。意味があるのかないのか、無駄なのかどうかと言うのは気持ちの持ち方一つで左右されるもんだと思うが、時に、自分の身に起こったことにどんな意味があるのかどう考え、どう意味を見いだせばいいのか、わからなくなるときがある。でも、結局はpositive　thinking。これに行き着くのだ。これが私の本質かもしれない。私は、幼少の時に全身にやけどを負って、今に至るのだが、悲しい思い、辛い思いはたくさんしたけれど、そればかりではもちろん無かった。一度私に会った人は、何年たっても絶対に私を覚えていてくれるし、別に誰でもやっている程度のそこそこの努力でも過大評価されて「こんなに大変なのに頑張っているのね～」とほめられるし（笑）、普通にしているだけでも「えらい」とか「強い」とか言ってもらえた。生来の傲慢で高慢ちきで、でしゃばりで目立ちたがりやの性格もやけどのおかげで、自制することが出来たし（笑）辛い苦しい思いをした分、見せかけのやさしさや、うわべだけの言葉に惑わされること無く、心の目で見ることの大切さを幼心にも学べたと思う。だから、やけどは私にとってはそんなにマイナス要素ではなかったのだ。・・・というか、プラスの部分が大きかったかもしれない。強がりではなくて、本心からそう思っている。そういうことを踏まえて、過去のことはもう全然乗り越えているという前提で今日はいっちょ失恋話を披露しようと思う。中学３年の時のこと。当時私は同じクラスの、野球部のM君という男の子が大好きだった。責任感が強く、仲間思いで、みんなに信頼されるタイプ。笑顔が素敵で、一見軽そうだけど、実は寡黙でシャイな子だった。私はテニス部で、グラウンドの隅にあるテニスコートから野球部の練習をいつも眺めながらM君のりりしいプレーにうっとりしていた。私が彼を好きなのは、クラブ友達もクラスの仲のいい女友達も皆知っていた。クラブを終えた部室で集まっては、コックリさんしてM君の気持ちを教えてくださいだとか、恋占いしたりとか、とにかく私はふつ～に恋する乙女だった。そんなある日。私は意を決して、そのM君に気持ちを打ち明けた。返って来たM君の答えは意外だった。意外と言うか・・・・どういっていいのか、彼の答えは私のその後の恋愛観を大きく変えた。＝＝＝＝＝＝彼の答えは「俺は、つぶれた苺はいらんねん」ちょっと位すっぱくても、形のいいのを選ぶ。いや、ちょっとくらい形は悪くてもな、つぶれてさえなかったらな、それがおいしいんやったら買ってもいいとおもう。でも、どんなにおいしい苺ですよといわれても、めっちゃおいしいのはわかっててもな・・・つぶれた苺は、よう買わんねん。それは俺の好みの問題や。味がどうとか、質の問題とか、そういうことではないねん。・・・・・たとえつぶれた苺でも、甘いほうがいい。食べたら一緒や。ジュースにしたらおんなじや。ジャムにしたらわからん。苺はうまいほうがいい。そういうやつを・・・・探してくれ。すまん。。。。。＝＝＝＝＝＝正直その時は、すごくショックでM君てなんてひどい人って思ったけど。よくよく考えてみると、彼は、私の気持ちに対してとても誠実に正直に答えてくれたのだと気付いた。私の思いに応えられないなら、ただ一言　「ごめん。俺はお前が好きじゃない」　　その一言でよかったはずだ。あえて、私のことを「どうこう」言うのではなく、苺と言うたとえで話してくれたことで、私は妙に納得できたのだ。だれだって、人には嫌われたくないだろうし、人を傷つけたくないだろうし、自分の嫌な部分をさらけ出したくないし言いたくないだろう。でも、彼は彼なりに・・・私が傷つかないようにと、配慮して言葉を選んで正直に自分の気持ちを言ってくれたのだ。それから卒業まで、Ｍ君はそれまでと同じように普通に１友達として私と接してくれた。その思いにはとても感謝している。私は、確かにつぶれた苺かもしれないけど・・・『たとえつぶれた苺でも、甘いほうがいい。食べたら一緒や。ジュースにしたらおんなじや。ジャムにしたらわからん。苺はうまいほうがいい。』そういってくれる人が、この世の中にはきっといるはず。そういう人にいつか巡り会えるはず。そう、思えるようになった。あれから２０ウン年が過ぎて、それなりに恋もして喜んではまた傷ついて、ときめいてはまた傷ついて、あたっては砕けてを繰り返してきた私。そんなこんなで、恋愛に関してはもうずいぶん長い間お休みモードである。お休みと言うか、もうかなり『氷河期』である。今でも八百屋で、傷みかけた苺をセールしている場に出くわすとついつい「ジャムにしよ！」ってたくさん買ってしまう。 私は、中身で勝負するから！ま、でも、この年にもなると、さすがに白馬に乗った王子様なんて期待はしていないけれどね。希望は捨ててない。なんたって「起き上がりこぼし」やもん、私！

  2005.07.09

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• 自分で幸せと思えること。それが幸せ。

  人は誰でも、人の幸不幸を思い図るとき、自分の尺度で見てしまいがち。目の見える人からすれば、目の見えないことは不幸で、五体満足な人からすれば、身体に障害を持つことは可哀想に写るだろう。貧乏に苦しむ人からすれば、お金のある人は幸せに見えるだろう。でも・・・絶対的な幸不幸は他人の価値観によって決まるものではなく、他人の目にどう映っていようと、もっと主観的なもの、当事者の心の持ち方にかかっていると思う。自分で自分が可哀想だと思っている人が、一番可哀想な人。自分で自分が不幸だと思っている人が、一番不幸な人。自分で自分がラッキーだと思っている人が、一番ラッキーな人。自分で自分が幸せだと思っている人が、一番幸せな人。そう思う。これに関して、今日実はちょっとタイムリーな体験をした。昨日夜、車上荒らしでカーナビを盗られたのを発見したので朝から警察に被害届けを出しに行ったのだ。術後間もないため、顔中テーピングなので、このくそ暑い中、顔にはマスク＆左手は指先から手首の下までギプス状態の私。調書を作る担当の警官が、マスクを取らない私を不思議そうに見ながら聞く。P　「お怪我されたんですか？」私　「ええ、まあ　(~_~;)」P　「女性なのに、かわいそうにね～。　　　マスクやギプスもね～。ただでさえ暑いのに大変やね～」～中略～～P　「お年は？」私　「３８です　（さ、さ、38ぃ～～～？[自分で口にしてちょっと驚く]）」P　「お仕事は？されてますか？」私　「いいえ・・・」P　「あぁ、主婦ですね？」私　「いいえ、まだ独身なんですよ～　(~_~;)」P　「あぁ、じゃあフリーターってやつですか？」私　「いいえ、無職、なんです」P　「そうですか～、いや、失礼しました！」私　「・・・・　（んっ、なんで謝るの？）」～略～～想像してみてください！30代後半で無職の独身女が、顔中に傷＆手にギプス姿で現われて、車上荒らしでカーナビを取られたといって被害届けの調書を取られている。話を聞くおまわりさんの憐憫のまなざし。客観的に見たら、どえらい可哀想な図でしょ？でも、当の本人と来たら、一仕事終えてるんるんで帰宅し母と妹に報告。「そのおまわりさんなー、最後に『気を落とさず頑張ってね』って玄関まで見送りに来てくれた上に、ドアまで開けてくれたんよ～。あたしのことめっちゃかわいそうに思って、同情してくれたんやろか～ええ人やな～。でも、誤解やけどな～！ははは～～～～～！」なんて、いいながら、上げ膳据え膳で蕎麦食べて、満腹で、「はあ～幸せっ！」　・・・てね。＝＝＝＝＝？？？？？？えっと、あたし今日は何を言いたかったんだっけ？あぁ、そうそう、幸せって何やろ？どうしたら手に入るんやろ？ってことの私なりの答え。自分にないものに目を向けて嘆くんじゃなく、今目の前にあるものに目を向ければ、幸せの種はけっこういっぱい転がっていて、それに気づきさえすれば案外簡単に幸せは手に入るということ。その幸せが、たとえ瞬間・瞬間であっても、点がつながって線になるように幸せな瞬間がつながって、幸せな人生の流れになるのだと信じたい。あっ、言い忘れたことが・・・・この法則に当てはまるのは、「まっとう」に生きている人。そう、だから・・・私のカーナビ盗んだ奴！お前は可哀想な奴や！どんなに自分でラッキーだ、幸せだって思っていても、人の不幸の上に積み上げた幸せなんて砂上の城。地獄に落ちろと願うまでもなく、いつか自滅する。あ～あ、可哀想に。

  2005.06.27

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• 『富は一生の宝、知は万代の宝』

  小学校の卒業の時に、担任の先生から贈られた言葉である。先生が受け持ちの生徒一人一人にあった言葉を選び、それを教頭先生（当時、日展の審査員もしていた、有名な書道家でもあった）が色紙に清書して下さって卒業祝いにと贈ってくださった。私の宝であり、座右の銘である。最近なにかと、この言葉の意味を、そして私にこれを選んでくださったその意味・心使いに思いをはせることが多くなった。当時の私の実家は地元でもかなり裕福な家だった。当時の泉州の紡績工場といえば、田舎から女学生が集団で出稼ぎに来るほど大きな工場を抱え、戦後の高度成長の波に乗っていた時で、父の工場には小学校から社会見学に来たりするほどだった。それで一目おかれていた部分もあってか、やけどのことで誰かにいじめられたりすることもなかったし、おかげでやけどで深く悩んだりすることはあまりなかった。（やけどの悩みはむしろ、もっと後、思春期に入ってから大きくなったかな・・・）そんな私に、先生はこの言葉を贈ってくれたのである。その時は正直なところ、意味がよくわからなかった。でも、その後の人生の中で、父の事業が倒産したり、２度までも自宅が火事になったり、とどめに阪神大震災と言う経験を経て、その言葉の意味をいやと言うほど味わうことになる。お金も、物も、失うときは一瞬である。残ったものは、家族や友達といった「人の絆」「記憶の中の思い出」そして親が与えてくれた環境＝私にとって最大の財産である教育・体験。これだけは・・・失うことはないんやな。。。。『富は一生の宝、知は万代の宝』年を重ねるにつれ、この言葉の意味の深さを感じる。あの時先生は、12歳の少女に対して、こんなにも深い言葉を贈ってくれたのだ。目に見えるものだけに惑わされず、羨ましがらず、囚われず。心を、知恵を磨け・・・・とそうすれば、何事にも動じない、揺るがない、真の幸福にたどり着けるし、それは受け継がれていくのだと。最近、テレビをつければ、やれお金持ち特集だの、セレブな奥様＆お嬢様の贅沢な生活ぶりばかりがクローズアップされて、「お金持ち＝成功者＝幸福」といった図式がマスコミによって意図的にあおられている感じがしてならない。お金は大切だ。ないよりあるほうがずっといい。ただ、自分の欲をむさぼるためだけにお金を使うのではなく、生きた使い方のできる「知恵」をもつことが大切なことのはず。ただ物欲に走るのではなく、自分の成長のために自分に投資したり、世の中のために「活かす」こと。そういったお金の使い方と知恵を磨く大切さを先生の色紙を見ながら痛感する今日この頃である。・・・・だけどでも、そんな私が今一番欲しいものはi-pod　miniである。物欲満々やん！

  2005.06.24

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• 時には泣き言・・・いいたくなるなる。

  時々とても不安でたまらなくなる。本当にこんなことしていていいんかな、私・・・って世の中には自分の意志とは関係なく病に倒れ、闘病生活を余儀なくされている人がいる。働きたくても身動きがとれず、働くどころか、余命わずかで、死を待つだけの人だっている。病気で動けないのならともかく、健康で、五体満足な体でありながら、治療に固執する私の生き方。人として、本当にこれでいいんだろうか・・・・３０年以上も願い続けた念願の治療生活。夢がやっと叶って、本当にうれしいのは正直な気持ちだ。長い人生のわずか３～４年。自分のためだけに生きてもいいんちゃうの？そう思ってきたし、これからもそう思いたいけど治療が長引けば長引くほど、私の中の喜びと苦悩の境界線が少しずつ移動していく。将来への不安・・・・助走が長すぎたら、体力尽きて、本レースで走れなくなるかも？ブランクが長くなればなるほど、社会人としての市場価値がどんどん下がって、再就職がますます難しくなってくしなぁ～・・・・どうせ傷が完全になくなることはないし、欲を出せばキリがないんやから、どっかで妥協せなあかんのかな・・・・あかんあかん。自虐的な言葉は言わないようにしよう。プラス思考でいよう。自分を信じよう。---自分にそう言い聞かせるけど・・・・でも、誰かに泣き言聞いて欲しくなる時あるんよね。私は・・・誰にも弱音を吐かないできた。悩みごとがあっても、人に相談すると言う習慣がない。親友にだってそうだ。でもだからといって、心を許していないわけではない。いや・・・・心・・・・許してないのかもしれない・・・かな？私は昔から、いろんな人に悩み事を打ち明けられ、相談されることが多かった。でも、実は私は、愚痴や堂々巡りの悩み事を絶えず口にする人が大の苦手だ。もちろん、悩み事は聞くし、相談にも乗るけれども、心のどこかで私はこういう風にはなりたくないな、一緒にいるとパワー吸い取られて疲れるなって、思ってしまう自分がいた。私が、同じように後ろ向きでうじうじ悩んでばかりの人間だったら、人は「一緒にいて楽しい」「この人と一緒にいたい」と思ってくれるだろうか？いいや・・・きっとうんざりするだろう。一緒にいたくないと思うだろう。だから、私はそういう風にしないようにしよう。そういう気持ちがあったのは否めない。心のどこかで、嫌われることを恐れている自分がいた。ただでさえ、やけどしている私が、自己卑下し、暗くウジウジしていたら、目もあてられないだろう。だからこそ、せめてキャラで「一緒にいたい、一緒にいて楽しい」と思ってもらえるような、笑顔いっぱいの、元気で前向きなパワーにあふれた自分でいよう。そう努めてきた。だから今の私のキャラは生まれつきと言うより、意識的に作ってきたキャラである。そして、気がついたらこれが『地』になってしまっていた。こんな生き方のせいで、私は人に相談できなくなった。泣き言も愚痴も言えなくなった。まあ、もともとあまり悩まない体質だったのは幸いだったかもしれない。そもそも私にとってはやけどが最大かつ最強の悩みだったのでそれに勝る悩みなどあるはずもなく、小さい悩みなど取るに足りない小さな悩みだったともいえる。自分の意志でどうにもできない「運命」みたいなもの～例えばやけどをおってしまったことや、在日韓国人として生まれたことなどは、現実をあるがまま『受け入れる』しかないということを身をもって学んだ。それ以外のこと、自分が変えていける可能性のあることは、前向きに、自分を信じ、ただひたすら努力すればよいだけだと思ってきた。自分の事は自分が一番よく知っている。どんなに悩んでも、答えは結局自分の中にあるのだ。自分の中にない答えは「本」の中に求める。実際に出会える以上の人達の体験・知恵が、私の進むべき道を照らし導いてくれるから。だから悩みを人に話す時は、もう自分の中で答えを出した後。相談ではなく「事後報告」でしかない。私はこう決めたから、だから見守っていてねと・・・・----それでも、ときどき、不安でたまらなくなる時がある。泣き言いいたい日も・・・ある。でもだからといって今更友達にはいいたくないのだ。そういう時ここはうってつけの場所。誰も直接私を知っている人がいないから。家族・友人・知人には見せない・見せられない素の自分、本音を、反応を気にせずにこうしてさらけ出せて、すっきりするのだから。ブログ様様である。

  2005.06.18

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• 見えない真実に思いを寄せる

  林真理子原作のドラマ「anego」けっこうリアルで生々しい展開が面白い。あるあるある～～～～～そういうことあるよ、うん。いつもテレビ見ながら共感することしきり。今日のテーマは罪と罰。いろいろ考えさせられたな～。人間関係が難しいなと思うのは、『誤解』をしたりされたりした時。そしてその対処～つまり、『誤解を解き・解かれる』ことじゃないかと思う。こんなとき言葉はもはや意志伝達の手段でもなんでもなくなってしまう。言葉が更なる誤解や怒りや憎しみやらを生みだしてしまうのだから、当事者としてはどうしたらいいの～って感じよね。沈黙を守れば更に誤解は深まり、時に卑怯だといわれ、誤解を解こうと躍起になれば、弁解はみっともないといわれ、自分を立てようとすると逆に相手を傷つけることになったり、真実と言うのは、目に見えることだけで判断はできないし、言葉に出来ないこともある。なのに目に見えるもの・言葉になったことだけで判断しようとしがちな人は多い。たいていのドラマでも「誤解」が伏線としてあるからその過程を皆が楽しめるんだけどね。ドラマなんかでは完全に全体を客観視できるから、「何でちゃんと相手の話も聞かずに勝手に決め付けるの～？」「あぁ～なんでここで気付かないの？」「どうしてちゃんと弁解しないの？」っていらいらする。（ちなみに母が好きな某韓国ドラマでは、ずっとこの「いらいら」の連続らしい）私はある経験から、何か・誰かを誤解するような出来事が起こったとき、すぐにどうこう判断しないで、一呼吸おいて「表に出てこない、見えない真実」に思いをよせることをことさら意識するようにしている。現実は算数のようにすぱっと答えが出ないから、結局本当のところはどうなのかわからずじまいということだってあるが、そういった中立な視野を持つことは人との衝突をかなり避けられるし、人間関係や仕事をスムーズに運ぶ考え方ではないかと思っている。昔上司に聞いた話なのだが、その上司はある風刺漫画について話してくれた。詳細はおぼえていないがこんな話だった。（途中『う○こ』連発でいやな思いをするかもしれませんから先に誤っときます。ごめんちゃい。）＝＝＝＝ある父親が橋を渡ろうとしていると、橋の下から助けを求める声がする。のぞいてみると、川で女性がおぼれている。よく見るとなんと自分の娘だ。父親はすぐさま川に飛び込んで娘を助けた・・・・いのはやまやまなのだが、実は父親はかなづちで全く泳げない。でも、周りに人はいない。自分が助けるしかない状況だ。だが、父親は飛び込むことをためらう。娘を助けるためなら自分の命は惜しくはない。だが、娘を思うあまり飛び込んだとしても１００％助けることは不可能だ。それならば、不可能なことに命を懸けるよりも、ここは他の方法～誰かの助けを呼ぶ事がより確実。そこで父親は助けを求めて走ろうとしたその時、向こうから一人の若者がやってきた。事情を話し彼に助けを請う父。すると若者は言う。若　「本当に助けて欲しいのか？」父　「お願いします！」若　「見ず知らずの私に命を懸けて娘を助けろというなら　　あんただってそれなりの誠意を見せろ。　　何でも俺の言うことを聞くか？」父　「何でも聞きます。だから助けてくださいっ！」若　「じゃあ、ここでう○こをしろ」父　「えっ？　・・・・　今、ここで？」若　「そうここで。　あんたがここでう○こをしたら　　　娘を助けてやろう！」父　「・・・・でも、今すぐになんて・・・・出ません」若　「なら、私だって今助けてあげることはできませんよ・・・・」　　　父　「・・・・　わ、わかりました」意を決した父親は、おもむろに橋の上でしゃがみこみうんうんとりきみはじめる。・・・と、なんと、火事場のバカ力なのかう○こが出はじめたのだ。父　「や、や、やりました～！　で、で、でました～」だが・・・顔を上げたそこには、若者の姿はもはや無かった。呆然とする父。そこにやってきたのはなんと警官。川でおぼれる女性の声を聞きながら、助けるでもなく橋の上でう○んしている男を見るなり怒鳴る。「人が必死に助けを求めているというのに。何をやっとるんだぁ～君はぁ～～～～！」「人が死ぬか生きるかって時に自分は平気な顔してNOGUSOか～～～？！」＝＝＝＝漫画のラストの１コマは・・・・誤解している警官と、う○こしながら呆然自失の父。そして今まさに生死の境にいるおぼれている娘の図。確かに、最後の状況だけ見れば、父の姿はサイテーだ。だが、そこに至るまでの父親の苦悩と葛藤を知れば誰も彼を責められない。。。。はずだが、たいてい、こういう時父親には弁解の余地は与えられない。これはもちろん漫画の話ではあるが、真理をついているなと思う。日常生活の様々なシーンで、似たような状況（もちろんウンチをしているという意味ではなくて、誤解されて当然のシチュエーション＆その裏に深い真実が存在すること）があるのではないかと思う。そういうとき、一呼吸おいて、相手の立場に立って考えて見れば、それまでの相手のことや状況を振り返って、真実が果たしてどこにあるのか思いをはせることはできると思う。そしてできれば、ちゃんと当事者に会って、話を聞くこと。客観的な視野を持って状況判断することを、心がければ仮にとんでもない問題であっても、あまりこじれることはないのではないか・・・・そう思う。そんなことを考えてたら、そうそう、今ちょうどいい例が世間を騒がせている。二子山親方がなくなってからの花田家の両兄弟の確執問題。一連の報道をテレビで見るたびに、やるせない思いになる。マスコミ通じてああだこうだと主張しあうんじゃなく当事者同士直接会って話ができないものか・・・・・何が真実かなんて、第三者は知る必要もない。所詮は人の家のことだ。マスコミの餌食となり、お茶の間のおばさんたちの暇つぶしネタにされ、サラリーマンたちの酒の席でのつまみ話にされるだけなのに・・・・それでも、それさえも、彼らなりの思いがあってのことだから自分で直接確認できない事態にいちいち反応して、ああだこうだと詮索するのもばかげたことだな～なんて思う。もう彼らをほうっておいてあげたらいいのに。。。。。そう思いながらも、ついついテレビのチャンネルを回す私。芸能ネタ。嫌いではない。とほほ。

  2005.06.15

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• 音の魔法～思い出インデックス

  久しぶりに菲王（フェイウォン）のCDを聞いている。彼女の声は透明感があってしなやかで本当に耳に心地よいのだが、何枚かあるアルバムの中でも今聞いているこのアルバムは、私の心を揺さぶる。これを聞くとたまらなく切なくて泣きたくなってしまう。音楽と言うのは不思議なもので、ある時期・特定の記憶と密接に結びついていて、その音を聞くと急に遠い記憶の中の情景やその時の感情が驚くほど鮮明によみがえってくることがある。私は自他共に認めるほどに「ちょいアルツ気味」で、過去に対する記憶力が乏しく、昔のことはほとんど何も覚えていないといってもいいほどだ。それこそ過去のことは「あれは夢だったのかも？」って思う位漠然としているのに、音楽と共に脳に刻まれた思い出の断片は、なぜかとても鮮明で自分でも驚くことがある。そう色とか風とか匂いまで覚えていたりする。香港でよく聞いていたこのCDを聞くと、これをよく聞いていた頃の色んなシーンが早送りのスライドショーのように頭の中を駆け巡る。楽しいこともいっぱいあったのに、私の中ではなぜか最大級の切なさがこみ上げる。泣きそうになりながらもそれをこらえて何度も何度も繰り返し聞いていると、そのうちに気持ちがすっと軽くなって最後には「明日も頑張ろう！」って、必ず思えるのだ。何でなのか・・・考えてみた。あのときの私は、とにかく必死でがむしゃらだったからだと思う。大変だったけど、情熱に満ち溢れていたし希望があった。だからがむしゃらに頑張って踏ん張れた。あの頃を思い出す時、切なくなるのはきっとそうして希望を持って頑張っていたその時の私の「けなげさ」のせいだろう。そしてちゃんと乗り越えてこれたという自信が、明日を頑張る力を生むんだろう。がむしゃらだったあのときの自分が今の私を支えてくれている。過去の私。ありがとね。今の私は、将来の私をちゃんと支えてあげられるだろうか。土台をちゃんと固めていけてるんだろうか。将来の私のためにも、今をしっかり生きようと思う。今の私を「思い出」に刻む曲と共に・・・・

  2005.06.09

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• 「夢」を確実に実現するために・・・

  昨日の夜、ふと耳に入ってきた、ある社長へのインタビュートーク。ワタミ（株）の渡邉美樹社長のお話。司会者には「心に描いた夢をすべて現実にしてきた男」と紹介されていた。１０歳の頃に社長になると決めたその時から、夢を現実にするために具体的に計画を立て、行動し、結果を手にしてきたという。渡邉社長は言った。「夢に日付を入れて具体的に行動すれば、その夢は必ず実現します。叶うんです」・・・と夢の実現日に日付を入れれば、後は今からその日までを日割りするだけ。そうすれば、いつの時点までにどうなっているべきか、何をするべきか、そのためには何が問題でそれをクリアにするには何が必要か・・・・そして、そのために今何をするべきか、その項目がすべて明確になる。そうしたら後は、日々、その項目を一つ一つこなしていくだけ。途中何が起こっても、障害があっても、失敗しても、夢の実現の日付は絶対に変えない。もし半分まで来たところで障害にぶつかって先に進めなくなったとしたら？そしたら、リセットして、戻ればいいんだ。で、今度は今までの倍の努力をする。でも、夢の日付は変えないんだから、当然、今までと同じ速さで行動していたんじゃ間に合わないから、今まで以上にピッチを上げる。そうしてそれこそ鼻血が出るくらいの必死の努力をしてでも、決めたことをひとつひとつこなしていけば、夢は必ず現実になっていく。その「努力」は、夢の実現と言うレースへのスタートラインに立つ資格だ。それをしない人は、レースに参加していないのだ。単なる観客者にすぎない。いつかこうなったらいいなといっているだけでは、夢は現実にならない。「いつ」と決める覚悟と、夢に向かってコミット（集中）することが必要。決意すらしないで、努力すらしないで、夢は叶うことはない。だが、夢に日付を入れる＝覚悟を決めて、具体的に必死で行動を起こせば必ず、必ず結果は出る。失敗は、失敗と思えば失敗。教訓だった、勉強になったと思えば、それは糧となり次に生きてくる。成功へ至る過程の個々の項目の結果をどう受け止めるかは、夢の実現の可能性に大きな影響を与える。そうか・・・・私は、私なりの方法で、夢をかなえようと、具体的に行動計画を立てている「つもり」だったけれど、まだツメが甘かったようだ。夢の実現日に日付を入れる。。。。か。うん確かに、夢が、急に生々しく感じられるな。せっかく具体的に計画を立てているつもりでも、そこに幅を持たせていたということは、どこかで逃げを作っていたんだ、私。初めから潜在意識のどっかで、失敗を予測しているということだな。このままでは、おそらく、実現できなかった時に、「やっぱり・・・」といってしまうのだろう・・・・自分にできるすべての力を出し切って、必死に努力したにもかかわらず失敗してしまったら「まさか・・・・！」となるはずだ。初めから、ダメだったときに言い訳を言えるだけの「隙」を作っているところが私の弱さなのだ。その弱点を柔軟さだと履き違えていただけ。旅行でも同じよね。「来年あたり・・・」とか、「秋頃にでも・・・」なんて思っていると結局いけなくなること多いのよね～。でも、「GWに！」とか、「○月○日から行く！」とか具体的に決めると、ちゃんといけるようになってたりするもんなんよね。もちろん、予定通りに事は進まないことがあって当然。だけど、それは外的な要因であって、内的要因＝潜在意識の段階では、そういう障害・マイナスイメージは一切排除して成功イメージだけを描いていくよう務めていこう！渡邉社長は言っていた。夢をかなえている自分をカラー映像でリアルにイメージできると。そうして現実に、ちゃんとそうなっていくんだと。ならば、私も、それを見習って、「将来の、なりたい自分になっている自分」を具体的にイメージしていこうと思う。渡邉社長の会社の経営目的のうちの１つは「会社の繁栄、社員の幸福、関連会社・取引業者の繁栄、新しき文化の創造、人類社会の発展、人類の幸福への貢献」という。時代を超えて飛躍し成長し続ける企業には共通するキーワードがあるようだ。「社会に必要とされ」「社会に貢献し」「人々に幸福をもたらす」事のできる企業。ならば、私の夢は必ず叶う。私の夢にはこれらの成功のキーワードがちゃんと存在している。フェイシャルセラピストという仕事は、私自身にも他人にも、この仕事にかかわる全ての人にも、喜びをもたらすから。やりがいと生きがいが共存できて、社会貢献できる仕事。そしてそこから生み出される幸福。この氏のお話のおかげで、また、さらにパワーを得た感じだ。とにかく素敵な方だった。筋の通った生き方・考え方の「男前」さ。しびれるな～。かっこいいな～。ワクワク感、オーラがびんびん伝わってくる熱いパワーを持った方だった。早速、氏の著書新たなる「挑戦」―夢をカタチにする時　を予約した。楽しみだな～。

  2005.04.23

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• モチベーションを維持するために

  会社を辞めてもうすぐ丸３年になる。明確な目的を持って退職し、退職後は長年の夢の実現に向け一歩一歩あせらず着実に行動し、日々を過ごしてきた。徐々にではあるが順々と成果を手にし、リハビリメイクと言う新たな目標も見つけた。後はどうそれを推し進め具現化するか、その「方法」の問題だ。そこに至るまでに欠かせないのは、諦めず投げださず、自分を信じ、高いモチベーションを維持すること。だけど、時々、何気ない日常の一瞬、ちょとした心の隙間に魔が差すように、「本当に大丈夫やろうか？」って不安がよぎる。いくら治療とはいえ、こんなふうに社会から隔絶された生活をしていて、私はちゃんと、社会復帰できるんだろうか？　以前は当たり前だったいわゆる「普通の」人間関係をまた築けるんだろうか・・・・って。人間なんだから、波があって当然なんだけれど、今どぼんと深みにはまったら、二度と抜け出せなくなるような気がする。それが怖い。私が潜在的にそういう恐れを抱いていることを、おそらく母は感じ取っているのだろう。何事にも前向きで物事に動じず超楽天的で豪快な母。その母の視点が、私の不安をひとつづつつぶしてくれる。日々母に救われ、教わっている。それでも、時折・・・めちゃくちゃ落ち込んで、何もかも投げ出して逃げ出したくなる。そういう時はゆっくり長風呂しながら、思いきり声を出してわ～ん、わ～んと泣いて泣いて泣きまくる。もうひたすら泣く。そして最後には「大丈夫、私はきっと大丈夫」と、自分で自分を励ます。そんな時も、実はある。いつもの私は、だからこそ、意識してモチベーションを高く高く維持しようと、日々のちょっとした幸福感やちょっとした達成感を、おそらく過剰なまでに自分の中で極め、それを心の糧にしている。この「ちょっとした」というのが実はミソ。どんな結果にも始まりはあって、結果に大きな差が出る原因は実はこの始まり後の『ちょっとした差』に他ならない。たとえどんなに小さくとも、ほんのちょっとでもベクトルが上を向いて、なおかつそれを継続させる事ができれば、その延長線は上に向かって伸びる。逆もまたしかり。だからこそ「絶対に目標を達成するんだ！」というモチベーションを維持する為には、日々の「ちょっとした」事に対して満足したり感動したり、喜んだりできる素直な感受性が不可欠だと思っている。難しいことは考えず、とにかく日々健康で生きていられることに感動しながら、幸せを感じながら生きていくことが、私のモチベーション維持の秘訣だ。倒れてもまた起き上がる。落ち込んでもまた復活する。今は泣いてもあとで笑えればいい。大切なのはあきらめないこと。自分を信じること。これは・・・・久しぶりに落ち込んだ今日の自分へのメッセージ。

  2005.04.10

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• 習い事・・・始まりは好奇心。

  先日友人に会った折に今までどんな習い事をしたことがあるかと聞かれてあれこれいくつか例を挙げて話したら、後日彼女のブログで私のことが「習い事フリーク」と書かれていた。ほっほ～。そういう言い方もあるのだね～(*^。^*)自分では、いっぱい習い事してきたことは「飽き性の証し」くらいに思っていたんだけどね。だって、習ったことが今もどれだけ身についたままで、日々の生活に生かされているかといえば・・・飽きたり自分にあわなかったりして、中途半端で投げ出してしまったものも多いので辞めるたびに「飽き性やな～私って・・・」とちょっとしょげたりもしてたくらいだから。それにしても、改めて考えてみると、私って子供の頃から本当に様々な習い事をしてきている。お金を払って習ったものだけでなく、独学で学んだものも含めるとかなりの数になると思う。確かなことは「飽き性」だと言うこと。だけど、これはいいように考えると、とても好奇心が旺盛ってことでもあるんよね。そして、もうひとつ確実にいえることは、どれもみな習っているその時・その瞬間は、うきうきしていたし、自分に無限の可能性を感じたりして、とにかく楽しくて仕方ない日々を過ごしていた。始まりはいつも好奇心から。「好き・嫌い」「あう・あわない」を行動の結果、取捨選択してきた。「好きなこと」は、「嫌いなこと」に支えられていて、「必要」は「無駄」に支えられている。そう思えば、色んな習い事をしてきたことは今にして思えば、今の私の価値観を形成するのに必要不可欠な要素だったわけだ。そこで自分史として、一度全部思い出して、ずら～っと書き出してみようと思う。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝お金を出して習ったもの＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝定番のピアノ、そろばん、お習字に始まり、バトミントン、和装着付け、茶道、華道、料理、英会話、陶芸、籐工芸、テニス、フランス語、スペイン語、ジャズダンス、チャング（韓国の民族太鼓）、タルチュム（韓国の伝統仮面舞踊）洋裁、水彩画、北京語、広東語、ゴルフ、サルサダンス、テコンドー、ボクササイズ、フラワーアレンジメント、スキューバーダイビング、早々に辞めたものも多いけれど、それでも体で覚えたものはけっこう忘れないものだ。若いうちに何でもかじっておいてよかったと思う。ゴルフやテニス、ダイビングなんかはこれからもへたなりに趣味としてずっと続けていこうと思っている。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝独学で学んだもの＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝編み物。。。。これはかなり極めた方で、創作の作品も評判がよく、頼まれて人に編んであげたりして、編み代もらっていいバイトになっていたほどだ。糸代だけでも２万円位のいい糸を使っていたので、２０年以上も前に編んだものでも、いまだに着ているセーターもけっこうある。洋裁・手芸も得意で、OL時代でも自分のスカートやパンツなんかも縫っていたし、今でも友人の子供にお洋服やパジャマなんかをよく縫ってはプレゼントしている。バッグや小物入れなんかもチョコチョコっと縫っちゃう。ケーキ作りにも一時はまった時期があって、それなりに極めていた。週末になるとシュークリームやクッキーなど大量に作っては、学校に持っていってクラス中に配ったりしていた。チーズケーキやフルーツパイなどもよく作ったな～。日曜大工も得意だ。マイ電動ドライバー、マイのこぎりだってもっている。今の家に越してきたときには、自分でリビングの壁紙を張替え、床にクッションフロアを敷き詰め、和室の障子も張替え、網戸も張替えた。要所・要所に棚を作ったりもした。興味のあるものはなんだってとりあえずやってみる。誘われればスキーもスノボもいくし、旅先ではスカイダイビングや、乗馬、ジェットスキーにハングライダー、バンジージャンプと、なんでもTRYしてきた。＝＝＝＝＝　現在＝＝＝＝＝●かづきのリハビリメイク受講継続中●中国語の2級合格を目指して日々こつこつ勉強中。=======＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝治療生活が終わったあとにしたいこと=======＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝●イタリア語を習いたい・・・・な。ナポリに行ってうまいパスタ死ぬほど食べたいから。●ダイビングのマスター資格を取りたい。●女性起業塾で学ぶこと。これからも、何にでもチャレンジし続ける好奇心と行動力とを持ち続けて生きたいと思う。

  2005.04.06

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• 乳と毒

  ネットを通じて知り合った人達がいる。お気に入りに登録してある「火傷の広場」で。火傷したもの同士集まれば、話題はやはり火傷のことがメインになってしまうんだけれど、「火傷をしている者同士」であってもその部位や受傷時期、受傷原因によって、火傷の受け止め方や、内に抱える問題、悩みの内容は千差万別で、その違いに、時にずいぶんと驚かされることがある。そういうやり取りの中で、「私とはずいぶん視点が違うな・・・・」と驚きにも似た微妙な「違和感」を感じたことがあった。もちろん多少の視点の違いはあるけれど、火傷を負って生きることの生き辛さや、やけど抜きに語れない「心ぐせ」など、大いに共感する部分はたくさんあって、じゃあ、どこでどうこんなにも物事のとらえ方が違ってくるんだろう？･･･って、すごくクールに分析してみたりした。同じように火傷をしていても、すでに精神的に火傷を克服している人やその過程の人、今まさに葛藤のど真ん中にいる人と様々だが、見ていると、受け止め方において、タイプが分かれているように思う。大きく分けると２種類。それについて、いい例があるのでここで紹介したいと思う。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「同じものを食べても、牛はそこから乳を作り出し、蛇は毒を作り出す」＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊その昔、何で読んだか聞いた話か、忘れたけれど・・・・つまりは、同じ体験をしても、それをばねにプラスのエネルギーを生み出す人もいればそこからマイナスのエネルギーを生み出す人もいると言うこと。どちらのエネルギーも、自分に内包するものだから自分にとっては血であり肉であり、自分を前に推し進めるパワーであることには変わりない。だからこの時点では、毒を作ろうが乳を作ろうが、それはひとつの個性ともいえるわけで、良いとか悪いとか言う問題にはならない。・・・けれどそのエネルギーがひとたび他に向けられたとき、その結果にはとても大きな差が出る。乳と毒　＝　プラスとマイナス。乳は他に栄養を、幸せを与える。与えるもののもとに人は集まり、輪ができる。与えられるものは喜び、その心には感謝が生まれるだろう。やがて乳の出ない日が訪れたとしても、両者の間に芽生えた絆や信頼が失せることはないだろう。毒は他を傷つけ苦しめ、時には死に至らしめる。毒を吐くものに人は距離をおき、やがて寄り付かなくなるだろう。毒を浴びせられたものの心には、憎しみや怒り、恨みが芽生えるだろう。毒を吐くのをやめない限り孤立し続けるだろうし、反省し毒を吐くのをやめても、信頼を回復するのはとても困難だろう。自分の身に起こった出来事を、自分の中でどう消化し、どちらのエネルギーを生み出すべきか・・・・鍵となるのは「どちらの結果を望むのか・・・」と言う気持ち。私が素敵だな～と思う人、友達になりたいなと思う人、こういう人になりたいな、尊敬できる人だな・・・と思う人は皆、一人の例外も無くプラスのエネルギーでもって自ら前に進み、そのプラスのエネルギーを人に「与える」人である。私もそうなりたい。どんなに辛いことがあっても、それを乗り越え、「今」を笑って生きる自分でありたい。思いやりと愛情あふれる人の輪の中に身をおきたいし、信頼と強い絆で繋がっていたい。切磋琢磨し、共に成長していける人間関係を築きたい。そうであれば、私はたとえどんな辛いこと苦しいことでも、それを乗り越え消化し、プラスのエネルギーに変えていかなくてはいけない。「こうありたい」「こう生きたい」という理想の形に近づくためにはどうしてもプラスのエネルギーを生み出す自分になる必要がある。つまり、プラス思考であるということ。私は人に「あなたはとても前向きだね」と言われることが多いけれど生まれつきプラス思考なのではない。意識して、努力して、時間をかけて、そういう自分を創って来たのだ。火傷をしたから、苦しいから、だからといって、毒を吐くことを回りが許し受け入れてくれるというものではない。「孤独にはなりたくない。幸せになりたい。だけど、蛇なんだから毒を作ってしまうのは仕方ないことで、悪気はないんだ。。。私の苦しみを誰かわかって！そばにいて！」では、通じないんだと思う。毒を吐かないように、努力はしてみたのか？毒を作らずにすむ方法は、本当に無いのか？自問する。そして行き着いたのは、「毒を乳に変えること」体質改善するということ。だから私は自ら望んで、プラス思考を信条としている。「孤独なんて平気！怒りや恨みをパワーにして、生きるんだ！」と思えるのなら、それはそれで、ひとつの個性だともいえるし、似通ったパワーが共鳴し近寄ってくることもあるかも知れないから、それを批判する気はないけれど、私は近づきたいとは思わないんだな。。。。やけどと言う共通体験があることで、たぶん一番理解し合える立場であるにもかかわらず、共感できる人と違和感を感じる人とがあるのはたぶんその差なんだと思う。どっちが正しいとか間違ってるとか、良いとか悪いとか、どっちが優れているとか劣っているとか、言うつもりはない。それはあくまで私の「好み」の問題で、私にとって「相性が合うか・合わないか」それだけのこと。

  2005.03.26

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• 救命の先にあるもの

  今日で、ドラマ「救命病棟24時」が終わった。中越地震後に放送を開始し、途中でスマトラ地震、最終回直前には福岡の地震が発生と、皮肉にもタイムリーなテーマを扱うことになったドラマだった。いろんな人が色んな気持ちで、自分に置き換えて考えることも多かったドラマではないかな・・・・・今日の最終回では、全身の８０％に火傷をおった男の子が描かれていた。ドラマでは、男の子は一命を取り留め、皆が安堵する。そこまでしか描かれていなかったけれど、私はその子のその後の人生を思って、複雑な思いだった。「その子」のと言うより、今この瞬間、日本のどこか、世界のどこかで火傷で生死の境をさまよって苦しんでいる誰か。。。。幸いにも一命を取り留められた誰か。。。。一命を取り留められることはなにより喜ぶべきだし、素晴らしいこと。だけど、救命の先の、その先にある現実。これから味わうであろう壮絶な治療の痛み・苦しみとたぶん一生背負うことになる苦悩やコンプレックス、あるいは後遺症を思うといたたまれない気持ちになる。今までなら、こういう風にテレビで火傷がテーマになると「火傷＝自分の苦しみ」という主観的な視点でしか考えられなかった私。だけど今回は、なぜだか、親や兄弟、身内の視点で見ながら考えることができた。私がやけどをおった当時５歳の私が、火傷で生死の境をさまよっていた何日もの間、親はただただ嘆き悲しみ絶望感に打ちひしがれながらも、私の命が助かることを必死で願い続けたんだろうな・・・・その時わずか２６歳だった若い母は、どれほど苦悩し自分を責めそれほど涙を流したことだろう・・・・なんとか一命はとりとめ安堵したものの、全身にひどい傷がのこってしまった私を、どんな思いで育ててきてくれたんだろう・・・・・こんな姉を、弟妹たちはどんな思いで見守ってきてくれたんだろう・・・・私たち親子を、両親の親（祖父母）や兄弟姉妹、その他の親戚たちはどんな思いで見守ってきてくれていたんだろう・・・・・たぶん私は、皆の希望だったんだと思う。いや、「絶対に」そうだったはず。皆の願いを一杯うけて生き残り皆の愛情に支えられて生きてきたのだ。色んな苦しみを、誰にも打ち明けずに、自分で乗り越えて生きてきたつもりだった。でも・・・・私が悩んでいたとき、私以上に心痛めていた人がいる。私が幸せを感じたとき、私以上にその幸せを喜んでくれていた人がいる。そう思ったら・・・この世に生き残った私がすべきことは、私が「生きる」ことを望み、喜んでくれた人に対して、精一杯生きている姿をちゃんと見てもらうこと。誰よりも幸せになって、自分の人生を楽しんで生きること。皆の願いで生かされたんだという感謝を、忘れずに生きること。また少し、明日を頑張る力がわいてきた。

  2005.03.22

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• 自分に喝入れしなあかん！

  フリーページの手術経過にコルセットの画像をアップしてみた。めっちゃ簡単な事なのに、なんにしろ初めてのことに対しては「ややこしいやろうな～」っていう先入観が先にたって、ま、いっか！と、今まで手をつけずにいたことだ。いざやろうとしたら・・・デジカメでとった画像を、そのまま使えると思ってたのに使えなくてオロオロ。画像サイズをソフトで縮小するのも初めてだったから、いやいや、骨が折れました。会社を辞めてから、PC触るのって、ネットサーフィンするかメールする時くらいだもんね。もうエクセルの数式とか表作成の仕方とか、すらっと思い出せないもん。アクセスやパワーポイントだって、もう以前みたいに使いこなせないだろうな。もう、ブランク３年。ちょっとあせりを感じてしまった。。。。＝＝＝＝＝＝＝＝なにせ、差し迫って必要性が無いことに対して、自分で自分のしりを叩くというのはけっこう辛い。だらだら、流れに任せて生きることに慣れていると「明日でいいか～」って、自分を甘やかしてしまいがち。誰からもせかされないし、誰にも迷惑かけない。楽は楽だけど、楽の先にあるのは堕落した自分？「だって、今治療生活なんだから・・・」なんていうのは自分を甘やかした言い訳。自分で自分に言い訳してる間に、社会での私の市場価値はどんどん下がっていく。自分に喝入れしなあかん。手術してきれいになることは、もはや私の終着点じゃあない。理想の未来を迎える通過点。未来のためにちゃんと準備して今を過ごさなかったら理想の未来は永遠にやってこない。未来のために、今やるべきことは何か。。。。よく考えて、具体的に行動していこう。

  2005.03.15

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• 私の生き方

  とても欲張りなのです。欲張りだから、ほしいもの・したいこと・なりたい自分、一杯あって。願うこと全部手に入れるために、どうしたら全部手に入れられるか・・・全部は無理でもどうしたら少しでも多く手に入れられるか・・・あれこれ方法を考えました。そして、ひとつの方法にたどり着きました。まずは欲しいものの中から、本当に必要なもの・欲しいものとそうでないものを取捨選択する作業。そういう作業の過程で、大体の「物欲」はリストから外れてしまいました。”これだけはどうしてもはずせない”というものを集め「欲しい順」で無く、「できる順」で優先順位を決めました。残ったものにはどれも近道なんて無く、計画を立ててこつことと行動していくという根性と努力の必要なことばかりでした。その結果綿密に計画を立てて、行動し、予想外のハプニングが起こった時は臨機応変に柔軟に計画を軌道修正しながら進んできているのでことによってはとても遠回りな道になっています。遠回りでしたが、それでも、確実に欲しいものを手に入れてきています。今手にできていなくてもあせる気持ちはありませんし人が羨ましいと思うこともありません。負け惜しみではありません。「もてない」のではなく、「（自分の選択で）まだ持ってない」だけなんだから。これでいいと思っています。これが私の生き方です。これからもこの方法でやっていくつもりです。今していることが一段落したら、次に欲しいものがあります。「欲しい『もの』」と言うより、「なりたい自分像」と言うべきでしょうか。欲望は進化しています。次に欲しいものそのために、見栄もプライドも捨てて、がむしゃらにがんばると、改めて決意を固くしました。自分から自分への決意表明です。

  2005.02.27

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• 縁こそ財産

  親友と再会。一緒に妹の子供の顔を見にいき、母も交えて一緒にお好み焼き焼いて食べて笑って大いに話した。この親友とは長い付き合いである。元職場への同期入社だったので、かれこれ13年になる。仕事しているときから、同僚と言う枠を超えて親友として付き合ってきた。結婚して２人の子持ちになってもなお、前向きで輝きを失わないなんとも魅力的な女性だ。職場結婚なので彼女の旦那もよく知っている。双方の親・兄弟姉妹・親戚達とも仲がよく、まさに家族ぐるみのお付き合い。この先も一生ずっと親友であると思う。本当にこの友に出会えてよかった。会社を辞めて社会的信用を失い収入もないないないづくしの私だけれどそれまでの私の経験と友達は私の財産。将来の夢一杯語り合った。視点はいつも未来へむいている。どきどき・わくわく！話していると、気持ちが希望で満ちてくる。この友とは、将来私が起業する時に、最強のパートナーとして、一緒に夢を追いかけて行こうと話している。夢って言うか・・・・それは、意志さえあればやればできることだから夢ではなく・・・「目標」やっぱ、やるっきゃないね。

  2005.02.23

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• 愛について・・・

  BBSに書き込みいただいた方の日記で「愛」について盛り上がってたので、私も「愛」について考えてみた。私が思う「愛」って・・・・「受け入れる」ということ・・・かな男女間の愛も、親子の愛も、友人や集団や組織や他人や物や動物に対する愛も、全てひっくるめて････愛することは受け入れること。愛されることは受け入れられること。そう思う。＝＝＝人間関係における「愛」自分の、心の器（うつわ）が小さければ、受けいれられる量はいつまでたっても少ないままでいくらたくさん受け入れたくてもあふれて流れてしまう。たくさん愛したければ、まず自分の心の器の大きさを広げる必要があるんじゃないかな。与えるだけの愛でいいのならば、自分の器だけ大きくすればいい。逆もまたしかり。「自分が愛しているほどには愛してもらえない」・・・んじゃなくて、その人なりには精一杯愛してくれているんだけど、いかんせんその人の心の器が小さくて、自分を受け止めきれていないだけなのかもしれない。相手の許容量以上に愛されたいのなら････相手の心の器が大きくなるように、自分から目一杯働きかける、その努力が必要なんじゃないかな。すれ違いは、たいてい心の器の大きさの差から生まれる。愛してないんじゃない、愛されてないんじゃない、自分が思っているよりも器が小さいだけ。・・・で、心の器ってどうやって広げるの？・・・っていうか、心の器ってそもそも何？ってことだけど、私の思う『心の器』って、「ちゃんと」幸せを感じられる感受性。『心の器の大きい人』って、その感受性の豊かな人。「ちゃんと」っていうのがみそなんよね。。。。幸せは誰かが与えてくれるものでも、どっかからやってくるものでもなくてもともと自分の中にあるもの。もともとあるものの中から、幸せを見い出していくということが「ちゃんと」幸せを感じられるってこと。心の器の大きい人とは自分に足りない何かに目を向けて嘆くのではなく自分のもつ何かに目を向けて、喜べる人。突き詰めていけば、生きているということだけで喜べる人、幸せを感じられる人だと思う。自分の心の器を大きくするには・・・心を澄まして、今目の前にある「幸せ」を感じながら生きる。その日々の積み重ねが、心の器を大きくし愛情豊かな人間性を育んでくれるのだと思います。もうひとつ。「相手の心の器が大きくなるようにするには、自分から目一杯働きかける、その努力が必要なんじゃないか」と言ったのは、それは、「相手を変える」努力と言うことでなくて、「自分を変える」努力をすると言うこと。幸せな気持ちって伝染するでしょ。幸せな人のそばにいると自分まで幸せな気になるよね。和み、癒されるよね。一緒にいたいと思うよね。だから、自分が「たくさん幸せを感じられる心の器の大きな人間」になればなるほど、相手もそれに反応し共感し伝染して、自然に一緒に成長できるんだと思うのです。幸せそうな人を見て、ひがんでしまう自分、ただ羨ましいだけの自分があるとしたら、それは自分の周りにある幸せに気づけていないってこと。そういう時は、心を澄ませて、先入観を取っ払って、今の自分を振り返ってみる。たくさんの人に支えられて、たくさんの愛情を受けて今の自分があるということに気づくはず。たくさんの愛を、受け入れる自分の心の器が小さかっただけだということに気づくはず。＝＝＝＝ﾑﾑﾑ・・・なんか、だらだら長くなってしまったのでこの辺で締めないとね・・・え～～～っと。私は欲張りだから、いっぱい・いっぱい・いっぱ～い愛されたい。だから、ちっちゃい・ちっちゃい・ちっちゃ～い心の器をもっと・もっと・も～っと大きくするために、日々修行の毎日でござる。ニンニン　(^_-)-☆

  2004.12.16

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• 人造美人は手術で作れるが、心美人は自分で作り出すしかない。

  顔にメスを入れまくっている私が整形に対してどうこう意見できる立場ではないかもしれないけど、あえて言うならみんなもっと自分を大事にしてほしいなと思う。「普通」ということが「当たり前である」ということに感謝してほしいと思う。生まれつきの奇形や病気や不慮の事故や怪我の後遺症などない、「普通の」顔・体なのだから、あるがままの自分をそのまま受け入れてもっと自分を好きになってほしい。マイナスに目をむけてばかりいないで、自分のいいところを磨いて伸ばして、もっと自分に自信をもってほしい。心の美しさを磨く努力をしてみてほしいなと思う。全く同じ状況下でも、考え方次第でマイナス（欠点）はプラス（長所）に変わる。整形は否定しないが、整形を決意する前に、もっとほかにできることがないか、よく・よく考えてほしい。一度整形してしまうと、さらにもっともっとと欲が膨らみ、後に引けなくなる可能性があるからだ。＝＝＝人から見てどんなにどん底でも、本人はけっこう平気で、それなりに幸せを感じ、喜びに満ちた生活を送っていたりする。私だって、今、手術三昧の生活で「だんだんきれいになってきている」と言ってはいるが、全く傷のない顔を基準＝０とするなら、現段階はプラスどころか、「０」にさえ達していないマイナス値だ。だけど、「今」よりはプラスになっていくその過程を喜び、明日へ希望をつなげて日々元気に生きている。韓国に、交通事故による全身やけどから奇跡的に生還したイ・チソンと言う女性がいる。事故前はそれはそれは美しい人だった。それがある日、事故に巻き込まれ全身にやけどを負ってしまい一命こそとりとめたものの、見る影もないほどに醜くなってしまった。でも彼女は、その生き地獄の最悪の状況から立派に立ち直り、事故後、自分の経験を本にして、韓国でベストセラーになった。（それは日本語にも翻訳され、日本のメディアでも取り上げられ話題になったので、知っている人もいると思うけど･･･）彼女はある意味、時代を切り開いたといえる。事故なんて人事でなく誰にでも起こりうることなんだと、傷を負って生きる人も、外見は多少人と違っても、中身は普通の人格を持つ一人の人間として、偏見を持たずに、接してほしいと言うことを、体を張って、『韓国』の世に訴えた第一人者だ。韓国は儒教思想の濃い国であり、一方で「犬も歩けば教会に当たる」というほど教会が多い。それほど宗教心の厚い国民であれば、もっと人の不幸にデリケートであるべきだろうに、宗教をかざして、心の傷にずかずか土足で入り込んでくる無神経な人が意外と多い。その無神経さと、傷を抱えて生きる人への差別が、当事者を引きこもらせ、社会からますます遠ざける。私は、彼女がもともと敬虔なクリスチャンだったからこそ、彼女自らがイエスへ祈り心の平静を取り戻し、苦難を乗り越えられたのだろうと思う。もし無宗教だったなら、周りの人間の無神経さの波の中で果たしてこの苦難を乗り越えられただろうか。話がそれてしまった。彼女の著書には、将来傷をおって生きている人の心をケアできるセラピストになりたいと言ったようなことが書かれてあった。彼女自身、やけどをおったことで、きっとそれまで感じたことのなかった韓国人の「無神経さ」を痛感したであろうことは想像に難くない。そしてそれを何とかしたいと思った、その方法のひとつが本の出版であり、カウンセラーになると言うビジョンも生まれたのだろうと思う。私も、韓国社会の外見重視の風潮を変える必要性を感じていたので、アクションを起こした彼女の勇気にいたく感銘したし、彼女の将来のビジョンにとても共感できた。。その後彼女のHPにも参加して、私の夢なども伝えた。今はNETでの交流だけだが、いつかきっと、彼女に直接会って色々話を聞き、夢を現実にするきっかけを探りたいと思う。私の目指すものと彼女の目指すもの。。。ベクトルは同じ方をむいている。なにか協力しあえることがきっとあると思う。

  2004.12.14

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• 言葉の魔力

  コツコツ努力すること、あきらめないこと、希望を持つこと・・・・昔から私はこのての話に弱い。私の「つぼ」にはまる。自分に一番欠けていることでだからこそ一番求めていることだからだと思う。夢はある。それを実現するために、本能がちゃんと自分に足りないものをかぎ分けてくれている。だから私は、私の「つぼ」にはまった言葉たちを、繰り返し自分に言い聞かせている。そうするうちに、言葉が私の中にじわじわ染み込んでいって、私の脳を洗脳し、潜在意識を支配して、なりたい私を創ってくれると信じている。それが言葉の魔力だと思う。素晴らしい言葉たちよ！はやく、はやく私の中に染み込んで行ってね～！自分で自分に言い聞かせなくても、勝手に体が、心が自然とそう動き、思えるようになれた時、私の夢は叶っているはず。言葉の魔力を信じよう。「夢は叶う」自分にいつも言い聞かせよう！そして、小さい歩幅でもいいから一歩一歩着実に前に進んでいこう！･･･ところで「魔力」って、こういう場合にも使ってもいいんかな?場違い？だったか。でもほかにいい言葉が今は思いつかない　(~_~;)　

  2004.12.12

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• 正負の法則

  以前テレビで、三輪明弘さんが言っていたことが妙に印象に残っている。人生には「正負の法則」というものがあって、それを受け入れて生きれば、人生というのはとても楽に生きられるというものだ。勘違いしてはいけないのは、楽に生きられるというのは決して「努力しないで楽に」という意味でなく心を開放し、「気持ちを楽に」という意味であるということ。「正負の法則」とは・・・・世の中は男と女。明と暗。陰と陽。。。。二つの相反するもので成り立っていて人生の終焉の時には全てがプラスマイナス０になるようになっているというもの。そういう原理を受け入れれば、自分と人とを比べて、馬鹿にしたり、羨んだり、驕ったり、惨めに思ったりすることなく、自分を信じあるがままを受け入れて、今この瞬間を精一杯生きられるということだと思う。今が最高と思っても、決して傲慢にならず、努力を怠らず、謙虚に生き、今が最低と思っても、腐らず、あきらめず、希望を持って乗り越えていく。三輪さんの言う「正負の法則」を私に当てはめるとしたら・・幼い頃からやけどのためにいっぱい辛い思いもしたけれど、先にマイナスを生きた分、これからはプラス・プラスで右肩上がりの人生になるはずなんよね～　！ああ～、だから私は今日も幸せだったんやわ～。･･･ということは、明日もきっとまた幸せな一日のはずね。そう思うと、明日が来るのが待ち遠しいなあ～　(*^_^*)

  2004.12.11

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• 人生を変えるには・・・・

  今日は年賀状を書き終えた。ちょっと早い気もするが、できるときにできることを先まわりしてしておかないといつ何が起こって、時間に追いかけられるハメになるやらわからない。時間の余裕は心の余裕。そう自分に言い聞かさないと、ついついぎりぎりまで動けない性質です。この日記だって、いつも日付の変わるぎりぎりの駆け込み更新ばかりだし。でも、ぎりぎりだろうとなんだろうと、一行でもいいから、とにかく毎日欠かさず必ず続ける。それが楽天日記を始めるにあたって自分に課したノルマなのです。継続は力なりだもんね。そういや、昔ある自己改革セミナーで聞いた言葉があります。～～～～～～～～～～人生を変えたければ、まず行動を変えなければいけない。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば、人生が変わる。～～～～～～～～～～ちっちゃな事から自分を変えていくことすらできなければ、人生という大きな流れは変えられないのだと言うこと。いつも肝に銘じています。今日はノルマ達成でほっと一安心！

  2004.12.09

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• 使い捨てばかりでほんとにいいのかな？

  弟に頼まれて、カメラを買いに行った。今主流のデジカメではなく、フイルムカメラ、しかもAPSフイルムではなく古いタイプのフイルムを使う旧型のカメラの方である。弟は今仕事で上海に住んでいるんだけど、お手伝いさんにお誕生日だかなにかでプレゼントするのだという。中国ではまだまだ旧型のカメラが主流。パソコンも持っていない人にデジカメをあげても意味がないし、APSフイルムでも現像するのに困るのだという。もちろん外人にとっては方法はいくらでもあるのだが、あげる相手は一般人。困るようなプレゼントはあげられない。そこで旧型カメラを買ってきてくれというのだ。どんなのでもいいから1万円くらいでといわれて、はいよ～～て感じで気軽に買いに行ったのに、何軒も回ったが地元ではどこにも売っていなかった。あきらめかけて駅前の写真屋さんに入ると、ショーケースの隅に埃こそかぶっていないが3点ほど置いてあった。が、値段が２万ほどするのであきらめた。とにかく今は全てデジカメ。今の日本ではもう旧型は需要がないのだろう。仕方ないな～、今度通院の時にでも日本橋に行くしかないな～ってあきらめて帰ってきた。なんかやるせない気がしたな。商売だから、需要がないからおいてない。当然なんだけどね。それにしても、日本人って大体からして、新しい物が好きだし、流行りの速度が速い。まだまだ使えるものでも「不用品」として処分され、リサイクルショップに持ち込まれたりオークションに出されたりして、『耐久品』をまるで『使い捨て』感覚で扱う、悪い癖がある。そして新しいものにどんどん取り替え、どんどんごみを増やしていく。都会に行くほど、豊かなほど、若い人ほど、使い捨て感覚は強い感じがする。値段が安いと、修理したり手入れするより、新しい物を買うほうが手軽で安いということもあるのかもしれないけど、物を大切にしない時代に、なんだかとても恐怖を感じてしまう。こんなんで、いいはずないよね。。。。。少なくとも、韓国や中国、ほかのアジア圏の国などは、私が見た限りでは、まだまだとても物を大切にしているように感じる。でも、今の世の中の流れでいけば、これらの国も、日本と同じ道をたどるんだろうな。それをひきとめられるものは、いったいなんなんだろう？そういえば、人間関係もなんか使い捨て感覚になってきているような感じ。。。。親友というものを持たないで、嫌いな人は切り捨て付き合わず、必要に応じて付き合いを使い分ける。アッシー君、メッシー君、貢ぐ君とかね。。。。。人との距離が測れなくて、人の気持ちを慮るという事ができなくて、自己主張ばかりが強くなり、すぐに切れて、ゲームのように人を傷つけ、気に入らないものは殺せ！みたいな。。。。。凶悪な事件があまりにも多くて、ニュースを見るのもうんざり。いったいどうしたらこの、危険な、破滅への道を方向転換できるんだろう？国家規模とか、そんなんじゃなくて、私という個人レベルでできることっていったい何なんだろう。。。。。。話が大きくなってしまったけれど、これって最近の良く考えるテーマ。あ～、なんか暗い雰囲気やなぁ～。あかんあかん。日記の内容は、明日へのパワーになるもの、楽しいもの、前向きなものにしようと思っていたのに、これじゃ読んで滅入るな　(~_~;)そうそう、だから！私に今できることは、身近な人を大切にし、愛すること。人とちゃんと向き合い、心を通じあわせること。気持ちをきちんと言葉で伝えること。命を大切にすること。物を大切にすること。感謝すること。それを、身近な子供たちに伝えること。つまり、人としての基本に立ち帰るということかな。さ～、明日も張り切って行こう～～～～　(^_-)-☆

  2004.12.04

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• 心の目で見てみようよ・・・

  私にはいろんなタイプの友人がいる。その中でもちょっと変わったタイプのK子。短大からの友人で、普段はほとんど音信不通なんだけど恋愛で困った時や行き詰った時、悩みがある時に限ってそれが解決するまで連日怒涛のごとくメールが来る。今日のお題は『結婚問題』つい先日から、以前グランドホステスをしていた頃の友人に紹介されたお金持ちの歯医者さんと付き合っているのだが、その彼と結婚するかどうか悩んでいるというのだ。彼女いわく「性格は優しいけど、なにせ身長が超低いし超ブサイク。今はいいけど、将来いじめてしまうんじゃないかと心配」と、真剣に悩んでいるんだと。。。。。。でも、これだけでは事の核心が抜けているので、返事に困る。「彼女の中に相手を好きという気持ちがあるのかどうか」が不明なのだ。嫌いじゃないからというのは結婚を決める理由にするには悲しすぎる。お金や、学歴や、外見といった条件面が好き嫌いより優位にくるのがとても変に思えてならない。結婚ってそんな打算だけで成り立つものではないと思うのだ。もちろん好きという気持ちがあるから付き合っているのだろうけど、悩む理由が『背が低くてブサイクだから』なんて、そんなのお金があってやさしくて、背が高くて男前ならこんな年まで女たちがほうっておくわけがないじゃないか～。ゲイでもない限り独身でいるわけないじゃん！彼女は昔から「美」に対する欲がとても強かった。老化を恐れ、ジム通いにもせいを出し、エステには半端じゃないくらいお金をかけているし、実際かける価値のある美貌・スタイルの持ち主だ。だが、人を形容するときよく「あのぶす」だの、「あのブサイク」だの、「変な顔したくせして・・・」などと口が悪いことこの上ない。その口の悪さが彼女の品位を損ねていることを指摘しても全く気にしない。「だって事実なんだもん」。。。。。そういってけらけら笑う。彼女は言う。「顔がよいひとは、たいていは性格もいいのよ。自分を愛せるから人にもやさしいの。顔の悪い人はコンプレックスから、ひがんでゆがんでる人が多いの。自分を愛せないから飾りを一杯まとって自分をごまかすのよ。」「本当の金持ちは質素でお金を大事にするけど、貧乏人からの成金はお金に卑しいくせに、見栄っぱりで見分不相応な贅沢をするのと同じよ。」そんないやみでおばかな彼女だが、私はなぜか切り捨てられない。男運が悪いのだ。私に言わせれば、外見でしか相手を見ていないから、当たり前の結果なんだけど。彼女なりに独自の確立した価値観を持っていて、それはそれで面白い。ちょっと意地悪な考えかもしれないが、そんな彼女がどういう人生を歩むのかとても興味がある。だから、昔は振り回されたけれど今は距離を置いて、彼女が男にあまりにもひどい仕打ちをしないようにだけ、時々適度に喝を入れながら見守っている。で、今回の私の彼女への返事は。。。。ある程度の年齢になってくると、生き方が顔に出るもの。いつもニコニコ笑顔を絶やさない人には笑い皺が刻まれ、怒ったり険しい表情ばかりしてると深く刻まれる眉間の皺。ぼ～と生きている人と、日々を緊張して生きている人とでは顔つきが違う。一生懸命生きている人、夢を持って生きている人は目だってきらきら輝いている。生き方がその人の顔に刻まれる。品とか教養とか、性格とか。。。。。私ならそういう視点で相手を見るけどな。単に外見の良し悪しを見るんじゃなく、心の目で相手を見てみようよ。その人のなにが見える？どこが好き？結婚は妥協という人もいるけど、ある意味そうだと思うんだ。（結婚していない私がいっても説得力ないかもしれないけど）・・・・・というのも、ものは考えようで、妥協ってのは「お互い様」ということでもあると思うのよ。自分が完璧な人間でないという前提で謙虚に考えたら「お互い様」の部分がきっとあるはず。あなたは美人でスタイルも良くて頭も良い素敵なキャリアウーマンだけど、主婦として、妻として、嫁として、全てに完璧な女になれると自信を持っていえる？相手はその辺をどう見ているだろうか？もし完璧でないと心当たりがあるとしたら、相手はあなたに対して外見以外のところで妥協しているって事よね。つまりはお互い様。そういう謙虚な気持ちで思いやりあえたら「いじめる」なんて発想はできないだろうし、相手がどれほど自分を受け入れてくれているか相手の立場に立って自分を客観的に見てみたら？相手の懐の大きさも測れるんじゃないかな？妥協もね、愛情あっての妥協と、打算的な妥協とでは後で天と地ほどの差が出ると思うよ。後悔しない決断をしてください。

  2004.12.02

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• 中国語検定試験　・　準２級　　受験

  大阪会場は関大。中検のある日はいつもマンション管理士資格試験とかTOEICなど、他の資格試験もあるようで、秋晴れの日曜、関大に向かう人の波には老若男女が入り混じっていた。こういう試験のたびに痛感するのは、世の中には何かしらの目標を持って日々努力している人が本当にたくさんいるということだ。試験に来ている人たちは、決して暇だから勉強しているのではないはず。むしろ忙しい時間をやりくりして、勉強する時間を作り、何かを目指しているんだと思う。目的は人それぞれだろう。学校の第二外国語で受験を定められている人もいるだろう、今より更に自分を高め成長したい人、目標を達成するための手段だという人もいるだろう。いずれにせよ、今日同じ空間に集まった多くの人の中で、私は確実に刺激を受けた。こういう刺激は定期的に受けないと、忘れてしまう。成功している人、頭のいい人、お金持ちな人。。。。あ～羨ましいなと思う人が周りにいたとしても、その結果や表面だけをみて羨ましがったりしてはいけないんだ。そういう人はきっと必ず人知れず努力したり、研究したり、時間を惜しんで学んでいるはずなのだ。忙しいからとか時間がないからお金がないから才能がないからって言ってる人はきっとずっと何もできないままなんだ。時間もお金も才能も、皆初めからあるんじゃなくて工夫して作り出したものなんだ、きっと。そんな人がこの世にはうようよいるというのに、努力も工夫もしない私になにができるだろう！そう自分に言い聞かせ、また明日から頑張ろれる。「もうやめよっかな～」　「駄目～無理～」　「あかん、もう覚えられへん～～～～」ってついつい弱気になって投げ出してしまいたくなる自分に喝を入れることができる。。。。。で、試験の結果。う～ん、今回はちょっと駄目かもしれない。自信はないな。。。。。さあ、気持ちを切り替えて、次回頑張ろう！

  2004.11.28

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